家賃がお手頃で、快適に暮らせる1LDKは一人暮らしに限らず二人暮らしにも人気です。1LDKに住まわれる方はワンルームからの引っ越しが多いため、今まで挑戦できなかった1LDKだからこそ楽しめるインテリアを魅力的に感じるはず。今回はそんな1LDKのインテリアの実例やコーディネートの方法を紹介していきます。
1LDKとは? 1LDKの間取りで暮らす魅力
2部屋でゆったり住みやすい1LDK
1LDKは横並び型・独立型で大きく変わる
LDKと個室の位置によって、ライフスタイルに合っているか、使い勝手が良いものになるかが変わってくるので、部屋選びの際には意識して確認しておきたいポイントです。
個室とLDKが間仕切りをオープンにすることでワンルームになるオープン型の1LDK。開放的に使えて、圧迫感がありません。寝室が少し狭いお部屋でも、オープン型であれば、普段は広く使えます。来客時や匂いが気になる料理の時だけ、ベッドルームとして使っている個室の間仕切りを閉めることも出来ます。
個室を仕事部屋として使いたいという方は、LDKと寝室が隣接していない独立型がおススメです。また、二人暮らしで、就寝時間が違う場合なども、リビングの音が聞こえづらい分離型の個室を寝室にしておけば、パートナーの生活音が気になりにくいというメリットがあります。
1LDKで暮らす魅力とは
2部屋あるため一人暮らしでは贅沢な暮らしができる
間取りや広さによっては二人暮らしでも大丈夫
寝室が1部屋と聞くと、二人暮らしの方に1LDKは狭いと感じることもあるかもしれませんが、1LDKの広さや並び方には様々あるので二人暮らしでも十分に快適に過ごせる間取りは存在します。特に寝室の広さはライフスタイルに大きく影響するので、2人分の収納・ワークスペース・ベッドのサイズ等、事前に話し合っておくと安心でしょう。
二人暮らしでも快適な寝室のレイアウト例
お互いの活動時間が異なる場合は、独立型の1LDKを検討してみましょう。物音や光の緩和に繋がり、ストレスを軽減できます。また、リビングダイニングが広い1LDKは、ごろ寝もできる広めのソファをレイアウトすることも可能。忙しい二人が同居する場合でも、お互いの仕事終わりの疲れを癒してくれる広めな間取りを探しましょう。
ワンルームよりも家具配置の自由度が高くなる
窓が大きい横長の1LDKは、窓前に家具を配置しても、バルコニーへの出入りに問題ないことが多くレイアウトの自由度が高まります。また、バルコニーに対して寝室が横並び型の1LDKは場合は、どちらかの窓の前に家具が被ってしまっても片方は使えるため、窓向きにデスクや観葉植物を置くなど、自分好みの様々なレイアウトが楽しめます。
1LDKはおしゃれなインテリアを楽しみやすい間取り
1LDKはベッドを切り離してレイアウトを組むことが可能。そのため、1LDKは個人の好み・生活スタイルに合わせて様々なレイアウトが楽しめるはず。主役にしたい家具を空間を置きしたり、斜め置きすると空間に余裕が感じられ、垢抜けた雰囲気に仕上がります。
おしゃれな1LDKを叶えるインテリア ~10のアイデア~
1LDKのインテリアは、ワンルームより空間に余白が多くできやすく、家具サイズやインテリアコーデの幅も広がり、何から決めればいいのか迷う方も多いでしょう。しかし、ポイントさえ抑えれば誰でも簡単におしゃれな1LDKを実現できます。ここからは「理想の1LDKを叶える10のアイデア」を実例と共に紹介します。
1. 横並び型の1LDKはスッキリ見える統一感が大事
横並び型の1LDKは、寝室の扉を完全に開放しておくことで広々とした一つの空間として捉えることができ、ゆったりとした雰囲気の中で過ごす楽しみもあります。寝室がリビングから見える状態になると、気になるのが「部屋の統一感」。ここでは、統一感を演出するためのポイントを確認していきましょう。
