ベッドルーム・寝室ガイド
毎日のお休み場所として欠かせない寝室の「模様替え」を検討される方が増えています。最近は寝室で過ごす時間を楽しんだり、作業スペースを設けるケースも多くなったからです。そのような寝室の模様替えですが、実は意外と手間がかからないのはご存知でしょうか?
INDEX
寝室の模様替えと聞くと「ベッドの位置を変えたり」、「家具を買い替えるとコストがかかる」など大変そうなイメージを持たれるかもしれません。しかし、寝室の模様替えは家具以外の部分を変えるだけでも、イメージを大きく変えることができるのです。
模様替え後の寝室イメージ(夏)
更に模様替えした寝室イメージ(冬)
上記コーディネート例のように装飾の無いシンプルなイメージから、ベッド周りにいくつかのインテリアアイテムを加えたり、季節に応じて変えることで簡単に模様替えが可能です。
寝室を気軽用に模様替えしたい場合、手持ちのベッドなど大きい家具を変えずに行う方法があります。模様替えの手間やコストがかかるベッドを活かして、ベッドファブリックやその他装飾で模様替えを行ってみてはどうでしょうか?(下記は脚付きマットレス中心の寝室を模様替えした例)
~Before~
脚付きマットレス中心のシンプルな寝室。
家具を変えずに実践できる寝室の模様替えには、以下の6つのインテリアアイテムが重要になります。これらのアイテムをバランス良く取り入れることで、寝室の模様替えがしやすくなるでしょう。
ここからはステップごとに変わる寝室の模様替えイメージの例を見てみましょう。アイテムを一つ一つ加えていくことで、寝室の雰囲気が変わっていく様を見て、理想の模様替えを実現してください。
気軽に寝室の模様替えができるように、4つのステップに分けてご紹介していきます。このステップは順番通りである必要もないため、自分が気になる箇所から確認して取り入れる形でも構いません。
~Before~
模様替え前のシンプルな状態。
ココがポイント!
上記例のように、いきなり全てを模様替えしなくても、これからステップごとに紹介するアイテムの中で気に入った箇所から模様替えでも問題ありません。徐々に変えていく楽しみや、慎重に寝室のイメージをチェンジすることで失敗も減るでしょう。
寝室を効率よくおしゃれに模様替えできるステップ1は、「ベッド上のコーディネートを変える」ことです。模様替えの際、ベッドやその他家具の買い替えまでできれば理想ですが、少し大変という方は手持ちのベッド上に彩りを添えて雰囲気を変えてみましょう。
ベッドのイメージは寝室で大きく左右するため、ベッド上にファブリックアイテムを加えたり、色合いを変えるだけで全く異なる雰囲気を作りあげることが可能です。
ベッド上のコーディネートに欠かせないイアテムは以下の3点です。上手くプラスできれば、おしゃれな模様替えが楽しめます。
リゾートホテルなどにも見られるベッドスプレッドやベッドスローは、単品で添えるだけでもベッドのインテリア性をアップしてくれます。また、組み合わせることで更に上質な空間に。
まずは、寝室を好みのイメージに変える「ベッドスロー」をご紹介。簡単かつおしゃれに模様替えできる便利アイテムです。そんな模様替え効果の高いベッドスローの特長や詳細、使い方などをご覧ください。
ベッドスローの一つ目の魅力は、リゾートホテルのような寝室をお手軽に作れる点でしょう。こちらの実例のように真っ白なシーツの上に、華やかなスローを敷いてクッションを添えたことで、非日常感のある空間を演出できています。
二つ目の特長は季節感や気分に応じて模様替えしやすい点です。ベッドスローはベッドの面積に対して、サイズが小さいため取り入れやすいアイテムと言えます。ベッド上の一部に好みの色・柄をプラスできて、他のアイテムとも併用しやすく重く見えないため、気軽にコーディネートできるでしょう。
グリーンで春の爽やかな季節を演出
ブルーで涼し気な寝室を演出
オレンジで温もり感のある寝室を演出
パープルのヤシ柄でリゾート感を演出
三つ目の特長は約100色の多彩な色・柄から理想のタイプを選べることです。a.flatでは無地や柄など様々なベッドスローをご用意しました。是非、寝室の模様替えテーマと相性のよい生地を取り入れてください。
四つ目の特長は、好みの寝室イメージや使い勝手が叶うように「3つの奥行サイズ」から選べる点です。気軽にホテルライクな模様替えができるベッドスローは、奥行によってイメージがかなり異なります。以下3サイズをご覧頂き、自分にあったサイズ感を見つけてください。
