おしゃれな部屋づくりに欠かせない「カラーコーディネート」ですが、どう配色すればバランス良く、そして思い描くインテリアに近づけるのか分からないという方も多いはず。そこで、色使いのコツや基本知識、自分のセンスに自信がない方もそのまま真似できるおしゃれな配色パターンをインテリアテイスト別で紹介します。
カラーコーディネートでおしゃれな部屋を作るアイデア集
おしゃれな部屋作りにはカラーコーディネートが重要です。温かみのある木目調と白を基調にしたナチュラルスタイルや、ブラックとグレーで都会的なモノトーンスタイルなど、色の組み合わせ一つで空間の雰囲気は大きく変わります。色彩のバランスを考え、自分好みのインテリアを実現しましょう。
おしゃれなインテリアコーディネートを叶える色選びの3つのコツ
"色"は、部屋の印象を最も大きく左右するもの。何色をどこに取り入れるか、何色と組み合わせるかなど、インテリアとして無限大の楽しみ方がある反面、バランス良く配色するのが難しいと感じる方も多いはず。
そのような方でも、部屋をおしゃれに彩るための基本知識などのコツを知っておけば、モノトーン・グリーン・パープルなどどのような色であっても、おしゃれでバランスの良いカラーコーディネートを実現できます。
[1]黄金比『70:25:5』でバランスの良い配色を
■70% : ベースカラー(内装の色)
■25% : アソートカラー(大型家具の色)
■5% : アクセントカラー(小物の色)
部屋全体の色を100%とした時、70:25:5は色の黄金比と呼ばれ、この割合で配色を行えば、バランス良く仕上がります。おしゃれな部屋づくりでは、つい家具・小物に目がいってしまいがちですが、内装の色との色バランスも大切ということが分かりますね。
[2]色数は3色に絞るとおしゃれにまとまる
カラーコーディネートの失敗例で多いのが、ひとつの部屋にたくさんの色を使いすぎて、まとまりのない雰囲気になってしまうこと。
家具・インテリアの色は「3色」に絞ると、必然的に統一感が生まれ、おしゃれでバランスの良いカラーコーディネートを叶えることができます。では、どのように3色を選ぶべきかは後ほど詳しく紹介します。
[3]理想とする部屋のテーマ・テイストを決める
カラーコーディネートを行う前、まずは理想となるインテリアテーマ・テイストを決めるのが大切です。
それぞれのテーマ・テイストには配色の特徴があるため、「ブルー系」となんとなく部屋づくりをはじめるよりも「ビーチテイスト」などと具体的なテイストのゴールが決まっていた方が、完成度の高いおしゃれなカラーコーディネートを実現できます。
ここからは、3つのカラーコーディネートのコツをさらに詳しく解説していきます。
[1]おしゃれな部屋作りに欠かせない配色の黄金比
センスの良いカラーコーディネートの1つの目のコツは「配色の黄金比を知ること」です。
配色の黄金比とは、バランスの取れた美しいカラーコーディネートを叶えるための比率のことで、カラーセンスに自信がない方でも黄金比である【70:25:5】で配色すると、おしゃれな部屋に近づけると言われています。
ベースカラー・アソートカラー・アクセントカラーを使い分ける
美しくカラーコーディネートされたおしゃれなリビング。実はこの部屋も黄金比を基に配色されています。では、70:25:5の内訳の詳細を見ながら、センス良く彩るコツを一緒に覚えていきましょう。
『70%』ベースカラー
床・壁・天井などの内装
内装に使用される色。壁は白であることが多いので、70%を占めていてもインテリアカラーとしての主張はあまり感じません。また、内装を変更したいとなると時間も費用もかかるため、どのような家具とも合わせやすいベーシックで飽きない色を選ぶのがおすすめです。
ベースカラーは飽きない色が使いやすいですが、無垢材・タイルなどの素材の質感を感じられる内装を選べば、シンプルな色でもおしゃれに見えます。
『25%』アソートカラー
建具・大型家具・カーテン・ラグなど
メインカラーとも呼ばれ、建具、大きなサイズの家具(ソファ・ダイニングテーブル・ベッド・収納など)、面積の大きいアイテム(カーテン・ラグ)に使用される色。25%ではあるものの、部屋の印象を決定づける重要な色です。