室内の大きな面積を同系色で揃える
差し色程度にクッションや装飾品など小物で色を付ける方法もありますが、大きな面積のカラーリングを同系色にしてみることで、大胆さが逆にスッキリとした印象を与え、統一感がより一層アップします。
1LDKに大きな面積を占めるインテリアアイテムの統一方法
ソファやチェア等、家具のカバーアイテムを装飾と同系色でカラーリングすることで、色彩効果で心理的に「癒し」を感じる空間に。居心地の良さを感じるでしょう。
リビングと同系色のファブリックアイテムを使用して寝室も彩ってみましょう。
同系色であればトーンが違ってもオシャレに見える
同じ色でもトーンによって印象が大きく変わることもあります。そのに変化するニュアンスカラーをお部屋に取り入れることで、薄いトーンが多いと、淡く繊細な雰囲気に、濃いトーンが多いと鮮やかでメリハリのある雰囲気になります。お好みの雰囲気に合わせ配色のバランスを整えることで、様々な表情を見せてくれるでしょう。
トーンによって異なる色の表情
色の配分に迷った時は、アイボリー・ベージュ・グレーなど無彩色を混ぜればOK
最初から好きな色を全体に取り入れることに抵抗のある時は、無彩色を混ぜながらコーディネートを組んでみましょう。カーテンだけに差し色をいれても面積が大きいためインパクトがあります。
パープルを部屋全体に取り入れると、一部だけに取り入れている場合とは印象が大きく変わります。自分好みにあわせて程よい加減を見つけましょう。大胆な色使いは、空間にテーマ性をもたらすでしょう。
家具の高さを揃えてスッキリ見せる
他に統一感を出す方法として、できるだけ家具の高さを揃えるという方法もあります。カラーだけでなく家具の高さを揃えれば、LDK空間に統一感が出て洗練感が生まれることとも。また、寝室とリビングで統一感をつくると、横並びの1LDK全体の広がりを感じるはずです。
ソファ×ベッド×デスクの高さを揃えて1LDKに開放感を演出
統一感のある1LDKのインテリア実例紹介
イエローをメインにした部屋を作る場合、部屋全体を100%イエローで揃えると強過ぎるため、中和させてくれるカラーや引き立つカラーとの配色が重要です。この事例ではイエローの類似色となる、淡いリーフグリーンを入れつつ、各箇所で使用しているイエローの彩度・明度を変えることで、主張し過ぎないイエローの空間に仕上がっています。
2. 独立型の1LDKは部屋ごとにテイストを変えてもOK
独立型の1LDKは横並び型と比較して部屋同士の繋がりがないため、リビングダイニングと寝室をそれぞれお好みのカラーやテイストで部屋づくりできる特長があります。部屋ごとにカラーを変えることで気分転換できたり、部屋の模様替えもしやすくなるため、自宅での楽しみが増えるでしょう。
独立型の間取りを活かした1LDKづくりのコツ
部屋づくりにおいて部屋数が増えるほど難しくなる傾向にあります。独立型1LDKのコーディネートを考える際、2部屋のテイストについてどうしても一つのイメージに決めきれない時は、それぞれの部屋に異なるイメージの家具やカラーを取り入れるのもおすすめです。
また、こちらの例のように横並び型の1LDKでも基本的に扉を閉めた状態で分離して使うケースであれば、独立型1LDKと同様に各部屋を異なるイメージで部屋づくりしても問題ありません。
1LDKの各部屋を異なるイメージに仕上げた例
リビングのテーマカラー:パープル
寝室のテーマカラー:ブラウン
部屋ごとに雰囲気を変えられるおすすめアイテム
もし、1LDKの各部屋を異なるイメージで演出したい時は特徴的なデザイン、カラーのアイテムを添えるのがポイントです。それぞれの理想を叶える家具やカラーを上手く取り入れてみましょう。
各部屋の雰囲気を変えられる家具の組み合わせ例(素材感・カラー)
