日用品や生活雑貨などと比較して、購入する頻度が低い大型家具。配送や搬入など受け取りまでの事前準備で、心配点・不明点が多いのではないでしょうか。このコラムでは、お気に入りの大型家具を安心して受け取れるように、配送・搬入の確認ポイントやa.flatの配送サービスについて紹介します。
快適・安心の配送サービスを選ぶコツ
大型家具をお選びの際は、安心して配送・搬入してもらえるサービスを事前に確認しましょう。搬入経路の確認から家具の設置まで、便利な配送オプションがある場合は上手に活用するのがおすすめです。どのような配送サービスがあるのか、下記の特集からご覧ください。
安心して大型家具の配送・搬入ができるa.flatの配送サービス
a.flatの大型家具配送は注文からお届け、自宅内への搬入設置までスムーズに家具をお渡しできるように、配送関連のサービスを充実させている点が魅力。気に入って注文した大型家具を安心して受け取ることができるよう、配送・搬入サービスでお客様をサポートします。
専門の配送業者がご自宅の設置場所まで安全にお届け
a.flatでは大型家具の配送をプロの家財家具宅急便業者に依頼しています。大きくて重たい家具を自宅の設置場所まで安全にお届けすることは、慣れていなければ大変な作業です。プロの配送業者によるスムーズな受け渡しで、満足度の高い配送サービスを実現しています。
配送・搬入から組み立て、梱包材の回収まで安心のサービス
大型家具を専門とする配送業者は、配送から搬入、家具の開梱組み立て設置、梱包材の回収までの全てを承っています。利用者は搬入日当日の立ち合いは必要になりますが作業負担はなく、配置したい場所をお伝えするだけで大丈夫です。
失敗しない大型家具の搬入 「購入前に確認したい5つのポイント」
大型家具を購入する際は、必ず設置場所までの搬入経路を事前に確認しましょう。検討中の家具が、無事自宅の設置スペースまで搬入できるのか、確認が必要なポイントは5つに分けることができます。こちらの章では、その5つのポイントをそれぞれ具体的に紹介していきます。
大事なのは商品サイズと搬入経路の確認
大型家具を設置する際に重要なのは、「商品サイズ」と「搬入経路」。この2つを照らし合わせて、無事に搬入できるかを確かめる必要があります。具体的にどのくらいスペースがあればいいのか、事前に知っておくことで、搬入に関する不安点を少なからず解消することができます。
搬入不可になりやすいアイテム
1.商品サイズと最大梱包サイズ
家具のサイズは大きく分けて「商品サイズ」と「最大梱包サイズ」の2つ。前者は搬入後のレイアウトで指標になるサイズ、後者が搬入時に確認しておきたいサイズとなるため、搬入する際は「最大梱包サイズ」が重要になります。
家具のレイアウト時に大事な「商品サイズ」
部屋のスペースに対して、家具のサイズが丁度良いかや、部屋の間取りに対して、家具のレイアウトをどうすべきかなどを決める際に目安になる商品サイズ。商品そのもののサイズを表します。つまり、組み立て式家具は、組み立て後の完成したサイズが商品サイズとなります。
搬入時に大事な「商品の最大梱包サイズ」
商品サイズに対して、搬入時に重要な「商品の最大梱包サイズ」。組み立て式家具の場合は、最も大きい家具のパーツの梱包サイズが最大梱包サイズとなります。つまり、パーツが分かれて梱包されている組み立て式家具の方が、搬入はしやすくなります。
「商品サイズ」と「商品の最大梱包サイズ」の違い
■商品サイズ
商品サイズは家具を組み立てた後の、完成品のサイズを指す。搬入がしにくいソファやベッドなどの大型家具は、組み立て式のものが多くあります。
■最大梱包サイズ
最大梱包サイズは家具を組み立てる前の、最も大きいパーツの梱包サイズを指す。商品サイズが搬入不可でも、パーツが入可能であれば問題ない。
「完成品」と「組立品」の違い
■完成品
完成品とはパーツを組み立てる必要がなく、使用できる状態でお届けになる家具のこと。組立品のように分解することはできません。
■組立品
組立品とは、構成するパーツを分解することができる家具。家具が自宅に入るか心配な時は、搬入のしやすい組立品がおすすめです。
組立品は搬入しやすいが事前確認は必須
大型家具の搬入についての事前確認は、特に戸建て2階以上や狭小のマンション、アパートなどは注意が必要。搬入の際に階段や狭い通路を通る必要がある場合は、搬入物のサイズが小さくても形次第では搬入不可の可能性があるため、不安に感じる際は必ず事前確認を行いましょう。
