ゆったり落ち着くリビングの作り方 ~落ち着くコツや色で叶えたリビング実例付き~

ゆったり落ち着くリビングの作り方 ~落ち着くコツや色で叶えたリビング実例付き~

長い時間を過ごすリビングは、落ち着く空間にしたいという方が多いのではないでしょうか。落ち着くリビングは、家具のレイアウトやカラーコーディネートによって叶えることができます。今回は、ほっと落ち着くリビングの作り方についてご紹介しますので、ポイントを見ていきましょう。

リビングは長く過ごす場所だからこそ落ち着いた空間に

人が集まるリビングは、落ち着いた雰囲気でゆったり寛げる空間が好まれます。落ち着きのあるリビングは、見た目も大切ですが、体感的にもリラックスできるかという点も重要なポイントです。自身の好みも踏まえて、ポイントを取り入れながら居心地の良い落ち着いたリビングを叶えましょう。

落ち着いたリビングのイメージ

落ち着いたリビングは、「広くすっきりとしている」「まとまりがある」といったイメージがあります。理想とするリビングを実現するためには、具体的なイメージを持つことが大切です。

みんなが集まってゆったり寛げる

リビングは、家族や友人と集まってゆったり過ごせる空間であることが望ましいでしょう。

落ち着いたリビングづくりには、部屋の広さや住居人数に適した家具を配置し、みんなで休息がとれる空間を確保することが大切です。

すっきりしていて開放感がある

リビングは、人が集まる分物も散らかりやすく、片付いた状態を維持しづらいです。

落ちついた印象のリビングは、収納家具を活用したり、抜け感のある家具を選んだりと、空間がすっきりとして見える工夫をしています。

優しい印象の色を使っている

優しいナチュラルカラーは、見る人の心を落ち着かせます。ソファカバーやラグといった広い面積を占める箇所に優しい色を取り入れることで、全体的に柔らかく落ち着いた雰囲気に。

ナチュラルカラーベースだと、インテリア小物に他の色を取り入れやすくなるでしょう。

  • 落ち着くリビングはほっとできる環境作りが大切

リビングは休息をとるスペースなのはもちろん、なんでもない話をしたり、みんなでテレビや映画を観たりと、家の中でも大切な場所の一つです。
ほっと一息つけるリビングを叶えるために、家具のレイアウトやカラーコーディネートについて知っておくと、お部屋作りがスムーズになります。

ほっと落ち着くリビングを作る5つのコツ

ここからは、ほっと落ち着くリビングを叶えるコツをご紹介します。ポイントをしっかり押さえて、ゆったりと寛げるリビング空間を実現しましょう。

【1】ほっと落ち着くリビング作り ~レイアウト・間取り編~

落ち着いたリビング作りには、間取りに合った家具のレイアウトが欠かせません。レイアウトによって居心地の良し悪しが決まることもあるため、事前にリビングの形状や広さをしっかりとチェックしておくことが大切です。リビングでの寛ぎ方や家具の見え方のバランスを考えて、最適なレイアウトを見つけましょう。

落ち着いたリビングを叶える快適な生活動線

リビングのレイアウトを考えるときは、生活動線をしっかり確保することが大切です。生活動線を確保することで、家の中を移動しやすくなり、見た目もすっきりとします。開放的なリビングは落ち着いた印象を与えるため、心身ともにリラックスできることでしょう。

家具の高さや奥行を揃えることですっきりとしたレイアウトに

家具の高さや奥行を揃えることで、すっきりとした落ち着いた空間を演出できます。

特に、テレビボードと収納家具を並べて配置する場合は、奥行が異なると違和感を感じてしまうことも。見た目が気になる場合は、同シリーズで揃えると安心です。

落ち着くリビングでは空間を区切ることも

ダイニングに背を向けてソファを置けば、1つのフロアでも2つの空間があるように見せられます。

全体的に高さを抑えたローソファであれば、仕切りの役割を果たしながらも視覚的な遮りは少ないため、部屋の広がりや開放感が感じられるでしょう。

  • 住環境にも配慮した家具レイアウトが大事

なるべく静かで落ち着いたリビングにしたい場合は、住環境にも配慮した家具のレイアウトを意識すると良いでしょう。例えば、ソファを道路沿いや水回りから離れた場所に配置することで、多少の雑音軽減が見込めます。