家具は異なる素材感・色を部屋ごとに分けることで印象を変えやすくなります。
各部屋の雰囲気を変えられるファブリックの組み合わせ例(カラー・柄)
寝室が独立した1LDKインテリア実例
12畳のリビングはシックで落ち着いた雰囲気を演出しています。大人なダークトーンのソファを主役に、クッションやラグでブラウンのグラデーションを取り入れ部屋全体の統一感を演出しました。
3. 理想のインテリアテイストを最初に決めておく
引っ越しや模様替えをする際に考えるインテリアテイスト。その種類は多く、何を選んでいいか迷ってしまう方も少なくないはずです。理想のインテリアテイストはどのような基準で選んでいけば良いのでしょうか。センスがないとシンプルなものを選ぼうとしている方もぜひ参考にしてみてください。
好きなインテリアの写真を集める
まず自分が叶えたい理想のインテリアテイストを決めていきます。SNSやカタログなどを活用し、好きなインテリアの写真を集めましょう。写真は多い方が好みの分析がしやすいため、できるだけ多く集めてください。
テイストごとに分類する
写真を集めたら、今度はその写真をテイストごとに分類しています。分類する際は全体的なインテリアテイストではなく、自分がどこでその写真を気に入ったのかアイテムで判断しましょう。好みを明確にすることでアイテムを選びやすくなります。
好みに迷いが生じたら、主役のソファ素材に着目してみよう
配色次第で雰囲気は自由に変えられる
例えばビーチのような好きな景色を参考にしてもOK。同じ雰囲気にしたいのであれば、砂浜の色(ベージュやブラウン)と海の色(ターコイズブルー)をお部屋に取り入れてみましょう。お気に入りの景色を毎日暮らす空間に再現することができます。
おすすめメニュー
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インテリアコーディネート実例~テーマからお部屋のコーディネートを探す~
インテリアコーディネート実例~テーマからお部屋のコーディネートを探す~のページです。a.flatでご購入頂いたお客様宅のインテリアコーディネート実例です。マンションや戸建てなど実際にご利用中のお客様宅実例をご覧頂いて、イメージやサイズ感などお部屋作りのご参考にしてください。また、a.flatの提案するインテリアのスタイルコーディネートも合わせて掲載しています。
様替えで2つのテイストを楽しむ1LDKインテリア実例
「季節を感じる部屋で暮らしたい」、「インテリアの雰囲気を変えて気分を一転したい」そんな理想をお持ちの方は多いはず。そのような時に部屋のレイアウトを変えるのは、なかなか困難でしょう。こちらの実例では、カバーが着脱式のソファを配置。簡単に雰囲気を変えて模様替えて楽しむことができます。
ソファカバーにはCLウォーターブルー、オットマンカバーにはCLインディゴを使用したトーンの違うブルーの組み合わせとなります。トーンが違うことで、ソファ周りに動きや立体感が生まれ、印象的なインテリアに。爽やかなリゾートの雰囲気に模様替えしました。
4. 1LDKにおすすめのテイスト別カラーコーディネート例
理想のインテリアが決まったら、次はカラーコーディネートです。こちらでは色どり豊かな1LDKを実例と共にご紹介します。色彩によって変わる1LDKの雰囲気をご覧ください。
おしゃれに見せる1LDKで人気のカラーコーデ4選
ナチュラルテイスト×1LDKの配色例
部屋の中心にあるソファのカバーは、あえて薄めのブラウンカラーに。ソファ本体を優し色合いにすることで、ダークブラウン家具の素材や他のファブリックのブラウンが引き立ち、ナチュラルテイストでもぼやけない、モダンな雰囲気がより表現できるようになります。クッションカバーもグラデーションを作ることで、ブラウンカラーの深みをより表すことができるでしょう。
