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適切なサイズの椅子を選ぼう!椅子の寸法、座面とテーブルのベストな高さ・選び方を徹底解説

適切なサイズの椅子を選ぼう!椅子の寸法、座面とテーブルのベストな高さ・選び方を徹底解説

a.flatでは色々な商品を開発してきましたが、特に椅子の開発には途方もない時間が掛かります。お客様に「この椅子いいね!」と思ってもらえるよう、何年も使って椅子のデザイン・サイズを決めることも。そこで、このコラムではお客様に合った椅子選びをサポートするあらゆる情報をご紹介します。椅子のサイズ・寸法の測り方、椅子の種類や適切なサイズを選ぶポイントを見てベストの椅子を選んでみましょう。

知っておきたい椅子のサイズ・寸法で変わること

自分に合う椅子を選ぶ際に最も重要な要素は何でしょうか?第一に、その椅子が体に合うサイズかどうかを確認することでしょう。そしてもう一つ大事なポイントとして、椅子の座り心地。「サイズは体に合ったけど、どうもこの椅子に座っていると疲れるんだよね」となってしまったら本末転倒です。

椅子のサイズ選びが大事な理由について

椅子を選ぶときに大きさの目安となる寸法。例えば椅子に長時間座っているとお尻や太ももがしびれてくる方はいらっしゃいませんか?原因はクッションの硬さのせいだと思い込んでいても、もしかしたらその原因は座面の高さかもしれません。

椅子選びの基本は座って確かめることができればベスト。座面の高さが合わないだけでも座った時の耐圧分散がされず、不快な座り心地を続けることになってしまいます。

インターネットでの購入を検討している場合、椅子は複数のパーツの集合体なので、それぞれのパーツの許容範囲合わさって個体差が生まれます。手作りの家具のサイズ表記は目安になります

理由①:椅子の座り心地や役割が異なる

世の中には数十種類の椅子があると言われています。お食事する際に使うダイニングチェアも肘掛けがあるアームチェアもありますし、同じアームチェアでも立ち座りがしやすいセミアームチェアも最近の流行りのよう。このように椅子には多くの種類があり、ひとつひとつの椅子の座り心地や役割は違うのです。

傾斜が後ろに掛かり背もたれの傾きも深いラウンジチェアはクッション性に富み、耐圧分散ができる寛ぐための椅子の最高峰と言えます。

カウンターチェアはバーやキッチンカウンターのための椅子。座面奥行きが狭く脚が高い特徴があり、肘をカウンターに乗せるため背もたれに実用性はない。

理由②:テーブルとのサイズ相性に影響する

椅子と言えばダイニングセットのように対(つい)になっているものも多く、椅子のサイズはその相性にも影響を及ぼします。その一つが椅子の座面とテーブルの高さの差、すなわち「差尺(さじゃく)」。そして、もう一つがテーブルの脚間と椅子の幅サイズ。異なる椅子を使っても、椅子の幅サイズとテーブルの脚間のバランスが悪くなければ快適なダイニングセットとなるでしょう

この実例に使われた椅子とテーブルをご紹介

椅子とテーブルの相性が悪い例

このダイニングセットはテーブルが低すぎて椅子の座面高とのバランスが悪く見えます。背もたれも大きく、圧迫感がありテーブルとの相性には難あり。

テーブルの脚間に椅子3脚の幅がやっと入った感じのダイニングセット。椅子の出し引きも脚が当たってしまいそうなほど余裕がありません。

理由③:部屋の見た目が大きく変わる

椅子のサイズ選びは座り心地だけではなく、お部屋の見た目にも大きく関わってきます。例えば背の高いハイバックチェアをお使いだった方が、ローバックやミドルバックチェアに買い替えるだけでお部屋の空間が広々と変わります。

椅子選びで部屋の見た目が大きく変わる例

背もたれが高く、体すべてをあずけられる安心感のあるリン・ハイバックチェア。背もたれの高さは約101cm。

同じ空間に椅子の高さ約77.5cmのロク・ヒヤシンスチェアを。その差約23cmでこんなにもお部屋の雰囲気が違います。

理由④:椅子が体に合わないと健康に良くない

椅子のサイズ選びが大事な理由で最も大事なのは健康に関する影響でしょう。意外と知られていないのが椅子に長時間座ることで起こり得る体への影響。頭痛・肩こりや血行障害などは適切な椅子のサイズ選びを知っていれば回避できることもあります。

信じられない話ですが、椅子のサイズが合わないことが原因で体の不調を訴える方がいます。もともと人間は座位だけでなく、立位でも長時間同じ体勢でいるのは困難な生き物。

椅子は自分に合ったサイズと座り心地を選ぶことが健康の秘訣でしょう。ただし、いくら椅子の座り心地が良いからと言って長時間座るのは筋力の衰えにもつながるので注意が必要です。

健康な快適な椅子選びのポイント

椅子の背もたれは背骨に合った椅子を選びましょう。人間の背骨は横から見ればS字曲線。その腰椎と胸椎に沿った3次曲線の背もたれがサポートします。

座面の高さサイズは極めて重要。座った際に足裏が床につかなければ耐圧分散が不十分になり、太もも裏などの血行障害を引き起こす可能性もあります。

背骨をサポートする3次曲線の背もたれの椅子

椅子をもっと知ろう~サイズ・寸法の基本知識~

椅子選びで重要なのはまずは「自分の体に合っているか?」です。実店舗に行けば椅子に座ってみることができるので体に合っているかわかるでしょう。では実店舗に行かなくても自分に合う椅子を選ぶには?椅子には統一されたサイズの測り方があります。ここでは椅子のサイズと寸法の基本をお伝えします。

