観葉植物は観賞して楽しんだり空気をきれいにする効果が得られるだけではなく、お部屋のインテリアとしても活躍します。とはいえ種類も豊富なため、選び方やどんな風に置けばよいのか分からないという方も多いのでは?この特集ではインテリアとしての観葉植物について、選び方やレイアウトの方法なども含めて紹介します。
観葉植物の魅力とは
観葉植物は空間をおしゃれに彩るインテリアとして人気がありますが、二酸化炭素を吸収し、酸素を排出して室内環境を整えてくれるという点も魅力。置くだけで部屋の空気を綺麗にしてくれるでしょう。
また、さらにリラクゼーション効果があることも魅力のひとつ。木に囲まれた場所に行くと不思議と身も心も軽くなるように、植物から出るフィトンチッドという成分が癒しや安らぎを与えてくれるのです。
このように観葉植物は、視覚的な効果だけでなくわたしたちや身のまわりにとって癒しの存在と言えます。是非、自宅のインテリアコーディネートに取り入れて、おしゃれで癒される空間づくりを叶えましょう。
観葉植物は風水学的にも、植物の生命力が良い気を生み出し、空間を明るく活気づけるといった効果があると言われています。基本的にはどんな部屋や方位に置いても良い効果をもたらすとされていますが、運気の流れを循環させるようなイメージで配置するのがポイントです。
インテリアとしての観葉植物の役割
わたしたちの心と室内環境を整えてくれる観葉植物は、おしゃれなお部屋づくりにも欠かすことのできない装飾性の高いアイテムでもあります。観葉植物はインテリアにおいて具体的にどのような役割を果たすのか説明していきたいと思います。
せっかくおしゃれな家具でコーディネートしても、
それだけでは上手くまとまらなかったり、どこか物足りなさを感じる場合があります。そこへ観葉植物を置くと、空間にうまく馴染みつつもアクセントになり、全体の印象がぐっと引き締まって見えるのです。インテリアコーディネートに自信がないという方でも、観葉植物を取り入れるだけで簡単にセンスある雰囲気を作り出すことができます。
観葉植物は人の身長よりも高い大型サイズから卓上サイズまで、様々な大きさのものがあります。スペースに合わせたサイズの観葉植物を置くことで、高さや間隔などインテリア全体のバランスを整えることができます。例えば隅にできた余白を埋めたり、高さのあるもので立体感を出すなど、観葉植物で微調整をすることがおしゃれなお部屋づくりの役に立つのです。
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インテリアとしての観葉植物の選び方
観葉植物をインテリアに取り入れる際はいくつかの大事なポイントがあります。適切な植物を選ぶことで、お部屋をよりおしゃれで心地よい空間にすることができます。
飾り方で観葉植物を選ぶ
観葉植物を選ぶ前に、家具のレイアウトを決めておくことが前提となります。そこへ観葉植物をどんな風に飾るかによって必然的にサイズや数量、そして種類をある程度絞りこむことができます。置きたい場所のまわりにある家具とのバランスを気にしながら、まずは観葉植物をどうやって飾りたいかということを考えてみましょう。
シンボルツリーのように高さのあるものを1つだけ取り入れると、お部屋にインパクトを与えることができます。
複数置きたい場合は、小・中型サイズのみでまとめるか、大中小を全部で1:2:3くらいの割合になるよう取り入れるのがおすすめです。
置くスペースがとれない場合は、ハギングプランターがおすすめ。下に伸びるようなタイプの観葉植物が映えておしゃれです。
テイストとの相性で観葉植物を選ぶ
観葉植物は種類によって樹形や葉の形などが異なるため、与える印象も変わります。そのため、インテリアのテイストに合ったイメージの観葉植物を選ぶと空間全体をうまくまとめることができます。
自然のものと相性がよいアジアンテイスト。特に葉の形にインパクトあるものや、熱帯地方が原産のものがおすすめです。※モンステラ、オーガスタ、ユッカ、ヤシ類など
シンプルで洗練された印象のモダンスタイルには、シャープなシルエットの観葉植物がおすすめです。また、葉の色が濃いものはシックな印象を深めてくれます。※サンスベリア、ストレリチアなど
ナチュラルな北欧スタイルには、丸い形や小さな葉を持つ優しい印象のものがおすすめ。小さめの鉢植えを点在させる方法も相性が良いでしょう。※オリーブ、エバーフレッシュなど
観葉植物をプラスしたインテリアのつくり方
鮮やかなグリーンは部屋の中で思わず目を惹かれるポイントとなるように、取り入れ方によって空間の印象が大きく変わります。ここからは観葉植物をうまく使い、洗練された空間をつくる方法を紹介します。
①観葉植物のレイアウトを決める
基本的なレイアウトの考え方
家具と同様に人の動線上に置くのは避けましょう。そのため床に置くタイプの観葉植物の配置場所は、部屋の隅や壁沿いが基本。そして植物を枯らさないためにも、日の光が入り風通しのよい窓の近くに置くことを意識しましょう。ただし、植物の中には直射日光に弱く半日陰を好む種類もあるので、置きたい植物の特徴や育て方を事前に理解しておく必要もあります。
