リビングダイニングの間取りには「縦長リビング」「横長リビング」「正方形リビング」など様々なタイプがありますが、「正方形リビングダイニング」のレイアウトが難しいと悩まれる方が多いようです。
このコラムでは、正方形リビングの魅力と、8畳~20畳まで様々な広さにマッチする家具サイズやレイアウトを、実例をふまえながらご説明します。これからの部屋作りや部屋探しのご参考になさってください。
正方形リビングとは
「縦長リビング」は奥に長いタイプの間取り、「横長リビング」は窓が広く横に長いタイプの間取りです。
そして、今回ご紹介する「正方形リビング」の間取りとはその名前の通り、横幅と奥行きの長さが同じ、もしくは近いサイズの間取りのことを指します。
家具の配置が難しいと言われる「正方形リビング」
正方形リビングはフリースペースができて広く見えるなどの利点がある一方で、縦長や横長のリビングと比較して、家具のレイアウトがしにくいという意見も。まずはメリット・デメリットを確認していきましょう。
正方形リビングのメリット
レイアウトに面白さや変化が出る
物件数が少ないため、他と異なるレイアウトが可能。
フリースペースを作りやすい
自然とテレビからソファの距離にゆとりが生まれます。
ソファダイニングを配置しやすい
奥行きや横幅があるため、ソファダイニングの配置もしやすい。
正方形リビングのデメリット
大きいダイニングとソファを両方置きにくい
10~12畳ぐらい広さの場合は配置が難しくなります。
ゾーニング分けがしにくい
ダイニングとリビングの距離が近く、ゾーニングがしにくい。
テレビが遠く見づらい
均等な2辺の壁で成り立つ正方形リビングはテレビが遠く感じる。
マンションなどのリビングダイニングの間取りはどのように選ぶ?
壁が多くて家具配置がしやすい「縦長リビング」
部屋に入って縦に長い間取りになるタイプ。一般的にはバルコニーが一番奥側になります。
縦長リビングの魅力は縦に長い奥行きのある間取りと、両サイドの広い壁面にあります。
幅の広いソファや収納力たっぷりのキャビネットを配置するなど、大きい家具を置きやすい間取りです。ただし形によっては、ソファとテレビの距離が近くなるため、生活動線を意識する必要があります。
左右に広がる大きな窓と空間が開放的な「横長リビング」
部屋に入って横に長い間取りになるタイプ。一般的にはバルコニーへの窓が広がり開放感があります。
部屋に入って左右に広がりのある空間と、大開口の窓がもたらす明るさが特長です。
リビングダイニングに脚を踏み入れた瞬間の開放感は横長リビングならではの魅力。ただし、壁が少なく家具設置しにくい点や大きいソファは圧迫感が出やすいなどの点は注意が必要です。
余白が生まれやすい間取りで面白みのある「正方形リビング」
部屋に入って正方形の間取りになるタイプ。一般的にはソファとダイニングの位置が近くなります。
正方形リビングはソファとダイニングの配置がポイントです。お互いの距離を取りましょう。
縦長リビングや横長リビングほど、空間を家具で埋めるのが難しいため、あえて生まれる余白を活かすレイアウトが楽しめる間取りです。狭い場合は、3名掛けソファと4名掛けダイニング家具等大きな家具同士を置くことが難しくなることも。
狭い正方形リビングがの場合、寛ぎと食事の空間を両立できる「ソファダイニング」が収まりよくレイアウトできます。
家具をまとめることで空いたスペースを上手く使って、他の間取りにはない個性的なレイアウトを組んでてみることも良いでしょう。
様々な広さの正方形リビングダイニングルームを知る
正方形リビングルームにも様々な広さの部屋があり、空間の広さが変わることで配置できる家具の大きさやレイアウトのパターンも増えていきます。ここでは8畳・9畳・10畳・12畳・14畳・16畳・20畳の正方形リビングの広さと、家具の配置例をご紹介するので、レイアウトや家具サイズを把握してみましょう。
狭い正方形リビングダイニング8畳の空間
こちらは約300×358㎝の正方形リビングです。ダイニングテーブルを幅95㎝と小さめの物を選ぶことで、ソファを置いても約60㎝の動線が確保されました。テレビまでの距離も正方形らしく、ゆとりのある距離感でレイアウトが叶えられています。
8畳の正方形リビングに置く家具を選ぶときの注意点は、ソファ前にはローテーブルは置かず、サイドテーブルのみにすることです。また、ダイニングスペースが狭くなることが多いため、コンパクトなダイニングテーブルや伸長機能付きテーブルがおすすめ。
8畳の正方形リビングダイニングに使用した家具
狭い正方形リビングダイニング9畳の空間
