新しく家を建てたり探すタイミングで多くの人が重視する「リビングの広さ」。ゆったりとした広いリビングは圧迫感が無く、毎日の心のゆとりに繋がります。この特集では、40畳という開放的なリビングに二人暮らしをしているお客様のインテリア実例をもとに、広々とした空間を活かせるポイントを紹介させて頂きます。
広いリビングで暮らすということ
ゆとりのある開放的な空間で過ごす 心地良さ
広いリビングならではのレイアウト・家具選びの悩み
おすすめコラム
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【20畳のリビング・LDK実例】広い空間を活かしたレイアウト&コーディネートのポイント
20畳のリビング・LDKでは、広い空間の中で心身共にゆとりのある時間を過ごせるだけでなく、好きな家具を自由にレイアウトできるという楽しみがあります。20畳のリビング・LDKの広さをさらに活かして素敵なインテリアコーディネートを叶えるためのレイアウト・家具選び・コーディネートのポイントを、沢山のコーディネート実例と併せてご紹介しています。
40畳の広いリビングダイニングに暮らす お客様宅実例のご紹介
壁を取り払って開放的な雰囲気のリビングダイニングにしたいとリフォームをお考えのところ、空間の使い方や家具のレイアウトに悩まれ、a.flat大阪梅田店にご来店頂いた今回のお客様。40畳という大空間を活かしたインテリアコーディネートと今後のライフスタイルの変化と共に楽しめる家具選びのお手伝いをさせて頂きました。
現在はご夫婦二人で暮らしていますが、来客の頻度と人数が多いそう。広々としたリビングダイニングがあることで来客時も困ることなく、ゲストにものびのびとお過ごし頂いているとのことです。
広いリビングを活かすためのの 3つの家具・インテリアポイント
家具のレイアウト
→ バランス良くレイアウトをすることで、華やかな雰囲気と暮らし易さに繋がります。家具選び
→可変性の高い家具を選ぶことで、ライフスタイルの変化に合わせた模様替えが可能です。カラーコーディネート
→色の視覚効果を用いて、更に心地良い開放的な雰囲気を演出することが出来ます。
【家具のレイアウト】広いリビングをバランス良く華やかに魅せる
開放感と暮らし易さが引き立つ 広いリビングの家具のレイアウトテクニック
バリエーション豊かに寛げる 広さを活かしたレイアウト
リビングダイニングの入り口から奥の窓まで真直ぐに動線をとったことで、それぞれのエリアに行き来がし易く、風通しも抜群の開放感が心地良いレイアウトになりました。また、ダイニングエリアと床で寛ぐエリアの間に間仕切り収納を配置したり、部屋の角に高さのある観葉植物を置いたことで全体にメリハリがつきました。
40畳のリビングダイニングの主役は、大人が5~6人ゆったりと寛ぐことが出来る 幅2m90cmもある大きなコーナーソファ。このような大きいソファをレイアウトしても圧迫感が出ないよう、ロースタイルを取り入れました。ソファの重心を低くすることで天井が高く見え、更に気持ちの良い空間に。
広い空間ならではのラウンジチェアがある贅沢なリビング。頭まで包み込んでくれる極上の座り心地で、ソファとはまた異なるパーソナルな寛ぎが叶います。
コンパクトなサイズの為、床で寛ぐエリアに動かしたりとレイアウト替えも気軽に楽しめるデザインです。
リビングダイニングで使用した家具
456,819円(税込)
52,360円(税込)
102,421円(税込)
85,525円(税込)
28,710円(税込)
53,504円(税込)
173,096円(税込)
ライフスタイルに合わせて変化する 40畳のレイアウトパターン
広いリビングの魅力は開放感が生み出す居心地の良さだけではありません。空間にゆとりがある為、ライフスタイルの変化や過ごし方の希望に合わせて家具のレイアウト替えがし易く、今の自分に一番合うリビングダイニングへと変化させていくことが出来ます。
こちらのお客様宅でも、今後の模様替えの参考になるように様々なレイアウトをご提案させて頂きました。
「パターン1」書斎のあるレイアウト
基本レイアウトでラウンジチェアを置いていた場所にデスクと収納棚を配置しました。ソファを書斎に対して背を向けてレイアウトすることでリビングと書斎のエリア分けが明確になり、デスクに集中し易い空間に。
またラウンジチェアをソファの後ろに移動させて縦型のリビングへと変化した為、ダイニングテーブルも統一して縦方向に配置しました。全体の家具の向きを揃えたことでレイアウトのバランスも美しく保たれています。
無垢材の質感とルーバーデザインが穏やかな書斎を演出するコンソールテーブル。どのような場所にもレイアウトし易い、左右対称のデザインです。
