購入した家具を長く使いたいと思っている方は多いと思いますが、その気持ちに反して手放さなければならなくなったという話を伺う事があります。そこで今回は、これから購入する家具を長く使いたいという方に、長く使える家具の選び方をポイント別にご紹介させて頂きます。
家具を長く使うメリット
購入したばかりの家具は綺麗で素敵ですが、長く使うほどその魅力が増す事もあります。それは、使い込まれた家具だけが出せる外見上の魅力に加え、その家具を使い込んだ人にだけ感じられる価値が生まれるからです。
家具を買い替えなければならない場面
例外的な状況を除き、多くのお客様は「長く使えるかどうか」という観点を含んだ家具の選び方をされます。しかし「その家具を手放さざるを得ない状況」を想定した選び方をされている方は少ないのではないでしょうか。家具を長く使いたいと思っている方こそ、様々な場面を想定しながら家具の選び方を考えてみる事をお勧めします。
①引っ越しによるサイズ問題
②生活スタイルの変化
③家具の寿命
家具を買い替えなければならない場面は誰にでも訪れる事であり、またその理由は多種多様です。それでは、これらの場面を想定した上で長く使える家具を選ぶにはどうすればよいのか、次の章では長く使える家具の選び方を具体的にご紹介させて頂きます。
長く使える家具の選び方 1 -拡張性のある家具を選ぶ-
長く使いたかった家具を買い替えなければいけなくなった…そんな事にならない為には、購入する段階で「長く使える家具」を選ぶ事が大切です。具体的な選び方として、まずは「拡張性」のある家具を選ぶ事。ここからは、お部屋の中心となる「ソファ / ダイニング / 収納家具」の拡張性と選び方について、実際のお客様宅を参考にしながらご紹介させて頂きます。
①拡張性のあるソファ実例
最初にソファをご購入頂く際、お引越しを想定された選び方をしたからこそ、お引越し先でもそのソファを引き続き使って頂く事ができました。今でも、新しいお家にぴったりのソファセットとしてご使用頂いております。
ケイ・ローソファシリーズ
背もたれを高さ58cmと徹底的に抑え、お部屋に開放感を生むソファです。「ラタン」と「ヒヤシンス」の2種類から素材を選べるだけでなく、計11パーツから自由な組み合わせが可能なシリーズです。
その他の拡張性があるa.flatのソファシリーズ
テン・ハイバックソファ シリーズ
計8パーツから組合せが選ぶ事ができるだけでなく、設計段階から細部まで拘り抜き、極上の座りが心地を実現した無垢材のソファです。デザインも含め、大変プレミアム感の強いシリーズです。
ラン・コンパクトソファ シリーズ
奥行が75cmと短く、どんなお部屋にも置きやすいソファです。「ラタン」と「ヒヤシンス」の素材を選べるほか、計6パーツの組み合わせに加え、お部屋のサイズや形に合わせた選び方ができます。
②伸長式タイプのダイニング実例
ご夫婦お二人でお住まいのお客様より、購入したマンションのコーディネート依頼を頂きました。ソファセットをL字に大きく組みたいというご希望に合わせ、その分ダイニングセットを比較的小さい物にする事でスペースに余裕を持たせるコーディネートとなっています。
スペースを有効的に使う伸長式ダイニングテーブル
a.flatの伸長式ダイニングテーブル
③拡張性のある収納家具実例
お部屋の形や必要な収納力は人それぞれ違うため、収納家具はとても選び方が難しい家具です。特に多いのが、生活をしていく中で「やっぱり収納力が足りなかった」という状況であり、その為にお持ちの家具を買い直すケースも見受けられます。そういった事が予想される方は、シンプルで同じデザインのシリーズがある物を選ぶ事で、後からでも拡張が出来るような選び方を心掛けましょう。
a.flatの拡張性が高い収納家具 -キューブシリーズ-
21,142円(税込)
35,992円(税込)
36,322円(税込)
51,810円(税込)
52,635円(税込)
16,049円(税込)
12,210円(税込)
49,500円(税込)
76,417円(税込)
102,927円(税込)
シンプルなデザインでありながら、アッシュの無垢材を贅沢に使った温かみのあるシリーズです。全10種類のシリーズがあり、その選び方によって様々な形の収納家具としてお使い頂く事ができます。もちろん、後から買い足して使うことも容易です。
ラタンドロワーを除き、キューブシリーズの引き出しはリバーシブルになっています。ひっくり返すだけでアジアン調の強い格子柄とシンプルなデザインを両方楽しむ事ができるため、模様替えも簡単にできます。
長く使える家具の選び方 2 -メンテナンス可能な家具を選ぶ-
