新築のインテリア・内装を極める！！実例から学ぶプロのこだわりコーディネート術

新築に合わせてインテリアや内装・コーディネートを検討する際に、皆様はどのようなものを選びますか？それぞれたくさんの種類やデザイン、サイズ感や価格帯も様々で悩んでしまう方が多くいます。そのような多種多様なインテリアがある中で、どのように選べば理想の雰囲気に近づけるのか、様々な視点から解説していきます。

ここからは新築のインテリアやコーディネートを魅力的にする5つのステップについて詳しく紹介します。理想の新築を実現するために、失敗例なども含めてプロ目線でアドバイスしているので、参考になさってください。

モダンインテリアのポイントは、シンプルで上品に、モノトーンをベースにしたコーディネートを行うことです。直線的でスタイリッシュなデザインでまとめることにより、モダンな雰囲気を作ることができます。

アジアンインテリアのポイントは、自然を感じる、開放的で抜け感のあるコーディネートを行うことです。吹き抜けや開放的な窓など特別感のある内装に、素材感の伝わる家具とアクセントカラーを組み合わせましょう。

カジュアルインテリアのポイントは、落ち着いた自然を感じる素材やカラートーンでコーディネートを行うことです。過ごしやすく、幅広い層に取り入れやすいインテリアのコーディネートといえます。

西海岸インテリアのポイントは、無垢材の温かみのある質感に海を感じるカラーコーディネートを行うことです。素材の質感がしっかりと伝わる家具を中心に、落ち着いたトーンのブルーがおしゃれな印象を作ります。

和モダンインテリアのポイントは、和の雰囲気が持つ落ち着いた、癒しの効果を感じるコーディネートを行うことです。自然素材の柔らかさが伝わる、シックで上品な雰囲気を作るブラウン中心の部屋作りを意識しましょう。

ハワイアンインテリアのポイントは、ハワイの鮮やかな自然の情景を楽しめるコーディネートを行うことです。華やかでエネルギッシュな、ハワイの自然が作り出す魅力が多くの人を惹きつけます。

北欧インテリアのポイントは、ナチュラルで温かく、柔らかな印象を与えるコーディネートを行うことです。白をベースに、パステルカラーなどの淡い色を使うことで、北欧スタイルらしい優しい空間を演出できます。

ジャパンディインテリアとは、和モダンインテリアと北欧インテリアを掛け合わせた、シンプルでありながらセンスフルなおしゃれなコーディネート。アースカラーと心地良い余白のある空間づくりがポイントです。

シーサイドインテリアのポイントは、ホワイト×ブルーの爽やかなカラーコーディネート、開放感を生み出すロースタイルの家具でまとめること。また、編み込み素材の家具を取り入れるとさらに雰囲気が引き立ちます。

カフェインテリアのポイントは、居心地が良く、温かみのある素材感が伝わるコーディネートを行うことです。カジュアルでおしゃれな雰囲気を作ることで、日々の過ごしやすさを豊かに向上してくれます。

新築のインテリアやコーディネートを魅力的にする2つ目のステップは、「新築インテリアの完成度を高める内装にこだわる」です。内装はお部屋の印象を作る、大切な部分ですのでしっかりとこだわりましょう。

どれだけおしゃれで理想的な家具を揃えても、内装によっては、理想とかけ離れた空間に仕上がってしまうことも。それだけ理想の新築インテリアを叶えるには、内装選びが非常に重要なポイントになるのです。

新築の内装選びを行う際、自由に選べる反面、自分好みにしすぎてしまい失敗してしまうことも。家の内装選びはイメージがしづらく、失敗しても気軽に交換できないため、しっかりとした準備が必要です。

新築のインテリアやコーディネートを魅力的にする3つ目のステップは、「おしゃれな新築に仕上がるカラーコーディネートのコツ」です。理想の空間に合ったカラーコーデを行うことで、魅力度もさらに高まります。

新築は、内装に合わせてカラーコーディネートを一から検討できるため完成度の高いインテリアを実現できます。希望のインテリアスタイルに合わせて色を選ぶこと、さらにカラーコーディネートの基礎となる色相やトーンなどを理解することで、バランスの良いおしゃれな空間に仕上げることができます。

ダークブラウンをベースカラー、レッド・オレンジ・パープルなどの南国感のあるカラーを使います。

ホワイト・ベージュをベースカラーにして、ブルーをプラスし爽やかな雰囲気を演出します。

落ち着いた印象のグレー・グレージュ・ダークブラウンのみで構成し、すっきりとまとめます。

アースカラーと呼ばれるベージュ・ブラウンを重ねて、シンプルながらもおしゃれな雰囲気に。

床・壁・天井・建具など

内装に使用される色。7割を占めますが、壁は白であることが多いので、主張はあまり感じません。

大型家具・カーテン・ラグ

部屋の中でも目立つ大きなサイズの家具・小物に使用される色。インテリアの印象を決定づけます。

クッション・小物など

小物に使用されている色。その名の通りアクセントになる色で、空間の引き立て役となります。

色相は色相環で表される赤や青などの色みの違いのことで、カラーコーディネートではその配置が重要。隣同士の色、反対側にある色など、それぞれが持つ効果や関係性がインテリアに影響するでしょう。

同じトーンにある色同士は馴染みが良く、どの色を組み合わせてもOK。海外のインテリアで多く見られる配色方法でもあり、カラフルなのにまとまりのあるおしゃれなインテリアを叶えることができます。

新築におけるカラーコーディネートの基本についてお話ししましたが、さらに完成度を高める色使いのテクニックについてもご紹介していきます。特に取り入れる色数などを意識することはとても重要です。