ベッドスロー 奥行650タイプ
650タイプはベッドの1/3を覆える大きさで、ベッドスローの中で一番大きい奥行。ゆったりした印象で、リゾートホテル仕様のサイズ感として採用されていることも多く、単品でも映えやすいのが魅力でしょう。柄のタイプもより綺麗に見えます。
ベッドスロー 奥行450タイプ
3サイズ展開の真ん中となる450タイプ。ベッドの約1/5を覆うサイズ感です。単品使いでは650よりもスッキリ見せながらベッドのアクセント効果も高く、模様替えの際に人気のサイズになります。ベッドスプレッドとの組み合わせ次第で、より存在感が増すでしょう。
ベッドスロー 奥行300タイプ
一番小さい300タイプはベッドの約1/7を覆うシャープなサイズ感が魅力。細いため単品使いではボリューム感が出せませんが、ベッドスプレッドと組み合わせた時はほどよいアクセントになり、色・柄の綺麗な重なりを生みます。ベッド上に敷く以外でも多用途に使える点もポイントです。
五つ目の特長は、ベッドスローには様々な使い方がある点です。見た目としての模様替えだけではなく、日々の過ごし方を快適に変えることも、寝室の模様替えとして大事な目的になります。
脚を乗せる(450タイプ)
座る・横になる(650タイプ)
物を置く(450タイプ)
脚元を温める(650タイプ)
ベッドスローのその他使い方
また、ベッドスローはベッド以外の場所でも様々な使い方が可能です。寝室で使用しない時は他スペースの模様替えアイテムとして自由にご活用ください。(以下は一例です)
ココがポイント!
ご紹介したベッドスローはベッドスプレッドや壁面装飾と組んで、より魅力的な模様替えを行える点も魅力です。
約100色・柄を使って自分だけの模様替えを楽しんでみましょう。
次は、寝室のイメージを大きく変える「ベッドスプレッド」をご紹介。ベッドスローよりも面積が広く、また違った魅力があります。ベッドの上を華やかに彩り、機能性もあるベッドスプレッドをご覧ください。
ベッドスローの一つ目の魅力は、リゾートホテルのような寝室をお手軽に作れる点でしょう。こちらの実例のように真っ白なシーツの上に、華やかなスローを敷いてクッションを添えたことで、非日常感のある空間を演出できています。
二つ目の特長は寝室の主役となるベッドを広く覆って、模様替えのイメージをより強調できる点です。以下例のように彩ったベッド中心に理想の寝室作りがしやすくなります。反面、印象が決まりやすいとも言えるため、取り入れる時は他装飾との色やコーディネートバランスを考えて取り入れるようにしましょう。
グリーンで春の爽やかな季節を演出
ブルーで涼し気な寝室を演出
ナチュラルな雰囲気の寝室を演出
リゾートホテルのような寝室を演出
三つ目の特長は約100色の多彩な色・柄から理想のタイプを選べることです。a.flatでは様々なベッドスプレッドをご用意しました。寝室の模様替えテーマと相性のよい生地を是非取り入れてください。
四つ目の特長は、好みの寝室イメージや使い勝手が叶うように「2つの奥行サイズ」から選べる点です。寝室の印象を左右するベッドスプレッドは、奥行によってもイメージが大きく変わります。以下2サイズから自分にあったサイズ感をお選びください。
ベッドスプレッド 奥行1300タイプ
1300タイプはベッドの2/3を覆うサイズ感として、ベッド周りの雰囲気をおしゃれに彩ります。ベッドや寝具全てを覆えないですが、抜け感も生まれるため重く見せたくない方におすすめ。幅に関してはS~Qの計4サイズから選択可能です。
ベッドスプレッド 奥行2300タイプ
2300タイプはベッドの上から下まで全てを覆えるサイズ感です。大判のベッドファブリックはベッドの見た目だけではなく、埃や汚れをガードできる機能性も魅力。別荘など長時間使用しないときにも便利なゆとりのあるベッドスプレッドです。(※2300タイプはサイズ・生産上、継ぎ目が入ります。無地の生地のみ展開です)
五つ目の特長は、ベッドスローには様々な使い方がある点です。見た目としての模様替えだけではなく、日々の過ごし方を快適に変えることも、寝室の模様替えとして大事な目的になります。
横たわる(2300タイプ)
座る(1300タイプ)
物を置く(1300タイプ)
埃や汚れを防ぐ(2300タイプ)
ココがポイント!
