狭い部屋ではレイアウトやインテリアコーディネートが上手くいかず、圧迫感のある空間になりやすかったり、どのように家具を選べば良いか分らなくなってしまうことが多くあります。特に住居面積が小さい都心では、そのような悩みを抱えている方が多いのではないでしょうか。
今回は、10部屋のインテリアコーディネート実例を参考にしながら、狭い部屋でもゆったりと寛げるおしゃれな空間づくりの方法を5つのステップに分けて紹介します。限りある空間を上手く使ったレイアウト方法や家具選びなどを是非、参考になさってください。
狭い部屋でもおしゃれでリラックスできる空間を作れる
狭い部屋に住む際、「寛げなさそう。」「ソファは置けないな。」「収納が足りなさそう。」など、ついネガティブな視点になってしまいがちですが、レイアウト・インテリアコーディネートという2つのポイントを押さえることで、狭い部屋でもゆったりとリラックスして過ごせる空間を実現することができます。
今狭い部屋にお住まいの方も、これから引越しする家が狭いという方も、2つのポイントを取り入れて快適な暮らしを目指しましょう。
狭い部屋を寛げる空間にするポイントは「レイアウト」と「インテリアコーディネート」
狭い部屋を寛げる空間にするポイントは大きく分けて2つあります。
空間をゆったりと見せるレイアウト
統一感のあるインテリアコーディネート
部屋の間取りやライフスタイルに適したゆとりのあるレイアウト、テーマ性が明確である統一感のあるインテリアコーディネートを心掛けることで、狭い部屋が見違えたようにおしゃれで快適な空間へと変貌します。
同じ家具やインテリアのコーディネートでも、レイアウトが異なるだけで印象はがらっと変わります。レイアウトは見た目の圧迫感だけでなく、生活のしやすさ、居心地の良さに大きく影響を与えるものです。自宅の間取りに適したレイアウトを行うことで、ゆったりと快適に過ごせる部屋を実現できます。
インテリアコーディネートにテーマ性が無いと、ごちゃついて見え、ただでさえ狭い部屋がさらに圧迫感のある雰囲気になってしまいます。色・素材・デザイン・インテリアテーマなど、部屋全体の統一感を意識してコーディネートを行いましょう。また、ベースカラーをホワイト・グレーなどの明るい色にすると、部屋が広々と開放的に見えるはずです。
狭い部屋に応用できるレイアウトやインテリアコーディネートを実例から見つける
ゆったりと寛げるレイアウトのアーバンリゾートなインテリアコーディネート
リビングダイニング14畳の部屋。家具を両サイドの壁に沿ってレイアウトすることでリビングの中央スペースを広めに確保することができ、ゆとりのある雰囲気を演出しました。また、アーバンリゾートをテーマに部屋全体をコーディネート。アジアンなヒヤシンス素材の家具都会的な空間に絶妙なバランスで溶け込んでいます。
レイアウトのポイント
部屋に入って縦長の形をしたリビングダイニングは、ソファ・テレビボードを壁付けで置くレイアウトがおすすめです。部屋の奥にある窓の向こうまで視線が抜けて広く感じられます。
また、窓の前に家具を置かないことで、こちらの部屋の特長である都会的な景色も妨げません。
■ソファを壁付けしないレイアウト
ソファを壁付けしないレイアウトも可能ですが、ソファが部屋の中央にくるため圧迫感があります。また、テレビボードが窓に掛かってしまいます。
■ソファを壁付けしたレイアウト
開放感のあるゆったりとした空間に。また、ダイニングテーブルをおかずにカウンターチェアのみにしたことで大きなサイズのソファを置くことができました。
インテリアコーディネートのポイント
タワーマンションならではの都会的な空気と、リゾートライクな深いリラックス感のある雰囲気を掛け合わせた、アーバンリゾートをテーマに部屋全体をコーディネートしました。濃い床色はスタイリッシュで魅力的ですが、部屋がさらに狭く見える原因になるため、明るい色のラグを敷いてカバーしています。
モダンな印象のグレーと、爽やかなブルーで部屋全体をコーディネートしました。グレーは空間をすっきりと見せる効果があり、またブルーの色合いも部屋を明るい雰囲気にしてくれるため、狭い部屋では積極的に取り入れたいおすすめのカラーです。また、どちらもクールな印象で、都会的な雰囲気にぴったりです。
こちらの部屋で使用した家具・インテリア
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タワーマンションを購入された方、これから購入される方の悩みの一つでもあります内装やインテリア選び。どのような内装にすれば高級マンションの特別感が演出されるかや、カーテンやラグなどのインテリア装飾は必要なのかなど色々あります。そんなタワーマンションの内装・家具選びやインテリアコーディネートのポイントをこれから紹介致します。実例集やお客様実例のポイントを是非参考にしてみて下さい。
直線的なレイアウトのシンプルモダンなインテリアコーディネート
リビングダイニング9畳の部屋。自分のライフスタイル・間取りに合う厳選された家具を部屋の壁沿いに家具を配置して、狭い部屋をすっきりとみせた快適なレイアウトです。高級感のあるダークブラウン色の家具にシンプルなグレーの色合いをプラスした、シンプルモダンなコーディネートにまとめています。
レイアウトのポイント
9畳という狭いリビングダイニングでも、壁付けに家具を配置することで部屋の中央のスペースを確保でき、窓からの明るい光も取り込めるように。また、ダイニングテーブルもキッチンカウンターの中央に置かず、奥側の壁に沿ってレイアウトすることで、ダイニングエリアに広々とした生活動線を生み出しました。
■圧迫感のある家具のレイアウト