木々のぬくもりを感じるウッディなナチュラルカラー
ヴィラテイスト×1LDKの配色例
鮮やかなブルーのファブリックで海辺の別荘をイメージしたカラーコーデ。ソファ周りに爽やかなブルーのファブリックを使って室内に美しい海を連想させる空間に。クッションやオットマンカバーにランダムな配色でブルーを入れることで、飽きの来ない動きのあるインテリアを演出しています。ブルーの濃淡がハッキリしたカラーコーディネートは、休暇のヴィラで過ごすようなゆったりした時間を演出してくれるでしょう。
透き通る海とその海風を感じる別荘を演出するカラー
アーバンテイスト×1LDKの配色例
都会的なアーバンリゾートをテーマに、1LDKマンションの家具・インテリアコーディネートをしたお部屋。城を基調とした明るく洗練された都会のマンションにダークトーンの家具をレイアウトし大人っぽさを演出。同系色の淡い色も所々に取り入れることでお部屋全体の明るさもしっかり残しています。「高級感」と、リラックスムードのある「癒し」を感じる都会のアーバンリゾートを表現しました。
都会の景色になじむシックでラグジュアリーなカラー
ハワイアンテイスト×1LDKの配色例
火山活動から生まれたハワイの山々は緑の美しさもあれば、黒々とした岩肌が露出した荒々しさも有ります。そんなハワイの自然を部屋で楽しむため、クッションカバーやラグ、壁面装飾などで表現しました。グリーン、レッド、ブラウンの3色をベースに、楽園ハワイのような部屋が完成しています。
山が連なるハワイの自然をテーマにしたカラー
ベッドルームのインテリアの中でもメインとなるベッドスプレッドには、アースカラーのグリーンを取り入れました。グリーンには視覚的な癒し効果があり、ベッドルームにぴったりのカラーです。無垢材のベッドとの組み合わせは、ハワイの自然の情景を感じられるような印象を与えてくれます。
5. 間取りに合わせて壁面にフォーカルポイントを作る
部屋の大半の面積を占めている「壁」は、部屋のイメージを印象付ける重要なスペースです。家具やインテリアにこだわった部屋でも、壁が白いままではどこか物足りなさを感じてしまいます。壁の色や素材を変えたりインテリアを飾ることで、一気におしゃれでセンスの良いコーディネートが完成するでしょう。
フォーカルポイントとは?
フォーカルポイントとは、インテリア業界で「部屋の中で人の視線が集中する場所」のことを指します。
部屋の印象が決まる大事なポイントとなるため、効果的に取り入れることで、ワンランク上のおしゃれな空間が完成するでしょう。また、壁に飾ることで空間の高い位置に視線を集め、自然と天井を高く見せてくれる効果もあります。
1LDKにフォーカルポイントを取り入れる方法
入り口から最も遠い対角の位置に作る
フォーカルポイントは、入り口から最も遠い対角の位置に作るのが基本です。部屋に入った時に向かい側にある壁面をおしゃれに装飾することで、部屋に入った時の第一印象がアップし、部屋全体の雰囲気を底上げしてくれます。
間取りによって異なる余白スペース
間取りによっては、入り口から最も遠い場所が窓であることも多く、どこまの壁に飾るか迷ってしまうこともあるでしょう。そんな時は一番広い壁面に飾ってみましょう。広い壁面にフォーカルポイントを作ることで、視線が集中しメリハリのある空間が実現します。
【ケース1】縦長の間取り
ソファの上に飾る
ダイニングとソファの間に飾る
【ケース2】横長の間取り
テレビの上に飾る
ベッドの上に飾る
賃貸の1LDKでも取り入れやすい装飾アイテム
ファブリックパネルは複数のパネルを組み合わせて飾ることもできるので、面積の広い壁面から、ちょっとした柱や壁まで、場所を選ばずに取り入れることが可能。サイズの種類が豊富にあり、飾るスペースに合わせたバランスの良いコーディネートを楽しむことができるでしょう。