ベッドスプレッドを使うメリットには、ペットと過ごされる際の保護にもなる点が挙げられます。ベッド周りをおしゃれに模様替えしながら、大切なペットと一緒に心地よくお過ごしください。
Q&A
ベッドスプレッドを使う場合、寝る時は外すのか敷いたままにするのか悩む方も。ご利用されている時の季節やサイズ感にもよるので、お客様の好みでご利用ください。(下記例は奥行1300サイズ)
A:足元で折り畳んで使う
B:敷いたまま寝る
C:寝る時は外して使う
もし、寝室の模様替え時にベッドスプレッドとベッドスローの2枚をご用意して頂ければ、季節に応じた使用やよりおしゃれ間のある寝室コーディネートも楽しめます。
2枚組み合わせてホテルライクに見せる
両方を使ってコーディネートすれば、それぞれ単品で使っていた時よりも、更におしゃれ度がアップ。リゾートホテルのような洗練感のある寝室の模様替えを楽しめます。壁面装飾なども合わせると、コーディネートの完成度がアップするでしょう。
リゾートホテルなどに泊まった際、ベッド上にクッションを置いたコーディネートを見かけた方もいらっしゃると思います。ベッド上のクッションは実際にお休みになる時は避けておく必要もありますが、非日常感を演出できたり快適性もアップするため、有ると以外に便利なアイテムです。
この例のようにクッションを2個程度、枕元に置いて置くだけでホテルライクでおしゃれな寝室を作れます。面積が小さいので、季節や気分に合わせて模様替えしやすく、またベッドスプレッドなどと色合いを揃えることでインテリア性がより高まるでしょう。(写真は春のイメージ)
ベッド周りにクッションがあれば、昼寝の際に枕変わりにしたり、ベッドや壁の間に挟んで寄りかかる際にもくつろぎやすくなります。枕と併用することで、枕自体のへたりを軽減させることが可能です。
枕変わりにする
ベッド・壁に寄りかかる
クッションのみだと模様替えのイメージが物足りない、という方はベッドスローやベッドスプレッドを合わせてみましょう。テーマに合わせて、相性の良い色・柄でコーディネートすれば、模様替え効果がより高まるはずです。
クッション+ベッドスローの例
クッション+ベッドスロー&スプレッド
ココがポイント!
寝室の模様替えのステップ2は、寝室に必ずある空いた壁面にインテリアでアクセントを加えることです。様々な間取りがありますが、寝室の空いた壁面が白い状態のままという方も多いのでは?この余白を上手く活かすことで寝室の模様替えはワンランクアップさせられます。
寝室の模様替え時に注意したいのが、ベッド周りばかりに集中し過ぎないことです。おしゃれな寝室に模様替えするのであれば、寝室全体のバランスを考えて、上側の空間にもフォーカルポイント(=見せ場)を作ってあげる必要があるでしょう。
ベッドの配置場所・向きにもよりますが寝室にはベッド上や横など、必ずどこかに有効活用できる壁面があると思います。以下例のように壁面装飾でワンポイントプラスできれば、雰囲気がより見違えるはずです。
Before:壁面装飾が無い状態
After:壁面装飾をプラスした状態
寝室の模様替えにあたって、壁面装飾を取り入れてみたいという方は以下の基本的な知識を確認しておきましょう。事前に知っておけば効率よく、失敗のない壁面装飾コーディネートを楽しめます。
まずは寝室の壁面にアクセントを付けたい場所を考えます。一般的には以下のような壁面スペースが有るため、お住いの間取りに照らし合わせてフォーカルポイントを作ってください。
壁面装飾をいざ取り付けという際に、意外と見落としがちなのが「取り付け方法」です。賃貸 or 持ち家、壁面の下地材によっても変わってきます。自宅の状況を確認しておきましょう。
①壁に引っ掛けて飾る
②壁面装飾を壁に吊るして飾る
③壁に貼って飾る
収納家具の上に立て掛ける
もし、できるだけ壁面に取り付けるのは避けたいとおいう方は、寝室に設置した収納家具などの上に飾るという方法もあります。他のインテリア雑貨と合わせてコーディネートすれば、ベッド周りにおしゃれな雰囲気を生み出せるでしょう。