こちらは約310×400㎝の正方形リビングです。ソファは片アームになった2人掛けソファを置いたため、生活動線を上手く取り、開放感を感じさせます。ダイニングテーブルは幅60㎝のコンパクトサイズを、あえて壁に寄せず中央に置き、生活動線を上手く確保しています。
9畳の正方形リビングでは、ソファやダイニング家具以外のワークデスクなども置けるスペースとなります。テレワークの方や収納が必須の方にはおすすめで、家具配置によっては部屋の中央にフリースペースが作りやすいでしょう。
9畳の正方形リビングダイニングに使用した家具
正方形リビングダイニング10畳の空間
こちらは約410×350㎝の正方形リビングです。ソファは2.5人掛けサイズなどゆったりと寛げる空間を作り、ダイニングテーブルは幅95㎝の2名掛けサイズをセレクト。テーブルとソファの動線は、約70㎝確保できています。また、隣接の部屋に移動しやすいよう、ソファ背面に最低限の動線を設けました。
10畳の正方形リビングは奥行きが広くないため、大きい家具ばかりで揃えず、どちらかをコンパクトにレイアウトをすることです。隣接する部屋への通路が取りにくくなることも多いため、ソファを少し前に出すなど工夫をする必要があります。
10畳の正方形リビングダイニングに使用した家具
正方形リビングダイニング12畳の空間
こちらは約456×356㎝の正方形リビングです。ダイニングは幅80㎝のコンパクトな2名掛けテーブルをセレクトして、窓側には2m以上の大きなコーナーソファを配置しました。お互いの家具サイズを考えたことで、無駄なスペースを作ることなく、バランスよくレイアウトされています。
12畳の正方形リビングでは、ある程度の広さがあるため、スペースを無駄なくレイアウトすることが重要です。ソファとダイニングテーブルのサイズを考えて、どちらかだけを大きく組むと正方形の間取りに上手く収まりやすくなるでしょう。
12畳の正方形リビングダイニングに使用した家具
正方形リビングダイニング14畳の空間
こちらは約460×500㎝の正方形リビングです。タワーマンションならではの変形型でもあり、窓も多いため家具の配置に工夫が必要です。このケースではダイニングテーブルを窓側、ソファを逆の壁側に寄せて、広がる眺望を食事の時間に楽しむスタイルを組んでいます。
14畳以上の正方形リビングになると、ソファとダイニングを両方とも大きいサイズで組むことも可能になってきます。ただし、正方形の間取りは工夫しないと動線の確保や開放感の演出が難しいため注意が必要です。
14畳の正方形リビングダイニングに使用した家具
132,000円(税込)
36,465円(税込)
105,600円(税込)
281,622円(税込)
正方形リビングダイニング16畳の空間
こちらは約480×540㎝の正方形リビングです。3名掛けのソファと4名掛けのダイニングテーブルなど大きな家具にゆとりをもって置くことができます。ソファからテレビまでのフリースペースが広くなるため、ラグやローテーブルを置き、寂しい印象にならないようバランスを取りましょう。
16畳の正方形リビングでは、大きな家具を置いても空間に余裕があります。フリースペースが広く取れますが寂しくならないよう、壁面装飾や観葉植物などで、フォーカルポイントを作ると良いでしょう。テイストを合わせたアイテムを飾ることで、空間全体に統一感が出ます。
広い16畳の正方形リビングダイニングに使用した家具
正方形リビングダイニング20畳の空間
こちらは約500×580㎝の正方形リビングです。窓の前には家具を置かず、窓からの景観を見えるようにレイアウトしました。L字で組まれたハイバックソファに圧迫感が出ないよう、窓からできるだけ距離を置き、ダイニングもロータイプをセレクト。正方形リビングの魅力である窓への抜け感を活かした家具配置となっています。
20畳もの広い正方形リビングとなると2辺の壁が広く、窓も大きくなる傾向にあります。開放感を感じられる大きな窓から見える景観を楽しむため、家具サイズを大きくしつつも、窓周りに抜けを作るレイアウトを目指してみてください。
広い20畳の正方形リビングダイニングに使用した家具
正方形リビングを快適でおしゃれに見せる4つのレイアウトポイント
ここからは正方形リビングダイニングを上手く使うための、基本のレイアウトパターンや家具・インテリア選びについてお話し致します。どのように家具を配置すれば良いのか広い部屋から狭い部屋まで、それぞれの生活スタイルに合わせたレイアウトを見てみましょう。
【1】正方形のリビングをレイアウトする基本やコツ
1つ目のポイントは、家具レイアウトをするための基本についてご紹介します。