2.エレベーターのサイズ
家具の最大梱包サイズがわかったら、つぎは搬入経路の確認を行いましょう。自宅内の家具設置場所までの搬入経路にはいくつか確認すべきポイントがありますが、そのひとつがエレベーターのサイズ。エレベーターと家具のサイズを照らし合わせて、無事に運び入れることができるかをチェックしましょう。
エレベーターの扉・内部サイズを確認する
エレベーターのサイズ確認では、扉と内部サイズの2か所を確認するようにしましょう。まず、搬入したい梱包サイズに対してエレベーターの扉のサイズが大きいかを確認。あとは、内部サイズの天井や奥行きなどから、大型家具が搬入できるかをある程度判断することが可能です。
エレベーターに家具をほぼ問題なく搬入できるサイズの条件
エレベーター搬入可否の判断で分かりやすい目安は、「家具の最大辺よりエレベーター内部の高さが長いか、最小辺よりエレベーター内部の奥行が長いか」になります。大型家具をエレベーターに搬入する際は、この2つのポイントを基準に確認することが、わかりやすい可否の判断になります。
家具を傾けた状態でエレベータに乗せる場合
大型家具のサイズによっては、家具を傾けてエレベーターのドアをくぐらせる形で搬入することもあります。その場合は、「家具を傾けたサイズよりエレベーター内部の奥行きが長いか、家具の最大辺よりエレベーター内部の高さが長いか」の2点が、重要な判断基準になります。
3.玄関ドア・廊下のサイズ
大型家具搬入の際に確認が必要な3つ目のポイントは、自宅の玄関ドア・廊下のサイズ。マンションの場合は玄関前の共有スペースの広さも、合わせて確認しておきましょう。ドア付近の天井の高さや廊下の幅が狭すぎないか、家具の向きを変えるときに、問題なく曲がることができるかを確認します。
玄関ドアの一般的なサイズ
玄関ドアのサイズは幅800mm、高さ2000mmが一般的。まずは自宅の玄関から無事に搬入できるかを、確認する必要があります。また、ドアの開き方や玄関からの室内廊下の曲がり具合、ドアノブや照明器具、配電盤などの出っ張りなど、障害物がないかも合わせてチェックしましょう。
ドアの開口部・廊下の幅を確認する
マンションの玄関部分は、共用通路から玄関ドア付近のサイズを測りましょう。目安としては、最大梱包サイズの一番短い一辺に対して、共用通路と玄関の幅が確保されていれば大丈夫です。また、玄関周辺は天井までの高さが低い場合があるため、高さがある商品の際はその点も必ず確認をしましょう。
廊下の天井の高さを確認する
マンションやアパートなどの住居形態によりますが、玄関周辺は天井までの高さが低い場合があります。高さがある商品を搬入する際は、必ず天井高のサイズ確認もしておきましょう。天井高よりも搬入する家具の最長辺が短ければ、比較的搬入がしやすくなります。
4.自宅内の通路サイズ・搬入経路
玄関ドアや廊下の搬入が問題なければ、次は自宅内の通路サイズ・搬入経路の確認です。目安としては、最大梱包サイズの一番短い辺が通路幅よりも短ければ搬入が可能。あとは玄関周辺同様に、照明など邪魔になる設置物を確認し、スムーズに搬入ができるかを判断しましょう。
家具より100mm以上ゆとりがあれば安心
廊下の幅に対して家具の最大梱包サイズが短くても、ある程度の余裕がないと搬入時に壁にぶつけるなどして、自宅内を傷つけてしまう恐れもあります。通路幅は、家具サイズより100mm以上のゆとりがあれば安心。直線的な廊下の場合家具は左図のようにして運ぶため、家具の一番短い辺と廊下の幅を比較しましょう。
曲がり角がある場合は要チェック
廊下に曲がり角がある場合は、家具の搬入経路確認を必ず行いましょう。曲がり角は家具の一番長い辺を、縦にしながら回転するように搬入します。目安としては、曲がり角の通路幅が左右800mmずつあれば、クイーンサイズのマットレス(横幅1600mm)が搬入可能。ここも扉やドアノブなど、設置物には注意が必要です。
5.階段のサイズ
大型家具を2階に搬入したい場合に、避けては通れないのが階段。搬入経路の確認方法は、階段の形によって変わります。代表的な階段のタイプは、「直線」「コの字」「L字」になるので、自宅の階段の形を確認し、大型家具の搬入経路確認を行いましょう。
直線階段の場合