壁面装飾を取り入れる際、知っておくとおしゃれに飾れる4つのパターンをご紹介。以下のパターンを知っておけば、壁の広さや模様替えのテーマに沿って魅力的に飾ることが可能です。
壁面装飾の中でも自由に組み合わせ可能で人気の高い「ファブリックパネル」を使った模様替えをご紹介。ファブリックパネルならではのメリットや、模様替えのポイントをご覧ください。
ファブリックパネルでの模様替えが楽なのは「軽さ」です。賃貸でも壁がキズが付きにくい押しピンやマスキングテープ+両面テープで取り付けできる軽さのため、「せっかくに気に入ったのに付けられない」ということが有りません。
ファブリックパネルを寝室に取り入れるメリットは以下例のように、自分の理想とするイメージに合わせて自由に設置・模様替えできることです。パターン変えることで全く異なる雰囲気が作れます。
組み合わせ例A:単体使い(縦)
組み合わせ例B:2点使い(横)
組み合わせ例C:3点使い(横)
組み合わせ例B:2点使い(横)
□ CLリン(300×300)
□ PRグリーン(300×300)
□ CLトープ(300×300)
□ CLグローブ(300×300)
ファブリックパネルは色とりどりの約100色・柄で展開。また、サイズも210×300、300×300、650×300の3サイズをご用意したため、自分好みのタイプや組み合わせを見つけやすいはずです。
a.flatのファブリックアイテムはファブリックパネルだけではなく、ベッドスプレッドやクッション、ソファカバーなども共通で作成可能。
お好みの色・柄を使って、統一感ある寝室の模様替えができるのも大きな魅力と言えるでしょう。テーマに合わせてコーディネートしてください。
ファブリックパネルを「2-3点以上の複数で組み合わせてみたい」という方も多くいらっしゃいます。この複数で組む時にもコツがありますので、以下を参考におしゃれな寝室を叶えてください。
アシンメトリーに組む
同色でグラデーションを作る
柄をアクセントにする
異素材をアクセントにする
縦向きに飾る
正方形に組み合わせて飾る
ココがポイント!
複数のファブリックパネルを並べるケースでは、各パネルを連結しない or 連結する、という検討も必要になります。メリット・デメリットをふまえて選んでみましょう。(※有料サービスでパネル同士を連結して、隙間の無い一つのパネルとして使うことができます。ただし、連結すると後日別々に使用不可となるため、連結しているように隙間なく飾るのもおすすめです)
■ 連結無しのイメージ
■ 連結ありのイメージ
次は寝室を「アートパネル」で模様替えする魅力や注意点についてご紹介。ファブリックパネルよりも存在感があるため、より特別感のあるコーディネートを楽しめるのが最大の特長です。
アートパネルで模様替えを行う良さは、寝室の壁面を中心に存在感のあるポイントを作ったり、色合いやサイズ感によっては奥行きのある空間を生み出せることです。例えば、自然をモチーフにしたようなアートパネルを飾れば、コンパクトな寝室でも開放感を味わいながら過ごせるでしょう。
この例のようにサンセットをイメージしたワイドタイプのアートパネルを寝室の奥側に飾れば、隣の部屋から見た時に「遠近感」が生まれて、寝室をより広く見せる効果が期待できます。ファブリックパネルよりも存在感が出るため一見難しそうに見えますが、上手く取り入れたらワンランク上の模様替えが叶うでしょう。
a.flatではリゾート地などで味わえる、様々な自然のモチーフをベースにしたアートパネルをご提案。そのため、自宅にいながら自然のリラックス感を堪能できたり、その情景を取り入れることも可能です。
瑞々しい森の木漏れ日や癒しのイメージ
リラクシーなグリーンの寝室
美しく色鮮やかに咲き誇る花々のイメージ
艶やかなパープルが映える寝室
季節のうつろいを感じる木々のイメージ
静寂のブラウンが佇む寝室
爽やかな海や空、癒しを感じる木々や花々、南国を連想させるサンセットやヤシなど、自然のモチーフからインスピレーションから受けた魅力的なアートパネルからお選び頂けます。
ココがポイント!