またデスク自体の収納が少ない為、デスク横には基本レイアウトで間仕切りとして使用していた棚を置いて、本や書類をすっきり収納出来るようにしました。
「パターン2」開放感を重視したレイアウト
ソファを壁側に移動したことでリビングダイニングの中央が開けて、更に見晴らしの良い開放的なレイアウトになりました。ソファから全体を眺めることが出来るので、顔を合わせやすくコミュニケーションが取り易いアットホームな雰囲気も感じられるレイアウトです。
また床で寛ぐエリアが殺風景にならないよう、周辺に飾り棚を配置したり、ダイニングテーブルを伸長して大きな6人掛けのサイズにすることでバランスを上手くとっています。
普段は4名掛けのサイズですが、大人数の来客や模様替えでレイアウト全体のバランスをとる際に6名~掛けへ伸長することが可能なダイニングテーブルです。
広いダイニングエリアに対して、こうして伸長出来ることで、こじんまりした印象にならず、綺麗なバランスを保てます。
40畳の大空間を更に活かした その他レイアウトパターン紹介
日々変わっていくライフスタイルに合わせて、その他にも沢山の家具レイアウトを行うことが出来ます。
「パターン3」応接スタイルのレイアウト
ゆったりとしたリラックスムードのあるコーナーソファを分解して対面にレイアウトした応接スタイル。コーナースタイルと比べると、シックな雰囲気や堅実な印象のインテリアになります。
床で寛ぐエリアに配置してあった、シンプルなベージュカラーのラグとソファを合わせて、リビング全体を落ち着いた雰囲気に仕上げました。
また中央に間仕切り収納を置いて、「落ち着いて談話を楽しめる応接間」と「来客等で応接間を使用していてもしっかり寛げるコンパクトなリビングダイニング」という左右のエリアに分けています。
「パターン4」ソファとダイニングが近いレイアウト
ダイニングテーブルをコーナーソファの隣に置いたレイアウトです。リビングエリアとダイニングエリアが近づいたことで、食事をする人・寛ぐ人と過ごし方が異なる人同士でもコミュニケーションが取り易く、和やかな雰囲気があります。
またダイニングエリアがキッチンから離れますが、キッチンワゴンがあることで料理や皿等も運びやすく、広い空間での暮らしを楽にしてくれています。
40畳の空間に2つのテレビがあるリビングダイニング。見たい番組が異なってもコーナーソファとラウンジチェアで寛ぎながらそれぞれ楽しむことが出来ます。また右の壁側に棚を集めたことで大容量の収納棚に。
【家具選び】広いリビングの暮らしを最大限楽しむ 可変性の高い家具選び
家具選びといっても幅広く、デザイン・素材・サイズなど様々ですが、広い空間ならではの家具選びで重要なポイントは【可変性の高い家具】であるかどうかです。向きを変えて配置出来たり・分解して使えたり・多用途に使える可変性の高い家具は、広いリビングでの暮らしを更に楽しくしてくれます。
"形や向きを変えられる家具" で 空間の見え方を大きく変える
1 . 繋げて・離して 多様なリビングインテリアを楽しめる ケイ・ローソファ
繋げて・離していくことで、コーナー・対角・対面(応接スタイル)のように配置による空間の魅せ方を変えられるだけでなく、ケイ・ローソファはアームパーツが着脱出来る為、ライフスタイルに合わせてソファを拡張していくことが可能です。
詳細は下記特集をご覧ください。
2 . 立てて・倒して 空間の見え方を変える ユニットキューブ
広いリビング内のどこにレイアウトするかによって、立てて使うか・倒して使うかを選べるキューブ収納シリーズ。抜け感のあるフレームデザインの為、立てて置いても壁のような圧迫感が無いのも嬉しいですね。
詳細は下記特集をご覧ください。
3 . 伸ばして・縮めて 暮らしに合わせた最適サイズ エクステンションダイニングテーブル
エクステンションダイニングテーブルは脚ごと伸長することが出来、天板も段差が付かず美しいフォルムが保たれる為、伸ばしたままでも心地良くお使い頂けます。幅1900mmのダイニングは広い空間に映える贅沢な雰囲気がありますね。
詳細は下記商品ページをご覧ください。
"使い方を変えられる家具" で 過ごし方の充実度をアップ
1 . 飾り棚とコンパクトなデスクとして使える コンソールテーブル
【デスク】
チェアを合わせれば、読書やノートパソコン使いに丁度良いコンパクトなデスクになります。
2 . 広い空間にぴったりの間仕切り収納とテレビボードとして使える ユニットキューブ
【テレビボード】
テレビ周りにDVDデッキ等の収納が欲しい際は、倒すだけで間仕切りがテレビボードに早変わりします。