壁に穴を開けずに両面テープや粘着質のゲルを使用して壁に貼りつける方法があります。
通常の両面テープやゲルでは耐荷重が低く、壁紙などの凹凸面には取り付けられないものもあります。強力タイプもありますが、逆に壁紙が剥離する恐れもあるので接着素材は注意して選びましょう。
壁面がオシャレな1LDKインテリア実例紹介
6. 1LDKの要所で活躍するグリーン・間接照明
観葉植物や間接照明は、おしゃれと癒しの効果を合わせ持つ装飾性の高いアイテムです。自然界のグリーンを空間に取り入れることで、木材家具の雰囲気も一段と良くなるでしょう。また、照明から作られる陰影はお部屋に立体感と温かみをもたらしリラクシーなムードを引き立ててくれます。
1LDKにおすすめの観葉植物と配置場所
1LDKのインテリアは、空間の中央に家具を置く機会が多くなるため、壁際や四隅に余白ができやすくなります。背丈のある鉢が大きな観葉植物も空間にバランスよく置きやすいでしょう。
葉や枝などのフォルムの美しさが魅力の観葉植物は大きいほど、遠目から見た時の部屋の印象をグレードアップさせてくれます。
スペースによって使い分けたい観葉植物
【ケース1】単品置きできる大型植物がおすすめな場合
【ケース2】1LDKで複数置きできる小型・中型植物がおすすめな場合
1LDKの空間を広く見せる、照明づかい
1LDKで活躍する天井照明
1LDKには左の図のように3箇所に天井照明用のプラグがあることが多く、照明選びに迷う方も多いはず。
そこでおすすめなのが、部屋全体を照らしてくれるシーリングライトにポイントで明かりを追加するペンダントライトを組み合わて使うこと。異なる効果&デザインの照明を選ぶと華やかでおしゃれな部屋に。
1LDKの照明実例:【シーリングライト×ペンダントライト】
①ソファの上
LD10畳の部屋全体を照らすシーリングライトを設置。一般的に、シーリングライトは直接部屋を照らすタイプが多いですが、天井に光が反射する間接的な機能も備えた照明を選ぶことで天井を高く見せてくれます。
②ダイニングの上
ダイニングを直接照らすペンダントライトを設置。視線の高低差を生み出し、部屋に動きを与えてくれます。シーリングライトで十分に光が足りている場合は、40W以下の明るすぎないペンダントライトを選ぶのがコツ。
間接照明の暖かみのある柔らかな光は、陰影を浮き出しやすく、奥行きや広がりをもたせて、空間を広く見せる効果も。1LDKのコーナーに余白ができる事が多く、そこにスタンド式のフロアランプをおけば、光のコントラストが生まれ、部屋をより広く見せられます。
1LDKの余白に置きやすいフロアランプ
1LDKはワンルームよりも空間が広くなるので、スポットで照らせる照明があると快適だったり、電気代も軽減されます。
天井照明では届かない手元を直接照らす照明も用意しておくのもおすすめです。
植物と照明がアクセントの1LDKインテリア実例紹介
温かみのあるオレンジの灯りが部屋の雰囲気を盛り上げてくれる間接照明で自分だけの安らぎの空間を作りました。観葉植物は、飾るスペースに合わせてセレクトして、ソファ脇は圧迫感が出ないように中鉢を配置しています。観葉植物と間接照明によって、夜でもリラックス感のある中で過ごすことが可能です。
7.1LDKの家具選びは開放感・抜け感を意識する
ロータイプ家具の大きな魅力は、何と言っても家具特有の圧迫感が抑えられること。 ソファやベッドなどは各部屋で占める面積が大きく与える存在感も強いですが、高さが抑えることで視界が抜けて開放感が生まれ、リビングを広く見せることができるでしょう。
横並び型の1LDKで活躍するロータイプ家具
高さが低いため、特にソファやベッドなど広い面積の家具においては視覚的な効果が大きく出ます。