椅子のサイズはここをチェック!寸法の測り方

家具のの測り方は大きく分けて、「高さ」「幅」「奥行き」。椅子の場合、この3つに「座面高さ」、肘掛けがついている椅子ですと「アーム高さ」の計5つの測定ポイントがあります。

ここからは、それぞれの箇所の寸法の基本的な測り方を解説します。

チェック①:椅子の幅/奥行/高さ

いざ椅子のサイズを測ろうとしてもどこを測ったら良いか分からないものです。イラスト図のように椅子の幅や高さは椅子全高と全幅のことを示します。

ロク・ダイニングチェア (ヒヤシンス)で言えば、椅子の外寸を測定。椅子の幅は470mm、奥行きが540mm、高さが775mmが寸法目安となります。

チェック②:座面の幅/奥行/座面高

椅子のパーツの中で直接体重の掛かる座面。座った時に「あれ?少し奥行きが欲しいな。」など気になることがあれば、他の椅子の座面サイズも比較してみては?

次にご紹介するのは座面寸法。座面は人の体重を受け止めるパーツ。その重要な座面のサイズは調査必須になります(イラスト図参照)。

座面の幅と奥行きはご自身の体格、特にお尻回りがピタッと合うかが重要。そして、座面高さの選定は健康にも関わることなので念入りに調査しましょう。

チェック③:アームの高さ/長さ/内寸

アームの高さは自然に腕を休めてゆったりくつろげる高さがベスト。アームチェアは脚・お尻・背中・腕の人間の各パーツを耐圧分散して支える優れたチェアです。

肘掛けが付いている椅子を選んだケースのアーム高さを調べてみましょう。イラスト図よりセイル・ダイニングアームチェアのアーム高さは約600mm。

肘掛け椅子のアーム高さはダイニングテーブルを買って合わせる時には注意が必要です。ダイニングテーブルによっては天板や幕板に当たる可能性があります。

チェック④:サイズと重さの関係性

椅子は座るために毎日前後左右に移動しますが、その椅子が重すぎることはないですか?特に女性やお子様の場合、思い椅子だと引きずるだけで一苦労。ここでは椅子のサイズを一旦離れて、「椅子の重さに」関してお伝えしていこうと思います。

サイズが同じ椅子であっても使っている素材によって重さに差がでます。例えば、ムン・ダイニングアームチェアのヒヤシンスは約10kg。

同じ椅子、天然素材系の素材であっても、1脚分の編み込みの量は多く、軽いラタン素材を使ったムン・ダイニングチェアは約9kgしかありません。

素材が重そうな無垢材のケースをみてみましょう。肘掛付のウッド・アームダイニングチェアは約6kg、肘掛無しのウッド・ダイニングチェアは更に軽量で約5kgしかありません。スリムなデザインであれば、無垢材であっても軽量なものは探せます。

椅子のサイズ表記で見られるアルファベットは何?

椅子を購入する際に一番気になるのはデザインでしょうか?確かにデザインは気になりますが、そもそもその椅子がご自分の体やお部屋に合っているかを確認しなくてはなりません。椅子には基準となる寸法やサイズを記載しているブランドが多く、そのサイズの測り方も同じなので商品のご購入前にチェックすることが重要です。

椅子を選ぶときの優先度は人によって異なります。例えばスペースの関係上、壁際に椅子を置きたい方は椅子の奥行きが気になるはずです。

その場合、多くのブランドが椅子の奥行きの表記を「D」と表示。「D」は英語でDepthの頭文字で奥行きを表しています。

椅子のサイズ表記で使われるアルファベッドの意味

  • W (Wide): 椅子の全幅

  • D (Depth): 椅子の奥行き

  • H (Height): 椅子の全高

  • SH (Seat Height): 床から座面までの高さ

  • AH (Arm Height): 床から肘掛けまでの高さ

椅子は幾つものパーツを組み合わせてつくる家具ですので記載されている寸法表記はあくまで基準値となりますが、椅子を選ぶ際に上記のサイズは重要。その理由はこの後のコラムで説明させていただきます。

椅子の種類にはどんなものがある?~サイズで変わる種類・特徴~

インターネットで、いざ椅子を買おうとした際に「あの椅子、なんて言う名前だっけ?」「あのバーやレストランにある椅子の名前がでてこない!」なんていう経験はありませんか?普段は仕事や家で何となく使っている椅子には当然呼び名もあれば、目的や特徴も。椅子の種類にはどんなものがあるのでしょう。

一般的な椅子や肘掛付き椅子の種類・特徴

ここからは一般的に市場で販売されている椅子や肘掛付き椅子の種類や特徴をご紹介します。同じ椅子でも背もたれ(背柱とも言う)が高かったり、低かったりするだけで見た目だけでなく特徴も異なる椅子たちを見てみましょう。

ミドルバックチェア

大海原の中を海風と波に乗って進む「帆船」から着想を得てデザインしたセイル・ダイニングアームチェア (GB)。美しい曲線を描いた背もたれで空に掲げる帆を、脚先から伸びる後脚でマスト(帆柱)を表現したミドルバック・チェア。a.flatだからこそ生まれたユニークなフォルムが特長です。

