マンションで人気の間取りの1LDK。一般的にはリビングダイニングルームともう一つのお部屋を寝室として個室で使用することがほとんどですが、あえてリビングダイニングルームと寝室を繋げて大きなワンルームとして使うことで、1LDKの限られた空間を開放的に演出することが出来ます。
今回はそのように1LDKを最大限に開放してレイアウトをした、ホテルのスイートルームのような高級感が漂う、インテリアコーディネートをご紹介します。洗練されたインテリアやカラーコーディネートだけでなく、普段の生活と来客時とで使い分けが出来るこだわりの家具選びを是非参考にされてみて下さい。
1LDKマンションのインテリアコーディネート実例
・間取り :1LDK
・居住形態:マンション
・住居人数:1~2人暮らし
・購入店舗:目黒通り本店
今回のインテリアコーディネート実例はリビングダイニングルームとベッドルームの仕切りの扉を開けて、ひとつの大きな空間として使える1LDKのマンション。品の良いグレージュやホワイトの床・建具で揃えられ、都会にありながらも窓からは緑も望める心地の良いお部屋です。
1LDKマンションの家具・インテリアポイント
お部屋の完成イメージが湧きやすい3Dシュミレーションサービスを使って、4つのインテリアポイントを実現する為のお薦めレイアウト・雰囲気を盛り上げるカラーコーディネート等、理想の自宅をつくるお手伝いをさせて頂きました。
パソコン上で家具のレイアウトパターンを多数試せる為、自分のライフスタイルに合ったインテリアコーディネートを知ることが出来ます。
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インテリアコーディネートの無料相談・依頼のページです。お部屋のインテリアコーディネートを考えるには、部屋全体のイメージから家具の配置、カラーコーディネートなど様々なポイントが有りま ...続きを読む
ゆったりと寛ぐ リラックススタイル
窓から入る自然光や風を感じながら、ゆったりサイズのソファで寛ぐ贅沢なひととき。
明るい床色と落ち着いた色の家具とのコントラストがスタイリッシュな印象であると同時に、ラタンや無垢材などの自然素材をふんだんに取り入れ、アーバンリゾートのリラックスムードを盛り上げています。
リビングルームでテレビを見たり、ワークスペースで仕事をしたり、気分転換にはセカンドリビングルームでひとやすみしながら雑誌を読んだり…寛ぎ方は様々です。
気持ちの良い光が差し込むバルコニーに出て、外の風景を眺めながらのんびりと食事を楽しむのも素敵ですね。
ベッドルームはロースタイルのベッドでリラクシーなホテルらしさや開放感を演出しています。ベッド横のバルコニーからは気持ちの良い朝日が差し込み、爽やかな緑に癒されながら良い一日のスタートが切れそうです。
こだわりの家具・インテリア選び
1LDKのマンションということもあり、限られた空間を「天井を高く・動線を広く・開放的に見せる家具選び」にこだわりました。開放的に魅せる家具選びは過ごし易さはもちろん、都会のアーバンリゾートという洗練された心地の良い雰囲気も生み出しています。
テレビからソファまでの距離が近い間取りのリビングスペース。大きめのローテーブルを中央に置いてもスムーズな動線が取れるよう、奥行75cmのコンパクトソファを選びました。
動線にゆとりが生まれ、窓からの光もたっぷりと入り明るく開放的な印象に。
高さ33cmというロースタイルのテレビボードで天井を高く魅せています。また空間が横に広がって見える視覚効果のルーバーデザインを取り入れました。
更にキャビネットを組み合わせて高低差を出し、バルコニーに向かっての奥行感も演出しています。
頭まで支えてくれる贅沢な座り心地のラウンジチェア。動かし易いサイズなので、リビングやベッドサイドに移動してリラックスタイムを過ごせます。
またカバーには綿麻の上質なファブリックを選び、柔らかな肌触りもお楽しみ頂けます。
リビングルームからベッドルームまで繋がったひとつの空間に馴染むよう、ローベッドを選びました。
