家具を選ぶタイミングは人生の中でそう多くはありません。例えば、初めて家具を選ぶのが「一人暮らしをスタートする時」という方も多いのではないでしょうか? 検討するタイミングが少ないからこそ、「一人暮らしの時からお気に入りの家具」を見つけて、毎日の生活を充実させる家具選びをご紹介します。
一人暮らしを居心地よく自分のイメージ通りに過ごすための家具探し
一人暮らしを始める時、部屋選びや家具選びに思いをはせるのは楽しい時間です。ただし、やみくもに選んでも自分にとってベストな家具になるとは限りません。基本の家具や主役となるソファ・ベッドの選び方、長く使える家具の選び方などを知ることで、快適で自分のイメージ通りな部屋で過ごせるようになります。
一人暮らしのスタート時、これから共に過ごす家具の様々な選び方・ポイントが重要です。
一人暮らしが充実する家具選びのポイント
一人暮らしが初めての方から上級者の方まで、家具を選ぶ際のポイントを下記にまとめています。気になるポイントをご覧頂き、自分の過ごし方にマッチする家具を探したり選んでみましょう。
1. 一人暮らしの基本的な家具選び
これから一人暮らしをされる方で「家具の選び方が分からない。」「家具選びの基本を知りたい。」という方は、下記の基本的な家具選びポイントを見ながら検討してみるのが良いでしょう。
1. 一人暮らしに必要な基本の家具3点を揃える
一人暮らしに必要な基本の家具3点とは?
最初のステップは、一人暮らしに必要とされる基本的な家具3点を考えましょう。多くの方が最初に検討される傾向にある家具は、テーブル、テレビボード、ベッドの3点です。過ごし方や間取りにもよりますが、この3点があれば基本的な生活はしやすくなり、部屋の見栄えも確保されます。
最初に揃えたい一人暮らしの基本家具3点
これ1台でとりあえず食事や作業はできます。生活スタイルに応じて高さなど選びましょう。
PC/スマホが増えても、テレビ所有率は全体で9割と高いため、需要の多い家具の一つです。
布団よりも日々の片付けや寝心地、ベッド下の収納を考えると場所は取りますが便利です。
⇒ この3点を揃えれば、基本の一人暮らしがしやすく部屋の見栄えも良くなります。また、引っ越しを後日しても一人暮らしであればそのまま使えます。何から揃えれば良いか悩む時は参考にしてみましょう。
基本家具3点を使った一人暮らし事例 (ワンルーム → 1LDKに住み替え)
一人暮らし開始時の基本となる家電7点があります。テレビ、冷蔵庫、電子レンジ、炊飯ジャー、洗濯機、照明、掃除機、洗濯機です。この中で「テレビ」はテレビボードのサイズとも関係するため、できれば先にテレビサイズを検討しておきましょう。
2. ライフスタイルに合う家具をプラスして暮らしを豊かに
自分の過ごし方に相性の良い家具をプラスする
基本家具3点の次は一人暮らしをどのように過ごしたいかを考えて、それにマッチする家具を考えてみましょう。ライフスタイル(過ごし方、職業、趣味嗜好など)が異なればプラスしたい家具も様々です。一人暮らしを豊かにしてくれる家具や、自分らしく過ごせる事例などを見てみましょう。
様々な一人暮らしのライフスタイル
休みの日にゆっくりソファで過ごしたい。
友人と食事や一人で寛げるテーブルが欲しい。
自宅でも仕事ができる書斎スペースを設けたい。
お洒落を楽しめる姿見や収納が欲しい。
⇒ 自分のライフスタイルを考えて、必要な家具をプラスしていきましょう。一人暮らしを充実させるには日々の生活をより豊かにしてくれる家具選びが大事です。
一人暮らしをより豊かにしてくれる家具
一人暮らしで置きたい家具のNo.1です。有るだけで部屋の印象・過ごし方が大きく変わります。
部屋サイズが限られている時、一人掛けソファ・チェアでも良いから置きたい方におすすめ。
自宅でも仕事や勉強などして過ごす方には必須です。チェアと合わせて選びましょう。
一人暮らしでも食卓で食事したい、友人がよく来るという方は小さい2人掛けがおすすめです。