家具は、長く使うほど当然劣化していく部分があります。特にソファやチェアなどの座面がへたってしまったり、カバーが擦り切れてしまったりといった経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか。そのようになった時に買い替えなくても済む家具の選び方として、部分的な取り換えが可能な家具を選びましょう。
①クッション部分の交換ができる家具
ソファやチェアに使われるウレタンという素材は、どんなに高級な物でもいずれはへたってしまいます。平均して7~8年と思われますが、使い方によってはもっと早くへたりを感じる事があるかもしれません。そこで、中材を取り換える事ができる家具を選んでおく事が、より長く使える家具の選び方となってくるのです。
②カバーが交換できる家具
ファブリックを使った家具は、レザーなどに比べお手入れの必要が少ないだけでなく、その温かみのある肌触りが安らぎを与えてくれます。しかし、どんなにいい生地でも、汚れやほつれはいずれ目立ってくるものです。ファブリックを使った家具の選び方として、まずはファブリック交換が可能かどうか必ず確認をしましょう。
a.flatの選べる替えカバーの種類
a.flatでは付属カバーの他に60種類以上の生地を所有しており、家具に合わせて縫製を行う事でそれぞれの家具の替えカバーを作る事ができます(別売)。その為、お部屋の家具の色を同系色に合わせたり差し色に使ったりと、インテリアの幅を大きく広げる事ができます。a.flatで扱っている生地だけでも様々な種類がありますが、その一部をご紹介させて頂きます。
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ファブリックのテクスチャーで変わるお部屋の空気感
家具に合わせるファブリックのテクスチャー(素材感)の違いによる印象の変化と、各ファブリックの特徴についてのご紹介です。生地の違う同系色のソファカバーの比較もご紹介します。
長く使える家具の選び方 3 -品質とアフターケアの把握-
長く使える家具の選び方の中で、やはり重要なのは品質とアフターメンテナンスです。長く使える家具としての品質を持っているのかは必ず確認をしましょう。また、どんなに値段が高い家具でも、使っている間に不具合が絶対に起こらないとは言いきれません。万が一の際に補修やメンテナンスが可能かどうかも確認しておく事は、長く使える家具の選び方の大きなポイントです。
品質の見極め方
一概に品質が良いと言っても、具体的にどこを見て判断をすれば良いか迷われる方も多いと思います。そこでお勧めなのは、見えない部分の確認です。例えば組立のネジの種類や止め方一つとっても、一度組み立てたら容易には分解できない物もあります。それでは、引っ越しや模様替えの際に再度組立を行う事も出来ず、結果長く使う事ができません。見た目や機能性に加え、見えない部分を確認し品質を見極めましょう。
・再組立てができる仕様であり、かつ再組立てをしてもに耐えうる作りかどうか
・引き出しの開閉などはスムーズか、また使われている金具がしっかりとしているか
・保証やアフターメンテナンスが受けられるかどうか
長く使えるa.flat家具の品質
ソファやベッド等の大きな家具は、六角ネジを使いしっかりと止めています。六角ネジはネジ穴が潰れてしまう事も少なく、また木ネジの様に何度も組み直す内に劣化し、パーツ間に隙間ができるような事もありません。
a.flatの家具は、日本の気候や住宅事情を考慮した、唯一無二のオリジナル家具です。そのため、飽きの来ない普遍的なデザインはもちろん、どのような住宅にも適するように拡張性に富んだシリーズが数多くあります。また、自分たちで生産管理を行っているため、万が一の時も迅速に対応させて頂く事ができます。
a.flatではカバーや座面クッションの取り換えができ、また細部まで拘った高品質な家具作りを心掛けています。それは全てお客様に長く使える家具を提供したいという思いからです 。もちろん購入頂いた後も安心して頂けるよう「3年保証」を設けており、保証期間を過ぎてもご利用頂けるメンテナンスサービスなどもを行っております。
・家具に使われている丁番等の開閉試験/椅子やソファの耐荷重試験/塗装剤の耐汚染性試験などを徹底
・オリジナル家具だからこそ万が一の時も細部まで修理が可能
・メンテナンスについてお客様満足度96%を達成
まとめ
今回の特集はいかがだったでしょうか。一度購入した家具を長く使うためには、選び方から拘る事が大切です。また、選び方から拘った家具はそれだけ愛着が湧き、それは安心感という大変価値のあるものをお部屋に与えてくれます。これから家具を選ぶという方は、ぜひ長く使える家具の選び方をしてみてください。