逆に、防音性が高い家は、室内の音が外へ逃げていかないため、音を吸収する建材や素材を採用するのも一つの手段です。

リビングの間取りに合わせた落ち着けるレイアウト例

落ち着いたリビング作りには、リビングの間取りに合わせた家具のレイアウトを考えることが大切です。リビングの間取りの種類によって、家具のレイアウト方法も変わってくるため、事前にどのような間取りでどんなふうに過ごしたいかを確認をしておくと良いでしょう。

縦長リビングの落ち着いて過ごせる配置例

縦長LDは、短辺に窓があるパターンが多い間取り。テレビとソファを対面にし、窓際に寄せて配置すると収まりが良くなります。

キッチンから奥に向かって広がる縦長LDは、壁面が多いのが特徴。そのため、壁面に大きい家具をつけて配置することで、動線を確保しやすくなります。

横長リビングの落ち着いて過ごせる配置例

長辺に大きな窓が並ぶ横長LD。ソファ後ろにダイニングセットを配置するパターンが多く、ソファによって空間が仕切られます。

家具は窓に向かって垂直になるように置くと、動線を確保しながらレイアウトしやすいです。低いソファの仕切りは視線を遮らず開放感を与えます。

正方形リビングの落ち着いて過ごせる配置例

正方形LDは幅と奥行きがあり、L字ソファが置きやすい間取り。広さによっては、ソファかダイニングセットのどちらかを縮小すると収まりが良くなります。

L字のソファダイニングも配置しやすい正方形の間取り。食事と寛ぎのスペースを一箇所にまとめると、空間に余白ができてすっきりとした落ち着いた印象に。

変形リビングの落ち着いて過ごせる配置例

変形LDは、間取りによっては全体を見渡しづらい場合があります。そのため、低い家具を置くと見通しが良くなり過ごしやすくなります。

部屋に角度がつくと、一般的な家具の配置でも動きのあるレイアウトになります。変形LDは窓が多いため、家具の配置に注意しましょう。

  • 吹き抜けやダウンフロアで開放的な落ち着きを演出

吹き抜け
1階と2階の間に天井や床がなく、空間が縦に連なりリビングが広く感じられます。1年を通じて自然光を取り入れやすく、明るく開放的な空間が演出可能です。

ダウンフロア
床を一段下げたスペースのことで、一般的なリビングより天井を高く見せることができます。低い目線でゆったり過ごせるでしょう。

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【2】色の効果で落ち着くリビングを演出 ~カラー・テイスト編~

落ち着くリビングのカラーコーディネートでは、「ほっとする」「気持ちが落ち着く」と感じる色を選ぶことが大切です。何色を見ていて落ち着くかは人によって異なりますが、落ち着く色の傾向はあるため、チェックしておくと良いでしょう。

リビングに落ち着きを与える色とは?

人は視覚からの情報が8割と言われています。例えば、多くの人は赤いバラを見ると情熱的な印象を受け、緑の観葉植物を見ると気持ちが安らぐでしょう。

インテリアも、色によって部屋の印象が大きく変わるため、落ち着く色を意識しながらカラーコーディネートをしていくことが大切です。

ナチュラルな印象で落ち着けるブラウンやベージュ

ブラウン

土や木を連想させ、自然な印象を与えることができるブラウン。落ち着きのあるブラウンを中心にコーディネートすることで、誰しもがリラックスして寛げる極上のリビングになります。

