寝室づくりの大事な点として、寝ること以外の目的や過ごし方もしっかりと考えておくことが大事です。身体を休めることに加えて最近では、書斎と兼用したい、収納力を充実させたいなど様々なケースが増えています。この章では、ライフスタイルにマッチしたレイアウトや家具選びを考えてみましょう。
寝室を充実させるレイアウトと家具選びを考える
日々の疲れを癒してくれる寝室スペースではどのようにお過ごしでしょうか。ここ数年において、自宅で過ごす時間が見直されたことで、リビングだけではなくベッドルームのレイアウトや家具を変えた方も増えました。これから部屋づくりを考える際は、事前に寝室の目的・使い方を考える必要があります。
ベッドとインテリアアイテムだけでは完成しない寝室
寝室は寝ること以外の目的や過ごし方に合わせた、ベッド+αの家具選び、レイアウトが重要になります。一般的には限られたサイズ感の部屋になるため、ベッドを置いて余るスペースに何を置くかによって、自分にとっての過ごしやすさや快適性が大きく変わるでしょう。
寝室での暮らしをイメージしてレイアウト・家具配置する
まずは、寝室での様々な暮らしや理想のスペースをイメージしてみましょう。以下のような寝室での過ごし方を想像しながら、家具選びや部屋作りを進めてみてください。
ライフスタイル・ニーズ別の寝室レイアウト例
ここからは、a.flatでご検討頂いたお客様宅の寝室レイアウト例をご紹介。様々なライフスタイルのテーマに沿ったレイアウト例をご覧頂いて、部屋づくりの参考にしてみましょう。
収納力を重視した寝室5畳 レイアウト例
収納付きベッドに収納力豊富なキャビネットやサイドテーブル配置した寝室レイアウト例です。洋服などたくさんのアイテムを収納したい方におすすめの家具配置と言えます。
テレビライフを満喫できる寝室8畳 レイアウト例
就寝前などにテレビを見ながら暮らしたいという方は、ベッドの高さに合わせてサイドボードを置いてみましょう。また、ベッドのデザインや素材感に合わせれば統一感のある寝室を演出できます。
お化粧やおしゃれを楽しめる寝室6畳 レイアウト例
寝室の中におしゃれを楽しむスペースを作りたい時は、ドレッサーや姿見を配置したレイアウトを組んでください。また毎日の気分がアップするような、デザイン性のある家具でお化粧などを楽しみましょう。
寝室と書斎を兼用して使う8畳 レイアウト例
暮らし方が大きく変わって自宅でも仕事をする方が増えたと思います。中々ワークスペースを確保しにくい間取りや住居人数の時は、寝室に書斎スペースを作って仕事が捗るレイアウトを組んでみてください。
ホテルライクにゆったり寛げる寝室12畳 レイアウト例
もし、広々とした寝室スペースを確保できる時は、ホテルライクなレイアウトもおすすめです。リゾートの開放感を生むローベッドを並列して配置すれば、非日常的な寝室暮らしを楽しめます。
ロースタイルで開放的に過ごす寝室9畳 レイアウト例
広い寝室でもベッドの見え方によっては圧迫感が生まれやすいため注意が必要です。こちらの例のように、ローベッドや低めの収納家具で統一すれば、開放感のある寝室で過ごせるでしょう。
お子様と一緒に川の字で寝られる寝室7畳 レイアウト例
ファミリーの方でお子様が小さい時は一緒に眠りたいという方もいると思います。この時はお子様も安心のローベッドを2台並列のキングベッド仕様で配置すれば、お子様と一緒に川の字で寝られるでしょう。
リビングとの繋がりを活かした寝室6畳 レイアウト例
1LDK以上の間取りの場合、寝室とリビングが隣り合って一つの部屋のように繋がるケースも有ります。この場合は家具の素材感や色合いを統一したレイアウトを意識すると良いでしょう。
ベッド+ソファで快適に暮らすワンルーム6畳 レイアウト例
ワンルームにベッドとソファを配置する場合、お互いのサイズ感やレイアウトが重要です。コンパクトなベンチソファと横並びになるよう配置すれば、6畳ワンルームでもソファのある暮らしを楽しめます。
理想の寝室を叶えるレイアウトや家具を選びましょう
いかがでしたか?寝室もライフスタイルによって、様々な過ごし方がありますね。
次からは、理想の寝室暮らしを叶えてくれる様々な家具をご紹介。自分にピッタリな家具をプラスしてみましょう。
寝室をすっきりおしゃれに見せる収納家具
寝室に必要な収納を考えて家具をプラスする
寝寝室での過ごし方や何を収納したいのか?を考えた上で、必要な収納家具を選びましょう。例えば以下例のように合わせる家具次第で全く異なる暮らしが手に入ります。
隠す収納で寝室をすっきり見せるキャビネット
非日常感を生み出す横ラインのキャビネット
寝室のちょっとした片隅に置くキャビネットもデザインにこだわることで、毎日の気分を変えてくれます。リゾートホテルにも多い、横ラインのルーバー・キャビネットは寝室を簡単におしゃれな空間として演出可能です。