3 . サイドテーブル・ダイニングチェアとマルチで使える キューブ・スツール&テーブル (ヒヤシンス)
【ダイニングチェア】
ダイニングチェアの座面高と同様の高さでデザインされている為、来客時にはダイニングテーブルに合わせて簡易チェアとしてお使い頂けます。
このように可変性の高い家具選びを行うことで、ライフスタイルが変化する度に家具を買い替えることなく、レイアウト変更時に様々なバリエーションのインテリアを楽しめ、広いリビングダイニングならではの暮らしを快適かつ心地良くすることが出来ます。
広いリビングのレイアウトが簡単になる 3D家具配置シミュレーションサービス
広いリビングをインテリアコーディネートをする為の「レイアウト」と「家具選び」のテクニックをご紹介して参りましたが、それに加えて【3D家具配置シミュレーションサービス】を行うことでレイアウトを可視化することが出来、イメージがし難い広い空間もスムーズにインテリアコーディネートをすることが出来ます。
■3Dシミュレーションサービスの流れ
また完成した3Dシミュレーションデータはパソコンだけでなくスマートフォン・タブレットでも観覧すること
も可能です。内覧時や設計士との打ち合わせ時でも資料として使えて大変便利なサービスです。
暮らしを豊かにする 先を見越したレイアウト・家具選び
3Dシミュレーションをご希望の方は、お部屋のサイズが入った図面をお持ちになり、a.flat目黒通り本店・a.flat新宿店・a.flat大阪梅田店へお越し下さいませ。実際の家具を見ながらコーディネーターが細かなアドバイスを交えつつ、インテリアコーディネートのお手伝いを致します。(事前にご予約頂くとご案内がスムーズです。)
おすすめメニュー
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インテリアコーディネートの無料相談・依頼
お部屋のインテリアコーディネートを考えるには、部屋全体のイメージから家具の配置、カラーコーディネートなど様々なポイントが有ります。もし、ご希望通りの部屋作りが上手く行かず、お悩みの時はa.flatにインテリアコーディネートの無料相談・依頼をしてみましょう。実際の商品を見ながら相談したい方は、目黒通り本店、新宿店、大阪梅田店(グランフロント北館)に相談下さい。基本的にメールや電話で相談・依頼のやりとりを行いたい方は、ネットショップのスタッフまでお気軽にお問い合わせ下さい。
【カラーコーディネート】広いリビングを更に開放的に魅せる色使い
海で過ごす リラックスムード溢れる ブルーのカラーコーディネート
ブルーのカラーコーディネートは見た目の心地良さだけでなく、ブルー等の寒色は「後退色」と言われ、物を遠くに見せたり、小さく見せる視覚的効果があります。「進出色」と呼ばれる暖色に比べて、空間を広く魅せる効果のあるブルーを使うことで、更に開放的なリビングを演出することが出来ます。
また単色使いではなく、淡いブルーのソファカバーに濃いターコイズブルーのクッションやラグを重ねてグラデーションすることで、コントラストがはっきりし、広いリビングに立体感を与えてくれます。
美しくグラデーションされたブルーは、海を眺めているような癒しを感じられ、自宅で過ごす時間がさらに穏やかで心地良くなりますね。
リビングで使用したファブリック
また広いリビングでは壁面が寂しくなってしまうことが多々あります。目線の位置にアートやパネルで色を取り入れることでフォーカルポイントとなり空間全体に色が入り、バランスの良いコーディネートに。
ダイニングと壁面で使用したファブリック
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~海を感じるお部屋を叶える~ インテリアコーディネート実例集&5つのポイント
海沿いで過ごす気持ちの良いリゾートインテリアを自宅のお部屋で叶える為のポイントを、たくさんのインテリアコーディネート実例と共にご紹介しています。開放感の演出の仕方やブルーのカラーコーディネート、インテリア小物の選び方など、参考にして頂き、自宅のお部屋で海のリラックスムードを愉しめる空間を実現してみてはいかがでしょうか。
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インテリアの夏支度とブルーカラーを使った涼しげコーディネート
暑い夏を快適に過ごすためには、家のインテリアも涼しい夏物の素材を使ったり、家具を日差しから守る対策をしたりと夏に向けて整えることが大切になります。また、涼しげで海を連想させるブルーでお部屋をコーディネートすることも夏場の快適さに繋がります。今回は、そのようなインテリアの夏支度についてご紹介します。
