新居づくりでこだわりたいインテリア・家具。何をポイントに揃えるべきか悩まれる方も多いでしょう。お気に入りの新居を作るには、計画的にインテリアを選ぶ必要があります。このコラムでは、プロが推奨する後悔しない新居用のインテリア・家具の決め方をご紹介しますので、是非参考になさってください。
コーディネーターが伝えたい新居のインテリア・家具選びの注意点
インテリアや家具の買い替え時には、古い家具の処分から新しい家具を選び、納品するという大変な作業があります。時間とお金もかかるためそう何度も繰り返したくないものです。購入後も快適に長く使用するためには、計画を持ってインテリア・家具選びを進めましょう。
新居のインテリアや家具選びによくある体験談・失敗談
「新居購入時に選んだインテリアがイメージと違った」
こちらは、一番よく聞く失敗談です。洋服などでも経験したことがある方も多いのではないでしょうか。ネットに掲載されている写真は光量が多く明度や彩度が違って見えることも。また、お店で実物を見ても、照明の色が実際のご自宅と違うためギャップを感じることもあります。自宅の照明に近い色で確認しましょう。
「新婚の新居用家具が想定よりも大きく部屋が狭くなった」
ネット内や不動産から渡される間取りはあくまで畳数を示すものであり、縦横の比率が確実ではありません。おおよそのサイズで選んでしまうと、納品時に想定していたサイズと異なるケースも。内見の際にサイズを測る、寸法が書かれた図面を確認するなど、家具を選ぶ時は事前に実寸を確認しましょう。
「インテリアの準備が遅く引っ越し後に不便だった」
新居へ住み始める際に必要な物はたくさんあります。カーテンやベッド、食事をする家具などは必須と言えるでしょう。また、大きいテレビを買う際はテレビ台が先に届いている方が便利です。
引っ越し時に快適に過ごすため、必ず必要となるインテリア・家具はリストアップして計画的に進めることが重要です。
「購入した一部の家具をあまり使わなかった」
インテリアや家具を探すため、ショップを見て回ることはとても楽しく、新居に置いたときの想像が膨らみ、その場の判断で購入することも。実際に新居に住まわれてみて必要ない家具を買ってしまったという失敗談もよく耳にします。快適でおしゃれな新居づくりに必須なのか、検討した上で購入しましょう。
事前のプランニングで新居に向けた準備が大切に
上記のような失敗談は、事前のインテリアプランニングで解消することばかりです。
その時の気分だけで購入してしまわず、計画的に進めていくことが新居での快適な生活につながります。
後悔しない新居用のインテリア・家具の決め方 ~プロが推奨する5つのポイント~
新居のインテリアや家具を準備するときに無計画のまま購入してしまうと、暮らしているうちに使いにくさを感じ、すぐに買い替えることになってしまいます。新居のインテリアや家具を選ぶ時には、次の5つのステップで計画的に進めていきましょう。
ここからは、この5つのステップに分けてご説明していきますので是非参考になさってください。
【1】新居のテーマやインテリアテイストを決める
1つ目のステップはテーマ決めです。新居のテーマやインテリアテイストを決めておくことで、色味やインテリアから感じる印象が揃えられるため、統一感あるおしゃれな新居づくりができるでしょう。
新婚・二人暮らしの新居で人気のインテリアテイスト例
それでは早速、テーマやインテリアテイスト別に新居づくりを叶えられたインテリアコーディネート実例をご紹介致します。様々な実例などを参考に気になる新居を発見したらチェックしておくと良いでしょう。
自然素材をふんだんに使用した「ナチュラルスタイル」
ナチュラルインテリアとは、自然素材の家具やナチュラルなカラーを取り入れた、温かみを感じる心地良い雰囲気のインテリアのことを言います。シンプルですが飽きにくい新居になるでしょう。
白い床に映える、グリーンのラグやクッションカバー、無垢材の家具をコーディネートすることで、家の中にいても自然を感じるナチュラルな新居になり、明るく心地の良いリビングに。