ブラウンの木材家具とも相性抜群なため、統一感のある心地良い空間になるでしょう。

ベージュ

ベージュは自然を連想させるアースカラーでもあります。刺激がない優しい色で、ゆっくり休みたいリビングや寝室におすすめです。

どんな空間にも馴染みやすい色ですが、ぼやけて見えてしまうこともあるため、ラグやクッション等に差し色を使ってメリハリのある空間に仕上げても良いでしょう。

自然の癒しと落ち着きを感じるグリーン

森や林、植物を連想させるグリーンは、リラックス効果があり、落ち着くリビングにぴったりです。

ソファカバーやクッション、観葉植物でグリーンを取り入れることで、爽やかで落ち着くリビングが叶います。カーテンやアートに植物柄を取り入れるのも良いでしょう。

心を落ち着かせる効果がある鎮静色のブルー

鎮静効果のあるブルーも、落ち着いたリビングに最適な色です。海や空といった、壮大な風景を思わせるブルーは、リビングに取り入れることで開放感を演出し、気持ちをリフレッシュさせることができます。

色のトーンによって与えるイメージが異なるため、爽やかにしたい場合は淡いブルー、かっこいい雰囲気にしたい場合は深めのブルーを選ぶと良いでしょう。

温もりや夕焼けの落ち着きを味わえるオレンジ

オレンジは、暖かさや明るさ、陽気さをイメージさせる色です。家族団らんのリビングやダイニングに取り入れると、明るく楽しいエネルギーをもたらしてくれるでしょう。

同じ暖色系の赤・黄を取り入れると、心地良いグラデーションで落ち着けるリビングになります。

シンプルで無の落ち着きがあるグレー

シンプルで洗練された印象を与えるグレー。主張の少ない色であるため、リビングに合わせると落ち着いた上品な空間に仕上がります。

無彩色でどんな色とも合わせやすく、コーディネートの失敗が少ないのもグレーの魅力です。

空間を引き締めて落ち着きを与えるブラック

インテリアにブラックを取り入れると、一気に空間が引き締まり、落ち着いた雰囲気になります。レザーやアイアン等、ブラックは布地以外の素材も多く存在するため、比較的取り入れやすいでしょう。

一方で、重さを感じさせる色でもあるため、カーテンやラグといった広い面積に使用する場合は注意が必要です。

  • 落ち着いたリビングの色合わせは3色まで

部屋をセンス良く見せるコツは、色数を3色までに抑えてコーディネートすることです。

一つの部屋の中で使用する色が多いとごちゃついてしまい、落ち着いた空間を演出しづらくなるため注意しましょう。

カラーで演出できる落ち着くリビングのテイスト

リビングのカラーコーディネートは、好みの雰囲気でなんとなく決めるのではなく、色の特徴を知った上でコーディネートすると良いでしょう。グレーはモダン、ブルーは西海岸というイメージがあるように、カラーコーディネートによって好みのインテリアテイストが再現できます。

落ち着いて過ごせるシンプルモダンテイスト

シンプルモダンテイストには、白やグレー等の淡いトーンの色が使われることが多いです。更に直線的なデザインを意識した家具を取り入れることで、空間を引き締め落ち着いた雰囲気を演出します。

無駄をそぎ落とした、家具やインテリアそのものの素材や風合いを楽しめるインテリアテイストです。

  • この部屋のカラーコーディネート

和の落ち着きが感じられる和モダンテイスト

和風デザインと、現代的でスタイリッシュな洋風のデザインを融合させた和モダンテイスト。木や竹、籐といった天然素材を多く使用しつつ、カラーはモダンな雰囲気が漂う無機質なグレーやブラックを取り入れることが多いのがポイントです。

グレーとベージュの要素を持ち合わせたグレージュや、畳に近いグリーン、くすみカラー等を取り入れると、柔らかな落ち着いた雰囲気になります。

  • この部屋のカラーコーディネート

落ち着いたカラーコーデのナチュラルテイスト

自然を感じる家具とパステルカラーの組み合わせが印象的なナチュラルテイスト。落ち着きを感じる色が使われているため、年代や性別問わず取り入れやすいテイストです。

また、シンプルでまとまりのあるコーディネートが多く、流行に左右されず居心地が良い点もナチュラルテイストの魅力と言えるでしょう。

  • この部屋のカラーコーディネート

リゾートの落ち着いた空気感に包まれるアジアンテイスト

リゾートの雰囲気が味わえるアジアンテイスト。ヒヤシンスや無垢材といった天然素材の家具を用いることで、温かみのあるホテルライクな印象のリビングになります。
ナチュラルカラーのヒヤシンスには、パープルやグリーン等のエキゾチックな組み合わせで個性を出しつつ、ブラウンの家具を合わせて落ち着かせるのもおすすめです。