部屋の印象を大きく左右する色であるため、迷ったらスタンダードな色を選んでおくと、後にアクセントカラーも選びやすくなります。
アソートカラーの配色に悩んだ時は、建具の色を参考にしてみましょう。家具の色を合わせると全体がまとまりやすくなり、整った空間づくりを行えます。
『5%』アクセントカラー
クッション・オブジェなどの小物
クッションや壁面装飾などの小さな面積で使用されている色。その名の通りアクセントになる色で、5%という少ない割合ではあるものの、インテリアの引き立て役となり、アクセントカラーがあることでおしゃれに見えます。
部屋の中に1つだけアクセントカラーを取り入れるよりも、いくつかのアイテムを散りばめた方が、偏りがなくバランスの良いインテリアに仕上がります。
アクセントカラーは、理想とするインテリアのテーマ・テイストのイメージに合わせた色を選びましょう。季節に合わせて変えても良いですね。
[2]理想のインテリア・部屋作りを叶えてくれる"3色"を選ぶポイント
センスの良いカラーコーディネートの2つの目のコツは「理想を叶える3色の絞り方を知ること」です。
おしゃれなカラーコーディネートを行うためには「3色」に色を絞ることが大切ですが、その3色をどのように決めれば良いのかわからないと悩んでしまうことも。そこで、ここからは理想の3色に辿りつくための"色の基本知識"を紹介します。色について詳しくなることで、相性の良い色や自分の求める色を選びやすくなるはずです。
無彩色と有彩色のイメージの違いを知る
無彩色とは
ホワイト・グレー・ブラックなど、色味のない色のことを「無彩色」と呼びます。
無彩色には色相・彩度はなく、明度のみで表現されるのが特徴で、シンプルでクールな印象の色合い。モノトーンテイストなど、色味がないインテリアの雰囲気がお好みなら無彩色を選ぶのがおすすめです。
有彩色とは
ブルー・グリーン・レッドなど、無彩色以外の多種多彩な色のことを総称して「有彩色」と呼びます。
モノトーンではなく色味のあるインテリアが好みなら有彩色がおすすめ。有彩色は色相・明度・彩度で細かく分類されており、無数に色があるため、自分好みのインテリアに合わせて配色していきましょう。
アソートカラーは部屋の床・壁とのバランスを見て選ぶ
25%の割合ながらも部屋の印象を決定づけるアソートカラーを選ぶ時、合わせて検討したいのがベースカラーである「床」や「壁」の色。アソートカラーとベースカラーの色を揃えたり、どちらかを暗くするなど、基本的な配色のパターンを覚えておくことで、理想的なカラーコーディネートを実現しやすくなるはずです。
床と家具の色を揃える
こちらは「ベージュの床」に「ベージュ色の家具」を置いたイメージ。床と家具の色を揃えるアソートカラーの配色は、シンプルで統一感のある印象が希望の方におすすめ。しかし、メリハリに欠けることもあるため、家具以外のアソートカラーやアクセントカラーの選び方が、おしゃれな部屋づくりのキーポイントとなります。
床と家具の色を揃えたコーディネート例-1
床と家具の色をグレーで揃えたコーディネート。統一感はありますが、少し寂しい印象も受けます。
観葉植物でグリーン、クッションでイエローを取り入れれば、グレーのスタイリッシュさが際立つ部屋に。
床と家具の色を揃えたコーディネート例-2
床と家具の色をダークブラウンで揃えたコーディネート。モダンですが暗く重厚すぎる印象にも見えます。
ラグ・カーテンにワントーン明るい色を入れれば、アクセントカラーを入れずともメリハリのある空間に。
床より家具の色が暗い
こちらは「ホワイトの床」に「ベージュ色の家具」を置いたイメージ。床より家具の色が暗いアソートカラーの配色は、自然とメリハリがつくのでアクセントカラーに頼らなくてもおしゃれに見えます。ただし、床と家具の色差があればあるほどスタイリッシュな雰囲気になるので、白・グレーの床に置く家具の色は注意が必要です。
床より家具の色が暗いコーディネート例-1
床と色の差をはっきりつけたダークブラウンの家具。かっこいい雰囲気が好みの方にはぴったりです。
同じホワイトの床でも、家具をブラウンにすれば色の差が小さくなり、少し柔らかな印象へと変化します。
床より家具の色が暗いコーディネート例-2
こちらも床と家具の色の差をはっきりとつけた、モダンな印象のコーディネート。
