【和室に合うベッド特集】畳の上に置くおすすめベッドの選び方・注意点・凹み防止策も解説

【和室に合うベッド特集】畳の上に置くおすすめベッドの選び方・注意点・凹み防止策も解説

畳のある和室にベッドを取り入れるための、大切なポイントと注意点や対策についてご紹介いたします。和室の良さを上手く引き出すことのできるベッド選びができれば、ホテルや旅館のような特別感のある空間を作ることが可能です。是非こちらの記事を参考にしながら、和室にベッドを取り入れてみましょう。

和室や畳のある部屋にベッドを取り入れるアイデア

和室にベッドを取り入れる際は、部屋の内装・畳との調和を考えましょう。一見、和と洋で合わなさそうな組み合わせですが、選ぶベッドのデザインやタイプ、周辺のコーディネートによって和室でもベッドは上手く取り入れることができるようになります。

和室・畳の上にベッドを取り入れる暮らし

日本人にとって、古くから馴染みのある和室や畳。昔は畳の上に直接布団を敷いていましたが、現代ではフォローリングにベッドを置くことが多くなりました。しかし今も和室はマンションや戸建てでも多く取り入れられ、和室で就寝する方もいらっしゃいます。

畳の和室で使えるベッドは有る?

畳の和室では敷布団だけでなく、ベッドも置くことができるのかと質問をいただくことがあります。もちろん畳の和室でも使えるベッドは多くあります。実際にどのようなベッドを使用することができるのか、確認していきましょう。

一般的な畳の部屋で使用されているベッドの種類

ベッドにも多くの種類がありますが、一般的な畳の和室ではどのような種類のベッドが使われているのでしょうか。ここでは和室に使用できるベッドの種類をご紹介します。

ローベッド
広く見せる効果のある、和室と好相性なベッド

すのこベッド
床板がすのこになっている吸湿性の高いベッド

ヘッドレスベッド
ヘッドボードがない、シンプルなデザインが特徴的

和室にベッドを置くメリット

実際に畳の和室にベッドを置くことで、どのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは和室にベッドを置く3つのメリットについてご紹介いたします。

おしゃれな和の雰囲気や和モダンな寝室を楽しめる

海外のスマートな部屋作りも魅力的ですが、おしゃれな和の雰囲気を楽しむことができる和室の寝室は、日本人にとってどこか心休まる特別な場所です。近年人気のある和モダンのスタイルの寝室も、畳の和室で再現することによって魅力度がアップします。

夏は涼しく・冬は暖かい環境でお休みできる

畳は「い草」という天然素材を編み込んで作られたものです。い草は空気中の水分が多い時は湿気を吸収し、乾燥時には水分を放出、部屋の中の湿気を調節するため、1年を通してお部屋を快適に整えます。また消臭や抗菌効果もあり、和室を寝室として使用することはおすすめです。

立ち座り時の腰や膝の負担が軽減や衝撃を吸収する

フローリングや木材の床に比べて、畳の和室はクッション性が高く、立ち座り時の腰や膝の負担の軽減や、万が一転倒した場合の衝撃を吸収し軽減してくれます。そのため高齢の方や小さいお子様も安心して使用することができるため、和室にベッドを置くことは効果的です。

布団の上げ下ろし、畳のカビや湿気対策にも

布団を床に敷いたままにすると、湿気が溜まりカビやダニが発生する可能性が高まります。そのため毎日布団の上げ下ろしが必要になりますが、毎日となると面倒で高齢の方は特に大変ですよね。しかしベッドを使用すれば通気性が上がるため、布団の上げ下ろしも不要になります。

和室・畳の部屋に合うベッド選び ~3つのポイント~

ここから畳・和室・畳に合うベッドの選び方で大切な、3つのポイントについて詳しくご紹介させていただきます。和室と相性の良いベッドのデザインや素材、プラスすることで魅力的に見せるおすすめ家具・インテリアを選んでいきましょう。

【1】和室と好相性なベッドの高さ・デザイン

和室・畳に合うベッド選び、1つ目のポイントは「和室と好相性なベッドの高さ・デザイン」を選ぶことです。和室に配置するベッドは、圧迫感を与えない高さやデザインにこだわっていきましょう。

