一人暮らしは自分好みの家具やインテリア、レイアウトを自由に選び部屋をつくることができます。また自分の好きなテイストやスタイルを取り込み、部屋をもっと自分好みのカラーにアレンジもできますね。今回は海をテーマに、広々とした開放的な雰囲気を部屋に与えるインテリアコーディネートを紹介します。
どこまでも続く海の魅力
海の魅力を一人暮らしの部屋に取り入れるメリット
一人暮らしの部屋に海の魅力を取り入れることで開放感のある空間を演出し、部屋を広く見せることができます。どこまでも続く海と空を取り入れた部屋をつくるで、圧迫感のない快適な日々を過ごせます。
一人暮らし・ワンルーム(12畳)に海の魅力を取り入れる
海の魅力を取り入れる部屋の作り方を、まずは一人暮らし・ワンルームからポイントを具体的に紹介します。
一人暮らし・ワンルーム(12畳) 海の開放感を取り入れたレイアウト
キッチンを抜けてワンルームの部屋に入った時、一番奥の掃き出し窓まで生活動線をまっすぐ確保することで、奥行のある広い部屋に見せることができます。また生活動線がわかりやすく、過ごしやすいレイアウトでもあります。
一人暮らし・ワンルーム(12畳)の部屋に海の魅力を取り入れるポイント
1.開放感を生み出すロースタイルの家具と抜け感のある家具を取り入れる
ロースタイルの家具や抜け感のある家具は圧迫感を与えにくく、開放的でスッキリとした印象を与えるため海のように爽やかな部屋をつくるができます。
部屋の主役に軽快感のあるラタン素材の開放的なロースタイルソファ
軽快感のあるラタン素材の編み込みが、軽い印象を部屋に与えます。また高さを抑えたロースタイルのソファは部屋に圧迫感を与えにくく、空間を広く見せる効果があるため開放的な部屋を作る際に適しています。
ハイタイプとロータイプの部屋の印象の違い
ハイタイプは高級感はありますが、やや圧迫感があり固い印象です。
家具の高さを抑えると開放感が部屋にプラスされ爽やかな印象です。
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ロースタイルの暮らし
ロースタイルの暮らしのページです。部屋を広く見せたい、床生活が好き、という方はロースタイルのインテリアコーディネートを取り入れてみましょう。一般的な高さを持つ家具と比較した場合に、低い家具は動線を取りやすく部屋を開放的に見せることが出来ます。高さが低めの家具(=ロースタイル家具)を使うと部屋を開放的に見せることが可能です。実際にはどのくらい視覚的に違うのか?同じインテリア空間で家具の高さを比較することで部屋への圧迫感などが大きく異なって見える点に注目してみてください。
涼しげなガラスに海を感じるローテーブル
ガラス天板によって部屋に圧迫感を与えず、爽やかな印象をプラスします。涼しげなガラス天板と天板下の軽快なラタン素材の組み合わせが、海のような爽やかさを感じさせます。高さも330mmと抑えられているため、ロースタイルソファと相まって開放感を演出するローテーブルです。
スッキリとしたフォルムのサイドテーブル
コの字を描いた抜け感のあるフレームデザインが特徴的なサイドテーブル。直線で構成された潔いフォルムはスッキリとした印象で爽やかさを部屋に与えます。またコの字型のテーブルはソファのアームに差し込むことができ、使い勝手もいいデザインです。
2.海の水平線を感じるルーバーシリーズの収納家具を取り入れる
やさしい海風がもたらす打ち寄せる波から着想を得たルーバーシリーズの収納家具。どこまでも続く海の水平線のようなデザインが、一人暮らしの空間に海の雰囲気をもたらします。
一人暮らしワンルームのルーバーシリーズ収納家具の組み合わせ
テレビボードやキャビネットは、ロースタイルソファやローテーブルに合わせて脚無しタイプを選ぶようにしましょう。そうすることで、ワンルームに統一感が生まれ、より開放感のある部屋を作るができます。
テレビボード1500mmと43インチの組み合わせ。
幅850mm×高さ760mmのルーバーキャビネット。
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ルーバーシリーズ収納家具
どこまでも続く水平ラインが心を落ち着かせるルーバーシリーズ。ルーバーデザインのルーツやスタイルカラー別のインテリアコーディネート、全商品ラインナップなど、ルーバーシリーズの魅力をご紹介します。
3.清涼感溢れる海の色のブルーでインテリアコーディネートをする
海の色であるブルーは、海の魅力を取り入れるコーディネートに欠かせません。部屋全体にブルーのインテリアをちりばめることで、自宅に居ながら海のような清涼感や開放感を感じることができます。
ブルーをコーディネートに取り入れるメリット
海のような爽やかな清涼感を感じられる
鎮静色のため気持ちが落ち着く部屋作りができる