色差を中和させたい場合は、床と家具の色の中間色を加えると、全体が繋がりさらにおしゃれに見えます。
床より家具の色が明るい
こちらは「ダークブラウンの床」に「ベージュ色の家具」を置いたイメージ。床より家具の色が明るいアソートカラーの配色は、家具が浮いたように見えてしまうこともあるため上級者向け。ベーシックな色同士だけでなく、アソートカラーに華やかな有彩色を加えるなどして、個性のあるインテリアを楽しむと良いでしょう。
床より家具の色が明るいコーディネート例-1
インテリアの主役である家具より、床の主張の方が強く感じてしまい、少しアンバランスな印象です。
床・家具の色と全く関係の無いブルーをアソートカラーに加えれば、色彩豊かなおしゃれな雰囲気に。
床より家具の色が明るいコーディネート例-2
床よりも家具の色が明るいですが、例1に比べると色の差が少ないため馴染みが良く見えます。
床と同色の家具を一部混ぜることで、明るい色の家具が浮いたように見えず、全体が繋がった雰囲気に。
アクセントクロスと調和のとれた色を選ぶ
家具のアソートカラーを選ぶ際、床との相性も大切ですが、アクセントクロス・エコカラットなど壁に色が入っている部屋の場合なら、壁材と調和のとれたアソートカラーをセレクトするのもひとつの方法。大きな面積で統一感を図ることができるので、まとまりのあるおしゃれな部屋づくりを叶えられます。
ブラウンのアクセントクロスに、ブラウンのベッドフレームを合わせた温もりあるおしゃれな部屋。
ベージュのアクセントクロスに、ベージュ色のヒヤシンス素材の家具を合わせたリゾート感溢れる部屋。
おすすめメニュー
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白い床に合うインテリア・家具でおしゃれな部屋作り【実例付き】
白い床は、その明るさと開放感からインテリアコーディネートの基盤となります。しかし、白い床に合う家具の色選びは、インテリアの一部として重要な要素です。ここでは、白い床や白い部屋に合う家具の色として、ダークブラウン、ブラウン、ベージュなどの色を推奨します。これらの色は白い床とのコントラストを生み出し、インテリアに深みと落ち着きを与えます。また、壁にアクセントを加えることで、インテリア全体のバランスを考えながら、より一層のおしゃれな空間を演出することが可能です。a.flatでは、白い床を活かしたインテリアコーディネートのアイデアを豊富に提供しています。大阪梅田店や目黒通り本店で、白い床の魅力とそのインテリアへの影響を実際に体感してみてください。
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床色ナチュラルの魅力を引き立てる、おすすめインテリアコーディネート
ナチュラル床の色を基調にしたインテリアコーディネートは、明るく開放的な空間を作り出します。床がナチュラル色の場合、家具の色選びには幅が広がります。ナチュラルな色調の家具はもちろん、ブラウン系の家具も相性が良いです。ライトブラウンの家具を選べば、ナチュラル床との調和でシンプルで自然な雰囲気を演出できます。また、ブラウンの家具を選ぶと、ナチュラル床に温かみをプラスすることができます。ダークブラウンの家具を置くと、ナチュラル床とのコントラストで落ち着いた雰囲気も加わります。床色がナチュラルなら、様々なカラーコーディネートが楽しめます。3Dシミュレーションサービスも活用して、自分だけの理想のインテリアを見つけてみてください。
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ダークブラウンの床色に合わせたインテリアコーディネート
上質な空間の演出ができるダークブラウンの床色は、重厚さと独特の気品を醸し出してくれる床色です。ダークブラウンの床色での家具選びは一番悩みそうな床色と思われがちですが、意外にもインテリアコーディネートは難しくありません。床色の中で最も難しそうなダークブラウンの床色のインテリアコーディネートを、家具の色別・実例をふまえて分かり易くご紹介します。
アクセントカラーは色相環からインテリアのイメージに合わせて選ぶ
