寝室カーテンの選び方と大事なポイント～色別・遮光タイプのカーテン実例も紹介～

カーテンの役割は外から部屋の中が見えないようにするだけでなく、様々な機能性で快適に過ごせる部屋にしたり、選ぶ色によってもたらされる心理効果があったりなど多岐にわたります。まずは寝室カーテンにこだわることで得られるメリットに触れていきましょう。

豊富な色柄と様々な機能があるカーテンですが、生活の環境やスタイルがそれぞれ違う中で自分にとって最適な寝室カーテンとはどのようなものなのでしょうか。ここからは寝室カーテン選びの参考になる６つのポイントを紹介します。

部屋の印象を左右する寝室カーテンの色。単純に好きな色を選ぶのも良いですが、それぞれの色が持つ心理効果を意識したり、インテリアとのバランスを重視して選ぶのもおすすめです。

前項では色それぞれにポジティブな心理効果があることを知っていただけたと思います。どの効果も魅力的で悩む…という人には、中でも睡眠やリラックスに効果的な色の寝室カーテンを取り入れるのがおすすめです。

ブルーの中でも水色のような明るく鮮やかな色は、清涼感や透明感を感じさせてくれます。ブルーが持つ落ち着きを感じながら、爽やかな西海岸風インテリアや癒されるリゾート風インテリアを楽しめるでしょう。

反対にネイビーのような深みのある色は知的で上品な印象を与えてくれます。濃いブルーは副交感神経が優位に働くともされており、入眠前に視界に入ることで質の良い眠りが期待できる色です。

茶色の落ち着きに明るさを足したベージュは、優しく柔らかな雰囲気で気持ちを和ませてくれます。他の色とも合わせやすいので、飽きずに永く使える色であることもポイントです。

落ち着いた堅実さを感じさせるブラウンは安心できて寝室にぴったり。部屋に高級感も与えてくれます。ベージュと同様合わせやすいですが、重たく感じてしまう場合はラグに明るめの色や相性の良いグリーン系を取り入れるがおすすめです。

部屋に統一感をだすには「色合いを揃える」ことや「テイストを揃える」ことがポイントです。木製の家具とグリーンのファブリックで統一した、リラックス感溢れるベッドルームを例に見ていきましょう。

おしゃれな寝室にするには、部屋のテイストに合う柄のカーテンを取り入れてアクセントを加えるのもおすすめ。リラックスしたい寝室では花柄やリーフ柄などの自然をイメージした柄や、生地と柄が同系色で主張し過ぎないものが良いでしょう。

寝室カーテンに柄を取り入れる場合、ドレープカーテンだと柄がはっきりとするため、部屋のテイストに合わせた柄選びが重要。反対にレースカーテンだとさり気ないアクセントになるものが多いので無地のドレープカーテンだけだと物足りない…といった場合におすすめです。

インテリアを考える上で取り入れらることが多い風水。「衣」「食」「住」の環境を整えることで運気をアップさせる環境学です。人生の約3分の1を過ごす寝室は風水においても重要とされている場所。寝室カーテンに風水の効果を取り入れて運気アップを狙ってみてはいかがでしょうか。

【北】水の気を持ち、心を落ち着かせるのに最適な方角。気を冷やさないためにベージュや薄ピンクのカーテンがおすすめです。

【北東】風水において「表鬼門」と呼ばれ清潔に保つことが重要とされている方角。清潔感を表すホワイトのカーテンがおすすめです。

【東】木の気を持ち、成長を司るとされている方角。樹木の成長に欠かせない水を表すブルー系のカーテンにすることで仕事運・勉強運のアップが期待できます。

【南東】人間関係や縁に関わる方角。イエローやオレンジなどのカーテンがおすすめで、風通しを良くすることで良縁が呼び込めます。

【南】火の気を持ち、人気運や美的運に関わる方角。太陽のエネルギーが強力な方角で、熱がこもるのを防ぐグリーンのカーテンがおすすめです。

【南西】家庭運や結婚運を呼び込む方角。ブラウンやベージュなど茶系のカーテンにすることで安定した関係を築くことが期待できます。

【西】金の気を持ち、金運アップが期待できる方角。金を連想させるイエローやゴールドがおすすめ。遮光カーテンで西日を遮ることで浪費防止にも繋がります。

【北西】事業運や出世運アップが期待できる方角。金と土の気をあわせ持つベージュは安定や信頼を表す色としておすすめです。

寝室カーテンを選ぶ時に遮光付きにするかどうかは迷う点ではないでしょうか。ぐっすり眠る為に遮光カーテンでしっかり光を遮ることも大切ですが、朝が弱い人はある程度光を通すカーテンで朝日を浴びることにより目覚めが良くなる場合もあります。生活環境やスタイルに合わせて選ぶことが大切です。

遮光カーテンは光や外気を遮り睡眠環境を整えたり、寝室で映画鑑賞などを楽しむ人にもおすすめです。遮光カーテンのメリットについて詳しく見ていきましょう。

寝室では遮光カーテンを使うイメージが強いと思いますが、生活環境やスタイルによっては種類が豊富な非遮光カーテンもおすすめです。非遮光カーテンのメリットを見ていきましょう。