広々とした空間にメリハリを生む ダークブラウンのインテリア
ブラウンやダークブラウンという濃い色の家具をあえて選ぶことで、広々とした空間でもメリハリをつけることが出来、奥行きを感じられるようになります。
また家具に濃い色を使うことで重心が下の方に集まり、天井が高く見えるという効果もあります。
そして何より、広いリビングダイニング特有のゆったりとした贅沢な雰囲気に、高級感や落ち着いた印象の濃いダークブラウンの家具が大変マッチします。
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【木製(ダークブラウン)/家具一覧】~高級感と温もりを与えるダークブラウン家具~
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【無垢材(GB)/家具一覧】~木目の風合いを活かしたグレインブラウン家具のご紹介~
a.flatの無垢材家具(GB)シリーズは、主役となるソファやダイニング、ベッドなどに加えて、収納家具やデスクなど幅広く展開しています。無垢材だからこそ可能な木の温もりを活かしたデザインは、素材感溢れる癒しの住まいや暮らしを提供してくれるでしょう。
25畳以上の広いリビングの家具のレイアウト実例
今回ご紹介したインテリアコーディネート実例は40畳というレアケースな広さでしたが、基本的にリビングダイニングで25畳以上あれば、コーナーソファ等の大きなサイズの家具でも自由にレイアウトを組むことが出来ます。その自由さが悩みの種という方は、是非こちらのレイアウト実例も参考にされてみて下さい。
LDK 29畳 / タワーマンション
ホテルのように必要最低限の家具を、広い空間に贅沢に配置した潔いシンプルなレイアウトです。
広々としたリビングダイニングにハイバックスタイルのソファとチェアがとても映えます。
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高級感のあるリビングを叶える6つのポイントを解説~豪華な高級マンションのインテリア実例付き~
高級感のあるリビングは、ホテルやタワーマンションのモデルルームのようにラグジュアリーで洗練された雰囲気が魅力で、多くの方が憧れるインテリアスタイル。そして高級感のあるリビングでは、非日常的で豪華な雰囲気を味わえ、誰もが心地よく過ごすことができるでしょう。今回は自宅のリビングを高級感のある部屋にするためのインテリアコーディネートのポイントを解説します。高級タワーマンションの実例を参考にしながらコーディネートのコツをいくつかご紹介するので、自宅の部屋にも取り入れられるテクニックを見つけられるでしょう。
LDK 25畳 / タワーマンション
コーナーソファと4つのオットマンでローテーブルを囲んだホテルのラウンジのようなレイアウト。
中央に置いた存在感のあるソファは、窓の風景が抜けて見えるようにロースタイルを選びました。
LDK 25畳 / 戸建て
リビングとダイニングの間の壁が抜けて寂しい印象にならないよう、予備のダイニングチェアを2脚置き、バランスの良いレイアウトになりました。
壁や床など全体的に淡い色使いの空間にダークブラウンの家具を配置することで引き締まった印象に。
今回ご紹介した3つ以外の20畳以上の広いリビングのインテリアコーディネート実例を下記コラムにて沢山ご紹介しています。是非、こちらも参考にされてみて下さい。
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【20畳のリビング・LDK実例】広い空間を活かしたレイアウト&コーディネートのポイント
20畳のリビング・LDKでは、広い空間の中で心身共にゆとりのある時間を過ごせるだけでなく、好きな家具を自由にレイアウトできるという楽しみがあります。20畳のリビング・LDKの広さをさらに活かして素敵なインテリアコーディネートを叶えるためのレイアウト・家具選び・コーディネートのポイントを、沢山のコーディネート実例と併せてご紹介しています。
まとめ
今回の40畳のリビングダイニングという大空間のお客様宅実例はいかがでしたか。
「レイアウト」・「家具選び」・「カラーコーディネート」のテクニックを使うことで、広い空間ならではの魅力を最大限に引き出したインテリアコーディネートになりました。また今の暮らしだけでなく、今後ライフスタイルが変わっても、海沿いで過ごすような心地良さがどこまでも続くリビングダイニングが叶います。
広いリビングダイニングのインテリアコーディネートにお悩みの方は是非参考にされてみて下さい。