フラットなデザインのヘッドボードは、行き詰まり感が出ず、開放的な印象に仕上がり、ホテルのスイートルームのような非日常的なムードを演出します。
大人数の来客時も安心 食事会スタイル
自宅で過ごす時間といえば普段の生活だけでなく、友人が遊びに来る楽しみもあります。
友人を招いて美味しい料理や会話を楽しめるように、普段のリラックススタイルから家具を移動して、大きなローテーブルを囲んだ和やかな食事が可能なレイアウトを提案させて頂きました。
~ゆったり寛ぐリラックススタイル~
ソファ+ラウンジチェア、カウチソファと2か所に分けて、気分に応じて過ごせるレイアウトです。
~来客時も安心 食事会スタイル~
ソファとテーブルの位置を変えて、大人数でも過ごせるようにした食事と会話が弾むレイアウトに。
動線を広くとることで、料理をキッチン横のダイニングテーブルへ取りに行ったり、バルコニーに出たりと動きのある自由な雰囲気も楽しめます。
またバルコニースペースを開放することで、ゲストの方々が外の空気を感じながらリラックスできます。
こだわりの家具・インテリア選び
来客時の食事の際は「空間を開放的に魅せる」というだけでなく、「6人~10人が座って寛げる・動きやすい動線づくり・料理や飲み物が置き易いサイズ」を重視した家具選びをご提案しました。
拡張して沢山の人が座れる ラン・コンパクトソファ
【普段のリラックススタイル】
片アームとコーナーの組み合わせの3名掛け
両側に高めのアームがあり、もたれかかってゆったりとお寛ぎ頂けます。男性が脚を伸ばして座ってもゆとりのあるサイズです。
【来客時の食事会スタイル】
片アームとベンチの組み合わせの4名掛け
コーナーをベンチと入れ替えて4人座れる大きなソファにサイズチェンジ。通路側のアームを無くすことで、出入りもし易くなりました。
繋げて料理が沢山置ける ガラス・ローテーブル
【3人~4人の食事】
幅80cm×奥行80cmのローテーブル
3人~4人での食事に丁度良いサイズのローテーブル。天板下には大きめの棚板も付いており、リモコンや薄型のティッシュケースも収納出来ます。
【4人~8人の食事】
幅128cm×奥行80cmのローテーブル
セカンドリビングに置いていた幅80cm×奥行48cmの小さめのローテーブルを組み合わせて拡張し、4人~8人の食事にも対応可能な大きなローテーブルに。
伸長してブュッフェを楽しむ エクステンション・ダイニングテーブル950
【6人~10人の食事】
幅140cm×奥行80cmのダイニングテーブル
伸長可能なダイニングテーブルは140cmまで拡張出来る為、美味しそうな料理を沢山並べてブュッフェスタイルも楽しむことが出来ます。
おもてなしの気持ちが伝わる家具選び
飲み物などをこぼしても、サっと拭き取れるソフトレザーをソファカバーに選びました。洗濯の必要も無く沢山の人が集まる際にぴったりの素材です。
またダークブラウンの色をイメージチェンジしたい際は、いつでも別のカラーカバーをご購入頂けます。
食事を楽しんでいる際、ローテーブルが遠くても、手元にグラスや取り皿を置けるサイドテーブルがあればスマートに食事をお楽しみ頂けます。
またコの字型のデザインでソファに入れ込める為、動線を広く取る事が可能です。
ゲスト用のお布団が無くても、ソファのバッククッションを取り外せば、突然の宿泊にも対応可能な簡易のソファベッドに早変わりします。
片アームとオットマンの組み合わせは幅205cmと男性でも横になれるサイズです。
陽が落ちた後のシックな雰囲気を味わう
明るい陽が差し込む昼間の雰囲気も開放感があって素敵ですが、夜のライトアップされた都会の街並みとマッチする落ち着いた雰囲気のお部屋も魅力的です。
また夕食を楽しんでいる際、リビングから抜けて息抜きが出来る場としてバルコニーやラウンジチェアをご提案しました。美味しい食事と心地良い夜風。リゾートで過ごすディナータイムのような贅沢な時間が過ごせます。