  • この部屋のカラーコーディネート

  • 落ち着くリビング作りには壁面を変えるのも効果的

単調になりがちな部屋にアクセントとなる壁紙・内装材を取り入れるとおしゃれな雰囲気になります。グレーやブラウン、深めのブルーといった心を落ち着かせる効果のある色を取り入れると、リビング全体がリラックスできる空間となるでしょう。

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【3】イメージと寛ぎで落ち着くリビングを叶える ~家具編~

落ち着くリビングの家具選びに重要なのは、「見た目」と「寛ぎやすさ」です。見た目だけで選んでしまうと、「ソファのデザインは好みなのに座面が硬すぎる」「テレビボードの高さが合わず首が疲れる」といったことにもなりかねません。家具は、普段の過ごし方をイメージしながら実際に試してみることをおすすめします。

落ち着いた特別な時間を生み出すリビング家具

ソファやテレビボードといったリビング家具は、リビング全体の印象を大きく左右するアイテムです。ソファ1つをとっても種類は豊富で、それぞれ見た目と寛ぎやすさも異なります。自身のイメージする落ち着いたリビングを作るために、圧迫感のないローソファがいいのか、寝転がれるカウチソファがいいのか、柔らかい座り心地のソファがいいのか等、条件を決めておくと選びやすくなるでしょう。

圧迫感のない背の低い家具

低い目線で寛げるローソファ

背の低い家具でまとめると、部屋が広く見えて落ち着く空間になります。畳やラグの上で横になって休息を取りたい場合にも、背の低いリビング家具であれば、抵抗感も少なく寛げることでしょう。

全体的に高さの抑えたローソファは、座面の奥行きが広いことが多いため、寝転んだりあぐらをかいたりして寛げるのもポイントです。

  • 開放感を演出できる背の低いローソファ

背が低く安定感のあるテレビボード

低い目線で過ごすリビングでは、テレビもロータイプで揃えるのがおすすめです。テレビを見るときは、目線が少し下がる方が疲れにくく、全体的に高さが抑えられることで安定感も生まれます。

テレビの高さ自体も低くなるため、大きなテレビ画面の圧迫感も軽減されるでしょう。

  • 落ち着くリビングにおすすめのテレビボード

あらゆるスペースで使いやすい

コンパクトなサイドテーブルは、ソファ周りに空間を作りやすく、好きな位置に気軽に移動させて使うことができます。

透明なガラスは抜け感も演出するため、限られたスペースに置いても圧迫感がありません。

体感的にもリラックスできる家具

極上の座り心地が得られるハイバックソファ

背もたれの高いソファは、肩から首までしっかりと支えてくれるため、長時間座っていても疲れにくくリラックスして寛ぐことができます。

背もたれが高い分、デザインは抜け感のあるものを選ぶことで、圧迫感なくリラックスできるソファライフが叶います。

  • 背もたれに寄りかかって寛げるハイバックソファ

ソファと組み合わせて寛げる

無垢材フレームで構成された線の細いデザインが特徴のウッド・ラウンジチェア。ハイバックながらも抜け感のある佇まいが魅力で、圧迫感を感じさせません。

空間の片隅やソファの脇など、様々なスペースで活躍してくれます。

  • テレビとの適切な距離感を保つことが大切

テレビとソファの最適距離は、「テレビの高さ×3倍」と言われています。50インチのテレビであれば、画面の高さ620mm×3倍=1860mmとなり、目安として1.9m程離れることが望ましいでしょう。落ち着いて過ごせるリビングを叶えるために、テレビのサイズと必要な距離を調べておくことが大切です。

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落ち着くリビングになりやすい家具の素材

落ち着くリビングには、自然素材の家具やインテリアアイテムを取り入れると良いでしょう。木やラタンの家具、優しい風合いのラグやカーテン…というように、自然の温もりが感じられる素材は気持ちを落ち着かせてくれます。

