ソファとテーブルを合わせて使う場合に「高さの相性」を意識して選ばれているでしょうか?ソファでの快適な暮らしを叶えるために、ライフスタイルに合わせたソファとテーブルの高さを考えてみましょう。こちらの特集では、過ごし方別のソファとテーブルのおすすめ高さ・組み合わせ例をご紹介します。
ソファに合う高さのテーブルを選ぶには?
ソファと合わせるテーブルの高さは様々です。ソファと同じ高さや逆に低いテーブル、ソファよりも高めのテーブルなど多様なサイズ感がある中で何を基準に選べばよいのか?これからご紹介します。また、ソファ自体の高さ・座面高さもテーブル選びに影響を与えるため注意が必要です。
目的・過ごし方に沿ったバランス・高さで組むこと
ソファと相性のよいテーブルを選ぶ時のポイントは、ソファ周辺でどのような暮らしをしたいのか?が大事です。一人での寛ぎ方、二人暮らしや家族との毎日過ごす時間などを想像しながら、自分にとって理想的なソファとテーブルの高さバランスを組んでください。
Case-1. ソファとテーブルで寛ぎたい
Case-2. 広く開放的にソファとテーブルを見せたい
Case-3. ソファに座りながら食事や仕事もしたい
Case-4. ソファ前のテーブルで床座も楽しみたい
Case-5. サイドテーブルを使って過ごしたい・広く見せたい
Case-1. 「ソファで寛ぐケース」のソファとテーブルの高さ
まずは「ソファで寛ぐこと」を目的とした、ソファとテーブルの高さ・目安をご紹介。ソファ前に置いても邪魔にならない高さ、グラスやマグカップなどを置いた時に手が届きやすい高さが理想です。
テーブルの高さ=ソファの座面高と同じ or +5cm以内
■ ソファに座りながらテーブルに手が届く
■ テレビを見る際に視線を遮らない
■ ソファ周りの圧迫感が無い
※写真のソファは座面高33cm、テーブルの高さは38cm
奥行きが深いソファに座った時は手が届きにくい
ソファに座りながら食事や作業はしにくい
ソファで寛ぐ高さのテーブル事例 & おすすめテーブル
ソファの座面高33cmとテーブル高さ35cmの事例
ソファの座面高33cmとテーブル高さ35cmの事例
ソファの座面高39cmとテーブル高さ38cmの事例
ソファの座面高30cmとテーブル高さ33cmの事例
ソファの座面高38cmとテーブル高さ38cmの事例
ソファの座面高33cmとテーブル高さ35cmの事例
Case-2. 「ソファ周りを広く見せるケース」のソファとテーブルの高さ
2つ目は「ソファ周りを広く見せるケース」を目的とした、ソファとテーブルの高さ・目安をご紹介。ソファ前を開放的に見せる高さ、ソファ自体も低くしてより開放的に見せる高さのバランスをご覧ください。
テーブルの高さ=ソファの座面高-5cm以内
■ ソファ前や周辺が広く見える
■ ソファのデザインが目立つ・引き立つ
■ テーブルが低くなるため床座も可能
※写真のソファは座面高38cm、テーブルの高さは33cm
ソファからテーブルまでの距離が出るため手が届きにくい
ソファとのデザイン・ボリュームのバランスを整える必要が有る
ソファ自体を低くすればテーブルは座面高と同じでもOK
もしテーブルと合わせるソファ自体が低いのであれば、テーブルと座面高は同じぐらいでも問題有りません。ソファのボリュームが無いので、テーブルを極端に高くしなければ開放感が生まれるでしょう。また、テーブルのデザインに流線形やガラス素材を用いれば、空間を広く見せられることも。
ソファの高さ82cm / 座面高30~33cm
テーブルの高さ33cm
ソファの高さ58cm / 座面高33cm
テーブルの高さ33cm
ソファ周りを広く見せる高さのテーブル事例&おすすめテーブル
ソファの座面高39cmとテーブル高さ33cmの事例