旅行先で訪れた非日常感を演出する「ハワイアンインテリア」
まるでホテルに滞在しているかのような、非日常感と癒しに包まれた暮らしを叶えることができるのが「リゾートスタイル」です。思い出の土地、新婚旅行などで訪れたハワイをイメージして新居づくりを叶えられました。
ホテルならではの落ち着いた印象の中にも、爽やかさや癒しを感じられるよう、風合いのある無垢材家具を主役に、カラーはハワイの海や空、花などをイメージさせる発色が良い色をコーディネートしてまとめたのがポイントです。
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【インテリア実例】2部屋を1つのリビングとして広く使ったレイアウト&コーディネート
2部屋を1つのリビングとしてレイアウト・コーディネートすることで、広くゆとりのある空間が生まれます。1つ1つの部屋はサイズ感に限りがあっても、2部屋を1つのリビングとして使えば、理想のコーディネートに近づけることができたり、ライフスタイルに合わせて様々なレイアウトを楽しむことができます。このコラムでは開放感のあるレイアウトに合わせて、リゾートのようなコーディネートを叶えた、お客様リビング実例をご紹介します。
快適性を追求したシンプルでおしゃれな「北欧スタイル」
北欧をテーマにした家具屋は多く、ナチュラル感やスタイリッシュな雰囲気を出すことも可能で、長年人気のインテリアスタイルです。淡いイエローやグリーンのパステルカラーを取り入れ、北欧スタイルを叶えられています。
リゾート風のリビング。自然の温かみを感じるヒヤシンス素材の家具と、柔らかい印象のカラーコーディネートで、優しい空気に包まれたナチュラル空間を叶えることができました。
二人の好みが違う時、インテリアテイストはどうする?
複数のインテリアスタイルの要素を取り入れた「ミックススタイル」は、こだわりを感じるインテリアにしてくれます。オリジナリティを演出することができ、型にはまらない自由なコーディネートを楽しめるでしょう。
家族暮らしの新居で人気のインテリアテイスト例
今まで賃貸で暮らしていたけれど、新居を購入し家族と一緒に新しい家づくりをされる方も多いでしょう。家族暮らしの新居で人気のインテリアをご紹介いたします。
清涼感のあるブルーでコーディネートされた「西海岸風インテリア」
清涼感や開放感が魅力的な、西海岸テイストのインテリアコーディネート。アメリカ西海岸をイメージしたコーディネートです。カジュアルで明るく爽やかな印象があります。
ブルーや無垢材などでコーディネートすることで、清涼感のある涼しげな空間を叶えることができます。海が身近にあるライフスタイルをそのまま反映したような、爽やかでアクティブな印象が西海岸テイストの特徴です。
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ブルーのインテリアの魅力『34部屋のインテリアコーディネート実例付き』
海や空をイメージさせるブルーのインテリア。開放感がある爽やかな装いは、リラックス感の溢れる空間を演出してくれます。ネイビー・ターコイズブルー・アクアブルーなど様々なブルーでコーディネートした沢山の実例や、ブルーのインテリアが暮らしにもたらしてくれる効果、ブルーのインテリアコーディネートを行う際のポイントを紹介しています。
和の文化と現代的デザインが混在した「モダンスタイル」
家族で落ち着くラグジュアリーモダンな戸建て・部屋作りを叶えたインテリア実例です。内装からインテリア・家具まで、グレーとブラウンで統一して、新築の戸建てならではのこだわりを散りばめました。
モダンなグレーでまとめた洗練感のある2階のリビング。大人っぽい雰囲気と自然素材のグレーやブラウンが織り成す温かさも感じる空間です。単調にならないように、色とりどりのグレーを家具・インテリアで散りばめたご家族にとって大事なスペースに。
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クラウドグレー・スタイル~悠然につつまれる~