木の風合いを感じる無垢材の家具

無垢材は、1本の木から切り出した木材のこと。天然の木が持つ木目の美しさや、肌触り、温もりなどが楽しめます。

美しい木目が引き立つ無垢材家具は、重厚感や高級感を演出します。曲線デザインに加工された無垢材は、より一層優しく落ち着いた印象です。

温もり感が落ち着きを生む天然素材の家具

目の詰まった編み込みで、上品な印象のラタン。マットな質感で落ち着きがあり、洗練された癒し空間を叶えます。

ラタン家具で統一することで、洗練された高級感漂うリビングダイニングに。ラタンの繊細な編み目が織りなす陰影は、空間に落ち着きを与えます。

自然感たっぷりのヒヤシンス。職人によって丁寧に編み込まれた温もりが感じられる素材は、見る人の心を癒します。

ナチュラルで明るい印象を与えるヒヤシンスは、リビングの主役となるソファに取り入れることで、リゾート感や開放感を感じさせます。

  • ソファやチェアカバーの素材でも変わるリビングの落ち着き

ソファやチェアカバーの素材や色を変えることで、リビング全体の印象がガラッと変わります。「爽やかで落ち着いた雰囲気」「シックで落ち着いた雰囲気」というように、落ち着く空間には種類があるため、どんな雰囲気にしたいかイメージしておくと良いでしょう。

爽やかで落ち着いた雰囲気
ホワイトのソファカバー×ブルーのクッションで爽やかな組み合わせ

シックで落ち着いた雰囲気
シックな印象のチャコールグレーのソファカバーでイメージチェンジ

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【4】自分らしい落ち着いたリビング作り ~インテリア編~

インテリアにこだわることで、自分らしい落ち着いたリビングが叶います。例えば、海や空、リゾートが好きな場合はブルーのクッションや素材感のある照明を取り入れると、爽やかながらも落ち着いた印象のリビングに。自分の「好き」をインテリアによって散りばめることで、心地良い特別なリビングを完成させましょう。

こだわりのあるインテリアで落ち着く空間を演出

間接照明やオブジェ、壁面パネルといったインテリアは、本来なくても生活はできますが、自身の好きな物やこだわりを持って選んだ物は心を豊かにしてくれます。目で見て楽しむ・感じるという寛ぎ方もあるため、趣味の物や気に入っている物があれば、しまうのではなく飾るという選択をするのも良いでしょう。

温かみのある灯りで落ち着ける間接照明

優しく空間を照らす間接照明は、リビングを一気に落ち着いた雰囲気に変えてくれます。白っぽい蛍光色の光ではなく、電球色の柔らかな光の間接照明を選ぶことで、リビング全体が温かみのある印象に。

テーブルランプやフロアランプ等は、複数使いするとリビングに奥行きが増し、よりおしゃれになっておすすめです。

  • 落ち着くリビングを演出する照明家具

自然のモチーフで心落ち着くアートパネル

リビングにアートパネルを取り入れると、まるでギャラリーのようにセンスの良い空間になります。大木の素材感を表現したものや、夕焼けや海といった自然風景をモチーフにしたもの等、こだわりのアートが1枚あるだけで心落ち着くリビングに。

アートパネルは視線を集めるフォーカルポイントにもなり、自然と目線が上がるため、空間が広く見えるのも嬉しいポイントです。

  • 自然の風景をモチーフにしたアートパネル

  • 観葉植物の癒しで落ち着くリビングを叶える

人が集まるリビングには、観葉植物を置くことで空間をリフレッシュさせると良いでしょう。観葉植物には、天然の空気洗浄効果や加湿、リラックス効果といった様々な嬉しい効果があり、室内のちょっとしたアクセントにもなります。

コンセントや吸気口等の気になる所を隠すアイテムとしてもおすすめです。

  • 落ち着いたリビングにおすすめの観葉植物

モンステラ

アレカヤシ

オーガスタ

パキラ

シェフレラ

広い面積のカーテン・ラグで落ち着くリビングを演出

リビングの中で広い面積を占めるカーテンやラグは、部屋の印象を大きく左右します。家族や来客が集まるリビングでは、皆が心地良く過ごせることが大切なため、カーテンやラグに原色や刺激の強い色は避けた方が良いでしょう。はっきりとした色を加えたい場合はクッションや小物でアクセントを加えるのがおすすめです。