飾る場所に合う適切なサイズ感
アートパネルはサイズ次第で存在感が出やすく、飾るスペースに合わせたサイズ選びが大事です。寝室の畳数・壁の広さに合わせて適切なサイズ感を選択し、バランスのよいコーディネートを心がけましょう。(写真はシングルベッド上、600×430)
ドレッサー周りの省スペース
⇒ 210×300と300×300
ベッド横の壁面
⇒ 1000×500
ツインベッド上の広い壁面
⇒ 1600×450
ファブリックパネルと組み合わせる
もし、広い寝室の壁面を活かして、よりインテリア性をアップさせる模様替えをしたい時は、アートパネルとファブリックパネルをバランスよく並べてコーディネートしてみましょう。色や素材、サイズのミックス感を取り入れて、上級者向けの模様替えをお楽しみください。
壁面装飾にはファブリックパネルやアートパネル以外のタイプも存在します。こだわりのデザインや厳選された素材感の壁面装飾は、大人っぽさのある落ち着いたイメージの模様替えを楽しませてくれるでしょう。
素材感やデザイン性の強い壁面装飾は小さな面積で取り入れても、寝室にさりげなくアクセントを加えてくれます。壁面の余白を残しながら、シックな印象の模様替えを行いたい時は、ワンポイントで寝室の空気感を変えてくれるような壁面装飾をプラスしてください。
例えば、モノトーンの世界観をテーマに模様替えを行いたい時は、洗練感のある壁面装飾を主役にしつつ、バランスを見てペンダントライトや照明なども加えてみてください。特にうるさくも見えず、壁面全体で上質なギャラリーのような雰囲気を作り上げ、特別感のある模様替えを実現できます。
ワンポイントでも映える壁面装飾として、繊細に組み上げた格子パネルや、胴素材を独自の着色技術で染上げた壁掛け花器・時計などをご提案しています。お気に入りの一品で模様替えを楽しみましょう。
オリエンタルな格子のウッドパネル
銅素材を色鮮やかな発色に仕上げた花器
繊細な組子が美しい壁面装飾
着色技術が織りなす個性的な時計
ココがポイント!
木製の格子パネルや胴を用いた壁掛け花器などは、ファブリックパネルよりも重量があります。そのため、取り付け時はピクチャーレール用のワイヤーで吊ったり、下地材が入った壁に専用フックを使うなど注意が必要です。
ここからは寝室を灯りの効果で模様替えできるステップ3についてご説明していきます。照明は灯りの種類によっても過ごし方や睡眠に影響を及ぼし、昼間でも寝室で過ごすことが多ければデザイン性も必要です。高級ホテルのような照明効果をおしゃれに取り入れる方法を是非ご覧ください。
以下のように昼間は落ち着きのある和モダンな寝室ですが、間接照明を灯せば温かな光に包まれる高級旅館のような模様替えも可能です。眠りに入る前の時間帯はできるだけ目を休ませた方がよいため、寝る直前まで明るい状態にはせず、30分前ぐらいから目が休まる状態を作るのが理想と言えます。
昼間の寝室イメージ
お休み前の理想的な寝室イメージ
寝室をおしゃれに模様替えしながら、快眠も意識した空間に変えるには、主照明や間接照明を活用する必要があります。過ごす時間帯に合わせて間接照明を灯したり、主照明の調光を行えれば日々の疲れが癒される寝室に生まれ変わるでしょう。以下の4タイプを上手く使って、一室多灯の照明コーディネートもチャレンジしてみては?