ソファの座面高30cmとテーブル高さ33cmの事例
ソファの座面高38cmとテーブル高さ35cmの事例
ソファの座面高33cmとテーブル高さ33cmの事例
ソファの座面高33cmとテーブル高さ33cmの事例
サイドテーブルのみ配置して広く見せるのもおすすめ
ローテーブル自体を配置せずに、サイドテーブルでまとめるレイアウトを採用すればソファ前を広く見せられます。ただし、過ごし方やテーブルの棚板に細かいアイテムを収納したいなど、好みもあると思いますので選択肢の一つとして覚えておきましょう。
Case-3. 「ソファに座って食事・作業するケース」のソファとテーブルの高さ
3つ目は「ソファに座って食事・作業するケース」を目的とした、ソファとテーブルの高さ・目安をご紹介。ソファに座りながら丁度よい高さで食べたり、仕事ができるテーブルの高さバランスを見てみましょう。
テーブルの高さ=ソファの座面高 +25cm前後
■ ソファで食事がしやすくなる
■ ソファに座って作業も可能になる
■ 空間を有効活用できる
※写真のソファは座面高38cm、テーブルの高さは64cm
相性のよい高さで組まないと使い難くなる
ソファ周辺に圧迫感が生まれやすい
同じ箇所で過ごすためソファの耐久性が必要
適切な差尺 (テーブルの高さ-ソファの座面高) で組むことが大事
一般的に適正と言われている差尺は、25~30cm以内で、このサイズから極端に変わると使い難くなる可能性があります。5cm前後の範囲があるのは、ソファとテーブルでの過ごし方や家族構成、身長によっても変わるからです。(写真はソファ座面高38cm、テーブル高さ64cm、差尺26cmの例)
ソファで食事・作業する高さのテーブル事例&おすすめテーブル
ソファの座面高38cmとテーブル高さ64cmの事例(=差尺26cm)
ソファの座面高38cmとテーブル高さ64cmの事例(=差尺26cm)
ソファの座面高38cmとテーブル高さ64cmの事例(=差尺26cm)
ソファの座面高38cmとテーブル高さ64cmの事例(=差尺26cm)
ソファの座面高38cmとテーブル高さ64cmの事例(=差尺26cm)
ソファの座面高38cmとテーブル高さ64cmの事例(=差尺26cm)
Case-4. 「ソファ前で床に座って過ごすケース」のソファとテーブルの高さ
4つ目は「ソファ前で床に座って過ごすケース」を目的とした、ソファとテーブルの高さ・目安をご紹介。床座の暮らしとも馴染むソファとテーブルの高さ・バランスを整える必要があります。
ソファの座面高30~38cm / テーブルの高さ35cm前後
■ ソファに座る+床座りも楽しめる
■ ダイニング無しのレイアウトを組める
■ 和モダンなコーディネートを演出できる
※写真のソファは座面高33cm、テーブルの高さは35cm
この高さ・バランスのデメリットや注意点
ソファに座って過ごす時はテーブルまで手が届きにくい
和洋折衷の雰囲気になるのでおしゃれに見せるコツがいる
ソファ自体の高さも抑えながら身長に合う高さのテーブルを選ぶ
ソファと床座の暮らしを叶えるには、ローソファがおすすめです。高さのあるソファの前で床座りしても問題はないですが、圧迫感やアンバランスな見た目になります。できるだけソファの高さを抑えて、自分の体格に合う高さのテーブルを合わせてましょう。
ソファ前で床座も叶う高さのテーブル事例&おすすめテーブル
ソファの座面高33cmとテーブル高さ33cmの事例
ソファの座面高33cmとテーブル高さ33cmの事例
ソファの座面高38cmとテーブル高さ38cmの事例
重量感のあるソファなら体を預けても安定感があり、和の風情を感じながらのんびりとした時間を過ごせるでしょう。日本の伝統的な床座スタイルを現代の住空間に取り入れて、ソファと異なる居心地の良さも味わってみては?