後退色のため空間を広々とした印象に変えてくれる
海や青空をイメージさせる爽やかなブルーのファブリック
清涼感のあるブルーのファブリックをソファクッションやベッドのクッション、ベッドスプレッドに取り入れました。ブルーが空間に海のように爽やかさを与え、開放的な雰囲気に変化させます。ブルーの色味の濃淡を少し変えることで、自然の海に近い印象となります。
穏やかな波を彷彿とさせるブルーが、見る人の心を落ち着かせてくれます。ブルーは鎮静色と呼ばれ気持ちを静めてくれる効果もあるため、落ち着きのある寛ぎやすい部屋を作るができます。同じ海をモチーフとしたルーバー・テレビボードと相性が良く、さらに海を思わせるインテリアコーディネートになっています。
ブルーの色味は後退色と言い、他の色と対比して遠くに見える効果があります。ワンルームの部屋の一番奥にブルーを使うことで、奥行感が増し部屋を広く見せることができます。開放的な空間を作る際にぴったりの色味です。部屋の奥にレイアウトしたベッドのインテリアも、ブルーでまとめることでより広く見えます。
ブルーを魅力的に見せるLED照明
あえて青みがかった昼光色にすることで、ブルーとマッチした清涼感のある部屋となります。
ペーパーコードの繊細な編み目が、どこか人の手の温もりを感じさせるコード・LEDシーリングライト。また編み目から生まれる陰影や抜け感を味わえるシーリングライトです。調光調色機能付LEDを使用しているため、暖色(電球色)から白色(昼白色)、寒色(昼光色)と好みの光色と明るさに調節できます。
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インテリアの夏支度とブルーカラーを使った涼しげコーディネート
暑い夏を快適に過ごすためには、家のインテリアも涼しい夏物の素材を使ったり、家具を日差しから守る対策をしたりと夏に向けて整えることが大切になります。また、涼しげで海を連想させるブルーでお部屋をコーディネートすることも夏場の快適さに繋がります。今回は、そのようなインテリアの夏支度についてご紹介します。
4.海を連想させるロースタイルを更に活かすインテリアを加える
ローソファを中心に家具を揃えることで、ソファで寛ぐ以外に床座生活がしやすくなります。ロースタイルの部屋は床との距離感が近く、相性が良いためです。来客があった際も座布団を出せば皆で団欒しやすいリビングに簡単に様変わりします。
ロースタイルの空間にメリハリを与える壁面装飾
壁面装飾で縦へのポイントも作ることでメリハリが生まれます。高低差を上手く生かしたインテリアコーディネートになっています。
タモ材を黒く染めた色味が空間を引き締め、スタイリッシュな部屋を演出します。大き目のサイズでも透明なアクリル板が抜け感を与えるため、圧迫感を生みにくいデザイン。開放的でありながら、洗練された印象の壁面装飾です。
一人暮らし・1LDK(LD10畳+6畳)に海の魅力を取り入れる(住み替え後)
続いては一人暮らし・1LDK(LD10畳+6畳)の海の魅力を取り入れたインテリアコーディネートをご紹介します。ワンルームから1LDKに住み替えたことでスペースに余裕が生まれ、その空間を活かし更に開放的な部屋となっています。
一人暮らし・1LDK(LD10畳+6畳)のインテリアと家具のレイアウト
前章の一人暮らし・ワンルーム(12畳)レイアウト
ワンルームの家具を全て1LDKでも使用します。
住み替え後の一人暮らし・1LDK(LD10畳+6畳)レイアウト
青枠の商品は1LDKで新たに追加した家具です。スペースに余裕が生まれたことで、ワンルームで使用していたロースタイルに加えて追加をしています。間取りがワンルームから1LDKになったことでより開放感あふれる海を感じやすい部屋となっています。
一人暮らし・1LDK(LD10畳+6畳)の部屋に海の魅力を取り入れるポイント
1.レイアウトとブルーのファブリックで海のようなリビング作り
一日を通して過ごす時間が多いリビングは海の魅力をふんだんに取り入れて、ワンルーム時に比べてさらに清涼感溢れる部屋となっています。
海のような開放的で爽やかな空間を演出するために
1LDKはリビングの隣がベッドルームとなる間取りが多いですが、あえてリビングとベッドルームを仕切る扉を開けっぱなしにしましょう。そうすることで部屋がひとつながりに見え、より開放的な印象を与えることができます。またローソファは背面からでも開放的で、ベッドルームからリビングを見る形でも圧迫感を与えにくいです。
1LDKになりリビングに余裕が生まれたことでオットマンを追加しています。オットマンはソファに繋げて足を伸ばしたり、単体でスツールとしても使える便利な家具です。ラグやクッションカバーと異なる濃淡のブルーを取り入れるで、リビング全体が自然の海の色味に近いカラーコーディネートになります。
1LDKのリビングに取り入れたブルーのカラー