ミドルバック・チェアは背もたれの高さがハイバックとローバック・チェアの真ん中程の高さの椅子のこと。

ハイバック・チェアのメリットである体を支えるサポート性とローバック・チェアのメリットであるお部屋を広くスッキリと見せる特徴を兼ね備えた椅子と言えるでしょう。

ローバックチェア

ルーバーデザインの背もたれと洗練されたフォルムが特長のウッド・ダイニングチェアv03。ルーバーの抜けを感じるスタイリッシュなデザインが見る人の心を魅了。コンパクトで圧迫感のないサイズ感のローバック・チェアがダイニング空間に調和します。

肩甲骨の下まであるローバック・チェアの背もたれが、体をしっかりと支えてくれます。

背もたれが低いローバック・チェアは一般的にも軽くてコンパクトな椅子が多く、お部屋に圧迫感を与えないメリットがあります。空間を広く見せたい方や設置場所のスペースが気になる方に適した椅子と言えるでしょう。

a.flatのローバックチェアをご紹介

ハイバックチェア

美しい曲線」と「快適な座り心地」を両立したこだわりのリン・ハイバックチェアの背もたれ。上から下に流れるラインの曲線美が特徴で凛(りん)とした美しい佇まいが人の心を惹きつけます。シノワズリな背もたれの美しい曲線が、快適な座り心地と高級感のあるアジアンダイニングを演出。

ハイバック・チェアはその名の通り、背もたれが高い椅子のこと。背もたれにもたれ掛かれば体全体をサポートしてくれるような座り心地に気が付くでしょう。

ハイバック・チェアは特に腰から背中までを支えてくれるので、背もたれの低い他の椅子と違って長く椅子に座っていても疲れにくい椅子と言えます。

フルアームチェア

やさしい光を放ちながら夜空に浮かぶ「月」をテーマにデザインしたムン・ダイニングアームチェア (ヒヤシンス)。アームまでつながる細くて軽やかな脚のデザインにこだわりました。ヒヤシンス編み部分のボリューム感と脚の抜け感が調和することで、アジアらしい重厚感とリゾートの開放感をもたらすアームチェアです。

アームに腕を休めてゆったりくつろげるのがアームチェアの魅力。アームの先端が丸く、手の平へのあたりがやさしい椅子です。

ゆるやかな背骨のラインに沿ってやさしい弧を描いた背もたれが特長的。背骨が自然なS字曲線を描くことで、正しい座り姿勢を保持。肩甲骨の下まである背もたれが、体をしっかりと支えてくれます。

a.flatのフルアームチェアをご紹介

セミアーム(ショートアーム)チェア

ルーバーデザインの背もたれと洗練されたフォルムが特長のウッド・ダイニングアームチェアv03。線の細さと抜けを感じるスタイリッシュな佇まいが見る人の心を魅了し、心地良い風が流れるような抜けや先端に向けて細くなるテーパー脚によって、リゾートの開放感を演出します。

セミアームチェアは最近の流行りの椅子の一種で、この椅子のメリットは立ち座りが簡単なこと。

特にスペースに余裕がなくても難なく立ったり座ったりが可能。それでいて、アーム機能が付いているので「肘」掛けとしては十分くつろげます。

a.flatのセミアームチェアをご紹介

一般的なダイニングチェアよりも小振りな椅子は「サイドチェア」と呼ばれています。サイドチェアの特徴としては肘掛けが付いてなく背もたれが真っすぐなこと、座面にクッションが無いなど。もともと外国で家の主人以外が使用するための椅子だったようで軽く腰掛けたり荷物を置いたり便利に使われていたようです。

座面が高い椅子やその他椅子の種類・特徴

それでは、ここからは一般的な椅子と若干異なる椅子たちをご紹介していきましょう。これらの椅子はある目的においての特徴をもち重宝されてきました。例えばこの民泊・バーの実例でもお使いになられているカウンターチェアの雰囲気はベストマッチでしょう。

背付きベンチ

無垢材の温もりと身体にフィットする背もたれが魅力のウッド・ダイニングベンチv02 (GB)。アジアらしい迫力のある木目や素材感のあるアッシュ無垢材を贅沢に使った背もたれが最大の特長。座面高さ42cmと38cmの2タイプをご用意しているため、ご自宅での過ごし方に合わせてサイズをお選び頂けます。

背付きベンチは座面が横に長いので複数の人数で座れる便利な椅子。より長い時間の座り心地を意識するなら断然背もたれ付きをおすすめします。

2枚の無垢板の角度の違いにより、ゆるやかに「く」の字を描いた背もたれを実現。これにより身体が背もたれにフィットして背骨が自然なS字曲線を描くことで、正しい座り姿勢を保持。

a.flatの背付きベンチをご紹介

カウンターチェア

リビングやダイニング、キッチンなど同じ空間で過ごす人たちの「コミュニケーションの中心(ハブ)」がテーマのハブ・カウンターチェア。そよ風が流れるような抜け感がリゾートの開放感をもたらします。天然素材で編み込まれている背もたれの素材感やデザイン性、安定感のある座り心地がこの椅子の魅力です。

腰回りをそっと支えて正しい座り姿勢を保持。立ち座りや足の収まりを考慮した座面と足置きの高さに設定しました。

このようにお気に入りのカウンターチェアがあることで、朝の食事を取ったり、昼にホッと一息つきたい時、夜はお酒を楽しみたい、など新しい過ごし方をプラスしてくれます。

a.flatのカウンターチェアをご紹介

ラウンジチェア

ハイバックながらも抜けを感じるスタイリッシュな佇まいのウッド・ラウンジチェア。首まで包み込むヘッドレストや柔らかく弾力性のあるウレタン、身体を預けたくなる絶妙な傾斜が快適な座り心地をお約束。