窓方向に向けて縦向きに家具をレイアウトすると、ソファからテレビまでの距離をゆったりとることができますが、その他の部分が詰まって窮屈な印象に。
インテリアコーディネートのポイント
シンプルモダンをテーマに、ベージュやグレーなどの明るくベーシックな色合いでまとめたコーディネートです。シンプルなインテリアテイストは寂しい部屋になってしまいがちなので、テレビボードの上にアクセントとして壁面装飾を取り入れました。また、全体的に直線的なデザインの家具で統一しているため、すっきりとした印象に仕上がっています。
「作業や来客用に本当は広いダイニングテーブルが置きたいけど、狭い部屋だと邪魔になってしまい置けない。」という場合におすすめなのが、使う時だけ伸長できるダイニングテーブルです。こちらの部屋でも、普段は幅900mmで、伸長すると1400mmにできるダイニングテーブルを取り入れました。
こちらの部屋で使用した家具・インテリア
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【インテリア実例】シンプルでおしゃれな一人暮らしの部屋コーディネート
一人暮らしの部屋は、自分が日々を快適に過ごせるシンプルなインテリアにしたいもの。今回は取り入れやすく失敗をしにくい、シンプルなコーディネートを、一人暮らしのインテリア実例から紹介します。ただシンプルなだけではなく「シンプルながらもおしゃれ」なアイデアが詰まった一人暮らしの部屋を是非ご覧ください。
片アームソファのレイアウトとリゾートホテル風のインテリアコーディネート
リビングダイニング9畳の部屋。座り心地の良いハイバックソファは憧れがあるものの、狭い空間に置くと圧迫感が出てしまいがちです。そこで、片アームのデザインを選びレイアウトする事ですっきりとした印象と快適な生活動線を実現することができました。また、ハイバックソファを鮮やかなブルーのソファカバーで彩ったことで、狭い部屋でもリゾートホテルのような非日常感を味わえる空間に。
レイアウトのポイント
高さのあるハイバックソファは圧迫感があり、本来は狭い部屋にはあまり向かないデザインです。ですが、ソファの通路側のアームを無くした、片アームデザインを選べば開放感を感じる雰囲気を実現することができます。また、アシンメトリーなデザインも、おしゃれで軽やかな印象を与えてくれます。
■両アームソファのレイアウト
リビングダイニングを行き来する、キッチンとソファの間の生活動線が通りにくそうな印象です。高さのあるアームデザインは、見た目の圧迫感もあります。
■片アームソファのレイアウト
通路側のアームが無くしたことで、見た目のすっきりさだけでなく、生活動線が広がり、さらにソファへの立ち座りも行いやすくなるメリットを得られました。
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開放的な動線とアシンメトリーのおしゃれな雰囲気が魅力の片肘ソファ。寛ぎ感もありながらも、生活動線も取り易い等、片肘ソファは沢山の魅力にあふれています。こちらのコラムでは、そのような片肘ソファを選ぶメリットや、片肘ソファが似合うリビングレイアウトをご紹介しています。
インテリアコーディネートのポイント
ソファカバーに目を引くブルーをセレクトし、日々の喧騒を忘れさせてくれるようなリゾートホテルをイメージしたコーディネートに仕上げました。また、ブルーは「後退色」と呼ばれる色で物を小さく・遠く見せる効果があります。そのようなブルーをリビングインテリアの主役にすることで、狭い部屋でも圧迫感を軽減することができます。
ルーバーモチーフが装飾されたテレビボードもリゾート感を感じさせます。ソファカバーのブルーに、ダークブラウンの落ち着いた色味を合せることでさらにホテルの高級感を演出しました。また、窓にかかるレイアウトとなるテレビボードなので、外への開放感を損なわないようロースタイルのデザインを選びました。
こちらの部屋で使用した家具・インテリア
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1LDKの一人暮らしを快適に過ごす為のすおすすめの家具やインテリアをコーディネート実例と一緒に御紹介します。ワンルームよりも部屋数が増えてスペースも広くなる1LDKは、自由に家具の配置が出来るようになる分レイアウトやカラーコーディネートに悩むことも多くなります。1LDKだからこそ選べるこだわりの家具やインテリアを取り入れて、快適な一人暮らしが楽しめる部屋にしていきましょう。
整列された家具のレイアウトと多彩な色を楽しむインテリアコーディネート
手前から奥に向かって家具を背の低い順番でレイアウトしています。このように壁側に家具を整列をさせて、背の高さ順にレイアウトすることで部屋の奥行き感を演出でき、狭い部屋ならでの閉塞感を軽減させることができます。また、殺風景になりがちなワンルームを鮮やかな色でメリハリのあるコーディネートに仕上げました。
レイアウトのポイント
右上がリビングの入り口になりますが、背の高い家具が入り口近くにあると、必要以上に存在感が出て、威圧感を与えてしまいます。入口から部屋の奥に向かって、テレビボード → キャビネット → ワークデスク → フロアランプと背の低い順にレイアウトをすることで、圧迫感を抑えて広く見せることができます。
■家具の高さを意識していないレイアウト
テレビボードより高さのあるキャビネットが手前にきていたり、一番背が高いフロアランプが部屋の中央にレイアウトされています。高さが不揃いなため落ち着かず、圧迫感を感じやすい空間です。
■手前から順番に背の低い家具をレイアウト