リビング・ダイニング
目線が集まりやすいテレビの近くに置いたレイアウト。電化製品ならではの無機質な印象を和らげることができるため、比較的スタンダードな置き方のひとつです。
ソファを対角に置いた際にできるデッドスペースを利用したレイアウト。ロースタイルのソファにあえて背の高い観葉植物を置くことで、上部の開放感をさらに強調することもできます。
コーナーに置くと動線を塞ぐことなく、見た目にも収まりが良いスタンダードな置き方。ダイニングの近くに置く場合、ユッカやサンスベリアなど葉が横に広がらず縦に伸びるタイプの植物がおすすめです。
ロースタイルの家具は少し寂しい印象になりがちなので、天井や壁から植物を吊るして飾る方法がおすすめです。家具の上に吊るすと人の邪魔にならず、バランス良くみせることができます。
寝室/ワンルーム
その他のスペース
②観葉植物と相性の良いカラーでコーディネートする
植物を置くだけでも明るい印象になりますが、さらに観葉植物に合うカラーでお部屋を装飾することで空間全体がまとまり、統一感を演出することができます。基本的に観葉植物はどんなカラーにも合わせることができますが、その中でも特にブラウンやブルーなど自然を連想させるようなカラーは馴染みが良くおすすめの組合せです。
■グリーンカラーでボタニカルな空間を演出
植物と同じグリーンカラーで空間全体をまとめたコーディネート。複数の観葉植物を点在させて、まるで森の中にいるような癒しの雰囲気を作り出しています。グリーンカラーとの組合せは、清々しいボタニカルライフを楽しむことができます。
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■アースカラーでナチュラルな印象を演出
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インテリアとして人気の観葉植物の種類
見た目や育てやすさから、インテリアアイテムとして人気のある観葉植物の一部をサイズごとに紹介します。
大型サイズ
主に床に置いて飾るサイズ。ボリューム感があり、一鉢置くだけでお部屋の印象が大きく変わります。
中型サイズ
主に床や低めの台に置いて飾るサイズ感のもの。ちょうど良い大きさで飾る場所を選びません。
卓上サイズ
テーブルや棚の上に置いたり、壁や天井から吊るすことのできるミニサイズ。ひとつ置いてアクセントにしたり、複数置いて組み合わせを楽しんだりと様々な楽しみ方ができます。
卓上サイズの観葉植物は、テーブルや収納棚の上などいろいろな場所に置くことができます。そんなミニグリーンをよりおしゃれにディスプレイするなら、飾り台との組み合わせがポイントにもこだわりたいところです。お部屋の端や空いたスペースを使って、さりげなくおしゃれなグリーンライフを楽しみましょう。
59,400円(税込)
28,710円(税込)
21,142円(税込)
51,810円(税込)
26,235円(税込)
85,525円(税込)
フェイクグリーンとは本物の植物に似せて作られた人工の植物です。最近は本物と見間違うほどリアルなものも増え、人気となっています。写真は造花が巻き付いたペンダントライトですが、これもフェイクグリーンならではのアイテムです。水やりなどが必要もなく、場所も選ばないため、気軽にグリーンを楽しめます。
【コーディネート実例】インテリアグリーンのある暮らし
ここからは観葉植物を取り入れた様々なインテリア実例を紹介していきます。お気に入りのコーディネートを探して、ぜひ、観葉植物選びやお部屋づくりの参考になさってください。
■観葉植物とインテリアカラーが調和した癒しの3LDKマンション
ボリューム感のあるパキラなど、いくつかの観葉植物を取り入れたグリーンを感じるリビング。ソファも合わせてグリーンカラーでまとめています。都会にいながら、常に緑の爽やかさを感じられるコーディネートです。
■観葉植物と装飾でアジアの暮らしを楽しむ一人暮らしの1LDKマンション
部屋の中心にシンボルツリーとなる大きなゴムの鉢植えを置き、自然を感じるアジアンリゾートなインテリアを叶えた実例。パープルカラーや蓮柄のラグなどがエキゾチックな雰囲気を演出しています。
■観葉植物がアクセントになるシンプルモダンな1LDKマンション
シンプルでスタイリッシュな雰囲気のモノトーンインテリアに、バーガンディの深い緑がアクセントになっています。このバーガンディはソファとダイニングシーンとを仕切るパーティション代わりにもなっています。
室内に観葉植物を置く場合の注意点
インテリアアイテムとして活躍する観葉植物ですが、あくまでも生き物であり、お手入れが欠かせないということを忘れてはいけません。ここでは観葉植物を育てる際に基本となる3つのポイントご紹介します。
日当たり