布団感覚で使える開放的な「ローベッド」が基本

和室・畳の部屋には、布団感覚で使える開放的な「ローベッド」がおすすめです。圧迫感を与えない和室と好相性なローベッドにも様々な種類があるため、それぞれの特長や機能などを理解して、自分好みのベッドを選びましょう。

和室・畳の部屋には、布団感覚で使える開放的な「ローベッド」がおすすめです。圧迫感を与えない和室と好相性なローベッドにも様々な種類があるため、それぞれの特長や機能などを理解して、自分好みのベッドを選びましょう。

和室の印象が変わるローベッドのヘッドボード選び

和室に合わせるローベッドを選ぶためには、まずヘッドボードの形や高さの種類について知っておく必要があります。それぞれのベッドボードによって印象も大きく変わるので、自分好みのタイプを選んでいきましょう。

高さを抑えたヘッドボードのローベッド

ローベッドといえば、ヘッドボードの高さを抑えたものが一般的です。高さを下げることで、部屋に設置した時の抜け感がアップします。ベッドフレームはヘッドボードの高さによって印象も大きく変わるため、ある程度の存在感と開放感を与えたい方におすすめです。

高さを抑えたヘッドボードのおすすめローベッド

ヘッドボード無しのローベッド

ローベッドを最も開放的に見せることができる、ヘッドボードのないタイプのフレームもあります。ヘッドボードがないベッドフレームは、床に布団を敷くスタイルに近いため、和室をより広く圧迫感を作りたくない方におすすめです。

ヘッドボード無しのおすすめローベッド

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薄型ヘッドボードのローベッド

奥行のない薄型のヘッドボードを取り入れたローベッドは、しっかりとしたデザイン性があって、尚且つ開放感や生活動線もしっかりと確保したい方におすすめです。ヘッドボード自体の圧迫感を軽減してくれるため、取り入れやすく人気のある形です。

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脚付きマットレスも畳の和室と好相性

ヘッドボードが付いたベッドフレーム以外にも、シンプルな脚だけが付いたマットレスが存在します。この脚付マットレスも畳の和室と好相性なのです。フレームレスなベッドは、コンパクトですっきりとした印象を与えてくれるため、和室にも取り入れやすい形といえます。

和室におすすめの脚付マットレス

ステージ型と落とし込み型ローベッドの違い・和室との相性は?

ヘッドボードの種類以外にも、マットレスとフレームが交わる箇所の作りが大きく分けて2種類あります。それぞれのタイプによって見え方や、適したマットレスタイプが異なるので、それぞれチェックしておきましょう。

マットレスや敷き布団も使える「ステージ型ローベッド」

ステージ型のローベッドは、10cm程の薄型ウレタンマットレスから厚みのあるコイル式マットレスや、敷布団まで幅広く使える形です。もともと海外で多く見られるタイプでしたが、日本の和のスタイルとの相性が良く、敷布団の延長としても使われています。

厚みのあるマットレスを使える「落とし込み型ローベッド」

落とし込み型ローベッドは、床にすのこを敷き、その上にマットレスを置き、周りをフレームで囲む構造をしています。マットレスをはめ込むためズレる心配もありません。最も高さが低いタイプなので圧迫感が少なく、落下した時の心配も少ない形です。

床板 (すのこ)の構造を採用したベッドを必ず選ぶこと

ベッドフレームを選ぶ際に必ずチェックしておきたい部分として、マットレスとフレームが重なる部分の素材を確認しておきましょう。特に通気性を確保するためには、床板(すのこ)の構造を採用したベッドを必ず選ぶことが重要です。スノコ仕様が湿気を上手く逃がして、清潔な状態をキープしてくれます。

高さのあるベッドは和室・畳の上には合わない?