リビングの入口から奥に向かって、背が低い→高いの順になるよう家具をレイアウト。視線が奥まで抜けることで広く感じます。また、家具の高さが整っているため、すっきりとまとまった印象です。
インテリアコーディネートのポイント
殺風景になりがちなワンルームの部屋を、華やかかつ統一感のある雰囲気にするため、ハワイに架かる虹をテーマにコーディネートを行いました。ソファのクッションにブルーとオレンジ、ベッドのクッションにはグリーンとレッドなど、異なるカラーの補色を使って、最も際立つ配色同士を組み合わせたことで、ハワイならではの明るい雰囲気を演出しました。
また、テレビボードとデスクの間の壁には、ハワイで過ごす醍醐味のひとつであるサンセットタイムをイメージしたアートパネルを飾りつけました。インテリアのテーマ性をさらに印象的にしてくれるだけでなく、アートを飾ることで高い位置に目線を集めて、狭い部屋に広々とした空気感を与えてくれます。
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空間を活かしたレイアウトと明るい色使いのインテリアコーディネート
リビングダイニング10畳の部屋。空間の広さが限られている場合は、部屋でどのように過ごしたいかという目的をはっきりさせることが大切です。こちらの実例では「コーナーソファでゆったり寛ぎたい」という目的を叶えるために、ダイニングテーブルは2人掛けのコンパクトなサイズをセレクト。さらに、カウンターキッチンに沿わせてレイアウトしたことでリビングにスペースを生み出し、コーナーソファを配置することができました。
レイアウトのポイント
狭い部屋にダイニングテーブルを取り入れる場合は、コンパクトな2人掛けのダイニングテーブルをカウンターキッチンに沿わせてレイアウトしましょう。そうすることで、リビングスペースを広く使うことができ、寛ぎ感のある大きなサイズのソファや、収納力の高いテレビボードを配置することができます。
■4人掛けのダイニングテーブルのレイアウト
4人掛けのダイニングテーブルは部屋の広さに対して大きすぎるため圧迫感があります。大きなダイニングテーブルを置いて、食事中心の暮らしを希望する場合は、ソファのサイズを小さくする必要があります。
■2人掛けのダイニングテーブルのレイアウト
2人掛けのダイニングテーブルをカウンターキッチンに付けたレイアウト。空間にゆとりが生まれ、部屋の中央に動線ができました。リビングとも距離が程良く近いので、コミュニケーションも取り易そうです。
インテリアコーディネートのポイント
10畳という広さに対して、コーナータイプのソファやテレビボード+キャビネットの組み合わせを選んでおり、全体的に家具が大きめ・多めであるこのお部屋。窮屈感が出ないよう、ホワイト・ベージュといった明るい色合いでカラーコーディネートを行い、開放的な雰囲気を演出しました。
ダイニングテーブルはコンパクトなサイズ感で狭い部屋におすすめの2人掛けをセレクトしました。どの位置にも座り易い正方形のデザインです。また、チェアにはソファと同様のヒヤシンス素材を取り入れたデザインを選び、狭い部屋でもまとまりのあるコーディネートに仕上げています。
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【インテリア実例】旅行の思い出を表現したリゾートホテル風インテリアコーディネート
旅行での非日常が忘れられず、宿泊先のインテリアを真似したりと、旅の思い出を日々の暮らしに取り入れたくなるという方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、旅行の思い出をインテリアで表現する方法と、実際に沖縄旅行の思い出をテーマにコーディネートされたお客様宅のインテリア実例をご紹介します。
ローテーブルを置かないレイアウトと海のようなインテリアコーディネート
リビングダイニング9畳の戸建ての部屋。縦に細長い間取りのため、横幅のある家具は選べるものの、ソファとテレビボードとの距離がとれません。そこで、ローテーブルをあえて置かずにサイドテーブルのみのレイアウトにして、すっきりとした空間に仕上げました。また、狭い部屋でも爽やかで快適に過ごせるよう、ブルーで統一した海のような雰囲気のコーディネートにもこだわりました。
レイアウトのポイント
一般的にはソファとテレビボードの間にローテーブルを置きますが、こちらの部屋のように細長い間取りの場合はあえて置かないレイアウトにすることで、広々としたリビングほ演出することができます。ローテーブルの代わりには、便利なコの字デザインのサイドテーブルを取り入れたことで快適に寛げます。
■ローテーブルを置いたレイアウト
リビングに家具が密集した状態になり、窮屈な印象に。ソファの前の生活動線もほとんどなく、またテレビボード収納の引き出しも開けることができません。
■ローテーブルを置かないレイアウト
ローテーブルを置かないだけでソファ前がすっきり。窓への抜け感も出るので、狭い部屋でも開放感のあるコーディネートに仕上げることができます。
インテリアコーディネートのポイント
リビングに繋がるダイニングもまとめてひとつの空間として、海のような爽やかさをテーマにコーディネートしました。狭い部屋でも、ブルーの清涼感のある色味によって心地良くリラックスできる空間に。また、部屋の中心にはブルーのアートも飾り、リビングとダイニングを繋げる役割を担っています。
単色ではなく、いくつかのブルーをグラデーションさせることで自然な海の美しさを表現したコーディネートを実現することができます。また、ソファフレームに選んだラタン素材の繊細の編み目が、ブルーの涼し気な雰囲気をさらに引き立てています。