直線階段の場合は、家具の一番短い辺が階段幅よりも短ければ、問題なく搬入することができます。また、階段に手すりが付いている場合は、幅を測る際に注意が必要。必ず左右の壁からではなく手すりから測るようにして、階段の通路幅に余裕があるかを確認しましょう。
コの字・L字階段の場合
階段幅の確認と、曲がり角になる踊り場のサイズ確認が必要。踊り場は商品を縦にして移動するため、天井の高さが最大梱包サイズの一番長い一辺より高い必要があります。目安としては、プラス10cm以上としてください。最大梱包サイズの最長辺が2200mmの場合、天井の高さは2300mm以上必要になります。
手すりや照明器具などの設置物に注意
階段はお住いの自宅によって手すりが付いていたり、照明が設置されている場合があります。壁から壁の幅に余裕があっても、設置物に当たって搬入が不可になる可能性も。そのため、大型家具を搬入したい通路サイズを測る時は、設置物込みのサイズで計測をしましょう。
搬入が難しそうな場合は、吊り上げ搬入やユニック車搬入といったオプションサービスを活用しましょう。
大型家具を搬入する際の不安点を解消するa.flatのオプションサービス
a.flatの配送サービスは、大型家具を搬入する際の不安点を解消できる充実した配送オプションが魅力。お客様の元へ無事に家具が搬入できるように、搬入前の事前確認や搬入方法の選択などが可能で、お客様にとって最適な配送サービスを提供しています。
短納期、コスパ重視などお客様に合った配送業者を選べる
a.flat配送サービスの最大のメリットは、配送業者を選べるということ。短納期や時間指定が可能な配送業者、配送料を安く済ませたいコスパ重視の配送業者など、複数から選択可能です。お客様の希望に合った配送業者を選べるため、満足度の高い配送サービスを実現しています。
各配送業者の特徴
YH(全国の配送可能)
配送業者:ヤマトホームコンビニエンス株式会社
サービス:開梱、組み立て、梱包材引き取り
対象地域:全国(一部地域配送不可)
配送指定:1~2週間から指定可(配送地域による)
時間指定:4区分から(配送地域による)
配送料金:完成品の3辺合計で計算
SK(関東の一部地域限定)
配送業者:株式会社三協運輸サービス
サービス:開梱、組み立て、梱包材引き取り
対象地域:東京都 神奈川県 千葉県 埼玉県(一部地域配送不可)
配送指定:1~2週間から指定可(配送地域による)
時間指定:不可
配送料金:完成品の幅サイズで計算
AS(関西の一部地域限定)
配送業者:朝日町運輸倉庫株式会社
サービス:開梱、組み立て、梱包材引き取り
対象地域:関西圏(一部地域配送不可)
配送指定:2~4週間から指定可(配送地域による)
時間指定:不可
配送料金:完成品の幅サイズで計算+地域料金
PC(全国の配送可能)
配送業者:プラスカーゴサービス株式会社
サービス:開梱、組み立て、梱包材引き取り
対象地域:全国(一部地域配送不可)
配送指定:1~2週間から指定可(配送地域による)
時間指定:不可(一部地域は指定可)
配送料金:梱包サイズで計算+地域料金
大型家具の搬入判断をする事前下見サービス
大型家具の搬入判断が難しかったり不安に感じる場合は、搬入判断をプロの配送業者に任せることができる、事前下見サービスを活用しましょう。検討商品のサイズをもとに、自宅に伺った配送業者が搬入可否を確認するため、搬入に関する心配点を解消することができます。
プロの配送業者が伺い搬入可否をチェック
大型家具の事前下見サービスは、プロの配送業者が行うため、搬入可否の判断を安心して任せることができます。下見では通常搬入と合わせて、吊り上げ搬入の可否判断もできるため、通常搬入を諦めている方にも活用いただけるサービスとなっています。
大型家具の吊り上げサービス
2階に家具を設置する際に、自宅内1階を通って通常搬入ができない場合は、ベランダなどからの吊り上げ搬入を承っています。下見サービスで吊り上げ搬入の可否を確認し、吊り上げ可能な場合にオプション料金で利用することが可能なサービスです。
通常搬入が不可の場合に利用する
事前の下見で、通常搬入が不可だった場合に利用できる吊り上げサービス。人力で大型家具を吊り上げて、ベランダなどから自宅内に搬入するサービスです。吊り上げサービスは、2階からの搬入可否判断や吊り上げに必要な人数の確認が必要なため、事前の下見が必須となります。