物が多くて収納が部屋に足りない際や、生活感を出したくない時は綺麗に収まります。
収納不足の部屋や洋服好きでお洒落を楽しみたい方はハンガーラックを追加してみましょう。
家具選び例-1:チェアとテーブルで食事や作業をしたい
家具選び例-2:ソファでゆったり寛いで過ごしたい
家具選び例-3:デスクとチェアがある家で仕事をしたい
3. 部屋を広く開放的に見せる「高さの低い家具選び」
一人暮らしの部屋を広く見せるための家具選びポイント
家具選びの際に最も気になるのが「部屋を広く見せる」ことです。特に一人暮らしの場合は部屋サイズに限りがある傾向のため、できるだけ開放感のある広い部屋にしたいというケースが多く聞かれます。それを実現してくれる家具選びが「高さの低いロースタイル家具」を選ぶことです。
一人暮らしにおすすめのロースタイル家具
リビングを広く見せたい時はローソファです。座面高さ330mmで床に近い生活もできます。
高さ330mmのローテーブルはリビングをスッキリと見せて、ソファでも座卓でも使えます。
低い床座暮らしには欠かせないアイテムです。ローテーブルと合わせて選びましょう。
脚無しタイプの高さ400mm以下を選べばテレビボード周辺の圧迫感が軽減されます。
洋室でも和室でもローボード風の低い収納を置けば、壁面が広く見えて開放感が出ます。
ワンルームや寝室を広く見せたい際は有効的なアイテムです。寝た時も天井まで広く感じます。
部屋を広く見せる家具選び例-1
部屋を広く見せる家具選び例-2
部屋を広く見せる家具選び例-3
4. 限られた空間の生活動線を確保する「奥行きの浅い家具選び」
一人暮らしの部屋で生活動線を確保する家具選びポイント
コンパクトな部屋ほど家具を置き始めると生活動線が狭くなります。特に一人暮らしではなりがちですが、できるだけ快適に動ける部屋にしたいという要望は多く聞かれます。そこで重要なのは「家具の奥行きサイズ」と「抜け感のあるデザイン」で、この2点を意識した家具選びにより生活動線を確保しやすくなります。
一人暮らしにおすすめの奥行きが浅い家具
奥行きが750mm以下のソファを置けば、ソファから壁までの空間にゆとりができます。
奥行360mmのキューブシリーズはソファ前の動線を作りやすく、リビングがスッキリします。
ベッドの奥行きが外への出やすさを変えます。ヘッドボードが出来るだけ薄いタイプがおすすめです。
ダイニングテーブルを置いて、動線を広く取りたい時は、椅子よりもベンチが良いでしょう。
本を持っている方は必須のアイテムです。奥行330mmであれば部屋の動線を邪魔しません。
一人暮らしでもデスクを置いて作業したい時は、奥行380mmの薄いタイプを置いてみましょう。
一人暮らしにおすすめの抜け感がある家具
生活動線を確保する家具選び例-1
生活動線を確保する家具選び例-2
生活動線を確保する家具選び例-3
5. コンパクト家具で快適に過ごす「幅の短い家具選び」
コンパクトな部屋を快適に過ごす家具選びポイント
ワンルームなどコンパクトな部屋でも、ソファやテーブルなどを上手に配置できれば快適に過ごせる部屋が作れます。その際の家具選びポイントの一つが、「幅の短い家具」です。できるだけ幅がコンパクトな家具を揃えることで、狭い部屋でも快適な暮らしに繋がります。
一人暮らしにおすすめの幅が短い家具
幅1100mmのコンパクトなベンチは1R6畳からでも配置が可能な最小幅サイズのソファです。
コンパクトなソファで少し寛ぎ感をアップさせたい時は幅1400mmの片アームソファも有ります。
ソファを置くと部屋が狭くなりそうという方は幅625mmのラウンジチェアがおすすめです。
1LDKなど広さがある場合は幅950mm、伸ばすと1400mmのダイニングで空間を有効活用できます。
最小幅780mmから400mm単位でパーツを足すことも可能なフレキシブルなシリーズです。
幅600のコンパクトなキッチン収納です。キッチン周辺の収納力を少しプラスしたい時に最適です。