肩から首までしっかりと支えられているので、長時間楽な姿勢でくつろぐことが可能。

安楽性の高い座面の傾斜や座面と背もたれのクッションに何層もの素材をバランスよく使うことで、上質の座り心地を実現。さらに座面下の高い弾力性のウェービングテープが体圧分散性を高めています。

a.flatのラウンジチェアをご紹介

ロッキングチェア

通常のロッキングチェアは脚先が湾曲した木で作られており、体の重心が異動することにより前後にゆっくりと動く。

大きく高い背もたれと深い座面に体をあずけることにより、長時間座っていても疲れない。体をあずける背もたれの強さとサポート性が立証されたような椅子。

背もたれが無いタイプの種類・特徴

場所を取らなかったり、一般的な椅子よりも背が低かったりするのが特徴の椅子もあります。急な来客に「あ、椅子が足りない」と言うケースでもその椅子は特徴を発揮。この実例では伸長式ダイニングテーブルのゲスト来訪時用として、重要なポジションに配置しています。

背無しベンチ

背もたれの無いことによる開放感と、立ち座りのし易さが特長のウッド・ダイニングベンチv01 (GB)。幅の広い座面で自由にくつろいだり、軽くて移動が簡単なのもダイニングベンチv01の大きな魅力。座面高さ42cmと38cmの2タイプをご用意しているため、用途や目的に合わせてお使い頂ける商品です。

背無しベンチは座面が横に長いので複数の人数で座れます。また、重量が軽いので移動に手間が掛かりません。

背無しベンチの用途として、急な来客などがあった際に簡単に複数席を増やせたり、お部屋の隅に置いてベンチの上をちょっとした物置きにしたりと、椅子本来の用途から離れた使い方もできる便利な商品です。

a.flatの背無しベンチをご紹介

スツール

洗練されたデザインと高級感の漂う本革が魅力のレザー・スツール。 弾力性のあるレザーとお尻の曲線に沿った座面によって、快適な座り心地を実感。モダンなデザインで小振りのサイズ感のため、場所を選ばず様々なシーンに溶け込む魅力もあります。

来客でダイニングに座る人数が増えた時には、サブのチェアとして活躍してくれる便利なアイテム。ダイニングセットと色合いを合わせることで、部屋に統一感も生まれます。

また、コンパクトサイズのスツールは多目的に使用可能。例えば玄関に置いてスツールに腰掛けて靴を履くなど。棚板に靴べらを置いておくと便利です。

a.flatのスツールをご紹介

背もたれも、肘掛けもない本当にシンプルなスツール。でも本来あるべき人の姿勢を体現できるのは、ひょっとしたらスツールだけかもしれません。背もたれがS字曲線で背骨をサポートしてくれる椅子や首から腰までクッション性の富んだラウンジチェア。これらは長時間座ることにより筋力の低下を招くと言われています。その点スツールは頭をもたげずに姿勢さえ気を付ければ理想の椅子と言えるでしょう。

【1】快適な座り心地・体格に合わせて椅子のサイズを選ぶ

椅子は一人一人の体格や身長によって座り心地も違います。ここからはご自身に合った座り心地が快適な椅子の選び方を確認してみましょう。

自分の身長と合う適切な「座面高さ」を求める

まずは、ご自分の身長に合った椅子の座面の高さを考えてみましょう。実は、適切な座面の高さも数値で求めることが可能です。

適切な座面の高さ=ご自分の身長×0.25-1

上記の式に当てはめると、身長175cmの方の適切な座面高さは、約42.8cmになります。

座った時に足裏が床についていますか?

椅子に座った時に座面の奥まで腰掛けた状態で床にしっかりと足裏がついていますか?

この状態で足裏(かかと)が床についていなかければ、ご自身に座面の高さが合っていません。

適切な座面高の目安は「(ご自身の身長×0.25)-1cm」で計算できます。椅子に座った際に足裏が床につかない場合は椅子の選定を見直すか、椅子の調整が必要です。放っておくと足のむくみや血行障害につながりますのでご注意を。

屋外用チェアの場合は?

屋外で使用する椅子の適切な座面高は同じなのでしょうか?屋外で椅子を使用するケースですと、家内と違って靴やサンダルを利用することが多いと思います。

屋外のケースでの適切な座面高は利用する靴底分の寸法を足して計算しましょう。

体格が良い人におすすめの椅子・サイズは?

体格の良い方にはゆったりと身体を休めることができるラウンジチェアのような椅子がおすすめ。一般的なラウンジチェアは座面幅もありハイバックな仕様のものが多く、クッション性もあるので耐圧分散にも効果的です。

座面の面積が広い・背もたれが高い椅子が座りやすい

ウッド・ラウンジチェアは172cmの男性が座っても肩から首元までしっかりと支えてくれるサイズ。座面の幅も50cmとゆったりサイズなので、体格の良い方でも座りやすい椅子です。

安楽性の高い座面の傾斜や座面と背もたれのクッションが上質の座り心地を実現。座面下の高い弾力性のウェービングテープが体圧分散性を高めています。

アームチェアの際は座る方の体格に注意

ウッド・ラウンジチェアのように座面幅が50cm以上あるものは余裕がありますが、一般的なダイニングチェアの肘掛け付だと、少し窮屈に感じるかも。

まずは座面幅を確認し、可能であれば実物に座ってみてお試しください。

肘掛けがない椅子でもゆったり座れる商品を選んでみるのも良いかもしれません。例えば、幅が広い背付のダイニングベンチは肘掛けがなくても背もたれがあるので、手のやり場に困りません。

【2】テーブル・デスクと椅子の座面・アーム高さによるサイズ相性から選ぶ

テーブルやデスクと椅子との関係は密接な関係があります。例えば食事のケースでは椅子の座面高さが適していてもテーブルが高かったり低かったりした場合は、非常に食事がし難くストレスを感じてしまうものです。そんなテーブルやデスクと椅子との高さの関係を数値化したものが「差尺(さじゃく)」と言われるものです。

椅子とテーブルの適切な差尺の求め方とは?