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東京に多く建てられている「狭小住宅」に合う家具選びとインテリアコーディネートを、実例と共にご紹介します。細長い特徴的な間取りのリビングダイニングを、コンパクトな家具やブルーのカラーコーディネートで開放感溢れる空間に仕上げております。是非参考にしてみてはいかがでしょうか。
スペースを節約するレイアウトとナチュラルモダンなインテリアコーディネート
リビングダイニング8畳+ベッドルーム4.5畳の部屋。ワークデスクは壁側にレイアウトすることが一般的ですが、あえて逆向きに部屋の中央にレイアウトをした実例です。そうすることで、狭い部屋でもシェルフを壁側に配置することができ、限られた狭い部屋の中にも大容量の収納を増やすことができています。
レイアウトのポイント
ワークデスクを中央に配置し、その後ろに本棚を置くことで、作業中に座ったままで本を手に取ることができます。また、背の高い本棚を部屋の一番奥の角に置けば圧迫感も感じさせません。そして、ラウンジチェア周りのスペースにもゆとりが生まれ、ゆったり寛げるコーディネートに仕上がりました。
■ワークデスクを壁に付けたレイアウト
ワークデスクと本棚が並ぶ形になるため、本を手に取る際は立なければなりません。また、寛げるはずのラウンジチェアのスペースが背の高い本棚が後ろにあることで威圧感を感じる雰囲気になってしまいます。
■ワークデスクを中央に配置したリビングの見え方
仕事や勉強をするワークデスクと、ゆったり寛ぐラウンジチェアの空間が分かりやすいメリハリのあるレイアウトです。また、ベッドルームまでの動線も確保できているため、暮らしやすいレイアウトになります。
インテリアコーディネートのポイント
穏やかで落ち着いたブラウンの色の家具と、優しいベージュやオフホワイトのインテリアファブリックで統一したナチュラルモダンなコーディネートです。無垢材・ラタン素材・麻など、自然のままの風合いを残した家具・インテリアに囲まれた暮らしは、癒しと寛ぎ感で溢れています。
狭い部屋であまりスペースがとれないけど、ゆっくりと座って寛げる場所が欲しいという方にはラウンジチェアがおすすめです。ラウンジチェアとは、ソファとダイニングチェアの間のような存在で、コンパクトなサイズ感ながらも、柔らかなクッションに包まれて贅沢なリラックスタイムを過ごせます。
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【一人暮らしの部屋】ワントーンで作る ナチュラルモダンなインテリアコーディネート
程良く大人で、程よくカジュアル。そんなリラクシーでおしゃれな「ナチュラルモダンなインテリアコーディネート」のご紹介です。ナチュラルモダンのインテリアスタイルを叶える為のポイントを一人暮らしの部屋で人気のワンルーム・1LDKの2つの間取りでご紹介します。
横長の間取りに合わせたレイアウトとアジアンインテリアコーディネート
リビングダイニング8畳の部屋。横長のリビングダイニングに合わせて、限られた空間を最大限に活かしてソファ・ダイニングセットをレイアウトし寛げる空間を実現しました。また、異国情緒溢れるアジアンテイストのコーディネートを叶えるため、ダークブラウンとパープルで全体を統一しています。
レイアウトのポイント
横長のリビングダイニングは、リビングスペースのレイアウトに悩みがち。ソファとテレビの距離感、生活動線の大きな2つのポイントをおさえながら、ベストな配置を決めていきましょう。また、ソファとテレビの距離があまり取れない場合は、ローテーブルは置かずにサイドテーブルのみにすると、すっきりとした雰囲気になります。
■部屋の中央にソファを置いたレイアウト
左側の壁にテレビボードを置き、その正面にソファを配置したレイアウト。窓にテレビボードがかからないのはメリットですが、部屋の中央に一番ボリュームのあるソファを置くことで圧迫感が出てしまいます。
■壁沿いにソファを置いたレイアウト
リビングのくぼみとなっているスペースを上手く利用してソファとテレビボードをはめ込んだレイアウト。背の高いソファも圧迫感無く配置でき、中央の動線がすっきりとするので、暮らしやすくなります。
インテリアコーディネートのポイント
パープル・ブラウンなどの壁紙を活かして、家具・インテリアも同色でコーディネート。エキゾチックなアジアンムード漂うインテリアコーディネートにまとめました。また、統一感のある色合いにしたことで、狭い部屋でもごちゃつかず、すっきりとしたテーマ性のある雰囲気に仕上がります。
部屋の隅に置いたフロアランプ。バンブー素材でつくりだされる格子柄のデザインはアジアンなコーディネートにぴったり。灯りをつければ非日常的なリラックスムードを漂わせます。また、部屋の隅だけをピンポイントで照らす間接照明は、空間に奥行き感を与え、ゆったりとした空気感を演出してくれます。
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【インテリア実例】コンパクトな1LDKを活かしたシンプルなレイアウト
1LDKはシンプルなレイアウトにすることで、日々の暮らしを快適にすることができます。LD10畳というコンパクトな1LDKのインテリアコーディネートをお客様の実例と共にご紹介します。アジアンインテリアコーディネートで揃えた空間はゆったりと寛ぎの時間を与えてくれるでしょう。是非、ご覧ください。
ロースタイルのレイアウトと和モダンのインテリアコーディネート
リビングダイニング10畳+ベッドルーム6畳の部屋。家具をロースタイルで統一することで、狭い部屋でも高さによる圧迫感を軽減したコーディネートです。また、ロースタイルと相性の良い「和テイスト」をインテリアのテーマにし、淡いグレーの色合いで空間を彩りました。