1LDKで部屋が隣接しているケースでソファをその中心に配置する時は、ローソファであれば圧迫感の無い抜け感のある部屋を作ることも出来ます。
ローベッドは床からマットレスまでの高さが近い分、下記のような低いベッドならではのインテリア性や使い心地が生まれます。
・寝室に開放感が増す
・狭い寝室でも配置しやすい
・敷布団派の方でも取り入れやすい
オープン型の1LDKで活躍する抜け感のある家具
1LDKに多いオープン型の間取り
1LDKは寝室がリビングと隣接している「横並び型」の間取りが基本的に多くなります。部屋の境目に置く家具は部屋の見栄えや快適性に大きく影響するので、家具のデザイン性も重要です。
スリムな抜けのある家具を置く
こちらの部屋には、奥行がスッキリしたソファやハンガーラックを配置。寛ぎや収納力をしっかり確保しつつ、生活動線の快適性も確保しました。限られた空間では奥行や抜け感がポイントになります。
開放的な1LDKのインテリア実例紹介
家具・インテリア選びの際、高さの低いロースタイルの家具をベースにすることで、ブルーの持つ開放感や落ち着いた印象ともマッチしやすくなります。
ローソファやローダイニング、ローベッドなどを用いてより広々と感じる部屋を作りたい時にお薦めです。
ロースタイル×ブルーの組み合わせで、海のような爽やかさや清涼感ある部屋が完成するでしょう。
8. 間仕切りになる家具で空間におしゃれなアクセントを
間仕切り家具は、部屋を柔らかく分けるので、壁面や扉が作る部屋の間仕切りとは違った影響をインテリアにもたらしてくれます。ここでは、1LDKの部屋に間仕切りを置くメリットをごご覧ください。
1LDKに間仕切りを作る2つのメリット
1.間仕切りでプライベート空間を叶えられる
普段は寝室と隣接するリビングの扉を常に開放して使いたい方も、プライベートな空間の周りにパーテーションを添えることで視線などが遮られるため、より落ち着いて寛ぐことができるでしょう。程よく視線も抜けるため圧迫感を与えません。
空間をしっかり仕切りながらも、心地良い風が通り抜けるような開放感を演出できます。
2.収納力をおしゃれにに増やせる
こちらの部屋はソファの後ろに間仕切り収納を配置。空間のテーマに合った雑貨を飾ることで部屋の雰囲気アップにつながります。また、隠したい生活用品などは、引き出し部分に入れることもできます。
引き出しをお好みで追加できるユニット式の収納は、1LDKの生活をより快適にしてくれるでしょう。
おしゃれな間仕切りが魅力のインテリア実例紹介
こちらの1LDKはリビングと寝室の壁がほとんどない開放的な部屋。ランダム感のある間仕切り収納を壁面の様に配置することで、寝室のプライベート感を守れる空間が生まれています。
ユニット式の収納を用いれば、リビングのテレビボード兼LDと寝室の間仕切りとして活躍するでしょう。
9. 1LDKのキッチン周りをおしゃれに見せる2つのポイント
1LDKのリビングダイニング空間は、ダイニングやソファなどをメインに考えますが、キッチン周りをおしゃれにすることでワンランク上の洗練された部屋を目指せます。1LDKのマンションの場合は、カウンターキッチンも多いためダイニング空間とひとまとまりで捉えることがポイントです。
キッチン周りとリビング空間はテーマを統一させる
こちらの部屋は、濃いピンクにパープルやワインレッドをプラスして大人っぽいイメージにカラーコーディネートをしています。多くの人は、ソファ周りからコーディネートをするためキッチン周りは寂し印象になりがちです。ここでは、空間の細部にこだわり、ワンランク上の1LDKを叶える方法を紹介します。
ダイニング空間に統一感を作る方法
ダイニング周辺はリビングと比較して、カラーコーディネートしにくいスペースです。ソファはクッション等の装飾で華やかになりますが、ダイニングにはクッションが邪魔になり置けないことも。座面の色をソファ空間の装飾と揃えてしまえば、キッチン周りまで華やかになり統一感が生まれます。