植物は日光により育つものなので、基本的には日当たりがよい場所に置く必要があります。日陰を好む植物でも、たまに場所を移動させて日光浴させることも必要。さらに、直射日光が当たらない方がよいものや、乾燥・湿気を嫌うものなど、種類によってそれぞれ特性があります。置きたい観葉植物の特性を十分に知り、上手に育てましょう。
水やり
基本的にどのような植物でも水やりは必要。土全体が乾いてきたと思ったら水をたっぷりと与えましょう。ただし、一日に何度も行うと根腐れを起こして枯れてしまうので注意が必要です。また、霧吹きスプレーを使って葉に直接水を吹きかける“葉水”も水やりとあわせて行います。水やりも植物の種類によってタイミングが異なるので、確認しておくと安心です。
風通し
自然界で植物は常に風に当たっていますよね。植物にとって風は光合成を助ける効果があり、また鉢内の湿度環境を整えてくれる役割もあります。そのため室内でも換気をしたり、たまに屋外へ出してあげるなどの対策が必要になります。
観葉植物選びに迷ったらaflatの店舗に行こう
a.flatの店舗には、グリーンのインテリアの世界観を感じられるディスプレイが広がっています。グリーンの魅力を存分に感じて頂くために大小様々な観葉植物を配置しているため、自然素材から作られたこだわりの家具・小物とのコーディネートは部屋作りの参考になるはず。是非、お近くの店舗に足をお運びください。
a.flatの店舗では部屋ごとに分けて家具と観葉植物をディスプレイしています。グリーンのコーディネートに欠かせない観葉植物を、どのように取り入れるとおしゃれに見えるのか是非参考になさってください。また、店内は自由に撮影していただけます。
また、a.flatでは、リビングダイニングルームやベッドルーム、書斎やバルコニーなど、全ての部屋で必要な家具・インテリア小物の取り扱いがございます。そのため、統一感のある洗練された完成度の高いグリーンのコーディネートを実現することができます。
3Dシミュレーションサービスで部屋にぴったりの観葉植物を探す
3Dシミュレーションサービスでは、大鉢・中鉢・小鉢・吊るし型などの全17種類という豊富な観葉植物を部屋に取り入れたイメージを再現することができます。また、それぞれの植物はサイズも自在に変えることができるため、空間の広さや家具とのバランスに合わせたサイズを見つけることも可能です。
3Dインテリアシミュレーションサービスは、ご自身で作成することも可能ですが、プロの目線で余白を上手く活かしたレイアウトや、バランスの良い配色などを提案することも可能です。a.flatの各店舗では、インテリアの無料相談を随時行っているので、お悩みがある方は是非一度お問い合わせください。
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【動画付】マイルーム3Dの使い方~快適な家具配置をシミュレーションする~
家具を購入する前に、家具配置のシミュレーションをしてお部屋のイメージを確認することができれば安心して検討することができます。a.flatではパソコンやスマートフォンを使い、誰でも簡単に実際のお部屋と、家具配置やインテリアのイメージを再現できる3Dシミュレーションソフト「マイルーム3D」を無料で公開しています。ここではそんなシミュレーションソフトの使い方を分かりやすい動画付きでご紹介します。
a.flatの店舗一覧
〒152-0031
東京都目黒区中根1-14-15
TEL 03-5731-5563
営業時間 11:00~19:00
定休日 水曜・木曜(祝日を除く)
〒160-0022
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ACNビル2F
TEL 03-5919-1922
営業時間 平日12:00~20:00 土日祝11:00~19:00
定休日 火曜・水曜(祝日を除く)
〒530-0011
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TEL 06-6292-5733
営業時間 11:00~19:00
定休日 水曜(祝日を除く)
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【a.flat大阪梅田店】瀬戸内の風と自然を表現したインテリアショップ
グランフロント北館5階ににあるインテリアショップのa.flat大阪梅田店。心が安らぐ瀬戸内の風と自然をテーマにしたショップでは、リビング・ダイニング・ベッドルームなど様々な家具を展示しています。今回はそんなa.flat大阪梅田店の見所を詳しくご紹介致します。
まとめ
今回の特集はいかがでしたでしょうか。観葉植物の種類や置き方ひとつでお部屋のイメージが変わることもあるので、室内に置く場合はインテリアとしての見せ方を意識してみてください。また、手入れをしながら成長を見守ったり、たまには場所や鉢を替えて気分転換したりと、日々の変化を楽しむこともできます。ぜひ観葉植物がもたらす癒しのインテリアを取り入れてみませんか。