畳の和室にはローベッドがおすすめと伝えましたが、高さのあるベッドは和室に合わないのでしょうか。もちろんローベッドは抜け感が出て和室との相性は良いのですが、高さがあるベッドでもフレームによっては合わせることが可能です。

ボックス型のベッドは和室にも馴染む

畳の和室に高さのあるベッドを取り入れる場合は、ボックス型のベッドフレームを取り入れることがおすすめです。一般的なベッドフレームは脚元に抜け感が出るため、高さを感じやすくなりますが、箱型のボックスタイプは床との一体感が出るため、和室とも馴染ませることができます。

和室と相性の良いボックス型ベッドフレーム

ラック・ベッドv01 D
ラック・ベッドv01 D

161,018円(税込)

ラック・ベッドv02 D
ラック・ベッドv02 D

155,738円(税込)

引き出し付きのベッドは畳をキズ付ける可能性があるため注意

ベッドフレームによっては、脚元に収納ができる引き出しが付いたタイプがあります。この引き出し付きのベッドを畳の和室に取り入れる際は、畳をキズ付ける可能性があるため注意が必要です。ラグを敷くなどしての対策を事前に行いましょう。

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【2】和室の畳・内装と調和する素材・色のベッド

和室・畳に合うベッド選び、2つ目のポイントは「和室の畳・内装と調和する素材・色のベッド」を選ぶことです。自然感が溢れ、上品な雰囲気を作る和室と相性の良いベッドの素材や色にこだわっていきましょう。

自然素材のベッドフレームが和室の雰囲気を高める

和室はリビングに比べて、畳など自然素材を内装に取り入れているため、家具も同じように自然素材を使ったもので統一しましょう。空間全体にまとまりが生まれ、和室の雰囲気をしっかりと高めることができます。

和室の部屋に合う木材のベッドフレームがおすすめ

ベッドフレームにも色々な素材のタイプがありますが、和室の部屋にベッドを置く際は、木材のベッドフレームがおすすめです。自然素材だから表現できる、柔らかで温かみのある質感が畳の和室をより魅力的に見せてくれます。

木目のあるベッドフレームが和室の畳と好相性

畳の和室にベッドを合わせる場合は、特に木目のあるベッドフレームが好相性でおすすめです。人工的な素材ではなく、無垢材の質感を取り入れることで、特別感を和室に与えてくれます。和の統一感は家具や内装の素材へのこだわりを意識しましょう。

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  • ムク・ベッド特集 -無垢材の癒しと温もりで快眠しやすいベッド

    ムク・ベッド特集 -無垢材の癒しと温もりで快眠しやすいベッドのページです。「無垢材の癒し」により心地良い眠りをもたらすムク・ベッド。無垢材ならではの質感や木目、さらに照明から漏れる灯りの癒し効果によってあなたを快眠へと誘います。無垢材で作られたヘッドボードのランダムな材幅と、スリットが生み出すリズム感のあるルーバーデザインも魅力です。

上品で落ち着いたブラウンのベッドフレームを選ぶ

和室のベッドフレーム選びは素材だけでなく、カラーにもしっかりとこだわっていきましょう。和室に一番馴染みやすく、相性の良いベッドフレームのカラーはブラウン系がおすすめです。やはり和室は他の部屋に比べても、自然を感じさせるカラーでまとめることがポイントといえます。

一般的な畳の色にも馴染むダークブラウンのベッド

良く目にすることが多い、緑色の畳にも馴染むダークブラウンのベッドは和室にとてもおすすめです。ダークブラウンは上品で落ち着いた印象を与えることができるため、和室の雰囲気との相性が良く、空間を魅力的に引き立ててくれます。

和室を明るく見せるブラウンのベッド

ダークブラウンよりワントーン明るい、ブラウンのベッドも和室と相性が良く、空間を適度に明るく見せてくれる効果があります。自然感がポイントになる和室では、ブラウンのカラーが柔らかく温かみを与えてくれる雰囲気が好相性です。

ベッドと琉球畳の理想的な配色を見つける

近年和室に取り入れられることの多い琉球畳。畳のカラーバリエーションも豊富なため、どのカラーを組み合わせるかによって印象も大きく変えることができます。ベッド選びも畳のカラーとファブリックをプラスしながら理想的な配色を見つけてみましょう。

【3】ベッドを和室や畳の上で魅力的に見せる家具・インテリア

和室・畳に合うベッド選び、3つ目のポイントは「ベッドを和室や畳の上で魅力的に見せる家具・インテリア」を選ぶことです。理想的な和室のベッドをより引き立てるためには、しっかりとその空間に合わせる家具、インテリアを見つけていきましょう。