クラウドグレー・スタイル~悠然につつまれる~のページです。グレー特有の凛とした表情と澄み渡る空気感が、リラックスできる時間を演出してくれるクラウドグレー・スタイル。グレーに美しく染め上げたローソファや石のテーブルが主役のリビングです。様々な自然素材をベースにしたグレーの家具とファブリックを用いて、モダンで優し気な空間に。雲霞を想わせるような、色とりどりのグレーで作り上げたカラーコーディネートに包まれてリラックスできます。
自然素材に囲まれリラックスしやすい「アジアンテイスト」
洗練されたモダンな雰囲気の中にも、アジアの素材感やムードを味わえるテイストです。美しいラタンと木製家具のコンビネーションが織り成す、ブラウンのグラデーションが広がる部屋が魅力的。
開放的なラタンのローソファやラウンジチェア、ローテーブルが主役のリビング。マテリアル感のあるブラウンのクッションカバーや、木の枝をモチーフにしたファブリックパネルが魅力的な空間です。
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ウッドブラウン・スタイル~自然のベーシック~
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一人暮らしの新居で人気のインテリアテイスト例
一人暮らしは、自身の好みでコーディネートできることもあり、こだわっておしゃれな部屋にしたい!と思う方も多いでしょう。是非こちらを参考にお気に入りの新居コーディネートを探してみて下さい。
落ち着いた雰囲気と洗練感が魅力の「シンプルスタイル」
シンプルテイストは、洗練された都会的なスタイルのインテリアコーディネート。直線的でシンプルなデザインの家具・インテリアで構成することが多く、装飾は控えめな点が特徴。新居をすっきり見せ、上品な空間を演出するスタイルです。
シンプルスタイルを叶えるポイントは、インテリアや家具の色をシンプルなものに。黒、グレー、白などのモノトーンの色味は、新居空間をセンス良くおしゃれにしてくれます。また、基本的に物を少なく見せるテイストのため、清潔感のある心地の良い空間を作れるでしょう。
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東京の新築一戸建てをモノトーンインテリアで演出したコーディネート実例です。新築で内装からモノトーンで統一されているご新居を、都会らしくモダンな雰囲気溢れる空間にしました。ご家族でゆったり寛げるように、柔らかなグレートーンにロースタイル家具を合わせております。ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
統一感があり落ち着いた雰囲気が漂う「ホテルライクインテリア」
ホテルライクなテイストは、高級感がありおしゃれな雰囲気が漂うインテリアコーディネート。統一感があり快適に過ごしやすい空間を叶え、ラグジュアリーな印象が魅力のテイストです。
装飾やレイアウトをシンプルにまとめ、空間をすっきり見せることでホテルのような高級感を新居に演出します。家具・インテリアのデザインや、カラーコーディネートにまとめ、洗練された印象を意識してコーディネートすることがポイントです。
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作業や食事など様々な過ごし方ができる「カフェ風インテリア」
落ち着きがありおしゃれな空間を演出する、カフェ風テイストのインテリアコーディネート。名前の通りカフェで過ごす時間のように、寛いだり作業をしたりと様々な過ごし方ができるスタイルです。
カフェ風テイストは、高さのあるテーブルを取り入れたコーディネートが特徴。寛ぐ以外に作業や食事など、様々な過ごし方ができる部屋が叶います。落ち着きのあるカラーコーディネートや、観葉植物を取り入れて癒される空間作りもまたポイントです。
様々な実例を参考に好みのインテリアテイストを探しましょう!
