インテリア・家具における色の組み合わせは、リビングや部屋の雰囲気を大きく左右します。様々なテーマやインテリアテイストを再現するおしゃれな配色で、自分だけの特別な空間を演出しましょう。2色・3色・4色~の組み合わせを使った「色の魔法」で、あなたの部屋をセンスアップしませんか?
部屋をおしゃれに見せるにはテーマに合う色の組み合わせが大事
引っ越しや新築の購入、模様替えなどインテリア・家具を検討するタイミングでは、部屋をできるだけおしゃれに仕上げたいですよね。その部屋のイメージを大きく変えるのがカラーコーディネートですが、普段あまり考えることが少ないため、「色の組み合わせ」について悩まれる方も多いのではないでしょうか。
配色次第で理想のテーマやインテリアテイストが叶う
色の組み合わせを考える時、自分の思い描くテーマや目的、好きなインテリアテイストなどがあるはずです。そのイメージを再現できる配色が必ずあるので、色合わせで悩む方はやみくもに進めずに、まず理想のカラーイメージを見つけることから始めてください。
豊富な色の中からイメージに合う色合い・おしゃれな色の組み合わせを探しましょう
青の同系色でシーサイドリゾート風の部屋に。
無数の色が存在する中から、あなたのインテリアや部屋に最適な色合いやおしゃれな色の組み合わせを見つけましょう。あなただけの空間を彩る最適な配色がきっと有ります。
次からはアソートカラー、アクセントカラーを使って、自分らしい色合わせを見つける配色テクニック集をご紹介。気になるテクニックからお好みでご覧ください。
【1】テーマ(色の心理作用)から見るおしゃれな色の組み合わせ
まずは、色の心理作用を活用したおしゃれな色の組み合わせパターンをご紹介。それぞれの色には人に影響を与える心理作用が有りますが、センスを感じるインテリアとして取り入れるには色の組み合わせが大事に。自分の望む色の心理作用と配色パターンを以下から探してみましょう。
安心感のある部屋×色の組み合わせパターン
安心感のある部屋を叶える色の組み合わせ
穏やかな部屋×色の組み合わせパターン
落ち着いた部屋を叶える色の組み合わせ
上品な部屋×色の組み合わせパターン
上品な部屋を叶える色の組み合わせ
爽やかな部屋×色の組み合わせパターン
落ち着いた部屋を叶える色の組み合わせ
温かみのある部屋×色の組み合わせパターン
温かみのある部屋を叶える色の組み合わせ
涼しげな部屋×色の組み合わせパターン
涼しげな部屋を叶える色の組み合わせ
鮮やかなブルーを取り入れた涼しげな部屋作りでは、色の数を限定することが大切です。多くの青色を使うと空間がごちゃついてしまいますので、清潔感のあるすっきりとした印象を目指しましょう。色を絞ることで、落ち着いた空間が生まれます。
落ち着いた部屋×色の組み合わせパターン
落ち着いた部屋を叶える色の組み合わせ
元気で明るい部屋×色の組み合わせパターン
元気で明るい部屋を叶える色の組み合わせ
高級感のある部屋×色の組み合わせパターン
高級感のある部屋を叶える色の組み合わせ
華やかな部屋×色の組み合わせパターン
華やかな部屋を叶える色の組み合わせ
清潔感のある部屋×色の組み合わせパターン
清潔感のある部屋を叶える色の組み合わせ
【2】好きなインテリアテイストを再現するおしゃれな色の組み合わせ
「自分の好きなインテリアテイストに合わせておしゃれな部屋を叶えたい」という方は、ここからご紹介するテイスト別の配色パターンを見てみましょう。実際の実例をベースにしながら、各インテリアテイストを再現する色の組み合わせ例をたくさんご覧頂けます。
ナチュラルインテリア×色の組み合わせパターン
ナチュラルインテリアな部屋の配色ポイント
優しさや安心感のあるナチュラルインテリア。このテイストを再現する時はペールトーン寄りのベージュやアイボリー、明度の高いグレーなどの色合わせがおすすめです。淡い色での組み合わせになるため、ぼやけた印象を避けたい時は家具の色をブラウンにしたり、柄物ファブリックをプラスするとよいでしょう。
モダンインテリア×色の組み合わせパターン
モダンインテリアな部屋の配色ポイント
現代的で洗練感のある部屋が魅力のモダンインテリア。このインテリアテイストの配色ポイントは、明度・彩度の低い茶色や無彩色をベースに、高級感のある紫色をアクセントカラーに取り入れる点です。この例では、ソファカバーにダークブラウンを用いて、差し色にクッションでパープルを加えました。