正方形リビングダイニングは横幅と奥行きがほぼ均等なため、ただ家具を並べるだけでは狭く感じてしまうことも。快適に暮らしやすい動線を確保したり、暮らし方に合わせて家具をレイアウトすることが重要です。
正方形リビングで生活がしやすい動線を確保する
部屋の家具レイアウトを検討しながら生活動線を検討する際に、まず基本となる生活動線を覚えておくと便利です。
一人がゆったり通れる生活動線・幅は約600mmと言われています。また、二人がすれ違う機会が多い生活動線・幅は約900~1200mm必要と言われています。
ダイニング家具とリビング家具が近くなりすぎない家具サイズ
ダイニング家具とリビング家具の距離が必要な分取れているかは、どのような間取りでも快適に過ごすためには重要なポイントです。
特に正方形リビングの場合は、奥行が狭く配置が難しいと言われることも。動線に必要な距離(一人分600mm)が確保できているか、家具サイズの確認をしましょう。
正方形リビングならではの開放感を活かした家具レイアウト
正方形リビングの間取りで多い、開放感がある大きな掃き出し窓。縦長リビングに比べて窓の面積が広くなることもあります。
窓の前には家具を置かない、目線が抜けやすいロースタイルの家具を置くなど窓を活かした家具を選びレイアウトしましょう。大きな窓は、部屋に開放感を与え、快適にゆったりと過ごせます。
キッチンカウンターにそわせてダイニングテーブルを配置する
対面キッチンの場合は、キッチンカウンターに沿ってダイニング家具を置くことで、無駄なスペースができにくくなります。縦長リビングに比べて奥行きが狭い正方形リビングでは、なるべくキッチン前のスペースは詰めてレイアウトすることがおすすめ。
また、カウンターチェアを置いてダイニングスペースをコンパクトにまとめるのも良いでしょう。
LDの中でエリアを区切ってメリハリを生み出す
リビングスペースとダイニングスペースが近くなってしまうことがある正方形リビング。寛ぎと食事の空間をゾーン分けすることで空間にメリハリを作ります。
空間をしっかり仕切りながらも、正方形リビングの魅力でもある開放感を保つため、抜け感があるデザインを選ぶこともポイントです。
正方形リビングは物件が少ないことから目新しく感じ、家具がおしゃれに見えます。
【2】正方形の間取りを活かした家具選びとレイアウト
2つ目のポイントは、間取りを活かした家具選びとレイアウトをすることです。
実際に家具を入れた時にイメージが違って見えることが多くありますが、これは、間取りに合った家具選びができていないからです。特に正方形リビングにおいてはその傾向が顕著なため、正方形の間取りを活かす家具選びとレイアウトのポイントを見ていきましょう。
正方形リビングの広さの印象が変わるソファの形選び
ソファには様々な形がありますが、通路側や入口から見える方のアームは無しにして、片アームのソファを選ぶことで部屋の広さの印象を大きく変えます。
正方形リビングを広く開放的な印象にするために、間取りに合ったアームを選ぶようにしましょう。
フレームがかっこよく素材が良く見えるソファは、一見おしゃれで素敵ですが、いざ正方形リビングに置いた時には圧迫感を感じることも。アームレスなソファにすることで、狭い正方形リビングも広く感じて、部屋に入った時の印象を変えてくれます。
正方形リビングの広さの印象が変わるソファ
空いたスペースを埋めやすいソファとオットマンの組み合わせ
家具が少し配置しにくく空いたスペースができやすい正方形リビングでは、そのバランスを取ってくれるコンパクトなオットマンが活躍します。背もたれがないコンパクトなオットマンは、正方形リビングの空いたスペースでさりげなく活用できる、おすすめアイテムです。
正方形の部屋を広く見せるロータイプのダイニング家具
正方形リビングは、開放感を活かすという点と、ソファと距離が近くなる可能性がある点から、空間に圧迫感を与えないローダイニングテーブルがおすすめ。
一般的なダイニングテーブルの高さ72㎝よりも5㎝低い、高さ67㎝のローダイニングテーブルは、たった5㎝ですが、正方形リビングをより開放的に広く見せてくれます。
部屋を広く見せるローダイニングテーブル
ソファダイニングで開放的な正方形リビングに
寛ぐことができるスペース、食事や作業をするスペースをまとめたレイアウトにすることで、正方形リビングの中にフリースぺースを作れます。
大きいソファと大きいダイニングを同時に配置しにくい間取りのため、兼用のスペースにすることで広々としたスペースになり、ゆったりと寛げるでしょう。
リビングスペースとダイニングスペースに分けて家具を置かずに、1つにまとめたソファダイニング。正方形リビングは幅も奥行きもあるため、ソファダイニングのセットが組みやすい間取りです。ソファダイニングを起点にゆとりのある空間で過ごすことが叶います。