ベッドの高さに合わせて和室の家具を選ぶ

和室のベッドに合わせて家具を選ぶ際は、ベッドの高さとバランスの取れる家具を選びましょう。高さを上手く合わせることで、空間に視覚的な効果やまとまりを生むことができます。

ローベッドと相性よい和室用の家具

和室ととても相性の良いローベッドには、同じように高さを抑えた家具を組み合わせることがポイントです。視覚的にもローベッドが作る開放的な印象を妨げずに、和室全体に抜けた印象を作ってくれます。

ローベッドと相性よい和室用おすすめ家具

高さのあるベッドと相性よい和室用の家具

高さのあるベッドに家具をプラスする場合は、メインとなるベッド自体に高さが出るため、家具の数が多くならないように厳選して取り入れましょう。その上で収納家具などは脚無しタイプなどを取り入れて、すっきりとした印象を作ることが大切です。

高さのあるベッドと相性よい和室用おすすめ家具

和室のベッドを惹き立てるインテリア

和室にベッドを取り入れる場合は、和室の良さを上手く引き立ててムードアップできる、インテリアアイテムをプラスしてきましょう。特に和室を寝室として使う場合は、彩りを意識して取り入れることでより魅力的に見せることができます。

「ベッドスプレッド&スロー」で和室ベッドを彩る

ベッド周りの彩りを追加するために効果的な、ベッドスプレッドとベッドスローは是非取り入れたいアイテムです。シーツだけでは生活感を与えやすくなるので、和室や畳のカラーテーマなどに合わせて組み合わせることで、空間全体の雰囲気も格段に良くなります。

和室に彩りを与えるおすすめベッドスプレッド&スロー

「間接照明」の柔らかな灯りで畳の和室をムードアップ

和室のムードアップにとても効果的な間接照明も、積極的に取り入れたいインテリアアイテムの1つです。和室の落ち着いた雰囲気に、間接照明の柔らかな灯りを取り入れれば、心落ち着く特別感が癒しの時間を作り出してくれます。

和室をムードアップしてくれるおすすめ間接照明

「壁面装飾」で自宅を高級旅館のように演出

和室にベッドがある空間は壁面装飾を取り入れることで、ワンランク上のおしゃれな雰囲気を作ることができます。高級旅館やホテルのような特別感を演出するために、カラーや素材、大きさなど様々な壁面装飾を上手く取り入れて壁面に変化を付けていきましょう。

自宅の和室をおしゃれに演出するおすすめ壁面装飾

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    日本人に古くから愛されてきたお洒落な和室は、私たちに心からの安らぎを感じさせます。だからこそ、家具やインテリアには和室の開放感や安らぎ、お洒落感を損なわないよう注意が必要です。そこで今回は、和室に置く家具やインテリアのポイント、更に洋室を和室風な部屋に演出する方法等をご紹介します。

和室の畳にベッドを置く時の注意点と凹みの防止策など

落ち着いた特別感が楽しめる、魅力たっぷりの和室空間。これまで畳の和室に置くベッドの選び方についてお話ししてきましたが、実際に設置する際には注意点や畳のへこみ防止策なども考えておく必要があります。

フローリングの床とは異なる畳に設置する時の注意点

リビングダイニングなどに使われることの多いフローリングとは異なり、和室は床に畳を使用しています。畳はフローリングの床とは異なり、畳ならではの注意点が存在するので、ベッドを置く前に確認しておきましょう。

脚付きベッドは畳のへこみに注意

畳の和室にベッドを置く場合、脚付きのベッドは脚に重みがかかります。特に細い脚や、脚の数が少ないタイプのベッドほど重さが集中しやすく、深いへこみが出てしまう可能性が高いです。そのためできる限り重さが分散できる脚のベッドを選びましょう。

家具移動や掃除時に起こる畳の傷

模様替えや掃除を行う際には、家具を移動させることがあると思います。特に和室の畳はフローリングの床より柔らかいため、引きずって運んでしまうと畳が傷みが出る可能性があり注意が必要です。賃貸の場合は、退去時に張り替え費用が発生してしまうこともあります。