落ち着いた空気感を作る色・柄のカーテン

ドレープカーテン

カーテンは、床や壁の次に広い面積を占めるアイテムです。落ち着いて寛げる空間にするには、ベージュやグリーン等の心を落ち着かせる効果のある色を取り入れると良いでしょう。

明るいトーンや淡い色のもの、暖色を選ぶと部屋全体が温かく明るい印象になります。

レースカーテン

厚手のドレープカーテンが無地の場合は、レースカーテンに柄を取り入れても良いでしょう。落ち着いた印象ながらも華やかさがあって、こだわりの感じられるリビングになります。

リビングにほんのり色を付けたい場合には、色付きのレースカーテンもおすすめです。

床に安心感と落ち着きが広がるラグ

足触りの良いラグがあると、リビングでの寛ぎ度がぐっと上がります。

ラグには、ほこりの吸着や防音・防寒等の効果があるため、体感的にもリラックスできますし、空間をおしゃれに魅せるインテリアとしても活躍するでしょう。

ラグは、定番の四角いタイプ以外に円形タイプも人気です。円形タイプは、角がないためワンポイントとしても使いやすく、見た目は柔らかく落ち着いた印象を与えます。

ラグを選ぶ際は、機能性や色だけでなく、形にも注意して選ぶと良いでしょう。

  • 内装材の色・素材にもこだわって更に落ち着く空間に

床、壁、天井といった内装にまでこだわることで、完成度の高い落ち着くリビングが完成します。
家具やインテリア等が揃った状態でバランスがとれているかも重要になるため、予めどんなテイストのリビングにしたいかイメージを固めておくことが大切です。

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【5】室内環境から落ち着いたリビングを整える ~環境編~

長い時間を過ごすリビングでは、快適に過ごせる室内環境を保つことが大切です。気温や湿度、日差しの影響などの環境面に気を配ることで、家族や友人と一緒に落ち着いて寛ぐことができます。

落ち着くリビングには安心できる環境作りが大切

リビングには人が集まるため、気温や湿度、採光等は都度調節できるようにしっかり環境を整えておく必要があります。

ハウスダストや花粉といったアレルギーがある場合は、空気清浄機等の対策をしておきましょう。

温度・湿度・採光・換気に気を配る

温度
夏は25℃~28℃、冬は17℃~22℃が快適と言われています。

湿度
夏は50~60%、冬は40~50%が快適と言われています。

採光
照明と自然光のバランスを見ながら、カーテンで光量の調節をしましょう。

換気
部屋の大きさにもよりますが、2時間に1回、5分程度が理想とされています。

風水を取り入れて落ち着くリビングを演出

風水においてリビングは、家庭運や健康運を司る場所とされています。そのため、家族が健康で快適に過ごせるように、リビングを整える事が大切です。より良い環境を叶えるためには、目に見えない“気”の流れが重要となるため、まずは整理整頓されたスッキリとした空間を保つようにしましょう。

癒し効果の高い自然素材の家具を取り入れ、家事動線もしっかり確保することで、気の流れが良くなり、運気アップも期待できる落ち着いたリビングとなります。

環境学でもある風水をリビングで取り入れるポイント

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アウトドアリビングを採用して落ち着きある空間を実現

アウトドアリビングは、自宅にいながら外の空気や日の光を感じて寛げるのが魅力。また、屋外とはいえど自宅のバルコニーであれば、人目を気にせず落ち着いてゆったり過ごすことができるのも嬉しいポイントです。

室内から屋外が繋がる開放的で安らげるリビングに

室内リビングから繋がるバルコニーは、窓を開けてアウトドアリビングとして広く見せることが可能です。

内と外でコミュニケーションも取りやすく、開放感溢れる空間で大人数でゆったり落ち着いて寛ぐことができます。

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~部屋の色別~ 落ち着くリビングのインテリア実例をご紹介