【遮光１級】遮光率99.99%/人の顔が認識できないレベル

【遮光２級】遮光率99.80%/人の表情が認識できるレベル

【遮光３級】遮光率99.40%/人の表情は認識できるが作業するには暗いレベル

上からの光漏れにはカーテンボックスがある場合は問題ありません。レールのみの場合は吊り方を部屋側のカーテンを正面付けにすることで上からの光漏れを軽減できます。

カーテンには遮光性以外にも様々な機能があります。日差しが強い寝室にはUVカット効果があるものや、外から室内が見えにくい加工など、生活環境に合う機能付きのカーテンを選ぶことも大切です。

自宅の洗濯機で丸洗いできる機能。清潔に保ちたい寝室には欠かせません。a.flatのすべてのオーダーカーテンにはウォッシャブル機能が付いています。

火災の際に燃えにくく安心。高さ31m以上(約ビル11階)は、防炎機能のカーテンが義務づけられています。

裏面に使用した特殊な糸がミラー効果を発揮し、日中に屋外から室内が見えにくくなる機能。また、赤外線の反射率が高いため遮熱効果も高まります。※レースカーテンのみの機能

日中に効果を発揮するミラーと異なり、生地の編み目を細かくすることで、昼夜問わず室内を見えにくくしてくれるのがオフシェイド(遮像)機能です。※レースカーテンのみの機能

紫外線や熱をカーテンがカットすることで家具の日焼けを守ったり、室内の気温上昇を防ぎます。

直射日光による室温上昇を抑え、遮熱性を高める順に5段階のランクがあります。夏の高温時期など日差しの強い寝室におすすめの機能です。※レースカーテンのみの機能

冬は暖かく、夏は涼しい空間を叶える機能。冷暖房と併用すると更に効果が高まります。※ドレープカーテンのみの機能

外からの光を遮る機能。1～3級と完全遮光があり、等級によって暗くなるレベルが異なります。※ドレープカーテンのみの機能

これだけの機能を選ぶことができれば、寝室はドレープカーテンだけでも良いのでは？と思う人もいるでしょう。生活環境によってはそれで問題ない場合もありますが、寝室の環境を良くするにはレースカーテンと一緒に使うことをおすすめします。

a.flatでおすすめのカーテンを紹介します。ドレープ、レースとそれぞれ機能性や色柄も豊富に種類があるので組み合わせも想像しながらお気に入りのカーテンを探してみて下さい。

ここからは実際の寝室実例を人気のカーテン色別に紹介します。寝室のテイストや全体の統一感を意識した、おしゃれなコーディネートを参考にしてみてはいかがでしょうか。

チュラルすぎず少しシックな大人のイメージでコーディネートしたワンルーム。自然素材の家具やベージュ系でまとめた部屋には、麻のような風合いがあるベージュのカーテンが癒しのムードを引き立てています。

ブルー系でコーディネートされた開放感と落ち着きを兼ね備えたワンルーム。存在感のあるブルーのカーテンがワンルームの部屋に奥行を与えると共に、部屋が引き締まった印象になります。

ダークブラウンの家具にグレージュのファブリックを合わせた和モダンな寝室。くすみがかったグレーのカーテンは、空間にほどよい柔らかさと洗練された印象を与えてくれます。

明るい床色に高級感あるダークブランの家具とグレー・パープルのファブリックでコーディネートした都会的ながらもリラックス感がある寝室。上品な光沢があるパープルのカーテンがホテルのような洗練された空間を作りだしています。

ハワイのサンセットをイメージした温かみのある心が和む寝室。オレンジ色のカーテンと壁面に飾ったアートパネルが部屋のキーカラーとなり、夕日を感じさせるリゾート感漂う空間を演出しています。

a.flatでは3Dコーディネートシステムを使用して、家具や小物をコーディネートしながら部屋のイメージを3D画面で確認することができます。家具や部屋のテイストに合わせたカーテンの色選びができるので、3Dコーディネートでシミュレーションしてみてはいかがでしょうか。

■ショップスタッフに相談
店舗にてショップスタッフに直接相談できるサービスです。インテリアコーディネートのアドバイスはもちろん、実際に商品を見ながら検討いただけます。

■ネットショップに相談
店舗に行く時間がない、自宅から遠い場合などは、ネットショップのスタッフに3Dコーディネートの相談をすることも可能です。

■自分で3Dを作成
自分でコーディネートを検討したいという方向けに、インテリアコーディネートに役立つ部屋作りガイドや3Dシミュレーションのご案内です。

【グレー×パープル】でコーディネートしたリラックス感あるホテルの様な寝室

【ブルー】で統一した海を連想させる爽やかなイメージの寝室

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寝室カーテン選びのポイントはいかがでしたか。見た目だけでなく様々な機能面など、快適な環境作りには寝室カーテンが重要であることをお分かりいただけたのではないでしょうか。好みや生活スタイルに合うことはもちろん、心理的にも良い効果を得られる寝室カーテンをこの機会に取り入れてみてください。