ダークブラウンの家具・インテリアは間接照明など光が当たると陰影が出やすく、暗くなるにつれて更にラグジュアリーな表情を魅せてくれます。ベッドルームに飾られたアートパネルにもバルコニーから優しく光が当たることで立体感が増し、シックな雰囲気を演出します。
都会のアーバンリゾートを演出する 洗練されたカラーコーディネート
ダークブラウンやグレーを基調とし、パープルや花柄をアクセントにしたカラーコーディネート。
明るく洗練された都会のマンションに相応しい「高級感」と、リラックスムードのある「癒し」を感じる「都会のアーバンリゾート」を表現しました。
1LDKをひとつの大きな空間として使うレイアウトの為、バルコニーからベッドルームまで同じカラー・トーンでコーディネートして更に統一感を出しています。すっきりとまとまったカラーコーディネートは、ホテルライクな清潔感や洗練された雰囲気を盛り上げます。
装飾アイテムでリゾートの温もりをプラス
ファブリックだけでなく、アートパネルや間接照明でも空間にカラーを加えるご提案も致しました。
ダークブラウンのアートパネルからは大地の生命力を感じる温かみや癒しが広がります。また、木々の木漏れ日からインスパイアされて取り入れた天然木から作られた照明もポイントになっています。
大人の余裕を感じる ワンランク上のMIXスタイル
全体のカラーやトーンは統一感を出してすっきりと魅せていますが、「全て木材」「全て直線的なデザイン」等のワンパターンではなく、インテリアとして単調にならないように様々な素材・デザインを組み合わせて1LDKの空間にリズムや面白みを持たせました。
家具・インテリアを楽しむ、大人の余裕やセンスを感じるワンランク上のMIXスタイルです。
「家具」素材・色・デザインをブレンドする
一つの素材で揃えると統一感はあるもののインテリアとして少し物足りない印象になりますが、MIXさせることで色がグラデーションになり空間に立体感や奥行が出せたり、様々な質感が楽しめたりとキメすぎない余裕のあるお洒落なインテリアコーディネートが叶います。
また素材・色・デザインを組み合わせていく際に「家具選びにコンセプトを持つこと」・「組み合わせした家具を繋ぐ小物の使い方」にこだわると、ちぐはぐな雰囲気にならず、洗練されたMIXスタイルが完成します。
こちらの1LDKのお部屋でも、中央に飾ったパープルとグレージュのファブリックパネルが空間を上手く繋ぎ、インテリアコーディネートをまとめる役目を果たしています。
ワークチェアは立体感のある丸みを帯びたデザイン・ラウンジチェアは直線的でスリットの入った抜け感のあるデザイン。
曲線と直線の対照的なチェアですが、お部屋に入った際に背面が見える位置に置く家具の為、360度どこから見ても美しいデザインをコンセプトに選びました。
「カーテン」建具・床・壁紙とのバランス
面積が広く印象を大きく左右するカーテンは、つい同じもので揃えてしまいがちですが、シーンごとのインテリアを最大限に楽しむ為、リビングルーム・ワークスペース・ベッドルームで異なる3種類のドレープカーテンを選びました。
カーテン選びの際、床色・ベッドのアクセントクロス(壁紙)の色・クローゼットの扉などの建具の色や柄との調和を大切にすることで、MIXスタイルを楽しみつつ空間全体に品と統一感を出すことが出来ます。
ベッドルーム
リビングルーム
セカンドリビングルーム
まとめ
今回の1LDKのインテリアコーディネート実例はいかがでしたか。
洗練された都会的な雰囲気のマンションに、a.flatのリゾートスタイルがとてもマッチして高級感と開放感、そして癒しを感じられる素敵なインテリアコーディネートになりました。
また1LDKという限られた空間の中で、普段のリラックススタイルと来客時のレイアウト・用途を使い分けが出来る「機能的かつ無駄なく使える家具選び」も、拡張性の高いa.flatの家具・インテリアらしいご提案となりました。
是非、素敵なお部屋作りの参考にされてみて下さい。
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