5%と少ない割合でも、インテリアのテーマ・テイストを直接的に表現できるアクセントカラー。アソートカラーとのバランスが大切ですが、あくまでアクセントになる色なので変化をつける必要があります。また、アクセントカラーは単色でなく複数の色を組み合わせた方が、こなれ感のあるおしゃれな印象になることも。
そこで、理想のイメージを叶えるためのアクセントカラーの選び方を色の基本知識と交えて紹介します。
最もベーシックな白いアソートカラーの上に重ねるアクセントカラーなら、基本的にはインテリアのテーマ・テイストに合う好みの色を自由に選んでOK。
それ以外の無彩色(ブラック・グレー)・有彩色のアソートカラーに組み合わせるアクセントカラーは、下記の4つの選び方を参考にしましょう。
【類似色】統一感のあるインテリア
こちらの図は「色相環(しきそうかん)」と呼ばれ、有彩色を環状に配置したもの。そして、それぞれの色の隣り合う色のことを「類似色」と呼びます。類似色は似た印象であり、色の差も少ないため、アソートカラーとアクセントカラーを類似色で組み合わせることで、統一感のあるインテリアに仕上がります。
青緑・青といった類似色でソファ・クッションをカラーコーディネートした爽やかで統一感のある空間。
【捕色・反対色】アクセントをつけた個性的なインテリア
色相環で反対側にある色のことを「補色」、両斜めの位置にある色のことを「反対色」と呼びます。例えば、黄色の補色は青紫で、反対色は青緑と紫みの赤となるということです。一見釣り合わないようにも見える配色ですが、実はそれぞれの色の良さを引き立ててくれる組み合わせ。個性的で華やかなインテリアに仕上がります。
オレンジをアソートカラーにした空間に、反対色のブルーを取り入れた華やかで印象的な空間。
【同色系】グラデーションがおしゃれなインテリア
こちらの図は「トーン(色調)別のカラーチャート」です。そして、この図にあるビビッド・ペール・ソフトなど、トーンが異なる同じ色を組み合わせることを「同系色」と呼びます。同系色は基準となる色が同じなのでグラデーションの配色となり、メリハリは感じにくいものの、シンプルで美しいインテリアを実現できます。
クッション・カーテンをイエローの同系色でグラデーションさせた、華やかながらもまとまりのある空間。
【同一トーン】カラフルなのにまとまりのあるインテリア
トーン(色調)別のカラーチャートで同じ円に属している色のことを「同一トーン」と呼びます。同じトーンにある色同士は馴染みが良く、どの色を組み合わせてもOK。海外のインテリアで多く見られる配色方法でもあり、カラフルなのにまとまりのあるおしゃれなインテリアを叶えることができます。
ライトのトーンからグリーン・イエロー・ベージュをセレクトした、柔らかな印象のおしゃれな空間。
色が与えるイメージや心理的効果を知ることも大切
色を選ぶ際、「どのような気分で暮らしたいか」という考え方で選ぶのもひとつの方法。色にはそれぞれ連想するイメージ・心理作用があるため、上手くそれらを活用することで理想のライフスタイルを実現できます。
海・空をイメージさせる青は、開放的な印象や涼し気でクールな印象を部屋に与えてくれます。また、気持ちを落ち着かせる・集中緑をアップさせる鎮静の心理効果も期待できるため、寝室・書斎はもちろんのこと、リラックスしたいリビングにもぴったりのカラーです。
青(ブルー)を使用したおしゃれな部屋実例
草木をイメージさせる緑は、ナチュラルな印象や安らぎ・平穏な印象を部屋に与えてくれます。リラックス効果が高い色なので、どのような部屋にもおすすめですが、自由な遊び心やクリエイティブな発想もしやすいと言われているため、子供部屋にも適していきます。
緑(グリーン)を使用したおしゃれな部屋実例
炎をイメージさせる赤は、情熱的かつ温かみのある印象を部屋に与えてくれます。気分を高揚させる効果があるため、寝室以外で使うと良いでしょう。また、有彩色の中でも華やかな色であり、広い面積で使うと派手になりすぎてしまうので配色バランスに注意しましょう。
赤(レッド)を使用したおしゃれな部屋実例
太陽をイメージさせる橙は、ポジティブな印象や南国のような明るい印象を部屋に与えてくれます。やる気を起こして時間経過を早く感じさせてくれる効果があるため、意外にも書斎と相性抜群。また、食事を美味しく見せてくれる色でもあるため、ダイニングもぴったりです。