寝室の模様替えをしやすい4つの照明タイプ
4タイプの照明の中でも、アクセントとして加えやすいのがテーブルランプです。小型なものが多く、デザイン性も多岐に渡るため、照明でベッド周りを模様替えする際に活躍をしてくれます。
テーブルランプはもちろん見た目だけではなく、ベッド周辺に一つ有ればお休み前の時間を快適に過ごさせてくれます。明る過ぎない温かな灯りは寝る前の脳を休ませ、快眠に導いてくれるでしょう。
ミニマムなサイズ感が魅力のテーブルランプは、様々な場所に設置しやすく模様替えに最適です。以下のような箇所に一つ加えることで、日々の寝室ライフを簡単に変えられます。
開放感のあるローベッドの両脇にシンプルでスクエアなテーブルランプを配置。ロースタイルの開放的なイメージを邪魔せずに、アジアンリゾートのような寝室として模様替え可能です。また、間接照明を両脇に置くときは対になるサイドテーブルも揃えましょう。
もし、ヘッドボード収納が充実したベッドであれば、この例のようにサイドテーブルを置かずに、テーブルランプのコーディネートを楽しめます。照明のデザインやサイズ感との相性もありますが、場所が広がらずに省スペースな模様替えが可能です。
様々なデザインが存在するテーブルランプは、寝室のイメージに合わせる必要があります。シンプルな照明であればどの空間でも馴染みますが、素材感や個性的な照明の場合はテーマに沿って選んでください。
和モダンに馴染む和紙の素材感
海を感じる流木のフレーム
ホテルライクな洗練感のあるデザイン
シノワズリーな印象の繊細さ
リビングなどでも活躍するフロアランプですが、寝室ではまた異なる見え方や役割で模様替えをサポートしてくれます。寝室のアクセント効果やお休み前を充実させるフロアランプの特長を確認してみましょう。
デザインにもよりますが、基本的にフロアランプは高さがあるため寝室のコーディネートに「高低差」を付けやすいアイテムです。寝室の場合、安全性や部屋のサイズ感もふまえて高さの抑えたアイテムでまとめることも多いため、フロアランプを使うことで高さのアクセントをプラスできるでしょう。
また、フロアランプの高さによっては高い位置から照らせるため寝る前に本を読んで過ごす時なども便利にお使い頂けます。加えて、フロアランプならではの温かな陰影もベッド周りに生まれて、就寝前の時間をより快適にお過ごし頂けるのも魅力です。
フロアランプの場合、テーブルランプと異なり置く場所の制限があまり有りません。ベッド横だけでなくキャビネット脇や、デスクやドレッサー脇の作業スペースなど、お好みの場所に配置可能です。
ベッドの脇・枕元に設置
ベッドの足元やキャビネット脇に設置
フロアランプの場合、部屋の角に置くことで、灯りが壁の2面に広がって幻想的な雰囲気を味わうこともできます。お休み前に照明から漏れる美しく温もりある光を見ることで、心が落ち着き快眠につながるかもしれません。縦・横ライン、格子状、編み込みのデザインは特にその効果を得られます。
デザインやシェードの形状などによっても灯りの広がり方は変わります。フロアランプを選ぶ時は、照明自体のデザインに加えて、灯した際にどのように見えるのか?光が拡散するイメージも事前にチェックしておきたいポイントです。
フロアランプと他の間接照明を組み合わせて使いたい場合、異なるシリーズだと統一感が出にくくなります。もし、まとまり感を気にする際は素材感を揃えたり、同じ照明シリーズでコーディネートしてみましょう。(写真は和紙の素材感で統一した例)
ココがポイント!
お休みの時に真っ暗だと眠れないという方は、豆電球付きのフロアランプを選んでみては? 人は真っ暗だと熟睡しにくい傾向にあるのは原始時代から焚火のほのかな灯りがあるほうが安心して寝られるDNAが少なからず存在するためです。
寝室に最低限の明るさを与えてくれる主照明は、天井付けのシーリングライトを使う方が多数です。もし、寝室のイメージを変えたい時にフロアランプなどで場所を取りたくないという場合は、おしゃれなペンダントライトを取り入れてみてはどうでしょうか?
ペンダントライトは下に垂れ下がってくるため邪魔に思われがちですが、ベッドの上であれば意外と問題ありません。ベッドの上に立つことなどはないので生活動線の邪魔にもならず、寝室にアクセントをプラスできます。
ペンダントライトで模様替えするメリットの一つとして、デザインの豊富さが挙げられます。シーリングライトもデザインは選べますが、ある程度形が決まっています。その点、ペンダントライトは様々な形状や素材感が存在するため選択肢が広がり、理想の雰囲気に変えやすくなるでしょう。
好みのデザインから選べるペンダントライト