ダイニングセットを選ぶ上で参考にしたい差尺(さじゃく)。相性の良い高さのダイニングテーブルとそれに合わせる椅子の座面の高さ。すなわち、「(テーブルの高さ)-(イスの座面の高さ)」が最適な座り心地をあらわす数値となります。これが差尺です。

なぜ椅子とテーブルの適切な差尺を知るべきか?

それではなぜ椅子とテーブルの適切な差尺を知るべきなのでしょうか?それは極端で無理な体制が続くと健康的に悪影響がでてきてしまうから。そして仕様人数が複数になるケースではすべての人にダイニングテーブルの差尺を合わせるの難しいので、「誰かの高さに合わせる」ことによってバランスを取るべきでしょう。

差尺の影響は、テーブルが高すぎると腕や肘の動きが窮屈になってしまい、お食事の際に疲れてしまいます。反対にテーブルが低すぎると目線と食器の距離が遠くなり猫背の姿勢が続くでしょう。

ちょうど良いテーブルの高さを考えることは、食事中の快適な座り心地に直結
するのです。

座面クッションの厚みや落とし込みによって差尺は変わる?

差尺は椅子だけでなくソファにも適用可能。例えば、ラン・コンパクトソファの座面高さ(SH)は38cm。計算上の適切な差尺を考えると、天板高さ64cmのモク・ソファダイニングテーブルが最適のように感じますが、注意点としてソファなど厚みのある座面クッションは座る際の落とし込みを余分に考慮する必要があります。

ソファはチェアよりもクッションが厚く、座った際の座面の沈み込みが大きいのでソファの沈み込み幅を考慮した差尺の確認が重要。

座った際の座面の沈み幅は人により異なりますので、実店舗でのご確認をおすすめします。

使用目的によって変わる差尺

椅子とテーブルの差尺の関係は使用目的によって変わるでしょう。食事のケース、テーブルで仕事をするケース、お化粧をするケースなど。これら使用目的によって適切な差尺が変化します。

食事するケース:椅子の座面とダイニングテーブルの適切な差尺は?

食事のケースの最適な差尺は何センチが良いのでしょうか?この答えは「人によって異なる」が正解。例えば、日本人男性(26~29歳)の平均身長に近い172cmに合わせるならば、差尺29.5c±5cmとなるダイニングテーブルと椅子の組み合わせが最適となるでしょう。

床からの高さ72cmのダイニングテーブルと座面高さ42.5cmの差尺は29.5cmとなり、身長172cmのお父さんに対してまさに最適な差尺。

身長140cmのお子さんが座った場合のイメージ。最適な差尺は23.5cmなのでお子さんに合わせるにはテーブルの高さを低くする必要があります。

ダイニングテーブルで食事をする際の適切な差尺は次の式により計算できます。 
※身長×0.55÷3-2cm

例)身長172cmのお父さんの場合の差尺29.5cm±5cm(24.5~34.5cm)
  身長160cmのお母さんの場合の差尺27.3cm±5cm(22.3~32.3cm)
  身長140cmのお子さんの場合の差尺23.5cm±5cm(18.6~28.6cm)
※カッコ内はa.flatが推奨する差尺範囲

在宅で仕事をするケース:椅子の座面とデスクの適切な差尺は?

コロナ禍により在宅で仕事をするケースが増えましたが、会社のデスクと違った高さに戸惑った方も多かったのではないでしょうか?お仕事でテーブルを使うケースでは、食事するケースと比較しての差尺幅は広めなのが良いとされています。

在宅で仕事をするケースやお化粧などは少し広めに2~3cm差尺をとります。食事のケースよりも差尺を広くとるのには理由があり、パソコンを使った作業時の適切な姿勢に無理がなくなるからです。

在宅で仕事をするケースの適切な差尺は、下記で表せるので確認してみましょう。

在宅で仕事をする際の適切な差尺は次の式により計算可能。
※身長×0.55÷3cm

例)身長172cmのお父さんの場合の差尺31.5cm±5cm(26.5~36.5cm)
  身長160cmのお母さんの場合の差尺29.3cm±5cm(24.3~34.3cm)
※カッコ内はa.flatが推奨する差尺範囲

そのアームチェア、テーブルに当たりませんか?

