【和室のソファ特集】畳・和室に合うソファの選び方・おすすめソファのご紹介

日本人にとって和室や畳は、古くからある日本の歴史と文化が詰まったものです。ルーツとなる奈良時代から今も尚、住まいに取り入れられています。今回のテーマとなる、和室の畳に置くソファがある暮らしは、現代人のライフスタイルにマッチした過ごし方といえるでしょう。

「和室＝床座で過ごす」とイメージされている方が多いのですが、近年和室にソファを取り入れるスタイルが増えてきています。ソファを置くことで部屋の印象や寛ぎ感など、得られるメリットを実際にご紹介していきましょう。

日本ならではの和のスタイルと、現代的なモダンが融合した近年人気の和モダンスタイル。このインテリアスタイルは畳の和室空間でも再現することができ、ソファを取り入れることで、流行りのおしゃれな雰囲気を作り出します。

ここからは畳・和室に合うソファの選び方で大切な、4つのポイントについて詳しくご紹介させていただきます。ソファにも様々な形や素材、カラーがありますので、どのように和室に合うソファを選んでいけば良いか考えていきましょう。

畳・和室に合うソファ選び、1つ目のポイントは「和室の雰囲気にも馴染むロータイプのソファ」を選ぶことです。和室に配置するソファは、圧迫感を与えない見せ方を意識する必要があります。

ソファの種類には脚があるタイプと脚がないタイプで別れます。このソファ脚の有無でも畳の和室に置いた時の見え方が変わるため、ご自身の好みやライフスタイルに合わせて選ぶようにしましょう。

ソファの高さ以外にも、ソファアームの有無で和室に与える印象が大きく変わります。そもそもソファアームの使い方としては、主に肘置きやごろ寝した際に枕として使うことが多いのですが、アームを外したベンチタイプにも利点が多くあるのです。

アームレスなソファは和室との相性が良いとお話ししましたが、アーム付きのソファは見た目にも存在感が出て魅力的ですよね。もし和室にアーム付きのソファを選ぶ際は、スリットなどのデザインが入った抜け感のあるデザインや、座面の低いものを選ぶことを意識しましょう。

畳・和室に合うソファ選び、2つ目のポイントは「畳や木と相性のよい自然な素材感のソファ」を選ぶことです。和室は自然感の溢れる空間ですので、その空間に合ったソファの素材を選ぶことにこだわりましょう。

和室の多くは床面に畳を用いており、建具も木材をイメージしたものが多く、障子なども含めて自然素材をベースにした空間です。そのため和室に置くソファフレームには、自然素材を用いたものを使うことで和室や畳の雰囲気に馴染んでくれます。

ラタン素材を取り入れた空間

ヒヤシンス素材を取り入れた空間

畳・和室に合うソファ選び、3つ目のポイントは「畳の色や和室のテイストと調和するソファカバーの色」です。やはり和室と合わせるソファは、それぞれの畳の色との相性も意識してソファカバーを選ぶことを意識しましょう。

琉球畳とは縁がなく、縦と横の寸法が等しい正方形の畳のことを言います。近年選べる畳の種類も増えており、取り入れる方も多い琉球畳は、異なる畳の色を組み合わせることができるアイテムです。そのためソファカバーと畳の色を上手く組み合わせることで、自分好みの和室を作ることができます。

畳・和室に合うソファ選び、4つ目のポイントは「和室のソファに合う家具・インテリアを添える」です。ソファの魅力を引き立てるためには、同じ空間に合わせる家具、インテリア選びにもこだわっていきましょう。

畳の和室に合わせて選んだソファを、さらに引き立てるためには家具選びも非常に重要になります。和室×ソファを作り出した空間と、上手く相性の良い家具を取り入れることで和室全体の統一感がアップさせましょう。

畳の和室に置く収納家具は、高さを抑えられて開放的に空間を見せることができる、脚無しタイプがおすすめです。脚無しタイプにすることで、家具の重さが全体に分散されるため、畳に脚の跡が付きにくくなる点もメリットといえます。

和室のソファは家具だけでなく、インテリアも上手く組み合わせることで、より魅力的な自分好みの和室が作れます。特にインテリアアイテムは、コスト的にも追加して取り入れやすく、バリエーションも豊富で気軽にチャレンジできるアイテムです。

これまでは和室に置くソファの選び方や、おすすめの家具、インテリアアイテムなどをご紹介してきましたが、注意したいポイントと対策方法についても詳しくお話しいたします。

ここからは和室の畳数別におすすめしたい、ソファのサイズと配置パターンについてご紹介させていただきます。和室も様々な広さがあり、大きさによってソファの配置やサイズも変わるため、ぜひ参考にしておきましょう。

こちらは6畳の和室になります。6畳の広さの目安は3600mm×2700mmの空間。和室の基本的な広さとなる6畳は、できる限り不要なものは減らして、すっきりと印象が持てるように意識しましょう。

リビングダイニング横の6畳の和室にソファを取り入れて、寛ぎスペースを取り入れた配置例。床座スタイルと相性の良い2人掛けのローソファを採用。

6畳のリビングルームに畳を敷いた、気軽に和の雰囲気を楽しめる配置例。2.5人掛けのソファでゆったりと過ごせます。

こちらは8畳の和室になります。8畳の広さの目安は3600mm×3600mmの空間。一般的な和室と比較して空間が広く、ソファを配置する際も、ゆったりと寛げる大きさのソファを取り入れることができます。

リビングダイニング横の8畳の和室に、ゆったりと過ごせるカウチソファを取り入れた例。セカンドリビングのような使い方をしています。

8畳のリビングの中央に畳を敷いた、スタイリッシュな和モダン空間。8畳の場合は、コーナータイプのソファを配置できるゆとりがありますね。

こちらは4.5畳の和室になります。4.5畳の広さの目安は2700mm×2700mmの空間。マンションのリビングダイニング横に取り入れられることの多い、コンパクトな広さの和室になります。

リビングダイニングに隣接した、4.5畳の和室がある空間例。リビングを広く、床座やキッズスペースに使いたい方におすすめの、和室×ソファ空間です。

1LDK（リビング4.5条）の空間にポイントで畳を取り入れた例。コンパクトな空間でも気軽に畳とソファのある生活を楽しめます。

a.flatでは、マイルーム3Dを使った無料コーディネートサービスをご案内しております。3Dコーディネートサービスはそれぞれの部屋にあった家具、インテリアの配置、カラーコーディネートをご紹介し、マンションの和室はもちろん、おしゃれな空間作りを実現するためのサービスです。ご自身の生活スタイルに合わせた家具を取り入れ、最適なご提案をさせて頂きます。

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自然の温かみを感じる和室とソファのイメージ

洗練された和室とソファのイメージ

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今回は畳の和室に合う、ソファの特集をさせていただきました。和室もソファを取り入れることで、今まで以上に寛ぐ時間をお過ごしいただけます。和室に合うソファのポイントを参考にしながら、理想のソファをぜひお探し下さい。