橙(オレンジ)を使用したおしゃれな部屋実例
春に芽生える新芽をイメージさせる黄は、陽気な印象と軽快な印象を部屋に与えてくれます。幸福感に溢れた色なので、明るく元気な暮らしを叶えたい方にぴったり。また、判断力や記憶力を高める心理効果も期待できるため、子供部屋や書斎にも向いています。
黄(イエロー)を使用したおしゃれな部屋実例
花をイメージさせる紫は、エレガントな印象や上品で艶やかな印象を部屋に与えてくれます。昔から高貴な色として親しまれているため、高級感のあるインテリアを実現したい方にもおすすめです。また、感性を研ぎ澄まして、インスピレーションを高めてくれる心理効果も期待できると言われています。
紫(パープル)を使用したおしゃれな部屋実例
大地・木の幹などのイメージさせる茶は、温もり感や重厚感のある印象を部屋に与えてくれます。自然のベーシックな色として日常的に目にする色なので安心感があり、インテリアのベースカラーとしても多く使われているため部屋に調和しやすく、シンプルで落ち着いたライフスタイルを実現できます。
茶(ブラウン)を使用したおしゃれな部屋実例
白は、明るく清潔感のある印象を部屋に与えてくれます。日本の住宅では壁・天井がほとんど白なので、インテリアも白にするとすっきりとした雰囲気に。ただし、白だけで統一しすぎると殺風景で落ち着かない空間になってしまうため、程良く有彩色を混ぜるのがおすすめです。
白(ホワイト)を使用したおしゃれな部屋実例
石やコンクリートをイメージさせる灰は、無機質な印象や都会的で洗練された印象を部屋に与えてくれます。また、自己主張せず周囲の色を引き立てる調和の色であり、控えめな雰囲気のインテリアに仕上がるため、シンプルでミニマルな暮らしを求める方にぴったりです。
灰(グレー)を使用したおしゃれな部屋実例
黒は、重厚でハイクラスな印象を部屋に与えてくれます。最も暗い色であり、白い壁・天井の部屋に使用することでメリハリのある雰囲気に仕上がります。ただし、狭い空間に黒を多く使いすぎると圧迫感や閉塞感が出るため、配色バランスを見ながら使うと良いでしょう。
黒(ブラック)を使用したおしゃれな部屋実例
[3]おしゃれな色の組み合わせをインテリアテイスト別に徹底解説!
センスの良いカラーコーディネートの3つの目のコツは「インテリアテイストに合わせた配色を行うこと」です。
「パープルの部屋」など、色をテーマとする場合は好きな色でバランス良く配色すれば良いですが、希望のインテリアテイストがある場合には、そのテイストを表現できる配色の特徴を知り、取り入れる必要があります。人気のあるおしゃれな7つのインテリアテイストの色の組み合わせを紹介するので、是非真似てみてください。
「ホテルライクテイスト」のインテリアカラー解説
ベースカラー:ホワイト・グレー・ブラック
シンプルながらもスタイリッシュな雰囲気が魅力のホテルライクテイストは「ホワイト」「グレー」「ブラック」といった、色の温度を感じさせない無彩色のベースカラーがおすすめ。
無彩色は寂しく見えてしまいがちな色ですが、タイル・エコカットなどの質感のある内装材を取り入れると、高級感のある雰囲気を演出できます。
アソートカラー:ダークブラウン・グレー
このテイストで失敗しがちなのが、アソートカラーまでモノトーン調にしてしまうこと。スタイリッシュすぎて、ホテルライクならではの落ち着きある雰囲気を演出しづらくなってしまいます。
そのため、程良い高級感とリラックス感を感じられる「ダークブラウン」「グレー」がおすすめです。
アクセントカラー:パープル・ブラック
ホテルライクテイストならではの上品さや非日常感を際立たせてくれる「パープル」のアクセントカラー。モノトーン調とも相性が良く、美しく馴染みます。
また、シンプルにまとめたい場合は「ブラック」もおすすめ。モノトーンのパターン柄なら、さらにインテリア性がアップし、おしゃれな雰囲気に。
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「シンプルモダンテイスト」のインテリアカラー解説
ベースカラー:グレージュ・ベージュ・ブラウン