1LDKのキッチンには扉はなく壁を一枚の仕切りとなるので、室内から見えてしまうケースが殆ど。壁越しに家具のデザインを統一するテクニックを使用すれば空間に繋がりを作れて、部屋の隅までこだわったおしゃれな空間に仕上がります。
色の統一感・素材のアクセントで1LDKのキッチンを演出
1LDKのキッチンは部屋のインテリアの一部と捉えることで、空間全体を更にまとまりが生まれます。
一般的にキッチン収納選びは、機能性が重視されていますが、木材の色をLDの家具と揃えれば、モデルルーム風の洗練された空間に仕上がるでしょう。
キッチンやダイニング周辺の色を全て揃えると少しシンプル過ぎて物足りない、という方は一部の家具に天然素材のアクセントを加えてみましょう。ヒヤシンスやラタンなど、凹凸感や温もり感がある家具を取り入れることで、1LDKのキッチン周りにおしゃれなポイントが生まれます。
バーのようなキッチンが魅力の1LDK実例紹介
部屋にキッチンカウンターが有る時は、カウンターチェアを配置すれば朝夕などの時間帯も充実します。例えば、朝食やランチの時間、夜に二人でお酒を飲むなど、ソファとは違った寛ぎ時間を味わえるでしょう。日が暮れた後に灯りをつけると、爽やかな雰囲気から一変して大人な雰囲気に。ガラスを通した光の影がゆらゆらと壁に映り、ムードのある空間を演出します。
10. バルコニーのインテリアもこだわれば心地よい1LDKに
リゾートホテルには必ずと言ってもいいほどバルコニーやテラスがあります。リゾートの美しい自然の中に身を置き、風や光を感じながら過ごす時間は贅沢そのもの。そのようなひと時を1LDKのバルコニーでも過ごせたら、日々の疲れも癒してくれることでしょう。
限られたスペースで作る快適なバルコニー
1LDKの間取りによっては広いバルコニーがなく、日々の生活において注目されにくい場所かもしれません。しかし、軽く腰掛けられる屋外用家具などがあれば、少し外の空気に触れて気分転換を楽しめるようになります。
横長リビングに奥行を出す屋外用家具を使ったレイアウト
屋外用家具は部屋を広く見せてくれる
横長リビングに入ると、視線が行くのは大きな窓。窓の外に家具を配置することで、バルコニーまで一続きの開放的な空間に。シームレスなアウトドアリビングを取り入れてみてください。
抜け感のあるデザイン選びと動線・配置を考える
マンションのバルコニーは奥行が浅いことも多いため、部屋の中から見て「抜け感を感じる線が細いタイプのデザイン」を選ぶのがおすすめ。また、眺望や窓からの出入りに支障がない「コーナー部分に配置」するのが1LDKをおしゃれに見せるコツです。
バルコニーがおしゃれな1LDK実例紹介
広い窓から外への抜け感を感じられる1LDKで、贅沢な景色を一望しながら至福の時を過ごせます。バルコニーに配置しているのはスタッキング式のチェア。場所を取らずに片付け可能です。太陽が昇る時から沈むまで、あらゆる時間帯の景色を2人で楽しむことができるでしょう。気分転換に外で読書や作業をしても捗りそうです。
おしゃれで自由に暮らせる間取り、1LDKを楽しもう
a.flatの店舗には、前章でご紹介した1LDKに最適な家具やインテリアを多く展示しています。実際のデザインや素材を触れてみることで、レイアウトイメージを膨らませることができるでしょう。トータルコーディネートされた空間を体感して、お気に入りの家具・インテリアを見つけてください。
3Dコーディネートで1LDKの間取りに合わせたインテリアを考える
a.flatの店舗では「3Dシミュレーション」を使ったコーディネートサービスを実施しています。3Dコーディネートサービスとは、お客様の図面を基にバーチャルな1LDKを作成し、それぞれの部屋にあった家具・レイアウト・カラーコーディネートなどの完成イメージを立体的な視点でご覧頂ける無料のサービスです。