ネットや家具屋をたくさん見て、そのイメージをご自身の新居で再現していくのも良いでしょう。様々な新居実例を見てチェックすることで新居で叶えたい好みのインテリアテイストも絞れてきます。
【2】新居に必要なインテリアを考える・リスト化する
新居の作りに必要な2つ目のステップは、「新居ではじめに揃えたいインテリア」をリスト化すること。家具ではなく、照明やカーテン、ラグ、装飾など細かいインテリアアイテムを書き出しましょう。
リスト①:新居ではじめに揃えたいインテリア
新居で新しい生活をするために最低限必要なインテリアアイテムをリスト化していきましょう。家具を考えることも大切ですが、実はインテリア小物は生活に欠かせないアイテムが多いのでご紹介していきます。
■ カーテン(必要度:高)
カーテンは外から見えないようにする防犯の役割もあります。新居となると住み慣れるまでどのような土地か分からないこともあるので、必ずカーテンは付けましょう。また、窓から射す日差しからフローリングや家具などを守る機能もあるため、カーテンを付ける意味を知ると必須アイテムだということが改めて分かりますね。
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カーテンの選び方~お気に入りの色や機能性のカーテンでワンランク上のインテリアに~
カーテンの選び方~お気に入りの色や機能性のカーテンでワンランク上のインテリアに~のページです。カーテンはお部屋の印象を左右する大切なアイテムの一つです。カーテンを変えるだけで、素敵なインテリアに生まれ変わります。そんなカーテンの色や組み合わせ、機能性などカーテンを作る時のポイントをご紹介。ここではカーテンの選び方のコツを見てみましょう。オーダーカーテンってハードルが高そう…と思いがちですが、最初にカーテン選びのポイントを押さえてしまえばそんな心配はありません。あなたのお部屋の雰囲気や窓のサイズに合わせて、ぴったりな色やサイズのカーテンが作れるのがオーダーカーテンの魅力。ここからは、自分にあったカーテンを作るための、カーテンの選び方、組み合わせ例、生地の機能性、サイズの測り方の4つのポイントを見てみましょう。
■ 主照明(必要度:高)
新居に住む時にはカーテンと同じくらい照明が大切になります。物件によっては照明付きもありますがほとんどの場合が付いていないので、必ず必要なアイテムになるでしょう。明るさが無いと、夜に新居づくりの計画も立てづらくなってしまいますね。
■ 寝具一式(必要度:中)
睡眠の質は日ごろの疲れを癒すため、人間にとってとても重要となります。新居へ引越しをする初日から必要になるでしょう。せっかくなら急いで決めた寝具ではなく、毎日そして長く使う寝具だからこそ、寝転んだ時の心地良さや肌触りなどを確かめて購入しましょう。
■ カーペット・ラグ(必要度:中~小)
ラグやカーペットは特に冬など寒い時期には必要となるでしょう。戸建てでもマンションでも床暖房が無い場合は快適に過ごすことができません。また家具を購入し、自身で開梱や組み立てを行う際には、フローリングを傷つけないようにラグの上で作業を行えるので、家具購入までに新居にあることが理想となるケースも。
リスト②:プラスで新居向けに買ってよかったインテリア
ここからは、引っ越し時に必須アイテムとまでは言いませんが、新居にあることで空間を一段とおしゃれに演出するおすすめのインテリアアイテムをご紹介致します。
■ クッション
ホテルやラウンジ、おしゃれなカフェなどでは必ず置いてあるクッション。ソファの上やベッド上にあるだけで、リラックス感が漂いホテルライクな高級感も演出します。膝の上に置いたり抱えることでリラックスすると感じたことがある方も多いのではないでしょうか。
■ 間接照明
天井照明とは別で、フロアランプやテーブルランプなどを置くことでおしゃれな雰囲気を演出するアイテム。新居をコーディネートするときには是非取り入れて頂きたいアイテムです。空間をおしゃれにするだけではなく、本を読むときや眠る前に手元を照らしてくれるため快適な生活の手助けもしてくれます。
■ 壁面装飾・アート
ホテルの客室や、ロビーなどにはメインとなるようなアートや壁面装飾などを飾っているのを見かけた方も多いでしょう。新居の部屋にも白い壁に飾ることでインテリア性がグッと上がり、とてもおしゃれな空間になります。