大人な空気が漂うシンプルモダンテイストは「グレージュ」「ベージュ」「ブラウン」といった、ベーシックかつ温もり感あるベースカラーがおすすめ。もちろん「ホワイト」も万能カラーなので合います。
また、より重厚感のある雰囲気を演出したい方は、天井にブラウンなどのカラーを入れても良いでしょう。
アソートカラー:ダークブラウン・ブラウン・ベージュ
部屋全体に強いコントラストをつけず、ベースカラーと馴染むような色合いの「ダークブラウン」「ブラウン」「ベージュ」を選ぶことで、シンプルモダンテイストらしい落ち着いた雰囲気に仕上がります。
また、ベージュを多くしすぎるとカジュアルになりすぎてしまうので、ダークブラウン・ブラウンの配色の割合を多くするとより良いでしょう。
アクセントカラー:アイボリー
モダンテイストらしい高級感を損ねないためには、ベースカラー・アソートカラーを落ち着いた色で統一した空間に「アイボリー」で明るいアクセントカラーを加えてメリハリを付ける程度がおすすめです。
また、シンプルな印象になりすぎないよう、柄や質感に変化のあるものを選ぶとおしゃれに仕上がります。
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「北欧・ナチュラルテイスト」のインテリアカラー解説
ベースカラー:ホワイト・ベージュ・ライトグレー
明るく柔らかい雰囲気が魅力の北欧・ナチュラルテイストは「ホワイト」「ベージュ」「ライトグレー」といった、シンプルなベースカラーがおすすめです。
また、グレーを選びたい時はあまり濃いグレーを選んでしまうと暗い印象になってしまうため、ライトグレーを選ぶようにしましょう。
アソートカラー:ベージュ・グリーン
優しく自然な雰囲気を演出するためには「ベージュ」「グリーン」がぴったり。特に、グリーンはミントなどの淡い色合いが良く合います。
また、大型家具・カーテン・ラグなどのアイテムだけでなく、大きな観葉植物でグリーンの色味をアソートカラーとしてプラスしてもおしゃれですね。
アクセントカラー:パステルカラー
北欧・ナチュラルテイストらしい明るく柔らかな雰囲気を際立たせてくれるのが「パステルカラー」のアクセント。イエロー・ブルーなど同系色でなくても、トーンを揃えればおしゃれにまとまります。
また、小花などの自然をモチーフにした柄も、ナチュラルで可憐な印象を楽しめるのでおすすめです。
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「アジアンリゾートテイスト」のインテリアカラー解説
ベースカラー:ホワイト・ブラウン・ダークブラウン
オリエンタルな雰囲気とリゾートの非日常感を持ち合わせたアジアンリゾートテイストは「ホワイト」に「ブラウン」「ダークブラウン」といった、自然の温もりを感じられる濃い色合いにでコントラストをつけたベースカラーがおすすめ。
はっきりとした木目の内装を選ぶと、アジアンインテリア特有の素朴な雰囲気をさらに醸し出せます。
アソートカラー:ダークブラウン・ダークグレー・パープル
雄大な自然が生み出す心地良さや、リゾートのゆったりとした時間を表現するためには「ダークブラウン」「ダークグレー」のアソートカラーがぴったり。
また、思い切って「パープル」を使うのもおすすめ。部屋がぱっと明るくなり、個性溢れるおしゃれなインテリアを叶えることができます。
アクセントカラー:レッド・オレンジ・ピンク・イエロー
アジアンリゾートテイストならではの南国感や非日常感を際立たせてくれるのが、落ち着いたアソートカラーに良く映える「レッド」「オレンジ」「ピンク」「イエロー」などの華やかなアクセントカラー。
また、花・葉などの柄を取り入れれば、自然溢れるリゾートの雰囲気をさらに演出することができます。
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「西海岸・マリンテイスト」のインテリアカラー解説
ベースカラー : ホワイト・グレージュ・グレー
肩の力を抜いて過ごせる海沿いのリラックス感が魅力の西海岸・マリンテイストは「ホワイト」「グレージュ」「グレー」といった、明るく開放的なベースカラーがおすすめ。こちらもグレーを使いたい場合は、軽やかな雰囲気のライトグレーを選びましょう。