レイアウトのポイント
高さを抑えたロースタイルの家具は、天井を高く見せる効果があり、狭い部屋でも開放的な雰囲気づくりを実現できます。こちらの部屋では、メインとなるソファだけでなく座椅子やテレビボードなども全体の高さを抑えており、ゆったりと寛げるコーディネートに。また、ソファは片肘デザインを選んでいるため、さらにすっきりとした印象に仕上がっています。
インテリアコーディネートのポイント
ロースタイルと和テイストのインテリアは大変相性がよく、狭い部屋でも広く見せながら、ゆったりと寛げる雰囲気のコーディネートを叶えることができます。また、フローリングの洋室でもラタン素材の座椅子や和紙の照明などの素材感がある家具・インテリアを取り入れることで、和の雰囲気を演出できます。
ソファのフレーム、ラグ、クッション、カーテンなど、空間全体を淡いライトグレーの色合いを統一しました。柔らかな色合いのグレーは、スタイリッシュになりすぎず穏やかな和の雰囲気を演出してくれます。また、明るい色合いのため狭い部屋でも空間をすっきりと見せてくれる効果も期待できます。
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【一人暮らしの部屋】情緒ある佇まいの和モダンなインテリアコーディネート
和モダン風のインテリアは一人暮らしのような限られた空間、ワンルーム・1LDKでも馴染みやすいテイストです。和の趣を感じる床座生活と洋の暮らしが可能なソファを一緒に置くなど、和洋折衷に部屋を作れるのが和モダンインテリアの魅力です。ワンルームと1LDK、二つの異なる間取りで一人暮らしの和モダンインテリアを叶える部屋の作り方をご紹介します。
ソファダイニングのレイアウトと自然素材に癒されるインテリアコーディネート
リビングダイニング9畳と寝室4.5畳の部屋。狭い部屋でソファ・ローテーブルのセットと、ダイニングテーブル・チェアのセットをそれぞれで配置すると圧迫感が出たり、生活動線が取れなくなってしまうケースは多々あります。そのような時には、スペースを節約できるソファダイニンぐのレイアウトがおすすめです。
レイアウトのポイント
狭い部屋でも「ソファで寛ぎたい」「食事はローテーブルではなくダイニングテーブルでしたい」と両方の希望がある方にぴったりなのがソファダイニングのスタイルです。一体化させることで配置に必要なスペースが最小限で済みます。また、ひとつにまとめることでソファ・ダイニングテーブルが大きめのサイズを選ぶことができるようになります。
■ソファとダイニングテーブルが別々のレイアウト
ソファとダイニングテーブルを別々に配置した場合、サイズによっては圧迫感を感じてしまうレイアウトに。生活動線も狭くなり、暮らし辛い雰囲気です。
■ソファとダイニングテーブルを合わせたレイアウトソファダイニングのスタイルにする合わせることで、先ほどと同じサイズの家具を配置していても狭く感じさせないゆったりとしたレイアウトを実現できます。
インテリアコーディネートのポイント
部屋に置く家具が少ないため、ヒヤシンス素材のソファや無垢材のソファダイニングテーブルなど、ひとつひとつが存在感を放つような、自然素材ならではの風合い溢れる家具でコーディネートしました。統一感を出すには、色合いだけでなく、素材感のまとまりを意識することも大切です。
全体のカラーコーディネートはシンプルなアイボリー・ライトグレーで統一して、無垢材ならではの木目など、コーディネートの主役である家具の素材感を引き立てました。また、花柄のクッションやベッドスプレッドを選ぶことで、色はシンプルでもメリハリのある空間に仕上げています。
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【一人暮らし実例】後悔しないソファダイニング選び&狭い部屋を用途に合わせてレイアウト
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紹介した10部屋以外にも、まだまだたくさんのインテリア実例があります。レイアウトやインテリアコーディネートで迷った時に見ればヒントが見つかるはずです。理想のカラーコーディネート・畳数・住居人数・部屋の床色など、お探しのテーマで絞ってインテリア実例を絞り込んで探してみましょう。
狭い部屋を寛げる空間にするための5つのステップ
10部屋のインテリアコーディネート実例集から、取り入れてみたいレイアウトや好みの雰囲気のインテリアコーディネートは見つかったでしょうか。
ここからは、実際に自分が住む狭い部屋をゆったりとリラックスできる空間にするための「5つのステップ」を紹介します。どこから手を付けたら良いかわからない方も、ステップ通りに検討を進めることで、コーディネート実例のようなおしゃれで快適な空間を叶えることができるはずです。
狭い部屋を寛げる空間にする5つのステップ
【ステップ1】間取りに適した生活動線を把握する
狭い部屋を寛げる空間にするためのまず一歩目は、生活動線について知ることです。
生活動線とは、人が家の中を歩いたり、チェアに座ったりと、生活をする上で必要な「通路の幅」のことを指します。そのため生活動線は、部屋のレイアウトやコーディネートと密接に関係しています。狭い部屋でも快適に過ごせる空間をつくるために、自宅の間取りに必要な生活動線をしっかりと把握しましょう。
リビングダイニングルームの生活動線の基本