換気不足、多湿によるカビの発生

和室の畳は吸湿性があるので、湿気の多い季節や睡眠時の寝汗などで湿気がこもることがあります。そのためこまめな換気されなかったり、湿気が溜まることによってカビの発生が起こる可能性があると理解しておきましょう。そのため程度な換気と掃除をこまめに行う必要があります。

和室の畳にベッドを置く時におすすめの防止策・対処法

ベッドを和室の畳に置く際の注意点についてお話ししましたが、具体的な防止策や対処法についてもご紹介していきます。事前に注意点を理解し、防止しておくことで、快適な和室の生活を実現できるでしょう。

畳のへこみ、傷は保護マットやラグを準備する

ベッドの脚は全体の重さが集中するため、長期間設置しておくと畳のへこみが発生してしまいます。また掃除の時などにベッドや家具の移動を行うと傷がついてしまう可能性も。このような畳のへこみ、傷などはベッドの脚裏に保護マットを貼ったり、ラグを敷いてクッション性をアップさせましょう。

もし、畳にキズがついたり凹んだ時の対処法は?

畳の扱いに注意していても、キズやへこみが出てしまうことがあります。そのような時の対処法は固く絞った濡れ雑巾を用意して、畳のへこみ部分を置き、その上からアイロンを当ててみましょう。畳の素材となる「い草」の吸湿性を活かした復元方法です。細かな傷などは補修マーカーを試してみましょう。

和室を洋室風にしてベッドを使う時はカーペットを敷く

畳の和室を洋室風に変えたい場合は、空間全面にカーペットを敷くことがおすすめです。家具の移動や掃除の時にキズを付けず、畳のへこみを防止できます。比較的コストを抑えて気軽に取り入れることができる、タイルカーペットは必要な面積だけ敷くことが可能なためおすすめです。

ダニやカビを防ぐにはこまめな換気・掃除が大事

和室の畳には調湿効果がありますが、湿度の高い状態が続くとダニやカビなどが発生してしまう可能性があります。特にベッド下などは、掃除が行き届かない場所でもあるので注意しましょう。こまめに換気をして部屋の空気を入れ替えながら、掃除を行うことが大切です。

和室に置くベッドは通気性が高い床板(すのこ)仕様がおすすめ

ベッドフレームにも様々な種類がある中で、和室に置くベッドにおすすめのタイプは、底板がすのこ仕様のフレームです。すのこを使用することで、就寝中の寝汗などを逃がしてくれる高い通気性が確保できるため、カビの発生などを抑えることができます。

マンション・賃貸の和室にベッドを置いても大丈夫?

戸建てなど持ち家ではなく、マンションや賃貸の和室にベッドを検討されている方は、できる限り傷やへこみが畳に出ないように注意して下さい。賃貸の場合は退去時に、畳の取り替え費用を請求されてしまうこともあるため、事前にラグや保護マットを用意しておきましょう。

~和室の畳数別~ おすすめのベッドと配置パターンをご紹介

和室のベッドの選び方や注意点と対処法についてお話ししましたが、ここからは和室の畳数別にそれぞれのおすすめベッドと配置パターンをご紹介していきます。

定番の和室6畳に置きたいベッドと配置例

こちらは6畳の和室になります。6畳の広さの目安は3600mm×2700mmの空間。和室の基本的な広さとなる6畳は、できる限り不要なものは減らして、シンプルな寝室作りを意識しましょう。

和室6畳におすすめのベッドサイズ

6畳の和室にベッドを置く場合、余裕がある空間を作りたい方はセミダブルまで、少し動線が狭くなっても良い方はダブルサイズがおすすめです。和室の中でも6畳は一般的な広さの空間となりますが、縦長や横長、正方形型など6畳にも様々な形があるので、ご自宅の部屋の形を事前に把握しておきましょう。