ペンダントライトを寝室で使う場合の注意点に「明るさ」が有ります。主照明としての明るさを持つタイプばかりではなく、間接照明程度の明るさしかない物も存在するからです。天井にダウンライトがあってベースの明るさがあるのか、ペンダントライト自体に明るさが必要なのか吟味してください。
明るさ重視の主照明
デザイン重視の間接照明
ペンダントライトの魅力は他のタイプ同様に、シェード越しの灯りでもたらされる演出効果も大きいです。壁面に生まれる幻想的なイメージは見る者を魅了して、癒されながら眠りにつけることも。特にガラスや編み込み素材を用いたシェードのペンダントライトがその効果を生み出します。
寝室で過ごす際にベースとなる明るさをもたらすシーリングライト。灯りの色合いでも寝室の雰囲気が大きく変わります。目に入り難い位置ではありますが、天井照明もこだわることで完成度が増すでしょう。
シーリングライトの良さは他の照明と異なり、視覚に入らないので他のコーディネートを邪魔しない点です。影響を与えるのは主に灯りの明るさや色味の点だけです。
スポットタイプのシーリングライト寝室例。
ベッド周りを温かく包みスッキリ見せます。
天井照明はデザイン性も大事ですが、機能性を重視する方のほうが多いかもしれません。調光機能はもちろん、LEDによる調色機能が付いたタイプも珍しくなくなりました。以下シーリングライトなどは、光の色味を調節できるため、作業が捗りやすい色、就寝前で落ち着きたい色などに変えながら日々の模様替えを楽しめます。
調色可能なシーリングライトの使用例
昼光色
白色
電球色
シーリングライトの中でも4~6灯で連なるスポットタイプであれば、自宅の日常感を軽減しながら好みの灯数・方向に光を当てられるため、おしゃれな灯りの演出も可能になります。
4つの内、2灯のみ灯した状態。
スポットの向きを変えてお好みで演出。
寝室の模様替え4つめのステップは、窓や床のイメージ・機能性を変えることです。広い面積のカーテンなどはコーディネートイメージだけではなく、寝室の快適性などにも影響を与えます。模様替えは見た目以外にも過ごしやすさの改善などが大事になるため、このステップではその点を意識してみてみましょう。
寝室に置いての窓や床は空間に対して面積割合が大きいため、壁面装飾などと同様に模様替え効果が期待できるスペースです。また、お休みの場所でもある寝室は快適性がより求められるため、窓周りや床の模様替えを行って安心して快眠できる空間を作ってみてください。
窓や床の模様替えを行うのであれば、カーテンを変えてみたり、ラグを追加してみるのがおすすめです。共に色や柄が豊富で機能性も高く、ラグは形も選べるためアクセントが付きやすいアイテムと言えます。
カーテンとラグの模様替えで注意したいのが、日々の模様替えはしにくい点です。クッションやベッドスローと違い、カーテンはサイズオーダーしたり、ベッド下にラグを敷き込むなど気軽に交換できません。しっかりテーマに合わせて見た目や過ごしやすい機能性を考慮して選んでください。
基本的に既製品ではなくオーダーで製作するカーテンは、模様替えに大きく影響を及ぼすアイテムです。ベッドと同じかそれ以上の占有面積があるため、頑張って変えるだけの効果は期待できます。
寝室の掃き出し窓や腰窓のカーテンを模様替えした場合、以下のようにかなり雰囲気を変えられるでしょう。また、ドレープとレースカーテンの両方を変えるのが大変であれば、ドレープを優先して変えてください。多彩な色・柄が多く、機能性も高いものが多いためレースカーテンよりも変えた度合いがアップします。
カーテンは選ぶのが一苦労なほど、多種多様に存在しているため、a.flatでは数あるカーテンの中でも厳選して販売しています。多彩な色・柄から理想に近いカーテンを見つけてみましょう。
以下はその中でも特に模様替えしやすい、おすすめのカーテンシリーズです。
多彩な色・柄で模様替えできるカーテン
カーテンを束ねるタッセルは通常、カーテン生地と同じものが付帯します。シンプルに見せるのであれば通常タイプで問題ないですが、少しアクセントにして見せたいという時は「装飾タッセル」に変えてみてください。
モダンな印象やゴージャスな雰囲気など、束ねたカーテンのイメージが大きく変わるはずです。
~Before~
カーテンと同じ生地を使った標準のタッセル。
寝室のカーテンを変えるのは見た目のイメージだけではなく、遮光性や外からの視線を遮るなど機能的な部分に対しての模様替えも考えられます。間取りによっては西日や朝日が強い、隣の家の視線が気になることも。これらの心配をケアしてくれる遮光性や遮熱性のあるカーテンを選べば、快適な寝室に模様替えできるでしょう。
レースカーテンの場合は、透過性の高い一般的なカーテンから遮熱性の高いカーテンに変えるもおすすめです。冷暖房効果が高まり、室内が見えにくいオフシェード機能も併せ持つため快適に過ごせます。
ココがポイント!