暮らしの中心となるリビングダイニングルーム。過ごすが長いため、生活動線をしっかり把握した上で家具のレイアウトを行いたいところです。家族が集まったり、来客があったりと人が多く集う部屋であるため、ゆとりある通路幅を確保しましょう。部屋の広さに対して適切な生活動線が取れていると、空間がすっきりと見えるだけでなく、怪我の防止にも繋がります。
一般的なチェアに比べて、背もたれの無いダイニングベンチは狭い生活動線でも出入りがしやすいため、おすすめです。また、T字脚のダイニングテーブルを組み合わせるとさらに生活動線が省スペースで済みます。
快適な生活動線を確保した 狭い部屋のレイアウト例
「CASE-1」9畳のリビングダイニングルーム
2.5名掛けのソファでゆったり寛ぎ、食事は2人掛けで最小限にとメリハリをつけたレイアウトで約900mmという快適な生活動線を実現しました。また、ソファ前はローテーブルを置かずに広々とさせています。
「CASE-2」8畳のリビングダイニングルーム
ソファダイニングのスタイルを取り入れたレイアウト。寛ぎと食事をひとつにまとめることで空間を有効活用し、快適に過ごせるだけでなく、約700mmという生活動線を確保することができています。
「CASE-3」6畳のワンルーム
スリムな奥行きのソファと、一人分の小さなサイドテーブルなど厳選されたコンパクトなサイズの家具をレイアウトし、ソファ前に約1400mmという、広々とした生活動線を実現したワンルームの例です。
「CASE-4」6畳のワンルーム
食事と作業を行いやすいよう、小さなダイニングセットを取り入れたワンルーム。壁に対して家具を平行にレイアウトすることで、部屋の中央に約850mmというゆとりある生活動線が生まれました。
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はじめてのレイアウト計画~快適なお部屋作り・部屋の大きさ・サイズの採寸~
はじめてのレイアウト計画~快適なお部屋作り・部屋の大きさ・サイズの採寸~のページです。快適なお部屋作りは、部屋の大きさ・サイズの採寸をしっかりと行うことが重要です。部屋の大きさを把握して家具サイズを選び、ルールに沿ってレイアウトを組むましょう。食事や休息、家族との団欒など、毎日の生活を快適にするための配置方法や生活動線、家具のサイズ知識をSTEP1~6に分けてご説明します。STEP1:部屋の大きさ・サイズの採寸 STEP2:家具のサイズ知識 STEP3:生活動線の基本 STEP4:家具のレイアウト例 STEP5:3Dシミュレーションで確認 STEP6:目黒通り本店・新宿店・大阪梅田店(グランフロント北館)でサイズ、レイアウト確認
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お部屋を広く見せる生活動線~家具の選び方とレイアウト・コーディネート実例~
お部屋を広く見せる生活動線~家具の選び方とレイアウト・コーディネート実例~のページです。多くの方が部屋作りの際に一番気になるポイントが、「部屋を広く見せること」と言われています。コンパクトな間取りでも、家具の選び方や配置(レイアウト)、インテリアコーディネート次第で、お部屋を広く感じさせる事が出来ます。お部屋を広く見せる事による3つの効果、お部屋を広くみせるための3つのポイントを、実際のコーディネート実例を交えてご紹介します。
【ステップ2】インテリアのテーマを決める
生活動線について分かったら、次はインテリアのテーマ決めを行いましょう。
「部屋の広さ」と「インテリアコーディネートのテーマ」。一見関わり合いがないようにも感じますが、実は統一感のない部屋はごちゃついて見え、圧迫感を感じさせたり、落ち着かない印象を与えてしまうため、コーディネートのテーマを決めて統一感のある雰囲気にするということは、狭い部屋づくりで重要なポイントです。
インテリアコーディネートのテーマの決め方
■インテリアテイストからテーマを決める
「アジアン」「モダン」「北欧」「和」など、世の中にはたくさんのインテリアテイストがあります。ネットで検索すればイメージ画像も簡単に見ることができるので、真似もしやすいです。ただし、自分の好きなテイストを分かっている必要があります。
■自然の風景からテーマを決める
「海を眺めていると落ち着く」「夕日を眺めるのが好き」など、自然の風景に心が安らぐという方におすすめのテーマの決め方です。生活のベースとなる自宅に自然の心地良さを演出することで、狭い部屋でも深くリラックスできる暮らしを叶えることができます。
■色からテーマを決める
具体的にインテリアテイストや風景など思い浮かばないという方は、自分の好きな色をコーディネートのテーマにしてみましょう。最も思いつきやすく、基本的に同色でコーディネートしていけば良いので、簡単に統一感のある雰囲気を演出することができます。
■家具の素材からテーマを決める
「木が好き」「ガラスが好き」「自然素材が好き」など、家具・インテリアの素材に対して好みがある方は、そのままテーマにしても良いでしょう。部屋の印象を決める家具の素材が統一されていることで、間違いなく落ち着ける雰囲気に仕上がります。
狭い部屋におすすめのインテリアコーディネートのテーマ
基本的には、自分がゆったりと過ごせる好みのインテリアコーディネートのテーマを選ぶべきですが、悩んだ時は部屋が狭い場合におすすめのテーマを参考なさってください。
アジアンテイストはロースタイルの家具が多く、天井を高く見せてくれる効果があるため、狭い部屋におすすめのコーディネートテーマです。また、アジアンテイストらしいパープルの色合いは、落ち着きと華やかさの両方を空間に演出することができ、誰でも簡単におしゃれな部屋づくりを実現できます。