ソファダイニングにおすすめの家具
アウトドアリビングで広い縦長リビングのような空間に
縦長リビングに比べて横幅がある正方形リビングではバルコニーの幅も広い間取りが多く、開放感があります。洗濯物を干すだけに使用せず、バルコニーのちょっとしたスペースに屋外用家具をプラスするだけで正方形リビングが続いているように見え、一層広く感じさせます。
バルコニーに家具を置かない場合、開放感があるように感じますが、家具を置きカラーコーディネートを合わせることで、部屋が続いたようにシームレスな空間を作ることができます。
バルコニーに置けるおすすめのバルコニー用家具
【3】過ごし方に合わせた正方形リビングのレイアウト
3つ目のポイントは、リビングダイニングでの過ごし方に合わせた家具のレイアウトをすることです。
正方形リビングのレイアウトは、基本パターン以外にもたくさんあります。見た目や開放感なども大切ですが、日々の暮らし方に合うレイアウトを見つけることが重要になるため、ここからはよりライフスタイルに沿った正方形リビングダイニングのパターンを見ていきましょう。
お子様が遊べるスペースを確保した正方形リビングのレイアウト(10畳)
正方形リビングでは壁から壁までの距離が大きいため、ソファとテレビボードを両壁に寄せることで、遊ぶための空間を作ることができます。お子様の目線に近づけるよう家具はロースタイルで統一するとよいでしょう。
このレイアウト例のおすすめ家具
正方形のリビングでゲストとの団らんを楽しめるレイアウト(10畳)
来客時やご家族との団らんを取りやすくするために、ソファもテーブルも大きくしたい時には、ソファダイニングが大人数でテーブルを囲む暮らしが叶えます。また、高さがあるテレビボードだと、ソファダイニングの高さに合いテレビが見やすくなるでしょう。
このレイアウト例のおすすめ家具
パーテーションでゾーニングしたリビングのレイアウト(12畳)
正方形の間取りの中で、リビングスペースとダイニングスペースのゾーン分けに困る場合は、家具やパーテーションを使用して仕切ることで、寛ぎの空間と食事や仕事をする空間を分けることができます。
このレイアウト例のおすすめ家具
広い正方形リビングをモデルルーム風に見せるレイアウト(20畳)
大きなコーナーソファから、窓前にはフリースペースを作ることで、モデルルームのような開放感を活かしたレイアウトが叶います。圧迫感を気にされる時はロースタイルの家具で統一すれば、特別感のある正方形リビングを満喫できるでしょう。
このレイアウト例のおすすめ家具
ソファを置かない床座を取り入れた正方形レイアウト(8畳)
正方形リビングダイニングのレイアウトに困った場合は、床座スタイルにすることもおすすめです。大きなローテーブルや座椅子を置いてもゆったりとスペースを取ることができ、寝転びながら寛ぐこともできるでしょう。ラグは部屋全てを敷き詰めるのではなく、フローリングが見える箇所も作ることですっきりした印象に。
このレイアウト例のおすすめ家具
正方形のリビング内でワークスペースも兼ね備えたレイアウト(10畳)
正方形リビングは幅も奥行きも広さがあるため、ソファ後方のスペースに空間を作ることができ、10畳以上の広さがあるとリビングダイニングの中にワークスペースを設けることができます。ソファは片アームなど圧迫感が無いデザインを選ぶことで、生活動線も取りやすく、レイアウトがしやすいでしょう。
このレイアウト例のおすすめ家具
【4】正方形のリビングだからこだわりたいインテリアアイテム
4つ目のポイントは、正方形リビングを活かしたインテリアアイテムでおしゃれに見せることです。
ここからは正方形に取り入れたいインテリアアイテムをご紹介します。ラグや間接照明、壁面装飾などをプラスすることで正方形リビングの魅力をより一層活かせるので、理想のリビングを完成させるためにも是非取り入れてほしいポイントです。
余白の多い正方形リビングにアクセントを付けるラグ
正方形リビングはラグを敷くことでバランスがとりやすくなります。リビングとダイニングが近くてメリハリがつきにくいため、ラグを敷くことによりリビングのスペースが強調されメリハリが出るでしょう。
また、四角い正方形リビングにアクセントを付けやすい円形ラグもおすすめです。
正方形リビングにおすすめのラグ
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空間に余裕がある正方形リビングを明るく灯す間接照明
