リビングやワンルームなどに置くことが多いローテーブルですが、ソファに腰かけたり床に座って使ったりと実は利用頻度の高い家具です。そのためおしゃれなデザインのものを選ぶことでお部屋の雰囲気をがらっと変えることができるでしょう。今回は使いやすいローテーブルの選び方やアジアン風のおしゃれなローテーブルをご紹介します。
日本人の生活スタイルにも馴染む家具
ローテーブルの様々な使い方
ソファとセットで使う
最もメジャーな使い方といえばソファの手前に置いてお茶をしたり軽食を取ったりするための使い方です。
ローテーブルの他にもリビングテーブルやコーヒーテーブルといった名称で呼ばれることもあります。
床に座って使う
リビングだけでなく和室や一人暮らしのワンルームでも見られる使い方です。大きいサイズのローテーブルは食卓としても使われますね。座卓やちゃぶ台、センターテーブルといった名称が付けられることもあります。
姿勢を崩さずに使う
平均高さが35~40㎝のローテーブルに比べてプラス10~15㎝程高く、天板が一回り小さなサイズのものをサイドテーブルと呼びます。主にソファの横や手前に置いて屈んだり姿勢を崩すことなく使うことができるので、ひとつあると便利な家具と言えるでしょう。
アジアンリゾートに見るローテーブルのコーディネート
豪華で贅沢なコーディネート
アジアンリゾートホテルの広いラウンジを贅沢に利用し、ローテーブルを囲むようにソファを配置しています。ソファの間にはサイドテーブルとテーブルランプを置き、西洋風のシンメトリーを演出することで高級感を表現しています。
実用性を兼ねたコーディネート
テラスに置かれたソファセットには、アジアンリゾートならではの開放感を損ねないよう高さが低めのローテーブルを合わせています。またホテルは多くの人が利用するため、実用性を兼ねて天板がガラス製になっているものも多く見られます。
ローテーブル・サイドテーブルの選び方
サイズで選ぶ
ローテーブルをサイズで選ぶことで他の家具とのバランスが取れたり使い易さを向上させることができます。サイズで選ぶ際はローテーブルの高さと天板の大きさを確認しましょう。
■天板サイズで選ぶ
ローテーブルの天板サイズは「使用人数」によって選択肢が大きく変わります。1人で簡易的に使うのか、2人で食事をするのか、お友達が来られた際は最大4人で使いたい、など何人でご利用したいのかイメージをしておくことでサイズ選びの際に失敗が減ります。またソファの前にローテーブルを配置する場合、ローテーブルのサイズをソファよりも約60~90cmほど小さめで選ぶとバランスが良くなります。ただしソファ前で食事や作業をしたいなどの場合は上記のバランス例よりも少し大きめサイズを選んでも問題ありません。
ソファとのバランス重視やファミリーなど複数人数での使用の場合は天板のサイズを重視しましょう。
■高さで選ぶ
ローテーブルの高さは「使う際の用途」に影響を与えます。例えば、床に座ってお茶を楽しむ、ソファを置きながら食事もしたい、仕事やパソコンをしたい、など様々な使い方が考えられます。そのため、ご自身のライフスタイルを考えた上での高さ選びが重要になります。
食事や作業をする座卓として使う場合は高さを重視して選びましょう。
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デザイン性で選ぶ
背丈の低いローテーブルは他の背高の家具に比べると存在感が抑え目なので、比較的に好みのデザインのものを選んでもうまくお部屋に馴染むでしょう。またデザインといっても選び方のポイントはいくつかに分かれます。
■アジアンらしさで選ぶ
■形で選ぶ
■アレンジ性で選ぶ
天板には一部ガラスがはまっており、ガラス越しに見える棚板部分を「魅せる収納」として雑貨や絵皿などをディスプレイすることができます。植物などのモチーフを飾ればアジアンらしさを演出することもできます。
80㎝の広々した天板サイズに対してガラス天板は少し控えめにすることで、利便性や実用性を損ねずにおしゃれな印象を与えることもできます。アシンメトリーデザインの脚など、シンプルな中にもアジアンテイストらしいデザインの工夫を凝らしたこだわりのローテーブルです。
■お部屋の統一感で選ぶ
機能性で選ぶ
ローテーブルの中には高さの調節ができる仕様や汚れに強い素材を使ったものなど、機能面に優れたものもあります。便利で使い易い機能を持ったローテーブルを選ぶことで生活の質を向上させることができるでしょう。
スツールとしても使用できる屋外用のサイドテーブル。メンテナンスの必要もほとんどなく、屋外に一年中設置したままで使用できます。また水洗いできるのでいつも清潔に保てます。
ローテーブル・サイドテーブルのコーディネート実例
約20畳の広々としたLDKにあえてダイニングセットを置かず、800×800㎜のローテーブルを2台並べてソファまわりでも食事ができるようコーディネート。家族団らんの時間を楽しむことができる開放的な空間が演出されています。またダークブラウン×グレーというシックなスタイルで、日本人にも馴染み易いモダンアジアン風のリビングに仕上げています。
家具や装飾をダークブラウンで統一したスタイリッシュなコーディネート。全体をダークトーンでまとめても、ロースタイルやガラス素材を取り入れることで重さを感じさせない開放的なコーディネートに仕上がっています。
マンションの和室に座卓セットを置いて、ほっこりとお茶を楽しめる空間を演出しています。和テイストにアジアンらしい素材感が加わることで洗練された深みのあるコーディネートに仕上がっています。
サイドテーブルのように小さな家具はお部屋の角などデッドスペースにも置くことができます。こちらの実例ではソファの間のスペースにサイドテーブルとテーブルランプを置き、灯りを使ってアジアンらしい雰囲気を演出しています。
涼しげなブルーカラーがアジアンリゾートの海辺のように爽やかなコーディネート。人が行き来する動線上にローテーブルを置く場合でも角が丸いタイプを選べば安心して生活することができます。
大きめのコーナーソファの前にはあえてローテーブルを置かず、必要な時に使えるサイドテーブルを取り入れています。お子様がいるご家庭やお部屋を広く見せたいという場合には、サイドテーブルをうまくコーディネートすると良いでしょう。
マンションのベランダやバルコニーなど限られた空間にはコンパクトで動かしやすい屋外家具をチョイスすると良いでしょう。サイドテーブルとチェアを取り入れるだけでアジアンリゾート風の空間に仕上がります。
まとめ
ソファやダイニングセットなど大きな家具に比べると選ぶのがつい後回しになってしまいがちなローテーブルですが、実は利用度が高く重要なアイテムであるということをお分かり頂けたでしょうか。また手軽に取り入れることもできるので、アジアンスタイルのインテリアコーディネートを検討する際はまずローテーブルからはじめてみるのもおすすめです。
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