ブラウンの同系色でまとめています。

オレンジとパープルの反対色のアクセントを使用。

グレーとダークブラウンの2色。

ダークブラウン・グレー・パープルの3色。

無垢材の素材も揃えたことで統一感も感じます。

木とヒヤシンスの自然素材で合わせておしゃれに。

ソファ、ダイニングチェアなどは後々に模様替えしやすい、カバーが着脱式のタイプがおすすめです。取り外しできることで洗濯やクリーニングも可能なため、常に清潔に、好きなカラーコーデを楽しめます。

新築のインテリアやコーディネートを魅力的にする4つ目のステップは、「センスアップするインテリアアイテム」です。こだわりの内装や家具に合わせて、インテリアアイテムもしっかりと選んでいきましょう。

新築まインテリアアイテムの中でも、こだわる方が多いカーテン。特にリビングダイニングの窓は大きく、どのようなカーテンを取り入れるかで印象も変わります。色や機能性なども加味しながら選んでいきましょう。

カーテンには多くの色や柄などがあり、何を選ぶかが非常に重要です。部屋に対してカーテンの占める面積は大きいので、取り入れたインテリアスタイルや内装に合わせたカーテンをしっかりと選びましょう。

悩んだ際はカラーコーディネートに使用したメインカラーに合わせる、もしくは床・壁などのベースカラーに合わせるのがおすすめ。また、柄物は無理に取り入れなくても良いでしょう。

間接照明は、新築の空間をムードアップしてくれるアイテム。おしゃれな空間を目指す場合は、光を上手く使うのが大切です。照明は実用性も加味して選ぶ必要があるため、まずは既存の照明がついているのか、どのくらいの照度かを確認した上で、光の演出ができる場所に、間接照明をプラスすると効果的です。

カーテンや間接照明だけでなく、新築の部屋をセンスアップすることができる、その他のおすすめインテリアアイテムも紹介いたします。インテリア上級者の方も多く取り入れられています。

近年とても人気の高い観葉植物も、是非プラスしておきたいアイテムの1つです。広めのリビングにはシンボルとなる大きな植物を取り入れることで、自然感が伝わるアクセントをプラスできます。

小型の植物などは、場所を選ばず追加しやすく、どのようなインテリアスタイルにも好相性。小型であればひとつではなく、複数を合わせて飾ることでさらに印象的なインテリアに仕上がります。

新築のインテリアやコーディネートを魅力的にする5つ目のステップは、「快適な新築の暮らしを叶えるレイアウト」です。内装や家具だけでなく、快適な生活を送れるようレイアウトについても考えていきましょう。

今回ご紹介させていただく新築一戸建てのお客様宅は、モノトーンでシックにまとめた高級感のあるダークブラウンの家具が映える空間となっており、全体的にとても統一感のある魅力的な新築実例です。ここまで紹介した、理想の新築を叶える5つのステップをもとにコーディネートを行っています。

今回の実例の空間テーマとなるインテリアスタイルは、特別感のあるモダンスタイル。家具だけでなく内装やインテリア小物も含めて落ち着いた色・素材・デザインを選び、上品で高級感のある空間を目指しました。

今回の新築は、内装にもこだわりが詰まっています。家具との相性抜群のナチュラル色のフローリングだけでなく、モダンスタイルを引き立てるように、天井にも木をプラス。また、テレビ後ろのエコカラットや、アクセントになるブラウンカラーの建具など、全体のバランスを見てセレクトしています。

今回の実例はモダンなインテリアスタイルに合わせて、高級感が伝わる落ち着いた印象のブラウンでカラーコーディネートを行いました。また、単調にならないよう、様々なブラウンを重ねて変化をつけた点も魅力です。

家族がゆったりと寛ぐことをイメージした新築のリビングには、最高の座り心地を再現してくれるカウチソファや洗練されたデザインのテレビボードやローテーブルを。シンプルで落ち着いたイメージを表現しました。また、壁面にもファブリックパネルを飾り、統一感のあるブラウンの色味をプラスしました。

上質な座り心地と無垢材デザインを追求したテン・ハイバックソファ。背もたれと座面のクッションは、何層もの硬さの違う素材で構成されており、ふんわりとしたファイバーボールと体が適度に沈み込むウレタン構造で、やさしい感触としっかりと体を支える感覚とを両立した上質な座り心地を実現しました。

また、今回の新築ではワイドタイプのカウチソファを選んでいますが、テンハイバックソファは様々なサイズを展開しており、自宅に合ったサイズ・スタイルを選ぶことができます。また、一度購入した後もアームが取り外して、お好きなソファの形に組みかえることができるのも大きな魅力。

今回のレイアウトポイントは、しっかりと動線を確保した上で、ゆったりと寛げるカウチタイプソファを配置できるようにレイアウトしました。リビングとダイニングスペースを綺麗に分けられるように配置しています。

新築で理想を叶えるためのポイントは分かったものの、「完成イメージが湧きにくい。」「レイアウトが難しい。」というお悩みを多く聞きます。そのような方は "3Dインテリアシミュレーションサービス" を利用してみましょう。図面からバーチャルな部屋を作成して家具を配置し、さらに小物でカラーコーディネートを行ったイメージを3D画面で見ることができる、いわば家具の試着サービスです。

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定休日 水曜(祝日を除く)

今回は新築のインテリアや、コーディネートを魅力的にするために大切なポイントと、素敵な新築の実例をご紹介させていただきました。ぜひ皆様も新築一戸建ての空間にシックで洗練されたダークブラウンの家具を取り入れて、素敵なコーディネート実例を参考に理想の空間を再現してみてください。