正方形リビングにはダイニングやソファの周辺など、ちょっとしたフリースペースができやすい間取りです。その空間に間接照明を置くことで一層おしゃれな雰囲気を演出することが叶います。
四角い間取りの正方形リビングに、丸い形をした照明をアクセントに入れたり、ペンダントライトで高低差を付けるのも面白みがありおすすめです。
正方形リビングにおすすめの間接照明
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正方形リビングの広い壁面にアクセントとなる壁面装飾
壁面装飾は暮らす上で必ず必要な物ではありませんが、装飾の有無によって大きく印象が変わるアイテムです。壁面装飾があることによってフォーカルポイントができて、空間に見せ場が生まれるでしょう。
特に正方形リビングは、横長リビングに比べて壁面が広いため、是非プラスして頂きたいアイテムです。
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壁や家具に馴染む正方形リビングにおすすめのカーテン
正方形リビングは壁の広さもある程度広いため、掃き出し窓が大きいケースがあります。
そのため窓が広い分、カーテンの色味や生地で部屋の印象は大きく変わります。カーテンを壁に近い色味にした時は室内に統一感が生まれ、室内のファブリックアイテムに合わせてカラーカーテンを選んだ場合は部屋を華やかな印象として演出できるでしょう。
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広く明るい正方形リビングに置きたい観葉植物
観葉植物は見て楽しむだけではなく、正方形リビングのようにスペースが空きやすくなる間取りには部屋のバランスを整えるアイテムとしておすすめです。
観葉植物をプラスすることで、高さや間隔などインテリア全体のバランスを整えることができるため、部屋に合ったシンボルツリーを取り入れて空間に動きを出してみましょう。
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おしゃれな正方形リビングダイニングを叶えたレイアウトの実例紹介
ここからは、正方形の間取りを活かしてご自宅を実際にコーディネートさせて頂いた実例や、a.flatおすすめの正方形リビングダイニングの事例をご紹介します。狭いマンションから広いリビングダイニングまで、おしゃれで快適に過ごせる正方形リビングのコーディネート例を参考になさって下さい。
【8畳・9畳】正方形リビングダイニングのレイアウト実例
LD8畳・コンパクトな1LDKリビングに開放感を作ったレイアウト実例
一人暮らし女性のコンパクトな1LDK実例です。正方形8畳のリビングと隣合う寝室と繋げて使い、開放感のあるレイアウトを作りあげました。入口からの視線を遮らないように、コンパクトな家具を両脇に置いて、正方形リビングの中心に広い生活動線を確保しています。
正方形リビングダイニングのレイアウトポイント
幅150cmの2人掛けソファと幅60cmのカフェテーブルを配置した正方形8畳のレイアウト。
コンパクトなリビングに最適なカフェテーブルと、抜け感のあるダイニングチェア。
LD9畳・ソファダイニングで快適に過ごせる正方形リビングの実例
一人暮らしのコンパクトな正方形9畳の実例です。自宅で仕事もできるソファダイニングのレイアウトを採用して、快適な暮らしを手に入れました。キッチンスペース込みの9畳になるため、奥行きの浅いソファとテーブルをセレクトして、正方形の間取りをバランスよくレイアウトしています。
正方形リビングダイニングのレイアウトポイント
部屋の中央より少し寝室側に配置して、テレビとソファ、窓への動線を広く確保しました。
対面式のソファダイニングセットは正方形の形になるため、正方形リビングと好相性です。
LD9畳・部屋の中央に上手く抜けを作った正方形リビングのレイアウト実例
LD9畳を開放的に見せるレイアウトで組んだコンパクトな正方形リビング実例。ロースタイルのソファ前にはローテーブルを置かず、正方形リビングらしい開放感ある部屋としてレイアウトしました。また、ソファ周りでお茶や簡易的な作業ができるように、サイドテーブルも配置しています。
正方形リビングダイニングのレイアウトポイント
メインとなる3点の家具(ソファとテレビボード、ダイニング)の位置・サイズをバランス良く考えられたレイアウトで組まれています。
ローテーブルは置かず、サイドテーブルを置くことで、コンパクトなリビングダイニングにフリースペースを作っています。
【10畳】正方形リビングダイニングのレイアウト実例
LD10畳・ソファとダイニングサイズにメリハリを付けた正方形リビング例