どこまでも続く開放感のある海の雰囲気をテーマにしたコーディネート。海を表現するブルーの色合いは、空間を広く見せる効果もあるため、狭い部屋にぴったりです。また、日本の壁はほとんどが白いため、爽やかな海のコーディネートとも相性が良く、まるで空と海のような空間をつくり出すことができます。
空間を明るくすっきりと見せてくれる効果のあるライトグレーをテーマにしたコーディネートも、狭い部屋におすすめです。ライトグレー・ミディアムグレー・ダークグレーとグラデーションするだけで、インテリアに自信が無い方も、簡単に統一感のあるおしゃれなコーディネートを実現することができるはずです。
ツル科の植物を直径3mmほどの素材に加工し、繊細に編み込みしたラタン素材の家具。軽やかで涼し気な雰囲気があり、狭い部屋に取り入れることで、抜け感のある雰囲気を演出してくれます。ソファ・チェアなどのメインとなる家具をラタン素材で統一すれば、こだわりを感じるコーディネートに仕上がります。
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お引越しや模様替えの際、どのような部屋に使用かお悩みになると思います。そのような時によく目にするインテリアのスタイルやテイスト。どのような種類があり、どのように決めればいいのでしょうか?今回は、インテリアのスタイルやテイストの種類と、比較的簡単にインテリアスタイルやテイストを取り入れるポイントをご紹介致します。
【ステップ3】狭い部屋に合う家具でコーディネートする
インテリアのテーマが決まったら、次は狭い部屋に合うデザインの家具・インテリアを選びましょう。
コンパクトな空間に合わせて、家具のサイズ(幅)をただ小さくするだけでは寛げるコーディネートは叶えられないことも。天井を高く見せたり、限られたスペースを有効的に活用したりと、部屋を広く見せながらも快適な暮らしを叶えてくれる家具でコーディネートしていくことが大切です。
レイアウトしやすい コンパクトサイズの家具
「ソファで寛ぎたいけど置けない」「チェアに座って食事をしたいのに置けない」など、部屋が狭いのが原因で希望のライフスタイルが送れないことも。そのような時には、コンパクトなデザインの家具を選びましょう。そうすることで、少しのスペースだけで理想の暮らしを叶えることができるようになります。
■ラウンジチェア
「床で過ごすのが苦手、ソファを置きたいけどスペースが無い」という方におすすめな一人掛けのソファ。コンパクトながらも弾力のあるクッションとアームのついたデザインで、ゆったりと寛げます。
■カフェテーブル
「食事はチェアに座って食べたいけどテーブルを置くスペースが無い」という方におすすめのダイニングテーブル。コンパクトな天板サイズと一本足のデザインで、わずかな空間でもレイアウトできます。
■カウンターチェア
「狭くて小さなダイニングテーブルを置くスペースすらない」という方には、カウンターチェアがおすすめです。キッチンカウンターをテーブルとして活用することで、大変省スペースで"チェアに座って食事をする生活"を手に入れることができます。
■シェルフ型テレビボード
「部屋が狭くてリビングの収納が足りない」という方にはシェルフ型のテレビボードがおすすめ。上側に棚がついているので、スペースはそのままに収納力がアップします。背が高い家具は圧迫感が出てしまいがちなので、抜け感のあるデザインを選びましょう。
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狭い間取りに1人~2人暮らしをする時のおすすめコンパクト家具をインテリアコーディネート実例と一緒に御紹介します。1Rから1LDKの狭い間取りを上手く活用出来るコンパクト家具を選んで、より快適なお部屋にしていきましょう。
開放的なコーディネートを叶える家具
狭い部屋を広々とした雰囲気に見せたいと思った際、家具の幅を小さくするだけでなく、高さを抑えることで天井が高く見えて開放感が生まれます。また、抜け感のあるデザインの家具でコーディネートを行うことも同様の効果を得ることができます。
■ローソファ
背もたれ・アームなどすべての高さを抑えたデザインのローソファは、狭い部屋に開放感を生み出してくれます。ソファがあるだけでも寛ぎ感がありますが、部屋が広々としているとさらにリラックスできますね。
■ガラス天板のローテーブル
リビングの中央に置くローテーブルは、意外にも部屋の印象を大きく左右するアイテムです。すっきりと抜け感のあるガラス天板のデザインを選べば、明るく爽やかなコーディネートに仕上がります。
■ローダイニングテーブル
ローソファ・ローベッドは良く知られていますが、実はダイニングテーブルにもロースタイルがあります。狭い部屋をすっきりみせるだけでなく、天板が低いことで身体へのフィット感も良く寛げます。
■背もたれの無い ダイニングベンチ
一般的にダイニングチェアには背もたれがありますが、高さが出やすく狭い空間の中では圧迫感を感じてしまうことも。そこで、背もたれの無いダイニングベンチを選ぶことで開放感が生まれます。
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狭い部屋の限られた空間を広く使える家具
複数の用途で使うことができたり、用途に合わせてサイズを変えて使うことができるなどの賢いデザインの家具は狭い部屋にぴったりです。空間を有効活用することで、ゆとりのあるレイアウトを生み出すことができ、部屋の面積を最大限に活かした快適なコーディネートを叶えることができます。
■ソファダイニングテーブル
「寛ぐ」「食べる」「作業する」の3つの過ごし方をひとつにまとめることができるのが、ソファダイニングテーブルです。ひとつにまとめたことでスペースにゆとりができ、狭い部屋でも大きなサイズのソファ・テーブルをレイアウトできるようになります。