また、海風にさらされたようなヴィンテージ感のある質感の内装を選ぶとさらに雰囲気がアップします。
アソートカラー : ブラウン・ベージュ・グレー
明るいベースカラーに程良いコントラストを生み出してくれる「ブラウン」は、海沿いのインテリアテイストらしいゆったりとした時間を演出してくれます。
また、すべてをブラウンでコーディネートしすぎると重たくなってしまうため、「ベージュ」「グレー」を配色に加えるとさらにバランスが良くなります。
アクセントカラー : ブルー
アクセントカラーには海を連想させる「ブルー」を。シンプルなベース・アソートカラーにブルーが美しく映え、爽やかでおしゃれな空間を演出してくれます。
また、ブルーと言えど実は様々。深いブルー・ビビットなターコイズブルー・グリーンがかったエメラルドなど、お気に入りのブルー選びを楽しみましょう。
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「和モダンテイスト」のインテリアカラー解説
ベースカラー:ホワイト・ベージュ・ダークブラウン
ミニマルでどこか間を感じさせるような余裕のある空気感がおしゃれな和モダンテイストは「ホワイト」「ベージュ」「ダークブラウン」といった、シンプルでベーシックなベースカラーが良く合います。
また、フローリングの洋室だけでなく、畳とも大変相性の良いテイストです。
アソートカラー:ダークブラウン・グレージュ・グレー
シンプルな「ダークブラウン」「グレージュ」「グレー」をアソートカラーに選ぶことで、凛とした空気感や落ち着いた雰囲気を醸し出すことができます。
また、柄を入れると華やかすぎる印象になってしまうため、無地でまとめるのがおすすめ。絶妙な色のグラデーションでおしゃれに見せましょう。
アクセントカラー:グレー・グリーン
控えめな雰囲気の和モダンテイストでは、アクセントカラーを使用しなくても良いですが、もし何か色を加えたい場合はアソートカラーに馴染むような「グレー」や、畳のような和みの雰囲気を感じられる「グリーン」がおすすめです。
また、グリーンを選ぶ際ははっきりとした色でなく、淡く上品な色合いを選ぶようにしましょう。
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「インダストリアルテイスト」のインテリアカラー解説
ベースカラー:ホワイト・グレー・ブラウン
男前インテリアとも呼ばれるインダストリアルテイストは「ホワイト」「グレー」「ブラウン」といった、かっこいい色のベースカラーがおすすめ。コンクリートやレンガの壁なども雰囲気を盛り上げてくれます。
また、素材感を強く感じるインテリアテイストなので、内装のデザインも同様に木目がはっきりしたものや質感のあるものを選ぶと良いでしょう。
アソートカラー:ブラウン・ダークブラウン
「ブラウン」「ダークブラウン」といった深みのある色をアソートカラーにすることで、インダストリアルテイストらしいヴィンテージ感のある味わいのあるおしゃれな雰囲気に仕上がります。
また、色だけでなく、無垢材・レザーなど、重厚感のある素材を取り入れる点も大きなポイントです。
アクセントカラー:ブラック・グリーン・ベージュ
深みのある色合いの空間をさらに引き締める「ブラック」はインダストリアルテイストに欠かせない色。スパイスを利かせた雰囲気を演出しましょう。
また、無骨で興行的な雰囲気を引き立てるため、あえて逆のイメージである「グリーン」や「ベージュ」をアクセントに迎えるのもおしゃれ。グリーンを選ぶ時はカーキのような落ち着いた色が良く合います。
部屋にアクセントカラーを取り入れやすいインテリアアイテム
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アクセントカラーにぴったりなおしゃれなアイテム
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トライアングルに配色するとおしゃれな部屋に見える
アクセントカラーを取り入れる際、アイテムがトライアングル(三角)の位置関係にくるように配置すると、全体のカラーバランスが整い、さらに垢抜けたセンスの良い雰囲気の部屋を実現できます。