西海岸インテリア×色の組み合わせパターン
西海岸インテリアな部屋の配色ポイント
海風を感じるビーチハウスのような暮らしが叶う西海岸インテリア。爽やかな海沿いのイメージを連想させる白色と青色の組み合わせが基本です。単調にならないように明度の異なる水色をプラスしたり、素材感のある生地を使ったファブリックやラグを使うと西海岸テイストらしいラフな雰囲気を作れるでしょう。
アジアンインテリア×色の組み合わせパターン
アジアンインテリアな部屋の配色ポイント
バリ島やセブ島などのエキゾチックな雰囲気を楽しめるアジアンインテリア。深い茶色をベースにしながら、自然の緑色や南国リゾート感のある赤色を取り入れることで、アジアの情緒的なイメージを再現できます。また、花柄やカービングパネルなどのモチーフをプラスすると、よりアジアンな雰囲気に。
北欧インテリア×色の組み合わせパターン
北欧インテリアな部屋の配色ポイント
ナチュラル感のある色合いと、温かみのある自然モチーフなどが魅力の北欧インテリア。白色や生成り、淡い灰色などがベースカラー・アソートカラーにおすすめで、そこに緑色や青色、黄色をポイントに使いましょう。アクセントカラーの面積を抑えつつ、ボタニカル柄や小物雑貨を添えると、こなれ感が生まれます。
ハワイアンインテリア×色の組み合わせパターン
ハワイアンインテリアな部屋の配色ポイント
海や森・山など雄大な自然の色合い・柄使いが美しいハワイアンインテリア。澄み切ったエメラルドの海を想わせる青緑色が中心のカラーコーデが基本です。アクセントにはトーンの異なる青色や、水平線がモチーフのボーダー柄、ハワイに咲き誇るプルメリア柄などをプラスすれば非日常感のある空間が手に入るでしょう。
ソファカバーのベースをエメラルドに変えてみると・・?
ハワイアンインテリアで部屋を彩る際は、澄んだ色合いを取り入れることがポイントです。特にソファ選びでは、海を思わせるエメラルドカラーを基調としたコーディネートもおすすめ。心地よいリゾート感を演出し、日常に爽やかな風を運んでくれるでしょう。
和モダンインテリア×色の組み合わせパターン
和モダンインテリアな部屋の配色ポイント
日本人に馴染みが深く、心が鎮まる雰囲気の和モダンインテリア。現代感のある無彩色を中心にして、彩度の低い有彩色を差し色として組み合わせると、和と洋が結び合う和モダンな印象の部屋に仕上がります。素朴な編み込み素材とスタイリッシュな無垢材家具を織り交ぜた、深い茶色の家具を合わせてみてください。
シンプルモダンインテリア×色の組み合わせパターン
シンプルモダンインテリアな部屋の配色ポイント
モダンテイストをより簡素でおしゃれに見せるシンプルモダンインテリア。有彩色をアクセントカラーなどに使いたくない、単一カラーの部屋が好きという方におすすめです。ソファカバーやクッション、ラグなどのインテリアは明度の異なる無彩色をバランスよく使い、引き締め効果で一部に濃いグレーなどを加えましょう。
森のヴィラ風インテリア×色の組み合わせパターン
森のヴィラ風インテリアな部屋の配色ポイント
数有るリゾートの中でも森のリラックス感が特長的な森のヴィラ風インテリア。アジアンインテリアとも配色パターンやポイントが少し似通いますが、森の中に佇むようなヴィラ風の部屋として演出したい時は緑色の比率を増やしましょう。この例ではソファカバーやクッションなどをグリーンで彩りました。
ラグジュアリーインテリア×色の組み合わせパターン
ラグジュアリーインテリアな部屋の配色ポイント
おしゃれ感のあるホテルを連想させるラグジュアリーインテリア。このテイストを叶えたい時は、色の心理作用で高級感を想像させる紫色のアクセントカラーを多めに入れるのがおすすめです。また、類似色の青色をポイントに使うことで大人っぽさを演出したり、花柄を加えれば更に気品あるイメージ作りも可能に。
地中海インテリア×色の組み合わせパターン
地中海インテリアな部屋の配色ポイント
青い空と海、白い壁にブルーが差し色の街並みを再現できる地中海インテリア。地中海沿岸の雰囲気をお部屋に再現したい時の色合わせは、白壁や石畳みのような灰色を基調にしてください。サントリーニ島の建物などに見られる青色を一部で加えたり、夕景を想われる橙色で彩れば美しい地中海のような配色が楽しめます。
【3】家具の色合いと相性のよいおしゃれな色の組み合わせ
アソートカラーで使いやすい家具の色とは?