ソファの座面高33cmとテーブル高さ35cmの事例
ソファの座面高33cmとテーブル高さ38cmの事例
Case-5. 「サイドテーブルで過ごすケース」のソファとテーブルの高さ
5つ目は「サイドテーブルで過ごすケース」を目的とした、ソファとテーブルの高さ・目安をご紹介。ソファに深く座ったまま寛げるテーブルの高さや、身体の手前まで寄せられるデザイン性も大事になります。
テーブルの高さ=ソファの座面高 +10~20cm前後
■ ソファに座りながらテーブルに手が届く
■ 簡易的な食事や作業が可能になる
■ サイドテーブルを好きな位置に置ける
■ ソファ前が広く見えて開放感が生まれる
大人数で団らんする際には使い難い・物足りない
サイドテーブルのデザインによっては使い難いことがある
ソファの座面高・自身の身長に合わせて選ぶ必要がある
高さのあるサイドテーブルで過ごす事例
ソファの座面高33cmとテーブル高さ49cmの事例
ソファの座面高34cmとテーブル高さ49cmの事例
ソファの座面高39cmとテーブル高さ56cmの事例
ソファの座面高33cmとテーブル高さ45cmの事例
ソファの座面高38cmとテーブル高さ49cmの事例
【チェック!】高さを変更できるテーブルで暮らしの変化に合わせる
ソファとローテーブルの高さについて様々なケースをご紹介してきましたが、最後に「高さ変更できるテーブル」をご紹介。ライフステージの移り変わりによって、暮らし方の変化も生まれます。そこで、高さの変更ができるテーブルであれば、その変化にも対応できるでしょう。
脚を組み替えて高さ調節できるテーブルでソファとのバランスを変える
別売りの脚で過ごし方に合わせたテーブルの高さに変更可能
かさ上げ材で高さ調節できるテーブル
モク・シリーズのもう一つの特長は、付属の「かさ上げ材」を使用することで高さを±3cm変更できる点です。例えば、ローテーブル仕様として購入された場合、かさ上げ材の有無によって「高さ35cm」と「高さ38cm」の2パターンでご利用頂けます。使用される方の体格・好みに合わせて取り付けてみましょう。
かさ上げ材=無し
かさ上げ材=有り
※ソファダイニングテーブル、ダイニングテーブルで組んだ際も同様にかさ上げ材が付属します。
昇降式で好みの高さに変えられるサイドテーブル
a.flatの展開しているテーブルの中でもう1点、昇降機能によって高さが変えられるサイドテーブルが有ります。こちらのテーブルは、高さ488~688mmの間で2cm間隔、10段階の高さ調節が可能となり、支柱中央のキャップを回すだけで高さの固定と解除ができる優れものです。
ソファの座面高さや奥行、自身の身長などに合わせて理想の高さでテーブルを使えるでしょう。
高さが変更できるテーブルとソファの事例
高さ64cm ⇒ 高さ35cmに変更したテーブルの事例
一人暮らしのワンルームから1LDKのリビングに引っ越し、テーブルの高さを変更した事例です。最初はソファで食事や作業できる状態から、住み替え後はソファ周りを広く見せるレイアウトを採用。同じテーブルでも脚の組み替えで異なる暮らしを叶えました。
高さ38cm ⇒ 高さ67cmに変更したテーブルの事例
一人暮らしのワンルームから1LDKのリビングに引っ越し、テーブルの高さを変更した事例です。ワンルーム時はローテーブルとして使用して、住み替え後のダイニングルームでは高さ67cmのローダイニングに変更。チェアも追加して座って食事を楽しめるスペースを取り入れています。
高さ64cm ⇒ 高さ35cmに変更したテーブルの事例
一人暮らしの1LDK(リビング9畳)の模様替え事例です。食事や仕事がしやすいソファダイニングのレイアウトから、テーブルの高さを下げてソファでリラックスする組み合わせに変えたイメージとなります。同じ空間でも、過ごし方によってテーブル高さを変えられるのは大きな魅力と言えるでしょう。
高さ52cm ⇒ 高さ60cmに変更したテーブルの事例
一人暮らしのワンルームから1LDKのリビングに引っ越し、昇降式テーブルの高さを変更・活用した事例です。コンパクトなワンルーム8畳ではラウンジタイプのソファに合わせ、住み替え後の寝室では高さ58cmまで上げて就寝前の暮らしを充実。フレキシブルなサイドテーブルで自由自在に高さを変えながら過ごせます。