正方形リビングダイニングのレイアウトポイント
家具の大きさに差をつけて、リビングスペースとダイニングに上手くメリハリを付けています。
10畳の正方形リビングでもロースタイルのソファを選ぶことで、圧迫感のない空間が実現できます。
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正方形リビングダイニングのレイアウトポイント
狭い正方形リビングと隣接する部屋をつなげて使用することで、狭いマンションでも広い長方形リビングのようにレイアウトできます。
リビングスペースとダイニングスペースの間に境を作らないように背無しのベンチを選ぶと、2部屋がよりシームレスに見えて通路も通りやすくなります。
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正方形リビングダイニングのレイアウトポイント
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正方形リビングダイニングのレイアウトポイント
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正方形リビングダイニングのレイアウトポイント
ソファ前にはローテーブルを置かず、ラグも敷かない空間を広く見せるレイアウトを採用。
4~6人掛けの大きいダイニングセットをカウンターに横付した正方形リビングならではの配置。
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LD14畳・タワーマンションの正方形リビングを贅沢に見せるインテリア実例
都会的な眺望を楽しめるタワーマンションの正方形リビングの実例です。高層階に立地する高級ホテルのような特別感のある家具とコーディネートを取り入れました。ダイニングセットを配置しないことで部屋から窓への抜けが生まれて、極上のリゾート空間を満喫できます。
正方形リビングダイニングのレイアウトポイント
3人掛けのソファとカウンターチェアを主にして、正方形リビングを活かしたレイアウトです。
高層マンションの非日常感ともマッチするヒヤシンス素材のソファセットで特別感を演出。
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高級タワーマンションの内装やインテリアとは?高級感のあるリビングや角部屋のレイアウト実例紹介!
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【16畳】正方形リビングダイニングレイアウト実例
LD17畳・ロースタイルのコーナーソファが魅力的な正方形リビングの実例
高層階のマンションに位置する正方形リビングの実例です。こちらのコーディネートの最大のポイントは、大きな窓に圧迫感を与えない家具選びです。ロースタイルでありながら窓から見える青い空や白い雲に馴染むようカラーコーディネートを選びました。
正方形リビングダイニングのレイアウトポイント
ダイニング家具は置かず、大きなコーナーソファとワークデスクを置いています。
ソファは連結していないため、対面で過ごすこともでき、ライフスタイルに合わせることができます。
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【インテリア実例】熱海で特別な週末を過ごす ~開放感があるロースタイルの別荘インテリア~
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LD20畳・広々した正方形リビングからの眺望を活かしたレイアウト実例
爽やかな海と空への景観が広がるセカンドハウスの正方形リビング実例です。正方形のデメリットを全く感じない広さ20畳の贅沢な空間に、大型のコーナーソファセットを主役にレイアウトを組みました。開放的な大開口の窓に合わせて、海風を感じる非日常感のある正方形リビングを実現されています。
正方形リビングダイニングのレイアウトポイント
海や空の爽やかな眺望を楽しめるように、窓向きにソファを配置した別荘らしいレイアウトです。
室内からシームレスに繋がるテラスには屋外用家具を設置して、贅沢な時間を過ごせます。
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【インテリア実例】海と空が見える千葉 鴨川の別荘コーディネート
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正方形リビングで快適な暮らしを叶えるための3D家具配置シミュレーション