アソートカラーとなる家具の代表的な色合いには以下のカラーなどが挙げられます。木や編み込み素材、レザーなど素材によっても質感や印象が変わるため、自分の目指すインテリアテイストに合わせて選びましょう。
家具の色合いと好相性の配色でおしゃれな空間に
家具の色合いをアクセントカラーの関係性について、どの色を合わせてはいけない・NGということは有りません。ただし、その家具の色をより魅力的に見せる配色は必ず存在します。おしゃれな空間としてセンスアップしたい方は、その相性も気にしながら部屋作りしてみてください。
ダークブラウンの家具に合う色の組み合わせパターン
深みのある暖色系カラーとも言えるダークブラウンの家具。シックな雰囲気の部屋作りはもちろん、爽やかなカラーとの相性も抜群です。実際の実例を見ながら色合わせで変わる部屋のイメージを見てみましょう。
ブラウンの家具に合う色の組み合わせパターン
木製家具に多く見られるブラウンの家具。木の質感・木目の風合いが出やすい塗装色で人気の家具カラーです。温かみを感じられる色合いのため、その特徴を活かしたアクセントカラーを合わせると良いでしょう。
ライトブラウンの家具に合う色の組み合わせパターン
ブラウンよりも一段階薄めのライトブラウンの家具。木製家具や天然素材の家具がより優しげに見える塗装色で、床色に多いナチュラル色とも相性良しのカラーです。
グレーの家具に合う色の組み合わせパターン
無彩色ならではの落ち着いた色合いが特長的なグレーの家具。色みが無い分、様々なカラーとの組み合わせが考えられますが、以下ではグレー家具のシックな雰囲気を活かす配色をご紹介します。
おしゃれな色の組み合わせが叶うおすすめインテリア紹介
ここまでにご紹介してきた数多くの配色テクニックを実践するには、多彩に使えるインテリアアイテムが欠かせません。このパートでは、クッションやラグ、壁面装飾やカーテンなど、理想的な色合わせを叶えてくれるファブリック中心のアイテムをご紹介していきます。
【2色・3色】手軽に色の組み合わせを楽しめる「クッション」
色の組み合わせを楽しめる基本アイテムになるクッション。配色の最低色数となる2色から手軽に取り入れられます。カラーコーディネートを簡単に行いたい方はクッションにだけ色みを使ってみましょう。季節の模様替えもクッションカバーで色数を揃えて置けば、毎シーズン新鮮な気分で過ごせるはずです。
多彩な色合わせに変化を付ける5タイプのクッションサイズ
クッションの基本サイズは450角ですが、過ごし方に合わせたり、こだわって配色したい方向けに様々なサイズ感のクッションをご用意しています。5つのタイプから色とサイズを自由に組んでください。
2色の組み合わせパターン
シンプルかつ気軽に色遊びができる、クッションを使った2色の組み合わせ。同系色で合わせて明度や彩度を変えた2色でまとめるのが基本です。好みに合わせて類似色や補色で合わせるのもよいでしょう。
3色以上の組み合わせパターン
次はクッションを増やした3色以上の組み合わせ例です。数が増えるほど調和した配色としてまとめるのが難しくなるため、この特集ページ内で紹介している様々な配色ルールをベースに組んでみてください。色の取り合わせに加えて、クッションのサイズ感を変えれば色の比率をコントロールできます。
【2~4色】自由な色合わせができる「ファブリックパネル」
殺風景な壁面をおしゃれに飾れるファブリックパネル。部屋作りの時、何か物足りなく感じることが有りませんか?意外と手を付けていない方が多いスペースが壁面部分です。視線の高さとも合いやすいため、ファブリックパネルを添えれば、センスのあるフォーカルポイントが作れるでしょう。