ご自宅で過ごす時間が長いライフスタイルであれば「レースカーテン」にこだわるのもおすすめです。日中に在宅している時は、窓を開けたりレースカーテンを使うことが多いため、好みの色合いや柄を用いることで家での時間がより充実します。
寝室にラグを取り入れる模様替えは、これまでにご紹介したアイテムの中では取り入れる方の割合が一番少ないアイテムです。ただし、ラグを敷く効果などを知って頂ければ、活用してみたいという方も多いため、ここからはラグの模様替えについてご説明していきます。
寝室は限られた空間のケースが多いですが、リビング同様にラグを用いることでアクセント効果が期待できます。無地や柄などラグも多彩な商品展開があるため、寝室のベッド周りをおしゃれに演出してみては。
ラグを使って模様替えを行った場合、以下のような効果も得られます。寝室環境やライフスタイルによってはラグを敷くことで、快適かつ安全に暮らせるため必要に応じて取り入れてみてください。
防音性・ほこりを抑える
音を吸収したり、室内に舞う埃を抑える効果も。寝具の埃が発生しても、ラグを敷いておけば床のラグが埃を吸着する「ダストポケット効果」が期待できます。
お子様も安心して過ごせる
ラグを敷けばフローリングの上には「クッション性」も生まれ、小さいお子様がベッドから転げ落ちても安心です。ペットもあたたかく過ごせるでしょう。
実際にラグを寝室に敷く場合、部屋のサイズによっては制限されたり、敷き方に工夫が必要になることも。以下のレイアウト例をご覧いただき、自宅の寝室に取り入れられそうなパターンを見つけてください。同じ間取りでも色々な使い方が可能です。
ココがポイント!
お掃除ロボを使う場合、ラグは薄いタイプを推奨します。毛足が長いタイプや厚手のタイプは、お掃除ロボがラグを乗り越えにくいため、目安として厚さ1~2cm以内のラグをご利用ください。(※説明書の推奨段差サイズを必ずご覧ください)
寝室の模様替えをできるだけ効率よく行えて、イメージも掴みやすいのが3Dシミュレーションです。a.flatのオリジナルソフト「マイルーム3D」を使用すれば、理想の寝室が考えやすくなるでしょう。
自宅の寝室サイズが分かれば以下のように部屋の枠組みを作って、家具を配置したりお好みのインテリアアイテムを加えれば、簡単に3Dで確認することが可能です。
4. 3D画面で模様替えイメージを確認する
3D (人視点・鳥視点)でご覧頂けます。
マイルーム3Dを使った模様替え・部屋づくりの魅力は簡単で再現性の高い点に有ります。配置した色とりどりのファブリックや装飾など、リアルにご覧頂けるため、部屋の雰囲気を掴みやすいはず。インストール不要で、PC・スマホのどちらでも確認可能です。(※部屋づくりの作業はパソコンでの作業を推奨致します)
寝室の模様替えを本格的にするケースでは、壁紙などを変えるリノベーションまで行うことも。マイルーム3Dはそのようなケースでも対応可能で、壁紙や床面の色を簡単にチェンジできます。室内の装飾と合わせて、理想の寝室に仕上げてみては?
ココがポイント!
寝室の模様替えのご依頼にあたって、a.flatではお客様のサポートを以下の形で行っております。ショップスタッフへの相談や、まずはご自身でコーディネートして後日ご相談も可能です。
ショップスタッフに相談したい
直接ショップスタッフに相談できるサービスです。インテリアコーディネート全般から家具のレイアウトなどお気軽に相談頂けます。
自分でインテリアコーディネートしたい
まずは自分で検討したいという方向けに、インテリアコーディネートに役立つ部屋作りガイドや3Dシュミレーションをご自身でも使用できます。
お知らせ一覧
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a.flat公式アカウントでは、コーディネートやインテリアの情報を日々発信中。SNSならではのタイムリーな情報やお客様投稿など、ホームページとは一味違った内容をお楽しみ下さい。
カフェやオフィス、ホテルなどの商業施設でも、くつろぎの空間を演出しているa.flatの家具・インテリアのコーディネート事例をご紹介します。
モデルハウスやレジデンスの共有スペースなど、ライフスタイルをご提案する空間で、a.flatのリゾート感ある雰囲気づくりが活かされています。
会社名 | シースクエア株式会社 |
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所在地 | 〒152-0031 東京都目黒区中根1-14-15 |
設立日 | 平成13年8月2日 |
代表者 | 磯崎 良 |
特定商取引法に基づく表記 | ご利用ガイド | お問い合わせ
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