3Dコーディネートサービスでできること
まずはお持ちの図面をこちらでスキャンし、実際の部屋と同じサイズの空間を作成していきます。図面に合わせた正確なサイズで再現していきますので、いざ部屋に家具を置いた時にイメージしていた大きさと違うなどの失敗もなく、安心して家具を選ぶことに専念できます。
お客様の生活スタイルや家族構成をお聞きしながら、空間に対して最適な家具配置のご提案を行い、お客様と確認しながら家具を決定していきます。家具やアクセントとなる素材選び、お持ちの家具と合ったサイズとバランスも重視しながら、理想の空間をイメージしてご案内致します。
家具のレイアウトが決まったら、お好みのカラーやインテリアを加えていきます。このコラムでご紹介した様々なカラーコーデを試せますので、ご自身の理想的な1LDKのイメージがきっと見つかるはずです。スタッフまでお気軽にご相談ください。
おすすめメニュー
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インテリアコーディネートの無料相談・依頼
お部屋のインテリアコーディネートを考えるには、部屋全体のイメージから家具の配置、カラーコーディネートなど様々なポイントが有ります。もし、ご希望通りの部屋作りが上手く行かず、お悩みの時はa.flatにインテリアコーディネートの無料相談・依頼をしてみましょう。実際の商品を見ながら相談したい方は、目黒通り本店、新宿店、大阪梅田店(グランフロント北館)に相談下さい。基本的にメールや電話で相談・依頼のやりとりを行いたい方は、ネットショップのスタッフまでお気軽にお問い合わせ下さい。
1LDKのインテリアを店舗でチェック
明るい窓際には、海をイメージしたシーサイドブルー・スタイルを展示しています。奥行きが浅めですっきりとした印象のラン・コンパクトソファコーナーセットを置いた開放的な空間です。
落ち着いた雰囲気のウッドブラウン・スタイルは約12畳のリビングダイニングルームを想定。ケイ・ローソファにゆったり寛ぎながら、未来のご自宅をイメージしてみて下さい。
入口近くのゾーンには無垢材家具・ソファ・ベッドを中心に緑のリラックスした雰囲気が人気のフォレストグリーン・スタイルを展示中。家をイメージした配置で実際の自宅にいるかのような体験ができます。
a.flatの店舗紹介
〒160-0022 東京都新宿区新宿2-12-8 ACNビル 2F
TEL 03-5919-1922
営業時間 12:00~20:00
定休日 火曜(祝日を除く)
■公共交通機関でお越しの場合
新宿三丁目駅から徒歩1分 新宿駅から徒歩8分
■a.flat目黒通り本店
〒152-0031 東京都目黒区中根1-14-15
TEL 03-5731-5563
営業時間 11:00~19:00
定休日 水曜、木曜(祝日を除く)
駐車場サービス有(ご予約制)
■公共交通機関でお越しの場合
都立大学駅から徒歩7分
■a.flat大阪梅田店
〒530-0011 大阪府大阪市北区大深町3-1
グランフロント大阪北館5F
TEL 06-6292-5733
営業時間 11:00~19:00
定休日 なし
※駐車場サービス券有り(詳細は店舗まで)
■公共交通機関でお越しの場合
JR大阪駅、地下鉄梅田駅から徒歩3分
まとめ
今回は、センス良く快適に暮らせる1LDKのインテリアを実例と共にご紹介をさせて頂きました。間取りに合わせた家具やカラー選びをすることで部屋をおしゃれに見せ、快適で居心地の良い1LDKのコーディネートが実現します。
今回のコラムでご紹介させて頂いたアイデアから、ご自宅の間取りに合ったインテリアを取り入れてみてはいかがでしょうか。