2色の色合わせパターン
壁面に小さいアクセントを付けたい時におすすめなのが2色の組み合わせです。クッション同様に相性のよい配色ルールを使って、自分の好きなイメージ・テイストに合わせて飾ってみましょう。異なるサイズのファブリックパネルで壁面に動きを付けるのもおしゃれです。
3色の色合わせパターン
ファブリックパネルを使った3色の色合わせ。色数が増えるため、より配色ルールが重要になります。無地の色合わせでシンプルに見せたり、柄物をプラスしてアクセントにしたい色を強調しても良いでしょう。3つのパネルを300角で揃える、もしくは3つのパネルサイズを全て変えるケースが人気です。
4色以上の色合わせパターン
ファブリックパネルを4色以上で組み合わせる上級者向けのパターン。横に4つ並べる、正方形に組むなど更に自由度が増す分、配色ルールが更に大事になります。まとまりやすい同系色のグラデーションや、メリハリの付く対照色を使ったワンランク上の色合わせなど、自分らしい配色にチャレンジしてみてください。
【2色】ベッド周りの色合い変えやすい「ベッドファブリック」
寝室のベッド上に掛けるだけでホテルライクな部屋を演出できるベッドファブリック。海外では足乗せとしても使用される「ベッドスプレッド&スロー」などを活用すれば、寝室におしゃれな配色をプラスできます。
ベッドスプレッド・ベッドスロー・クッションで寝室を自由に彩る
ベッドの上を彩るには以下の3つがキーアイテムになります。クッションなどと同様に約100色からお好きな色・柄でお選び頂けるので、理想の寝室作りを手助けしてくれるでしょう。
2色の色合わせパターン (ベッドスプレッド+ベッドスロー)
まずは2色でシンプルに組んだパターンをご紹介。ベッドスプレッドとベッドスローは相性のよい配色で組み、クッションを置く時はどちらかの色合いに揃える形でOKです。シンプルになりがちな寝室に彩りを添えることで、就寝前の時間やベッドルームライフが充実します。
3色以上の組み合わせパターン (ベッドスプレッド+ベッドスロー+クッション)
寝室のおしゃれ度がアップする、3色以上で組むベッドファブリックのパターン。イメージに合うベッドスプレッド&スローの配色をベースに、色相・トーンを変えたクッションを加えてください。柄を多用するとゴチャついて見えるので、柄を使う時は3色の中で一つに絞ると良いでしょう。
【1~3色】リビングをおしゃれに配色できる「カーテン&ラグ&クッション」
リビングのトータルコーディネートを考える時、カーテン・ラグ・クッションは必須アイテムと言えます。この3つのアイテムをバランスよく配色することで、おしゃれなリビングが叶うでしょう。この3点の色合わせを決めてから、お好みで壁面装飾をプラスするのもおすすめです。
1色 (同系色) の組み合わせパターン
カーテン・ラグ・クッションを同系色でまとめたパターン。厳密には1色ではないですが、使用している色相としては一つになるため、統一感を出しやすい組み合わせです。目指す部屋のテイストやイメージに沿って色を選ぶだけで、簡単におしゃれなリビングが手に入ります。
2~3色の組み合わせパターン
カーテン・ラグ・クッションのいずれかに異なる色を加えたパターン。同系色でまとめると単調に感じる方は色合わせに変化を付けられるので、2~3色で組み合わせて見ましょう。配色ルールに沿って色を合わせていけば、違和感のない調和したリビングが手に入るはずです。
ワンランク上の配色を実現する「ソファカバー&チェアカバー」