■ ベッドスプレッド&スロー
ベッドスプレッド&スローとは寝具とは違い、掛け布団の上やベッドの上に掛けるファブリックのことを指します。ホテルで使用されることが多く、寝具を埃から守る・防汚など新居の自宅でも活躍するアイテム。また色や柄をこだわり、おしゃれな演出としても取り入れることで生活感が出やすい寝室を素敵な空間にしてくれます。
■ インテリア雑貨・植栽
インテリア雑貨などの飾り物や好きなテイストの置物などは、新居の空間をより一層おしゃれに、個性溢れる部屋にすることができます。また観葉植物なども飾ることで、新居らしい爽やかな印象を演出することができると共に、実際に暮らしてみて植物が育っていく様子を楽しむこともできるでしょう。
その他キッチン・バス・トイレ用品も最初に揃えるのが◎
料理をする時に必要なキッチン、1日の疲れをリセットさせるお風呂、その他トイレなどは生活をするうえで必ず使用する空間。現代では様々な専用グッズがあるため、新居に住まわれる前にどのようなグッズがあるのか事前に調べ、引越しまでに準備をしておくと良いでしょう。
【3】新居に必要な家具を考える・リスト化する
新居に必要なインテリアアイテムをリスト化した後は、大きな家具もリスト化していきましょう。ソファやテーブル、ベッドなど新居のサイズに合わせて置ける家具は異なります。部屋の数などとも比較しながら置ける家具、置きたい家具を書き出すことで、無駄な買い物をせず計画的に進められます。
リスト:新居ではじめに揃えたい家具
新居で新しい生活をするために最低限必要な家具をご紹介していきます。寛ぎやすい、食事が取りやすい、質の良い睡眠がとれるなど、生活を豊かに暮らしやすくする家具を考えてみましょう。
■ ベッド(必要度:高)
毎日身体を休めるためのベッド。新居へ引っ越しをする際には必ず必要となるため、はじめに揃える方がほとんどです。ベッドフレームは様々なデザイン・機能があり、マットレスの心地良さには個人差がありますので、あわてて購入せず、早めに検討するようにしましょう。
■ ダイニングセット(必要度:高)
ダイニング家具は食事をするために必要な家具となります。ローテーブルで食事ができれば良いですが、テーブルとチェアで食事をする快適さを考えると、新居に住みはじめる前に揃えておきたい家具です。
■ 収納家具(必要度:高)
洋服、下着、タオル類など出しっぱなしだと、部屋が散らかる一方です。時間が経つと埃も被り痛んでしまいます。収納家具は新居へ引っ越し時には必須と言えるでしょう。ただし、余分に準備をする必要はありません。必要なサイズと数だけ揃えて置くことがおすすめ。
■ ソファ(必要度:中)
ソファはメイン家具となるので早めに決める方も多いでしょう。新居へ住み始める際にある程度の家具を揃えられる場合は、はじめに決めておくことで部屋のインテリアテイストもイメージがしやすくなることも。ただし、予算やサイズの問題で順番に家具を揃える時にはベッドやダイニングテーブルなどの方が必要度は高くなります。
■ テレビボード(必要度:中)
新居へ引っ越しをするタイミングでテレビをサイズアップして買い替える方も多く、テレビボードが先に設置されている状態だと、テレビやDVDデッキなどのセッティングもしやすくなります。ただし、ソファやダイニングテーブルなどのメイン家具との相性もあり、まずはお持ちのテレビボードを使用する等、優先順位を付けて購入を検討する方も多いようです。
■ ローテーブル(必要度:中~小)
特にソファの前でお食事をされる方は、ローテーブルの必要度は高くなるでしょう。ただし、他の家具とのサイズバランスも新居づくりの中で大切になることと、粗大ごみとして捨てやすい大きさということもあり、まずは使用中のテーブルを使われる方も。
■ デスク・ドレッサー(必要度:中~小)
ダイニングテーブルやローテーブルで仕事、毎日の化粧をすることもできますが、専用のデスクやドレッサーがあると新居での快適な時間を過ごせることでしょう。特にテレワークの方はデスクに向き合う時間も長く、デスクがあることで集中力も高まります。
その他家具は最初から新居に揃ってなくてもOK
チェック:新居用に買ってよかった家具の条件・特徴は?