洗練感をプラスする縦ラインのキャビネット
収納力のある暮らしやすさに加えて、高級感のある魅せる寝室を作りたい時はレン・キャビネットもおすすめです。繊細な縦ラインのモチーフは、寝室に洗練感を生み出します。
ベッドの高さに合わせてテレビライフを楽しめるテレビボード
ロータイプのベッドと好相性の脚無しテレビボード
寝室のベッドがローベッドの場合は、脚が無く低めのテレビボード(ローボード)がおすすめです。ロータイプで揃えることによってベッドからテレビが見やすく、開放的な空間にまとまります。
ハイタイプのテレビボードとして使えるリビングボード
曲線を用いた無垢材デザインやガラス扉が魅力の「ハーモ・リビングボード」。寝室に温もりを与えて、テレビの無機質なイメージも軽減してくれる効果が有ります。
ガラス扉のタイプは中にAV機器も置けます。(写真のテレビは32インチ)
無垢材タイプの扉は寝室におしゃれな空気感を生みます。(写真のテレビは20インチ)
用途に応じて自由に組めるユニット収納家具
ベッド脇の空いたスペースを埋めやすい収納
ベッドの横など、ちょっとしたスペースを隙間なく収納したい時に活躍するのが「ユニットキューブ」です。圧迫感が出ないようにロータイプと高さのあるタイプを組むなど、自由に演出できます。
コーナーに置けるハイタイプの組み合わせ
寝室やワンルームのコーナーに小さめのテレビボードを置きたい時は、2ユニットキューブを縦に2台繋げて置いてみましょう。ハイタイプのコンパクトなテレビボードとしてご利用可能です。
ユニット・キューブセットで自由自在に組み合わせる
寝室での過ごし方や収納アイテムが変わった時などは、複数で組まれたユニットキューブの組み方を変えてみましょう。アシンメトリーな飾り棚兼収納からテレビボードに変えるなど自由自在に組めます。
クローゼット変わりに使えるおしゃれなハンガーラック
洋服がスッキリ収まるハンガーラック
a.flatの提案するハンガーラックは綺麗なAラインを描くシャープなデザインが魅力です。洋服を収めても存在感が強く出ずに、寝室を開放的に見せてくれるでしょう。奥行きも435mmと浅いため、生活動線も邪魔せずにスッキリ配置可能です。
日常感を隠せる彩り豊富な専用カバー
a.flatのハンガーラックは多彩なカラーや柄から専用カバーを別途でお作り頂けます。部屋のイメージやテイストに合わせて、理想の寝室と相性の良いカラーをお選び下さい。
ブラウンのテーマカラーに合わせて、カバーを取り付けた状態です。カバーはハンガーラック本体にマジックテープで固定できます。
普段使うことが多い時は、カバーを上げた状態で使用しても問題ありません。お客様が来た時は下げておくなど状況に応じてお使い頂けます。
ホテルライクな暮らしを演出するサイドテーブル
ベッド脇にサイドテーブルを添えて特別な空間に
サイドテーブルはベッド脇に必ず必要という家具ではないですが、一つ添えるだけ特別なイメージも作りやすいアイテムのためおすすめです。ベッド周りの雰囲気アップが簡単にできるでしょう。
サイドテーブルは過ごし方やベッドとのイメージに合わせて選ぶ
様々なベッドに馴染むモダンなサイドテーブル
シンプルなデザインで引出が一つ付いたベーシックタイプのサイドテーブル。ローベッドから高さのあるベッドまで、幅広く使えるため場所を選ばずご利用できます。
軽量性とアジアン風が魅力のサイドテーブル
ベッド周りで飲んだり、手に届きやすい場所にサイドテーブルを置いておきたい時は、軽量性を重視しましょう。サイドテーブルv02であれば好きな位置においてアジアンなデザインも楽しめます。
コの字型の開放的なサイドテーブル
ベッド脇にサイドテーブルを置きたいけれど、できるだけスッキリ見せたいという時は、コの字型のデザインがおすすめ。オープンデザインのため抜け感が多く、開放感を損なわない寝室を作れます。
ガラスとコの字で抜けのあるサイドテーブル
寝室をスッキリ見せるコの字デザインのサイドテーブルの中でも、より抜け感のあるガラス天板を用いたシリーズ。ケイシリーズと異なり、カラーもブラウンなため開放感抜群です。
無垢材の癒し効果が高いサイドテーブル
ボックス型デザインで引出が2つ付いた、無垢材のサイドテーブル。木の温もりを感じやすいため、就寝前を心地よく過ごしやすく、無垢材ベッドとの相性も良いシリーズになります。
円形天板と昇降機能が便利なサイドテーブル
無垢材の円形デザインが魅力のサイドテーブルで、ベッド周りのアクセントになりやすいデザインです。また、昇降機能が付いているためベッドの高さや過ごし方に合わせて使える魅力も有ります。
マルチに使える自然素材のサイドテーブル
リゾートホテルのような雰囲気を寝室にプラスしてくれる、自然感のあるサイドテーブル。5面を温もりあるヒヤシンス素材で編み込んでいるため、一つ置いておくだけでホテルライクな寝室が叶います。