ダイニングテーブルと椅子を選ぶ時に注意しなければならないもの、それはアーム付き椅子のアームの高さです。

アームがテーブルの天板や幕板に当たってしまえば、それ以上は中に入りません。収納的にも問題ですが、一番困るのは食事の時。事前に寸法やサイズ確認をして注意しましょう。

アーム付きの椅子はテーブルの高さ(内寸)に合わせる

アーム付きの椅子を選ぶ場合、アームがダイニングテーブルに当たらないことを確認する必要があります。セイルアームチェアはアームの高さ約60cm、セイル・ダイニングテーブルの幕板までの高さが約63cmなのでアームチェアの出し入れも余裕。ダイニングテーブル・セットで選ぶ場合は安心ですね。

この実例で使用した商品

ショートアームの場合はテーブルの幕板・棚板に当たってもOK

ショートアームチェアの場合、もともとアームが短いので幕板に当たってもある程度はダイニングテーブルの内側に収納可能。

ショートアームチェアのメリットは立ち座りが容易にできるだけではなく、収納の面でも良いところがあります。

お部屋の見え方という点ではアームがあるよりもない方が、背もたれが高いよりは低い方がより開放感を感じ、そう言う点では椅子のサイズを含めた選び方はお部屋のレイアウト的にも大きな影響があるでしょう。

【3】椅子の幅サイズとダイニングテーブルの脚間寸法から選ぶ

1人あたりのテーブルスペースは?

食器が綺麗に並べて大人1人がストレスなく食事する際に使うテーブルスペースは最小で幅600mm、奥行400mmが必要と言われています。

特に人気の4人掛けダイニングテーブルを検討する時はこの基本サイズをベースに考えましょう。

標準的な4人掛けテーブル(幅140cm)と相性よい椅子の幅サイズ

それでは標準的な4人掛けテーブルと相性の良い椅子のサイズを探してみましょう。a.flatのバンブー・ダイニングテーブルv02 1400の脚間が約1254mmなのでほとんどの椅子と合わせても収まるでしょう。

このテーブルと相性よい椅子の幅・サイズ選びのポイント

バンブー・ダイニングテーブルv02 1400の脚間は割と広めの1254mm。この脚間なら多くの椅子が収まります。

バンブーダイニングテーブルは、生長過程で生まれる節目や色みの違いによってバンブーの素材感が一つ一つ異なります。

おすすめのダイニングテーブルセット

脚間1254mmのバンブーダイニングテーブルv02 1400にロク・ダイニングチェアの組み合わせ。1脚あたり約16cmの余裕があり、同じアジアの天然素材であるヒヤシンスとの相性も抜群です。

アジアの代表的な天然素材・ラタンを綺麗に編み込んだカフウ・ダイニングチェアとの組み合わせ。

無垢材感を求めた組み合わせならば、ウッド・ダイニングチェアv03との組み合わせがおすすめ。

小さい4人掛けテーブル(幅120cm)と相性よい椅子の幅サイズ

ダイニングテーブル幅120cmはギリギリ4人掛けとして使用できるサイズです。ダイニングテーブルの脚間の都合により、チェアは肘掛なしでテーブル中へ収納できるスペース感。

このテーブルと相性よい椅子の幅・サイズ選びのポイント

1本脚のモク・ダイニングテーブル1200(GB)。脚の取付位置を選べる仕様で外脚の場合の脚間1020mmに合わせたサイズの椅子を選びましょう。

モク・ダイニングテーブルの特徴はa.flatで唯一の1本脚のダイニングテーブル。1本脚のテーブルは人の出入りがしやすいメリットがあります。

おすすめのダイニングテーブルセット

椅子幅430mmのウッド・ダイニングチェア(GB)は2脚並べてもモク・ダイニングテーブル1200(GB)の脚間に入る軽やかさ。人の出入りがしやすいウッド・ダイニングベンチv02・背付と無垢材で統一すれば相性抜群。

脚幅が430mmのウッド・ダイニングチェアと同じスッキリ感のカフウ・ダイニングチェアの開放感。

脚間102cmのダイニングテーブルに思い切って、ウッド・ダイニングベンチの背付と背なしをセットに。

大きい4人掛けテーブル(幅160cm)と相性よい椅子の幅サイズ

セイル・ダイニングテーブルは綺麗な楕円系の曲線を描くテーブルで窮屈にならず、十二分な広さが望めます。幅160cmのゆったり4人掛けとして広々と過ごせるでしょう。

このテーブルと相性よい椅子の幅・サイズ選びのポイント

セイル・ダイニングテーブル1600(GB)の特徴はロの字脚。脚間は1600幅の割にはさほど広くはなく、1220mmですが、合わせる椅子には事欠きません。

セイル・ダイニングテーブルには幕板が付いています。幕板は天板内側に取り付いていますので、他社のアームチェアと合わせる場合には注意が必要。

おすすめのダイニングテーブルセット

全幅160cmあるダイニングテーブルなので、4人掛けの椅子が入ってもスペースに余裕が感じられます。帆船をコンセプトにした「セイル・シリーズ」なのでこのテーブルと椅子の組み合わせはピッタリ合うでしょう。

幅が割と広めの47cmのロク・ダイニングチェアであってもスペースに余裕が生まれます。

肘掛付きのセイル・アームチェア(GB)であっても苦にならない広さ。抜け感のある背無しベンチと共に。

大きい4~6人掛けテーブル(幅180cm)と相性よい椅子の幅サイズ

ご家族やご来客が多い方や、ゆったりと食事をされたいに最適な広々とした天板サイズが魅力のムク・ダイニングテーブル1800サイズ。4人掛けは広々と、6人掛けで人数が増えても対応が可能。

このテーブルと相性よい椅子の幅・サイズ選びのポイント

脚間1560mmと4脚で使うにはもったいない脚間スペースのムク・ダイニングテーブル1800。急な来客など人数が増えた時には6脚使用も可能。

ムク・ダイニングテーブルは3cmもある厚い天板仕様で幕板が必要ありません。幕板がないので、アームチェアの肘掛けが当たることも心配なし。

おすすめのダイニングテーブルセット

ムク・ダイニングテーブル1800は脚間が約156cmもあるので、どんな椅子と合わせてもスペースに余裕が持てます。カフウ・ダイニングチェアのヒヤシンスDG色と合わせて、シックな雰囲気づくりに。