お客様からも良くお伺いする、新居用に買ってよかった家具の条件・特徴TOP3をご紹介致します。是非チェックして、後悔しない家具選びに役立ててみて下さい。
1位:飽きずに長く使いやすい家具
家具は安くはない買い物。また買い替える時には処分も大変になります。その理由から、長く使えることが大切です。長く使用するためには、飽きが来ないデザインや、長く使用できるメンテナンス性に優れた家具で選ぶと良いでしょう。
2位:機能性・収納性が高い家具
物は増えてくるもの。収納力がある家具を選ぶことで散らからず、また家具を増やさず綺麗な新居空間を保てます。また拡張できるなどの機能性が高い家具を選んで良かったというお声も良く聞きます。
3位:強度があってメンテナンスサービスもある家具
ブランドによってはメンテナンスサービスがない、もしくはメンテナンスするためには数カ月間預ける必要があるなど、修理やメンテナンスがしにくい家具もあります。家具を購入するときに聞いておけばよかった!と後悔しないよう必ず確認しておくと良いでしょう。\nlink: 自宅でもメンテナンスができるソファ
引っ越しが多い方は何度も解体・組み立てできる家具も人気
家具によっては組立不可、一度組み立てると解体が難しい商品もあります。また新たに引越しを検討されている場合は、何度も解体・組み立てできる家具であるかを確認するようにしましょう。
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【4】新居用のインテリア・家具の予算の決め方
新居での暮らし・部屋を想像して優先順位をつけるのがおすすめ
インテリアや家具を購入するとき決定理由は様々です。特に新居となるとこだわって選びたくなりますが、予算を振り分ける際に気を付けたいのは家具購入の決め手を間違えないこと。その場の気持ちで購入してしまわないようにしましょう。
決め方1:過ごし方を想像して選ぶ
1日の中で長い時間過ごす場所、リラックスするためにこだわって選びたいインテリアや家具は、人によって異なるでしょう。例えば、ソファで過ごすことが多い場合、体を包み込むようなゆっくりできるソファを選びたい。また、部屋が狭いためソファダイニングで家具を揃えたいとなると予算も変わってきます。
新居での過ごし方によっておすすめの家具
決め方2:新居で使う期間を考えて選ぶ
新居へ引っ越す方の中にはこれから生活に変化がある方もいるのではないでしょうか。使用する家具使用年数を決め手に予算を考えるのもひとつです。例えば、将来お子様が生まれるまでの家具。引っ越しが多く、その都度家具を買い替えるなど。どのくらいの期間使用するかも考えてみましょう。
長く使用できるおすすめの家具
決め方3:予算をかける部屋を決める
新居の中にはリビング、ダイニング、寝室、そのほか書斎など部屋や空間ごとで過ごし方が異なります。
どの部屋をこだわって新居づくりをしたいのか考えてみましょう。
過ごす時間が長く楽に過ごせてリラックスできる空間にしたい場合、ソファにこだわりたい方も多いでしょう。そのほかローテーブルやラグなどもこだわりの家具で揃えることで、新居のお気に入りの場所となるのでは。
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リビングルーム~a.flatスタイルコーディネート~のページです。1日の中で、最も長く過ごすリビングルームはソファが主役です。癒しのイメージや座り心地重視など、ライフスタイルに合わせてお選び頂けます。
日々の食事や、家族団らんの場となるダイニングルーム。テーブルとチェアの組み合わせが重要に。新居では来客も多く、大人数にも対応できるよう家具を選ぶ方も多いようです。
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ダイニングルーム~a.flatスタイルコーディネート~のページです。日々の食事や、家族団らんの場となるダイニングルームは、テーブルとチェアの組み合わせが重要。暮らしにあわせてアイテムを選びましょう。
新居では、リビングダイニングに予算をかけて寝室は後回しにする方も多いようです。ただし1日のおよそ3分の1を過ごすベッドルームですので、ファブリックはこだわり、快適な寝室作りを目指すのもいいでしょう。