ローベッドとの相性抜群なサイドテーブル
開放感が魅力のコト・ローベッド専用のサイドテーブルです。フレームと同じ高さで揃えているため、ベッドの羽部分と合わせて、広々と使用可能です。専用のパンダントレーも使えばより機能的に。
テーブルランプを添えればホテルライフを楽しめる
お化粧やおしゃれを楽しめるドレッサー・ミラー
限られた空間を有効活用しやすいドレッサー選びが大事
寝寝にベッドを配置すると周りのスペースはどうしても限られます。必要な収納家具などを置くと残された空間はあとわずかに。
そんな時はコンパクトなスペースに収まるドレッサーやデスクと兼用できるタイプなどを選んでみましょう。省スペースでもお化粧をふくめてマルチに使える空間を作れるはずです。
スタイリッシュなデザイン性&機能性が高いドレッサー
化粧スペースと作業スペースを兼ねた空間を作れるドレッサーが便利
ルーバードレッサーは天面を閉じることで、簡易的なデスクや作業台としても使えます。自宅で仕事を行うことも増えている昨今では、使い分けができるドレッサーはとても重宝するでしょう。
風水の美容運にも効果的なドレッサー
寝室をおしゃれに彩るスツール用カバー
ルーバードレッサーのもう一つの魅力が、約100色から選べる専用カバーです。お気に入りのカラーをプラスすることで、ドレッサー周りで過ごす時間をより充実させられます。
ルーバー・ドレッサー専用のスツールカバー
省スペースに収まるコンソールテーブル&スツール
寝室にドレッサースペースを作りたい時、奥行きの薄さがポイントになることも。こちらのコンソールテーブル中心の組み合わせであれば、限られた空間にも配置できるでしょう。
限られた空間でも作れるドレッサースペース
ベッドと壁の間に並列して配置したい時などは、奥行き380mmのコンソールテーブルであれば動線を損なうことなく配置できます。コンパクトな卓上ミラーやスツールと合わせて、お化粧スペースを充実させてください。
コンパクトな寝室におすすめの家具組み合わせ
シャープなデザインがおしゃれな姿見・卓上ミラー
寝室に姿見を置いている方は多いかと思います。基本的にはシンプルなデザインがおすすめですが、その中でも、よりこだわりたい時はデザインにもこだわって選んでみましょう。
寝室に書斎スペースを作れるデスク&チェア
限られた空間でもおしゃれに作業できるデスクやチェア選び
個室の書斎スペースが作れずとも寝室と兼用の書斎スペースとして、おしゃれに作業できるデスク&チェアの組み合わせをご紹介。お気に入りの組み合わせが見つかれば自宅での作業も捗ります。
スリムなコンソールテーブル&チェア
奥行き380mmの浅いサイズが魅力のコンソールテーブルは、チェアと合わせればコンパクトなワークスペースに。無垢材でシンプルなデザインのため、チェアはお好みのデザインでOKです。
コンパクトなカフェテーブル&チェア
ベッド脇をホテルライクな雰囲気にも見せられる、カフェテーブルのセット。シャープなデザインによって寝室でも圧迫感なくご利用できます。チェアの数は使用人数に合わせてお選びください。
ホテルライクなワークデスク&チェア
8畳以上の寝室など、空間に少しゆとりがある時はワークデスク&アームチェアがおすすめ。しっかり長時間作業できるため、作業が捗ります。本棚なども脇に置ければ、より充実するでしょう。
デスク兼用のダイニングテーブル&チェア
元々ダイニングとして使っていたシンプルなテーブルを、引っ越し後にデスク代わりで活用した空間。チェア1脚と組み合わせることで、書斎スペース用として馴染みました。
リゾートホテルのようなリラックス感を生むソファ・ベンチ
贅沢なホテル気分で過ごせるソファやフットベンチ
寝室にゆとりの空間があってリゾートライクな寝室を目指す方は、以下のような寝室づくりをしてみては。抜け感のある2人掛けソファや、ホテルライクなイメージを演出できるフットベンチを置いてみましょう。
寝室の過ごし方・見え方に合わせてソファを選ぶ
こちらは寝室(ワンルーム)にソファを取り入れたイメージ例です。ソファの高さやデザインで変わる雰囲気を比較して、自分にあったタイプを探してみましょう。
寝室の限られた空間に寛ぎスペースを作れるラウンジチェア
寝室にソファを置くのは難しい、もしくは圧迫感を出したくないなどの場合、ラウンジチェアであれば理想のイメージを実現できるかもしれません。一人掛けソファよりも更に一回り小さくなるので、ちょっとしたスペースにも配置しやすく開放感を作りやすくなります。
ホテルライクなレイアウトを叶えるフットベンチ
実用性もある寝室でのベンチの使い方
フットベンチはベッドが更に長くなるため、置き場所を考えると優先順位が上がらない方も多いかもしれませんが置けそうであれば意外と便利に使えます。便利な用途や使い勝手を見てみましょう。
客間用の寝室で荷物置きスペースにもなる便利なベンチ