a.flatでは無料で3Dコーディネートサービスをご案内しています。図面から実際の部屋イメージを作成し、横長リビングに置く家具配置やインテリアコーディネートを2Dや3Dでご確認可能です。快適でおしゃれな正方形リビングが叶うインテリアコーディネート相談を是非ご活用ください。
3D家具配置シミュレーションで快適な正方形リビングダイニングを実現
まずはお持ちの図面をこちらでスキャンし、実際の部屋と同じサイズの空間を作成していきます。図面に合わせた正確なサイズで再現していきますので、いざ部屋に家具を置いた時に、イメージしていた大きさと違うなどの失敗もなく、安心して家具を選ぶことに専念できます。
お客様の生活スタイルや家族構成をお聞きしながら、空間に対して最適な家具配置のご提案を行い、お客様と確認しながら家具を決定していきます。家具やアクセントとなる素材選び、お持ちの家具と合ったサイズとバランスも重視しながら、実際の快適な空間を意識してご案内します。
正方形リビングでも安心できる家具レイアウトを3Dで立体的に確認
実際に作成したお客様の理想空間を、3Dイメージで様々な角度から確認して頂きます。図面ではイメージできない部屋の広さや動線、家具を実際に置いたバランスを3Dで確認して、細かな調整を行いながら最終的な理想の空間を完成させていきます。アクセントカラーや配置の変更もその場ですぐに対応可能です。
頭の中だけでは実際に置いてみると思ったより狭く、生活しづらかったなどのケースも。特に狭いマンションでは注意して家具を選ぶ必要があります。
お気に入りの家具が、生活する上で動線の邪魔にならないか、事前に3Dシミュレーションで確認しておきましょう。
a.flatの3Dシミュレーションソフトはダウンロードや登録不要で、ネット回線が接続していれば利用可能です。パソコンやスマートフォン、タブレット端末で操作頂けます。
作成したデータを家族や知人に見せたり、外出先でご覧頂けるのでいつでも気軽に使うことができます。
a.flatの店舗紹介
ご覧頂いた3Dコーディネートサービスは各店舗にてご対応しております。実際の家具やインテリアを見ながら、縦長リビングダイニングのご相談をされたい方は是非お気軽にご来店ください。また、ご来店が難しい場合は、ネットショップのスタッフにもご相談可能となります。
ショップスタッフに直接相談できるサービスです。インテリアコーディネート全般から家具のレイアウトなどお気軽に相談頂けます。家具・インテリアのコーディネート知識を持ったスタッフが、正方形リビングへ引っ越し後の部屋作りや、既に住んでいる方へは模様替えなどの相談を丁寧にお伺いします。これからの部屋作りに是非お役立てください。
レイアウトやコーディネート相談ができる店舗一覧
〒160-0022 東京都新宿区新宿2-12-8 ACNビル 2F
TEL 03-5919-1922
営業時間 12:00~20:00
定休日 火曜、水曜 (祝日を除く)
公共交通機関でお越しの場合
新宿三丁目駅から徒歩1分
新宿駅から徒歩8分
a.flat目黒通り本店
〒152-0031 東京都目黒区中根1-14-15
TEL 03-5731-5563
営業時間 11:00~19:00
定休日 水曜、木曜(祝日を除く)
※駐車場サービス有(ご予約制)
公共交通機関でお越しの場合
都立大学駅から徒歩7分
a.flat大阪梅田店
〒530-0011 大阪府大阪市北区大深町3-1
グランフロント大阪北館5F
TEL 06-6292-5733
営業時間 11:00~19:00 定休日 無し
※駐車場サービス券有り(詳細は店舗まで)
公共交通機関でお越しの場合
JR大阪駅、地下鉄梅田駅から徒歩3分
遠方のお客様や、基本的にメールや電話でご相談のやりとりを行いたい方は、a.flatネットショップのスタッフまで お気軽に相談して下さい。店舗と同様に3Dシミュレーションでコーディネート相談、レイアウト相談などの悩みをお伺いします。
まとめ
こちらのコラムでは正方形ビングをおしゃれで快適にするレイアウトのコツをご紹介しました。正方形リビングは一見広く見えますが、家具をレイアウトをする際、特にコツが必要な間取りです。
8畳・10畳・12畳などの一般的なサイズ感や、14畳・20畳などの広い正方形リビングでも、間取りを活かした家具選びをすることで快適にお過ごし頂けます。これから正方形リビングに住まれる方、模様替えをされたい方はコラム内でご紹介したポイントを是非参考になさって下さい。
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