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ベッドルーム~a.flatスタイルコーディネート~のページです。1日のおよそ3分の1を過ごすベッドルーム。ロースタイルや、収納タイプなど、お好みのベッドフレーム選んで快適な寝室を演出してください。
テラスやバルコニーに家具を置くことで室内とは違い、少しリフレッシュした気分で過ごせるようになります。テレワークの気分転換やお子様のプール遊び、ガーデニングを楽しむ方、また外で晩酌を楽しみたい方などは、屋外用家具も予算の中に入れてはいかがでしょうか。
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新居用インテリア・家具購入にかける費用の参考目安
上記のことから、家具を購入するときには後悔が無いように選ぶ必要があり、「ひとまず安くて良い」「高ければ良い」ということでもありません。ここではインテリア・家具の参考目安をご紹介致します。
ソファやテーブル等の大型家具
ソファ 20~30万
ソファはメンテナンス性や耐久性に優れているものであるかが重要です。
テーブル 3~20万
サイズやデザインによって異なりますが長く使用できる家具を選びましょう。
チェア 3~6万
テーブルに合うデザインを選びましょう。フレームと座面の耐久性が重要です。
テレビボード 10~15万
目が行く家具ですので部屋のインテリアスタイルに合ったものを選びましょう。
ベッドフレーム 10~20万
今後の引っ越しも考え解体や再組立てができるかで料金も変わります。
マットレス 7~20万
幅は広いですが安価なものを選ぶとすぐにヘタれるためきちんと選びましょう。
カーテンやラグ等のインテリアアイテム
予算を圧迫する家具から決めるとスムーズに決まりやすい
【5】新居の家具レイアウト・サイズを決める
二人暮らしの新居におすすめの家具レイアウト例
一人暮らしとは違い、二人で使用できる家具サイズで、限られた空間の中にレイアウトする必要があります。また、新居で何年か過ごされ将来に引っ越しをする・家族が増えるなどの予定がある場合は、拡張性がある家具や使いやすい機能が付いた家具を選ぶと良いでしょう。
2LDKの新居×二人暮らしの家具レイアウト
2LDKのリビングダイニング14畳のレイアウト例。シャープ×ダークブラウン家具で統一した空間には、ブルーをアクセントカラーに。清涼感と大人っぽさも感じる部屋で、隣接したベッドルームや書斎への動線もゆったり確保した二人のこだわり空間です。
3LDKの新居×二人暮らしの家具レイアウト
LDKの他に2部屋あるパターンの間取り。1部屋を寝室、もう1部屋を書斎として使用することも多く、二人暮らしの新居におすすめの間取りです。1部屋を寝室に、隣接したお部屋を書斎などにするかお子様がいらっしゃる方はプレイルームにする方が多く、暮らしにメリハリがでます。
3LDKの新居×二人暮らしの家具レイアウト
LDKの他に3部屋あるパターンの間取り。来客時の宿泊用のお部屋や、将来お子様が生まれた時の子供部屋としても使いやすい間取りです。また、LDに隣接したお部屋は開放することで、広いLDとしてレイアウトすることができます。
2LDKの新居×二人暮らしの家具レイアウト
メインとなるリビングは多彩なグレーをベースにした、大人っぽい空間に仕上がっています。天然素材のグレーソファを主役に、ガラスのローテーブル、木製家具などを上手くミックス。ファブリックでおしゃれなグレーのグラデーションを作りあげ、二人だけのリゾートモダンなリビングを叶えました。
家族暮らしの新居におすすめの家具レイアウト例
2LDKの新居×家族暮らしの家具レイアウト
家族で落ち着くラグジュアリーモダンな戸建て・部屋作りを叶えたインテリア実例です。内装からインテリア・家具まで、グレーとブラウンで統一して、新築の戸建てならではのこだわりを散りばめました。素材感のある壁や天井材をベースにした、おしゃれなインテリアコーディネートをご覧ください。
2LDKの新居×4人家族の家具レイアウト
LDKの他に2部屋あるパターンの間取り。子供部屋も作ることができますが2人のお子様が育った時には、部屋が狭く感じることも。隣接した部屋はお子様が幼い間はプレイルームとして活用する方も多いようです。
3LDKの新居×3人家族の家具レイアウト
LDKの他に3部屋あるパターンの間取り。戸建ての場合は2階に3部屋設け、マンションの場合は限られた敷地にコンパクトな部屋として分けられることが多いでしょう。子供部屋、趣味部屋、自室など様々な用途で使用できることから家族暮らしの新居としておすすめの間取りです。
