小さめの家具をプラスしてお部屋に小さなアジアンリゾートを演出

お部屋をなるべく開放的に見せるために、余計な家具やものをなるべく置きたくないと考えている方も多いのではないでしょうか。しかし、あまりにもそれらを徹底してしまうと使い勝手が悪く、逆に殺風景で落ち着かない空間になってしまいます。そんな時ちょっとしたスペースに小さめの家具をプラスすると、狭い印象を与えることなく、お部屋全体のバランスや暮らしやすさを整えることができます。

ここからは小さい家具を使ってアジアンテイストを加える方法を、お部屋別にご紹介します。まずは家のメインとも言えるリビングダイニング。おすすめ商品やそれを使ったコーディネートとあわせて解説しますので、ぜひお部屋づくりの参考にしてみてください。

コの字型のテーブルはソファのアームに差し込むことができ、天板が近くなることでより使いやすく、限られたスペースでも省スペースに使えるのも魅力。

オリエンタルな雰囲気を醸し出す格子デザインと、軽量でコンパクトだからこその使い勝手の良さが魅力です。

無垢材ならではの大胆な木目が美しいサイドテーブルは、天板の高さを10段階に調節できるなど機能性も兼ね備えています。

スツールにもなる実用的なサイドテーブルは、シンプルな分、自然素材を使用した美しい編み込みが目を引きます。

a.flatのコンソール・テーブルはダイナミックな木目が特徴的なインダカの無垢材と、流れるようなスタイリッシュなデザインがアジアンらしいオリエンタルな雰囲気を演出します。奥行きが38㎝と浅く、実は住宅にも取り入れやすいサイズ感も魅力となっています。

空間をしっかり仕切りながらも、心地良い風が通り抜けるようなデザインが魅力。繊細な縦ラインによって抜け感を作り、開放感を意識しました。2つの高さをご用意しているため、お好みの組み合わせで空間を自由に間仕切ることもできます。

アジアンらしいルーバーデザインが施されたキッチンワゴンは、料理を運ぶだけではなく小さめの収納家具としてもお使い頂けます。キャスター付きで移動がしやすい分、シーンによっていろいろな使い方ができます。

無機質になりがちなキッチン周りにアジアンの要素を加えるなら、カウンターチェアがおすすめ。美しいシルエットと素材感による、まるでオブジェのような佇まいが魅力です。

ラタン・ドロワーはどこにでも置ける手軽さだけでなく十分な収納力もあり、ブランケットや雑誌など散らかりやすいものを片付けるための籠として使うこともできます。

シェードの繊細なスリットが魅力的なアジアンテイストのフロアーランプ。リビングの片隅に設置するこで、空間のイメージを一変させます。

ここからはベッドルームを彩る小さめ家具とコーディネートをご紹介します。寝室はリビングダイニングに比べて狭い空間のため、小さめでも存在感のある家具を選ぶことで、お部屋全体の雰囲気をがらっと変えることもできます。

ベッド脇のミニテーブルはホテルの客室には欠かせないアイテム。自宅にも取り入れることで、簡単にホテル風のコーディネートが叶います。

美しいデザインとコンパクトなサイズ感が嬉しい小ぶりなドレッサー。見た目以上の大容量収納や高い機能性も兼ね備えており、優雅なベッドルームを演出してくれます。

ホテルライクな寝室を演出したい時は、ベッドの脚元にベンチを置くのもおすすめ。ベッドリネンとのカラーコーディネートで、非日常感のある寝室を楽しめます。

オブジェのようなデザインのコートハンガーは、置いてあるだけでもお部屋のアクセントになります。必要なものをさっと手に取れるので、1台あると便利なアイテムです。

鏡面とのバランスや無垢材の素材感などにこだわった木製フレームが魅力のスタンドミラー。実用的なアイテムだからこそデザイン性が高いものを選び、お部屋に溶け込ませることがポイントです。

ベッドの脇にテーブルランプを置くだけで、自宅の寝室をリゾートホテルのように設えることができます。ジュート素材のシェードから漏れる光が、室内を優しく包み込みます。

間接照明を取り入れると、ムードのあるリラックス空間に仕上がります。天然木ブナ材の突板を組み合わせて作られた独創的なデザインで、見る角度によって全く違った表情を見せてくれます。

集合住宅のベランダやバルコニーはそのままの状態だと殺風景になりがちで、使い方が分からずスペースを持て余しているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。折角の景色を楽しむためにも、バルコニーにチェアなど小さめの屋外用家具を置いて、アジアンリゾートのような安らぎのスペースを作りましょう。

丸みを帯びたやさしいフォルムとスタッキング性が魅力で、狭いスペースにも置きやすいサイズ感が特徴。耐久性と快適な座り心地、デザイン性を兼ね備えた全天候型の屋外用チェアです。

サイドテーブルやスツールとしても使用できる使い勝手の良さが特長。小振りで重さ2.4kgと軽いため、簡単に移動することができます。

貝のような美しい曲線を描く、リゾート感あふれる佇まいが魅力のチェア。存在感のあるフォルムで、1脚置いただけでもリゾートのようなゆったりとした空気に包まれます。

9畳のリビングダイニングを、アジアンらしい温もりある家具を中心にコーディネート。圧迫感を出さないよう、配置やサイズ感に気を付けながら小さめの家具を上手に点在させています。空間全体に統一感が生まれたことにより、狭くても非日常的で開放感のあるイメージに仕上がりました。

都会を一望できる14畳のリビングダイニング。高級感のあるアジアンテイストをテーマに、素材やカラーで統一感を出すよう意識してコーディネート。さり気なく置いた小さめ家具がほどよいアクセントとなり、お部屋に色どりを添えています。お部屋の中から見える外の景色にもこだわり、屋外用のテーブルセットも取り入れました。

赤紫のカラーコーディネートによって異国情緒な雰囲気が漂うベッドルーム。6畳とコンパクトな間取りながらも、機能的で便利な小さめ家具をセレクトして、ゆったりとくつろげる空間に仕上げています。

アジアン風の家具とパープルのファブリックアイテムで、一見書斎には見えないようなラグジュアリーな雰囲気に仕上げた実例。4.5畳と狭い空間のため、全ての家具を小さめサイズで統一。それにより圧迫感を感じさせず、居心地の良い空間に仕上がりました。