広い面積でのカラーコーディネートにこだわりたい方は、「ソファカバー&チェアカバー」の色について考えてみてください。LDKのリビングとダイニングは繋がった間取りが一般的なため、この2つの空間をセンスよく見せる配色が大事に。そのためのキーとなるのが、色替えできるソファ・椅子の仕様についてです。
リビングダイニングを青の同系色で揃えたパターン
LDKを涼し気で海沿いのリゾート気分に変える青の同系色。ソファとチェアに明度の異なる青色のカバーを使れば、開放感のあるリビングダイニングで毎日を過ごせます。青のカバーを引き立てるライトグレーのラグ、チェアカバーの色と揃えたアートパネルを合わせた点がポイントです。
リビングダイニングを茶の同系色で揃えたパターン
暮らしに安らぎをプラスする茶の同系色。木の素材感あふれる無垢材家具や木製家具をメインに、優しい色合いのブラウンでLDK全体をカラーコーディネートしています。ソファカバーとチェアカバーは少し明度差を付けて、空間全体が重く見えないように配慮しました。
リビングダイニングを紫の同系色で揃えたパターン
ラグジュアリーな空気感でリビングダイニングを包み込む紫の同系色。ソファ専用のクッションとダイニングベンチの色合いをパープルで揃えました。紫のように少し色みが強いケースでは、ソファカバーに使わずクッション部分でダイニング側と色を揃えるテクニックもおすすめです。
リビングダイニングを赤の同色で揃えたパターン
南国リゾートの夕暮れ時を連想させる赤色メインの組み合わせ。こちらの実例では赤色のカバーでソファとチェアを揃えて、エネルギーを感じさせるLDKとして仕上げています。部屋作りの際、明確なテーマ性が有って統一感を重視するケースでは、このように同色で揃えるとよいでしょう。
リビングダイニングを緑の同色で揃えたパターン
タワーマンションのLDKでもリラックス感を与える緑色メインの組み合わせ。深い森の情景を想像させる濃いグリーンを、ソファとチェアのカバーとして採用しました。シックなダークブラウンの家具とも相性がよく、都会的な雰囲気の中に癒し効果が期待できるリビングダイニングが実現しています。
リビングダイニングを灰色の同色で揃えたパターン
シックで落ち着きのあるお部屋に変えてくれる灰色の組み合わせ。グレーに美しく染め上げたローソファや石のテーブルが主役のリビング。様々な自然素材をベースにしたグレーの家具とファブリックを用いて、モダンで優し気な空間に。
リビングダイニングを薄茶色+紫色で組み合わせたパターン
洗練された高級ホテルのような薄茶色+紫色の組み合わせ。リビング側はベージュ、ダイニング側はパープルのカバーで彩っています。異なる色の配色ですが、紫色のクッションをポイントでソファに使っているため、トータルで見た時はまとまり感のある印象に。色数も抑えているため落ち着きと大人っぽさのあるLDKです。
リビングダイニングを青緑色+灰色で組み合わせたパターン
森の情景にも調和しやすい深い青緑とグレーの組み合わせ。ソファ側には森林の景色と馴染む深緑のカバーをセレクトしました。逆にダイニング側は借景を活かすためにグレーのチェアカバーを採用。景色を楽しめるロケーションに合わせて、別の色を上手に取り合わせるテクニックを使用されています。
リビングダイニングを赤色+茶色で組み合わせたパターン
海沿いに立地した別荘に非日常感をプラスする赤色+茶色の組み合わせ。この2色は近い色相でトーンが異なるだけのため、隣り合う空間での色合わせは相性抜群です。サンセットカラーの赤色を用いたソファと、黄昏時の陰った情景を想わせる茶色のチェアカバーによって、別荘ならではのオフタイムを味わえます。