1、a.flatのソファとともに歩んできたタイ自社工場
a.flatは2001年にタイ・スパンブリ地区でソファの生産を始めました。当時はまだ産業が栄えていなかったこの地域に日本人の手で自社工場を立ち上げて雇用を生み出し、地域全体を活性化させて、人々の暮らしを豊かに導きました。
2、a.flat独自の生産管理と長年の生産で蓄積された高い技術
a.flatは、家具の生産や販売として一般的な委託生産や仕入れに頼るのではなく、自社工場で自社製品のための仕組み作りを行ってきました。日本人の厳しい基準で一から技術を育てた自社工場は、今ではグローバルな品質基準で見ても精巧で美しい編み込み技術を修得しています。a.flatのソファが長く愛されたからこそ蓄積されたノウハウが、今のa.flatの高品質なソファ作りの支えになっているのです。
3、こだわり続けて生まれた新しいリゾートスタイルのソファ
a.flatのためだけにソファを作る自社工場を立ち上げ、a.flatのソファのためだけに技術を向上させ、独自の生産体制とデザイン性を追求した私達は、『a.flat』というモダンアジアン・リゾートの新しい家具のジャンルを構築しました。自分達の手で生産・品質管理・企画・デザイン・販売を行い、全てにおいてこだわり続けた結果、a.flatにしかない独自のデザインやスタイルの高品質なソファ作りが実現しています。
▲ソファのクオリティチェックの様子
図面を確認しながら1点1点丁寧にサイズや編み込みクオリティをチェックしています。
▲目黒通り本店のディスプレイの様子
店舗ではタイの工場から届いたソファをアジアの風を感じるコーディネートで展示しています。
a.flatのソファはアジアの大自然で育った天然素材とa.flatの想いと歴史の融合で作られています。
― ヒヤシンス ―
ウォーターヒヤシンスは湖沼や川一面に水面を這うように浮かんで植生しています。
■ヒヤシンス素材とa.flatの想いと歴史
古くから雑貨の編みこみ素材や観賞用の植物として使われて来たウォーターヒヤシンス。しかしながら、水辺で驚異的な速度で繁殖して水上運輸や漁業の妨げとなり、水質も汚染することから、害草として世界中で疎まれています。そんな中、a.flatがウォーターヒヤシンスの柔軟性と耐久性に着目してソファ作りの産業が根付いたタイのスパンブリ地区では、人とウォーターヒヤシンスは共生を始めました。
― ラタン ―
生命力の強いラタンは、無数の棘で他の樹木に寄り添って太陽を求めて空高く昇るように伸びていきます。
■ラタン素材とa.flatの想いと歴史
a.flatは創業時から日本家屋と相性が良いラタン素材をソファに使って来ました。ヤシ科のつる植物であるラタンは繊維の強度が木材よりも強くしなやかなで「お客様に家具を長く使って貰いたい」という想いにもマッチしていたからです。ラタンは世界最長の植物と言われ、長いもので200m程にまで成長します。(※a.flatの2人掛けソファで使用するラタンは500m程)7~15年で成長するため他の木材より早く材料として使用することが出来、計画的な間伐をしなくても他の樹木と共生して森林環境を守るエコ素材です。
― インダカ ―
インダカが生きるラオスの山。焼畑により人の手で焼かれてしまった森が人工的なまだら模様を作っています。
■インダカ材(a.flat独自の素材)とa.flatの想いと歴史
〈 インダカ材との出会い 〉
a.flat10周年に向けてテンハイバックソファを開発していた2010年。生産品質担当者がラオスで農地拡大のために盛んに行われている焼畑や森林伐採の現場に足を運んだ際に偶然インダカと出会いました。
◀ タイとラオスの国境を流れるメコン川
ラオスにて伐採されて廃棄場に運ばれる樹木の美しく力強い木目が目に留まりました。工場に持ち帰って確認すると、強度もあり、肌触りも滑らかな木材でした。素地の色が濃いため明るい色の家具には不向きですが、ダークブラウン色を基調とするa.flatの家具には大変相性の良い素晴らしい木材だったのです。
現地でもこの樹木の情報は「インダカ(またはヨンパ)」という呼び名しかなく、英名も無いため、誰も研究を行っていなかったことが分かりました。その価値に気付かれずに伐採されているだけだったのです。a.flatはこの樹木に注目し、ソファ職人、タイの生産工場、ラオス政府の植林プロジェクトと協力し、テンハイバックソファに使うことを決めました。
※a.flatでは2014年までインダカを使用した商品一台販売ごとにヒノキの苗を一苗植林するプロジェクトに参加していました。
▲焼畑の様子
▲植林プロジェクト感謝状
テン・ハイバックソファにはインダカの無垢材をしています。一本の丸太を贅沢に使って丁寧に削り出したアームは職人の高い技術によって繋ぎ合わされ、流れるようフォルムと優しい手触りに仕上がっています。塗装はインダカ特有のアジアの生命力を感じるダイナミックな木目の風合いを活かしたグレインブラウン色を採用しています。
― アッシュ(タモ) ―
世界中で生命の象徴として扱われるアッシュ。湿潤地に多く自生し、根が冠水しても生き延びる力強い樹木です。
■アッシュ材(タモ)とa.flatの想いと歴史
ウッドソファには木の温もりのある質感や風合いが楽しめるアッシュの無垢材を使用しています。木材を切り出して加工した後に、a.flatの家具の代表的なカラーであるダークブラウン色に塗装して仕上げます。木地着色(下塗り)をしっかり行うことにより木目を感じることができ、多少の傷でも色剥げが起こりにくいのが特徴です。一般的に広く家具に使用される強度があり加工がし易いアッシュ材はa.flatでも創業時から家具作りに使用してきた定番素材の一つとなっています。
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