広々とした天板には少し幅を取るムン・アームチェアなんかも余裕を持って座れるでしょう。

ウッド・ダイニングアームチェアと同じ素材のアッシュ無垢材で統一するのもセンスが感じられます。

6人掛けテーブル(幅200cm~)と相性よい椅子の幅サイズ

伸長板格納時は幅1600mm、伸長時には天板を幅2100mmへと変化させることで、6人掛けのダイニングテーブルとして使用可能。

このテーブルと相性よい椅子の幅・サイズ選びのポイント

エクステンション・ダイニングテーブルv02 1600は伸長板を取り付けるて脚間1916mmにもなります。

使用用途や目的によって、伸長板を付けたり外したりできるのがエクステンション・ダイニングテーブルの最大の特徴。

おすすめのダイニングテーブルセット

伸長板を取り付けて210cmの天板サイズに。1mを超すリン・ハイバックチェアの高さにもバランスが崩れないエクステンション・ダイニングテーブルv02。テーブル奥行きが90cmもあるのも余裕を感じさせます。

脚間1416mmの時のエクステンション・ダイニングテーブルv02 1600。

伸長板を入れて脚間1916mmへ。空いたスペースはキューブスツールを追加しお客様をお出迎え。

この実例で使用した商品

2人掛けテーブル(幅90cm)と相性よい椅子の幅サイズ

2脚で使う天板95cmサイズだと贅沢なテーブルスペース。エクステンション・ダイニングテーブルv02 950は伸長板をいれれば145cmまでテーブル幅を変えられる便利なダイニングテーブルです。

このテーブルと相性よい椅子の幅・サイズ選びのポイント

脚間766mmのエクステンション・ダイニングテーブルv02 950。ほとんどの椅子でスペースを確保。

使用用途や目的によって、伸長板を付けたり外したりできるのがエクステンション・ダイニングテーブルの最大の特徴。

おすすめのダイニングテーブルセット

エクステンション・ダイニングテーブルv02 950は脚間約76cmとスペースがあるので、幅が広い椅子でも違和感がありませんが、やはり定番のウッド・ダイニングチェアが見た目にもスッキリ。

エクステンション・ダイニングテーブルv02はヒヤシンスのような異素材でも相性が合います。

セイル・アームチェアのアーム高さは約60cm、ダイニングテーブルの幕板に当たらない設計です。

小さい2人掛けテーブル(幅60cm)と相性よい椅子の幅サイズ

テーブル幅60cmは推奨されているテーブルサイズと同じコンパクトなサイズ感のカフェ・テーブル。1~2人で軽食を取ったり、1人で読書や作業などに向いているおしゃれなテーブルです。

このテーブルと相性よい椅子の幅・サイズ選びのポイント

カフェ・テーブルは四角形なのでどの方向も合わせやすいテーブルです。この方向ならば幅60cmに。

90度回転させれば、幅65cmのテーブルに。テーブル2台を並べればカフェレストランのような雰囲気に。

おすすめのダイニングテーブルセット

おしゃれなカフェ・テーブルに合うのはゆったり寛げるアームチェア。1本脚のカフェ・テーブルは脚間など気にしません。

同じアームチェアでも天然素材であるヒヤシンスを使ったアームチェアにも相性が良いです。

抜け感があり、アジアの風を感じさせてくれるカオ・ダイニングチェア(ヒヤシンス)と。

【4】椅子の奥行きサイズは設置するスペース・動線を考慮して選ぶ

椅子を選ぶ時にサイズを気にしないと、椅子が届いた後で「あれ?思ったよりも大きくて、通路がせまくなっちゃった」などの失敗につながります。椅子やダイニングテーブルのサイズはもちろん、周辺の動線まで考えて椅子選びをしてみましょう。

座面に座った際の快適に感じるスペース

テーブルスペースについては前途したように幅60cm、奥行き40cmほどが基本。ではダイニングチェアに座った際の快適に感じるスペースはどのくらい必要なのでしょうか?

一般的な椅子ならば奥行きが50~60cm程度。ダイニングテーブルに座る際に10cm程度は椅子がテーブルの内にはいるようになりますので、おおよそ40~50cm程度の奥行きが必要と考えられます。

目安となる快適に感じるスペースの寸法とは?

室内の大きな家具は動線を考えると障害物になり得ます。不自由なく室内を行き来するために椅子に座った際の寸法目安=快適に感じるスペースを考慮しておきましょう。

椅子を引いた際に必要な寸法・生活動線

室内の動線を考える際、家具が常に動くのはダイニングチェアのみ。従って重要な動線は椅子の後側となり、快適に感じるスペースは椅子に座った際の40~50cmに通路分の動線60cmが足され、少なくても1mはダイニングテーブルは壁から離します。

実際に椅子を引いてみたサイズ感は?

椅子に座った際に後ろを通る目安を110cm以上とお伝えしましたが、実際に椅子とダイニングテーブルを置いて、実寸法を確認。目安と考えていた寸法と実際に椅子を引いてみたサイズ感に違いがないかの確認になります。

椅子と壁との間に必要な寸法・生活動線

椅子を引いて腰掛けるサイズ感は事前にチェックしておきましょう。ダイニングテーブルの後ろにある壁や家具まで約60cm以上のスペースの確保が必要。

椅子の後ろを通路にする場合、椅子に座った状態+後ろに人が一人通れる通路幅を合算して、約1m以上はスペースが必要となります。

余裕を持った椅子と壁間の寸法とは?