ユニック車(クレーン)での吊り上げサービス
検討している家具が通常搬入と吊り上げ搬入、どちらも不可だった際はどうすればいいでしょうか。その場合は、ユニック車で搬入するという手段があります。別途ユニック車の下見や搬入料金、搬入までの日数が必要になりますが、どうしても希望のサイズを搬入したい場合は利用するのも一つの手です。
通常搬入・吊り上げ搬入が不可の場合に利用する
ユニック車は通常搬入・吊り上げ搬入が不可の場合に利用するサービス。大型家具配送業者とは別のユニック業者が担当するため、改めてユニック車での搬入が可能か下見を行う必要があります。配送日数、搬入料金など費用が発生しますが、どうしてもその家具が欲しいという希望にお応えできる可能性があるサービスです。
不用品引き取りサービス
新しい家具に買い替えた際に困るのが、今使っている家具の処分。a.flatでは原則として、注文した家具と同カテゴリー、同数量の不用品引き取りサービスを有料で承っております。買い替え等で家具の処分にお困りの場合は、こちらも検討してみてはいかがでしょうか。
処分に手間のかかる大型家具を引き取る
ソファやベッドといった大型家具は、粗大ごみに出すとなると、粗大ごみシールの準備や処分日の予約など手間がかかることが難点。不用品引き取りは購入した大型家具の配送時に同時引き取りになるため、手間が省けるサービスです。ご希望の方はご注文の際にお申し付けください。
お手持ちの家具移動サービス
購入した家具を部屋に設置することでレイアウトが変わる場合、お持ちの家具の移動を配送業者に依頼できるサービス。移動させる家具はa.flat以外でもOKです。重さがあり動かしにくい大型家具がある場合に、おすすめのサービスとなっています。
置きたい場所に有る大型家具の移動を配送業者が行う
自宅にある持ち運びが大変な、大型家具の移動を配送業者に頼めるサービス。購入したソファなどを置きたい場合、既にそこにある大型家具の移動を依頼することができます。重たくて大きい家具を無理に動かそうとすると、床や壁などを傷つけたりケガをしてしまったり、事故につながる可能性があるため、心配な場合は合わせて検討してみてはいかがでしょうか。
チャーター便配送サービス
配送料は商品ひとつひとつに発生するため、購入点数が多ければ多いほど送料も比例して高なってしまいます。そのため購入点数が多い場合は、トラック1台を貸切るチャーター便の方が配送料を安く済ませられる可能性があります。
購入点数が多い際はチャーター便を検討してみては
リビングダイニングの家具・インテリア一式購入など、購入点数が多く送料がかさんでしまう場合はチャーター便を検討してみましょう。画像はチャーター便で、家具・インテリア類一式をお届けした実例。開梱設置組立、梱包材回収のサービス付きで、配送日時は基本的に指定可能なため、搬入日の調整もしやすい配送サービスとなります。
※オプションサービスの対応可不可は配送業者によって異なります
大型家具搬入に不安が有る時はa.flatの専門スタッフに相談
大型家具の搬入に関する質問は、各店舗やネットショップに電話・メールでお気軽にお問い合わせください。また店舗へのご来店であれば、ソファやダイニングテーブル、ベッドなど実際の家具サイズを確認、お試し頂きながら、搬入に関してスタッフから案内を受けることができます。
店頭や電話、メールで搬入のお悩みを解決
■店舗
検討している家具を実際にお試しいただけます。家具のサイズを直接確認しながら、店舗スタッフの搬入経路に関する説明を受けることができます。
■ネットショップ
電話・メールで気軽に問い合わせることが可能。自宅の経路サイズを確認しながら、家具や搬入方法などを確認することができます。
お客様に合った配送サービスをご案内
a.flatではお客様が検討している家具や、お届けする配送地域、希望の配送条件などから、最適な配送サービスを提供しています。ただ商品をお届けするだけでなく、配送・搬入についての不安点や心配点を伺い、配送オプションの提案など、家具の受け取りまで満足頂けるようなサービスを心がけています。
まとめ
今回は無事に大型家具が自宅に届くまでの配送・搬入に関する紹介をさせて頂きました。大型家具を安心して受け取っていただけるように、搬入経路の確認や配送オプションサービスを是非ご活用下さい。また、配送・搬入に関する質問があればお気軽にご連絡下さい。