ここでは、落ち着くリビングを作るポイントを押さえたインテリア実例をご紹介。生活動線を確保したレイアウトや、落ち着きを演出する家具やカラーコーディネートが魅力の実例ですので、是非参考にしてみましょう。

ベージュ・ブラウン×落ち着くリビングの実例

アースカラーで作る内装や景観と調和したリビング実例

横浜の新築タワーマンションでの素敵なひと時を過ごす空間で、内装や景観に合わせた部屋づくり・家具選びにこだわりました。内装や横浜の街並みに調和するアースカラーでまとめた、絶妙なカラーコーディネート・素材の組み合わせを駆使したインテリア実例です。

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カフェのように落ち着けるブルックリンスタイルのリビング実例

ブラウンでコーディネートされたリビングは、温かみのある落ち着いた印象です。ラタンや木、ガラス、合皮といった異素材を組み合わせることで、スタイリッシュながらも堅苦しくなりすぎないラフなムードを醸し出しています。カフェのおしゃれで心地良い空気感が感じられますね。

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一人暮らしのシンプルで落ち着くリビング実例

シンプルな木材家具がメインのすっきりと落ち着くワンルーム。どんなテイストにも馴染むナチュラルカラーでコーディネートしたことで、明るく優しい雰囲気になりました。木材家具の自然な雰囲気と洗練されたラタンのモダンな雰囲気を合わせ持った、ナチュラルモダンで落ち着く空間です。

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グリーン×落ち着くリビングの実例

爽やかなグリーンで落ち着いた印象のリビング実例

木の癒しを感じる無垢材家具で揃えたリビングを、爽やかなグリーンでコーディネート。壁と床の白く明るい空間に、ブラウンとグリーンのアースカラーがよく映え、木々や草花を連想させます。レースカーテンには植物柄を取り入れ、木漏れ日のような光が差し込む落ち着いたリビングを実現しました。

プライベートスペースを設けた落ち着くリビング実例

グリーンに濃淡を付けて、しっとりとした静寂の森をイメージ。青みがかったグリーンは落ち着いた空間を演出するため、ゆったり寛ぐ別荘のプライベートスペースにぴったりです。ソファに合わせて特等席感のあるラウンジチェアを配置することで、心地良い余白ができ、見た目的にも体感的にも落ち着くリビングになりました。

グレー×落ち着くリビングの実例

家族で選ぶ理想の暮らしとグレー×ブラウンのリビング実例

家族で落ち着くラグジュアリーモダンな戸建て・部屋作りを叶えたインテリア実例です。内装からインテリア・家具まで、グレーとブラウンで統一して、新築の戸建てならではのこだわりを散りばめました。素材感のある壁や天井材をベースにした、おしゃれなインテリアコーディネートをご覧ください。

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床生活でゆったり落ち着けるリビング実例

直線的なデザインの家具と無機質なグレーのカラーコーディネートにより、モダンで落ち着いた印象のリビング。全体的に優しい色使いながらも、ダークブラウンの木材家具で空間を程よく引き締めています。ベースの色となるグレーやベージュはどんな色も受け入れやすく、ブルーのクッションとも好相性です。

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床生活でゆったり落ち着けるリビング実例

ローソファと籐の座椅子を採用し、低い目線で落ち着いて過ごせる床生活を叶えました。照明やインテリア装飾で和のイメージをプラスしつつ、インテリアファブリックに温もりのあるグレーを使うことで、ゆったりと落ち着ける和モダン空間になります。

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ブルー×落ち着くリビングの実例

背の低いソファで開放感のあるホテルライクなリビング実例

背の低いローソファで外まで見通しやすい開放感溢れるリビング。高さが抑えられることで、大型のコーナーソファでも圧迫感なく配置することができ、大人数でリラックスして寛ぐことが可能です。清涼感のあるブルーのコーディネートは雄大な海を彷彿させ、心を落ち着かせてくれます。

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ダイニングと色をマッチさせたブルーコーデの落ち着くリビング実例