■アームレスソファ
両方にアームのついた幅1200mmのソファと、アームレスの幅1200mmのソファ。同じサイズでも、アームが無ければその分座れる面積が広くなり、ゆったりと寛げます。見た目も開放的で、立ち座りもしやすく、アームレスソファは狭い部屋にぴったりです。
■伸長式のダイニングテーブル
普段は二人掛けで、来客時など使う時だけ四名掛けへと伸長して使うことができる便利なダイニングテーブル。普段はコンパクトなサイズで場所をとらないため、狭い部屋の空間を有効的に使うことができます。
■屋外用のダイニングテーブル・チェアセット
室内は狭くてもバルコニー・テラスは広いというケースもあります。その場合は室内にダイニングセットを置かず、屋外用のダイニングセットを外にレイアウトすることで空間の有効活用ができます。
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【ステップ4】レイアウトやインテリアコーディネートを3Dで確認する
暮らす上での必要な生活動線が分かり、インテリアのテーマが決まって、狭い部屋におすすめの家具を見つけたら、次はそれらをバーチャルな自分の部屋に落とし込んで、完成イメージをシミュレーションしてみましょう。
洋服などと異なり、家具・インテリアは自宅に届くまで試せないのが一般的ですが、無料の【3Dインテリアコーディネートサービス】を使えば、部屋に取り入れたイメージを事前にチェックすることができます。また、用意するものは「自宅のサイズが分かる図面」だけなので、手軽に始められます。
3Dインテリアコーディネートサービスとは
間取りは図面をスキャンして取り込み、10mm単位で作成します。天井の高さを変えることもできるため、実際の間取りに限りなく近づけることが可能です。また、空間のベースとなる床・壁・建具も豊富な色・種類から選べるため、非常に再現度の高いシミュレーションを作ることができます。
家具をレイアウトする際は、2D画面で行います。好きな位置にドラック&ドロップの簡単操作で家具をレイアウトできるため、狭い部屋の中でベストな配置を見つけることができます。また、メジャー機能も備わっており、家具と家具の間の生活動線がどれくらいとれいるかも簡単にチェックすることができます。
a.flatで展開している全ての家具を3Dシミュレーション上で試すことができるため、狭い部屋におすすめの家具を自宅に取り入れたら、どのような雰囲気のコーディネートになるか、圧迫感が出ないかなど、完成イメージを確認できます。また、3Dの自由な視点で空間を見回せるので、部屋の中にいる感覚でコーディネートを見ることができます。
家具のレイアウトやコーディネートだけでなく、ソファカバーやクッション、間接照明等のインテリアも3Dシミュレーションに取り入れることができます。まとまりのあるカラーコーディネートや、テーマのあるインテリアコーディネートは、狭い部屋をすっきり見せる効果があります。試してみたいコーディネートがある際は、是非活用しましょう。
3Dコーディネートサービスは自分で作成するだけでなく、スタッフに依頼することもできます。
自宅の近くにa.flatの店舗がある場合は、実際の家具・レイアウトを見ながら相談ができるので店舗スタッフに依頼するのが特におすすめですが、来店が難しい場合はネットショップのスタッフに依頼することも可能です。
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【ステップ5】a.flatの店舗で実際の家具やインテリアに触れながら選ぶ
ステップ5の最後は、お近くの店舗へ実際のコーディネートや家具を確認・検討しに行きましょう。
実物をご覧頂くことで「思っていたより小さかった。」「色合いがスマホで見るのとは違う」などといった相違が無くなり、より正確なコーディネートのイメージがしやすくなります。また、迷ったことがあれば、豊富な知識のスタッフにレイアウトや家具選びの相談をすることもできて安心です。
狭い部屋のインテリアコーディネートイメージがしやすい
a.flatの店舗では、クッション・カーテン・ラグ・ベッドスプレッドなどの豊富なインテリア小物も取り揃えています。色分けされてディスプレーされているため、誰でも簡単に統一感のあるカラーコーディネートを行うことができます。また、ひとつのお店でコーディネートを完結できる点も、統一感・テーマ性のあるコーディネートに繋がります。
店内ではコーディネートやレイアウトをご覧頂くだけでなく、気になるソファ・チェアなどに見て触れて、じっくりとお試し頂くことができます。狭い部屋の場合、つい空間を広くみせるためにデザイン重視になりがちですが、心地良く暮らすためにも座り心地・使い心地もしっかりと確認しましょう。
■a.flat目黒通り本店
■a.flat新宿店
■a.flat大阪梅田店
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まとめ
今回の狭い部屋でも寛げる空間を叶える特集はいかがでしたか。
狭い部屋を快適にするためには「ゆとりあるレイアウト」と「テーマ性のあるインテリアコーディネート」が大切なポイントでしたね。是非、ご紹介した個性豊かな10部屋のコーディネート実例などを参考に、狭い部屋でもリラックスできる空間づくりを叶えてみてはいかがでしょうか。
自分でレイアウトを行う自信が無いという方は、気軽に無料コーディネート相談もご利用ください。
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