和室6畳に多いレイアウト・家具配置

こちらはリビングダイニングに隣接した、6畳の和室スペースです。抜け感を出すためにヘッドレスタイプのローベッドを取り入れました。

リビング横の6畳和室を、寝室として使用した空間例です。ベッドの両サイドに高さを抑えたテーブルと、照明をプラスすることで特別感が生まれました。

少し広めの和室8畳に置きたいベッドと配置例

こちらは8畳の和室になります。8畳の広さの目安は3600mm×3600mmの空間。一般的な和室と比較して空間が広く、ゆったりと寛げる大きさのベッドを取り入れることができます。

和室8畳におすすめのベッドサイズ

8畳の和室にベッドを置く場合、ダブルサイズ以上のベッドやシングルサイズ2台置きなどがおすすめ。比較的部屋に余裕があるので、ホテルライクな特別感がある和室の寝室としてレイアウトできます。

和室8畳に多いレイアウト・家具配置

8畳の和室にクイーンのベッドを配置したレイアウトです。ベッドの他に収納家具やドレッサーを追加しても、圧迫感なくお過ごしいただけます。

シングルサイズのローベッドを、2台並べてレイアウトした和室の寝室です。8畳の広さがあると2台使いしてもゆとりがあります。

コンパクトな和室4.5畳に置きたいベッドと配置例

こちらは4.5畳の和室になります。4.5畳の広さの目安は2700mm×2700mmの空間。マンションのリビングダイニング横に取り入れられることの多い、コンパクトな広さの和室になります。

和室4.5畳におすすめのベッドサイズ

4.5畳の和室にベッドを置く場合、シングルサイズかセミダブルサイズをメインに配置することがおすすめです。特にレイアウトによっては、ゆとりのある動線が確保できないケースもあるので注意しましょう。

和室4.5畳に多いレイアウト・家具配置

縦長リビングダイニング横の、和室4.5畳を寝室にした空間。収納力のあるセミダブルサイズのベッドでも、圧迫感なくレイアウトできています。

リビングダイニングに隣接した、4.5畳の和室にベッドを配置したイメージ。動線の確保も意識しながら、脚なしローベッドのシングルサイズで開放感をアップ。

和室に合ったベッドを3D家具配置サービスでイメージする

a.flatでは、マイルーム3Dを使った無料コーディネートサービスをご案内しております。3Dコーディネートサービスはそれぞれの部屋にあった家具、インテリアの配置、カラーコーディネートをご紹介し、マンションの和室はもちろん、おしゃれな空間作りを実現するためのサービスです。ご自身の和室に合わせたベッドを取り入れ、最適なご提案をさせていただきます。

理想の和室・畳の色に合うベッドを再現しよう

3Dインテリアコーディネートサービスとは、和室も含め部屋のイメージを3D画面で確認することができる、無料のコーディネートサービスです。マイルーム3Dでは家具の配置やカラーコーディネートも気軽にお試し頂ける為、理想の和室に合ったベッドのある空間を叶える事ができます。

3Dコーディネートサービスの流れをご紹介

まずはお持ちの図面をこちらでスキャンし、実際の部屋と同じサイズの空間を作成していきます。図面に合わせた正確なサイズで再現していきますので、いざ部屋に家具を置いた時にイメージしていた大きさと違うなどの失敗もなく、安心して家具を選ぶことに専念することが可能です。

お客様の生活スタイルや家族構成をお聞きしながら、空間に対して最適な家具配置のご提案を行い、お客様と確認しながら家具を決定。家具やアクセントとなる素材選び、お持ちの家具と合ったサイズとバランスも重視しながら、おしゃれな和室のベッドをイメージした空間をご案内致します。

実際に作成したお客様の理想空間を3Dイメージで様々な角度から確認し、図面ではイメージできない部屋の広さや家具を実際に置いたバランスを見て、お住まいになる前から具体的なイメージの作成が可能です。細かなカラーや配置の変更もその場ですぐに対応可能です。おしゃれな和室のベッドをイメージした空間が再現できるよう、幅広い知識を持ったスタッフがトータルでサポートいたします。

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まとめ

今回は畳の和室に合う、ベッドの特集をさせていただきました。和室を寝室として使用する際は、空間の雰囲気とライフスタイルに合ったベッドを選ぶことで、快適な時間を演出することが可能です。ぜひ和室に合うベッド選びのポイントを参考にしながら、理想のベッドをお探し下さい。

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