4LDKの新居×両親と一緒に暮らす家具レイアウト
LDKの他に4部屋あるパターンの間取り。家族が多い時や、両親も一緒に住まわれるときに新居として選ばれる方も多いでしょう。マンションの場合は窓が無い部屋も多いケースがあるため、用途に合わせて部屋振りが必要になりそうです。
一人暮らしの新居におすすめの家具レイアウト例
一人暮らしで住まわれる間取りはそこまで広くないパターンが多いでしょう。部屋を狭く見せないようにすることと、快適に過ごせるか?がポイントになります。ライフスタイルをイメージすると快適なレイアウトに。
1LDKの新居×一人暮らしの家具レイアウト
LDKの他に1部屋あるパターンの間取り。一人暮らしとして新居に選ぶにはとてもおすすめの間取りです。リビングダイニングに置くインテリアや家具をこだわり、寝室と分けて部屋づくりをすることが可能。お部屋がコンパクトな場合は、ソファダイニングを置きフリースペースを広く作る家具選びもおすすめ。
2LDKの新居×一人暮らしの家具レイアウト
LDKの他に2部屋あるパターンの間取り。自宅で仕事をすることが多い方や、筋トレ、コレクション、ゲームなど趣味の部屋が欲しい方におすすめの間取りです。一人暮らしの自宅の中でメリハリがある新居づくりができます。
ワンルームの新居×一人暮らしの家具レイアウト
1つの部屋にベッドやテーブル、ソファなどを置くことになり家具が多くなります。レイアウト次第で部屋を広く感じさせることもできるため、ポイントをおさえてレイアウトしましょう。こちらのように床座スタイルもおすすめです。ソファに比べ、高さを抑えた座椅子を置き部屋を広く見せられます。
コーディネーターに新居用のインテリア・家具を相談する
店舗でプロに新居の家具・インテリアを相談するメリット
プロにお任せすることで、時間短縮はもちろん、インテリアテイストがブレずに新居づくりができ、統一感あるおしゃれな新居が完成します。また部屋のイメージやカラーのお悩みは、経験豊富なプロのスタッフからアドバイスを貰うことで、理想の雰囲気に近づきやすくなるでしょう。
メリット①:新居で必要な家具インテリアをリスト化しやすい
どんな家具が必要か、新居に必要な物を想像して家具を見ていきます。家具によっては見ただけではわからない機能性に優れたものもあるため、これから新居でどのような生活をイメージしているかお伺いしながらご提案致します。
メリット②:レイアウトや家具の適正サイズを教えてくれる
実際の家具もご確認頂きながら、新居に置きたい家具をお伺いし、お客様のライフスタイルからおすすめ家具のサイズなどをご提案致します。
家具同士の距離感も実際に体感頂けるため、新居空間をよりリアルにイメージできるでしょう。
3D家具配置シミュレーションで叶える新居のコーディネート
レイアウトやサイズ感にお悩みの場合は、無料で行える3Dを用いた家具配置シミュレーションサービスのご利用がおすすめです。インテリア専門のスタッフが新居での暮らしを快適にお過ごし頂くための部屋を作るご相談にのりアドバイスさせて頂きます。
実際に家具のレイアウトを確認
採寸した部屋サイズを元に2Dで作成
図面をスキャンして実際の部屋と同じサイズの空間を作成していきます。
部屋にご希望の家具を配置
お客様の生活スタイルや家族構成をお聞きしながら、空間に対して最適な家具配置のご提案を行います。
家具のサイズだけでなく、お部屋のテーマに合った配色でコーディネートができているかもチェック。
新居空間で家具の高低差バランスや、壁面、照明、窓回りにまで気を配って新居づくりを進められるでしょう。
新居空間全体のカラーバランスを事前に決定
新居空間全体のカラーバランスは3Dシミュレーションで確認するのがおすすめです。データ上ですぐに色を変えることができ、複数パターンをご確認頂けます。
まとめ:新居の家具・インテリアにこだわって豊かな暮らしを
新居づくりでこだわりたいインテリア・家具。こちらのコラムでご紹介したインテリア・家具の決め方を5つのポイントは、新居づくりのヒントになったのではないでしょうか。快適に暮らせるお気に入りの新居を作るためには、計画的にインテリアを選ぶ必要があります。是非参考にして素敵な新居づくりを叶えてみてください。
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