温もりのある無垢材家具を、ブルーで彩った西海岸を感じさせるコーディネート。リビングとダイニングで色をマッチさせることで、全体的に統一感のある印象に。植物やこだわりの小物もバランスよく散りばめることで、リラックス度も上がりゆったり寛げます。

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海を臨むロケーションとロースタイルが落ち着くリビング実例

湘南のセカンドハウスにハワイアンインテリアを取り入れて、大人の余裕と洗練されたリゾート感を演出。海を感じる爽やかな色合いと自然素材の家具が、日常から解放される特別な空間を作ったインテリア実例です。

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    アイランドカラーズ・スタイル~うつろう時に満たされる~のページです。沖縄の透明な海を思わせるターコイズブルーを基調にしたアイランドブルー・スタイルの部屋づくりでは、澄んだブルーやグレーのクッションカバー、ガラス天板のローテーブルや帆船をモチーフにした家具で海の開放感を表現します。リビングから屋外のルーフテラスまで、コバルトブルーやパステルブルーを含む様々なブルーを活用し、シンボルツリーでリゾート感を加える。エメラルドグリーンを取り入れたセカンドリビングや、ターコイズブルーを中心とした落ち着いた寝室も、アイランドリゾートの雰囲気を演出します。

パープル・レッド×落ち着くリビングの実例

上品なパープルでまとめた落ち着くリビング実例

上品なパープルスタイルでコーディネートしたシックで大人な雰囲気のリビング。ソファをはじめとした、ラグ、ファブリックパネル、カーテンに色味が異なるパープルを取り入れることで、グラデーションのように綺麗にまとまり落ち着きのあるリビング空間に。

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アジアンで落ち着けるリゾートのようなリビング実例

ローテーブルを配置せずにサイドテーブルを置いたことで、ソファ前に抜け感が生まれすっきりとした印象のリビング。木々を連想させるコートハンガーやファブリックパネルを壁面に飾ることで、山々の自然感を表現。雄大な山のイメージとヒヤシンスは心地良くマッチしてアジアンリゾートのような雰囲気でゆったり寛げます。

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落ち着いたリビングのイメージを再現できる「マイルーム3D」

a.flatでは、落ち着くリビングのイメージを再現できる3Dシミュレーションをご用意しています。家具の適切なサイズや高さのイメージが沸かない、カラーコーディネートが難しい、という方も多いはず。

3Dシミュレーションであれば、部屋全体のバランスやカラーコーディネートも自由にお試しいただけますので、是非チェックしてみましょう。

自分が落ち着けるリビングを3D家具配置シミュレーションで確認

部屋の間取りによって、適切な家具のサイズやレイアウトは変わってきます。「思ったよりソファが大きかった…」ということがないように、シミュレーションでしっかりチェックすることが大切です。また、好みのテイストやカラーコーデを再現し、全体の見え方も確認してみましょう。

2D⇒3Dで理想の部屋が作れるまでの流れ

【step1】図面を元に部屋を作成
まずは、図面を元に間取りを作成します。床や壁、建具の色も再現できるため、事前に自宅の床や壁の色をチェックしておきましょう。

【step2】部屋に家具を配置していく
次に、家具を配置していきます。家具はシミュレーション上で好きな位置に動かせるため、様々なパターンを試して過ごしやすい家具配置を見つけましょう。

【step3】3D画面で立体的なイメージを確認
家具の配置ができたら、3Dシミュレーションで見え方を確認。平面では分からない家具の高さや距離感もリアルに再現されます。

【step4】インテリアコーディネートをして確認
最後に装飾アイテムで彩ります。ソファやクッションカバーの色も変えられるため、色々試して落ち着く色や柄の組み合わせを探していきましょう。

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大阪府大阪市北区大深町3-1
グランフロント大阪北館5F

TEL 06-6292-5733
営業時間 11:00~19:00
定休日 無し

まとめ

落ち着いたリビングで穏やかな暮らしを叶える

今回の落ち着いたリビングの作り方は、いかがでしたでしょうか。リビングが落ち着かない空間だと、家族や友人と快適な時間を過ごすことが難しくなってしまいますよね。

今回のポイントを押さえて、皆が落ち着いて穏やかに過ごせるリビングを作りましょう。

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