16,093円(税込)
10,439円(税込)
53,405円(税込)
2.開放感溢れる家具と海を感じるブルーのインテリアでダイニングを作る
開放感のある家具と海のカラーでもあるブルーのインテリアを取り入れるで、ダイニングをスッキリと見せることができます。
海の魅力を取り入れたダイニングの家具
高さを抑えて部屋に開放感を与えるローダイニングテーブル。二本脚のすっきりとした抜け感のあるフォルムが特徴的です。リゾートのような快適なダイニングを演出します。
※モク・ローダイニングテーブル近日販売予定
背もたれの4本のルーバーが海を感じさせるデザインのダイニングチェア。シンプルで洗練されたフォルムがダイニングの開放的な雰囲気を保ちます。チェアは後ろから見ることの方が多いため、背もたれの抜け感や座面周りも、軽くすっきりした見た目となっています。
ダイニングには穏やかな海を思わせるブルーのインテリア
ブルーは部屋を開放的に見せること以外にも効果を発揮します。ブルーは鎮静色と呼ばれる色味で、気持ちを静めてくれる効果も併せ持っています。そのためダイニングで落ち着いて食事をしたり、集中して読書をする際に相性のいい色味です。
ターコイズブルーのような色鮮やかな発色が魅力の壁面装飾。趣のある銅の発色が、リゾート地の美しい海を思わせ心を癒します。また縦へのポイントを作ることでロースタイルの部屋にメリハリが生まれ、バランスの良いインテリアコーディネートとなります。
3.リゾート感溢れる開放的なバルコニー
バルコニーには屋外特有の開放感があるため、海を感じるインテリアコーディネートとの相性が抜群です。リゾートホテルのような特別な空間を作り、一人暮らしの楽しみや寛ぎの幅を広げてみてはいかがでしょうか。
バルコニーに使用した屋外用家具とインテリア
屋外に一年中置いておける耐久性と美しさを兼ね備えたチェア。
強い日差しや風雨による劣化を気にせず使用できます。
サイドテーブルやスツールとしても使用できる便利な家具です。
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4. ロースタイルとブルーのインテリアで海のリラックス感を演出
リビングダイニング同様ベッドルームも、ロースタイルにすることで開放的で寛ぎやすいベッドルームを作ることができます。また落ち着きのあるブルーのインテリアでリラックスした雰囲気も得られます。
コト・ローベッドはマットレスを落とし込めるフレーム構造のため、圧迫感を感じさせないロースタイルのベッドです。また羽根型フレームとなっており枕元に置いておきたいスマホ、目覚し時計、眼鏡がおけたりと使い勝手のいいベッドフレームです。
ヘッドボードはリビングのテレビボード、ダイニングのキャビネット同様穏やかに打ち寄せる波をモチーフにしたルーバーデザインとなっています。ベッドルームでも優しい海風がもたらす穏やかな海を感じ、安らぎを得ることができるローベッドです。
海辺をイメージしたベッドルームインテリア
ベッドスプレッドとベッドスローでビーチを再現し、海を感じることができます。
間接照明でサンセットビーチのようなベッドルーム
温かみのあるオレンジの灯りが部屋の雰囲気を盛り上げてくれる間接照明。1LDKのベッドルームにサンセットビーチのような穏やかな空間を演出します。
優しい丸いフォルムのデザインとオレンジの穏やかな灯りが、サンセットのような温もりを感じさせ心を落ち着かせてくれます。
フロアランプのrakusui cube (S)は高さが抑えられたデザインのため、ロースタイルのベッドルームにぴったりです。
5.更に海のムードを盛り上げるインテリア
清涼感のあるブルーの雑貨や壁面装飾などのインテリアを取り入れることで、更に1LDKの海のムードを盛り上げることができます。
海の雰囲気を強めるインテリア
ファブリック・パネル
壁面に飾ったり、立てかけて飾ることもできるため気軽に取り入れて海の雰囲気をアップさせることができます。
アート・パネル
波が打ち寄せる海の佇まいを青のグラデーションで描いたアート・パネル。青の濃淡が爽やかな雰囲気を与えます。
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まとめ
今回は一人暮らし・ワンルーム(12畳)と1LDK(LD10畳+6畳)の海の魅力を取り入れたインテリアコーディネートを紹介させて頂きました。ロースタイルの開放的な空間とブルーを取り入れたコーディネートは爽やかで清涼感のある部屋となり海を近くに感じることができます。是非ご自宅のコーディネートに取り入れてみてください。
紹介したワンルーム実例を画像一覧で見る >
紹介した1LDK実例を画像一覧で見る >
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