椅子の後ろを通路として使う場合、余裕を持った椅子と壁間の間は60cm+10cm以上が必要でしょう。気を付けたいのは通路に障害物を置かないこと。椅子の代わりに脚間が狭いベンチを使うとさらにスペースが生まれます。

この実例で使用した商品

椅子やダイニングテーブルを購入する前に、まずは設置する部屋の採寸をしっかり行いましょう。a.flatの家具をご検討されている方は3Dマイルームがおすすめです。

おすすめメニュー

椅子の奥行きとテーブルの奥行きのサイズバランスを考える

ダイニングテーブルはお部屋の間取りによって生活動線に影響を与え、その際に重要となるのがテーブルと椅子の奥行。限られたスペースほど奥行の大きさが影響するため、基本的な生活動線のサイズ感を知り、適切な奥行きのダイニングテーブルセットを選びましょう。

椅子とテーブルの奥行きバランスが悪いケースとは?

写真に写るバンブーダイニングテーブルの奥行きは約80cm。そして椅子の奥行きは54cmほどなので、壁よりの通路幅を100cmとした場合、人が座って食事する状態で100+80+(54-10)=約224cmのスペースが必要。

仮にテーブルと椅子それぞれ10cm奥行きが広ければ通路になる動線にもはみ出します。

a.flatの商品にもダイニングテーブルに棚板がついているものがあります。一見便利な棚板ですが、棚板が大きすぎたり奥行きがあるものは注意が必要。食事中に膝が当たったり、椅子の座り込みが浅かったりするケースだと椅子の後ろのスペースに影響を及ぼすことになります。

【5】椅子やテーブルの高さを調整して理想のサイズに変える

もし椅子やダイニングテーブルの高さに不満があるのなら、高さの異なる椅子やダイニングテーブルを探してみましょう。ダイニングテーブルはアジャスター付きのものもありますので、数ミリ程度ならば調整は可。そして、ダイニングセットを理想な高さに調整したいのならば「脚カットサービス」をおすすめします。

テーブルのアジャスターで高さ・寸法の微調整をする

ダイニングテーブルはもともと脚のガタツキがないように設計・製造されていますが、床に微妙な傾きがあったり平らでない場所でテーブルを設置される場合にはこのアジャスターを使用。

数ミリ~1センチ程度の高さ調整であれば、ダイニングテーブルのアジャスター機能をお使いになることも可能。

椅子の脚カットで椅子のサイズを変える

a.flatでは椅子の脚をカットして理想の椅子の高さに調整が可能。「椅子のデザインは気に入っているのに高さがちょっと合わないんだよね。」などお困りのことがあればご相談ください。
※脚カットサービスは有料です。お問い合わせはこちら>>>

座面高さ・寸法を変える

椅子の高さや座面高さを変えたい場合はチェアの脚カットが可能。加工精度の高い機械で5ミリ単位の調整が行えます。

チェアの脚のカット後の写真です。右が約5cm脚をカットしたチェア。座面の高さが違うのが良くわかりますね。

テーブルとの差尺寸法を広げる

脚カット前のウッド・ダイニングチェアv03とダイニングテーブルの差尺は29.5cm。日本人男性の平均身長が合う差尺幅です。

ウッド・ダイニングチェアv03の脚を5cmカットすることでダイニングテーブルとの差尺は34.5cmと広がりました

テーブルの脚カットでテーブルのサイズを変える

a.flatは日本国内にメンテナンスセンターがあり、椅子だけではなくダイニングテーブルの脚カットサービスに対応。ミリ単位の精度となるテーブルの脚カットは一般的には大変な作業ですが、カット・調整後の寸法精度確認やアジャスターなどの仕様も脚のカット前と全く一緒なので安心してご依頼ください。

テーブルの高さ・寸法を変える

ダイニングテーブルの脚をカットすることが可能。テーブルの脚をカットして理想の高さに調整してみましょう。

ご要望を受けたテーブルの脚カットはa.flatのサービスセンターで行います。テーブルの脚カットしたい高さを5mm単位で承ることができ、カット面をフラットに切断できる機械を使用。

椅子との差尺寸法を縮める

脚カット前のエクステンション・ダイニングテーブルv02(床からテーブル上までの高さ72cm)。この時の差尺は29.5cm

脚を10cmカットしたエクステンション・ダイニングテーブルv02(床からテーブル上までの高さ62cm)。差尺は19.5cmに縮まりました

購入店舗に依頼~a.flatのメンテナンス・修理サービス~

商品を買ったお店で脚カットをお願いできれば手間も掛からず、アフターメンテナンスも含めて一番安心ではないでしょうか。

a.flatは一部の商品を除いて椅子とテーブルの脚カットサービスが可能。まずは商品の購入時に脚カットの調整が可能かどうか確認しておきましょう。

椅子のサイズを3D家具配置シミュレーションで検討・店舗で相談

実際の椅子やテーブルとお部屋の設置場所を結び付けれるのは難しいこと。そんなお悩みは【3Dインテリアコーディネートサービス】が解決してくれます。3Dコーディネートサービスとは、図面からバーチャルなお部屋を作成し、2Dや3D画面でサイズ感、お部屋の設置イメージを見ながら、家具・小物を置いたり、カラーコーディネートを行える便利なサービスです。

専門知識が豊富なスタッフが、お客様のお悩みを解決するサポートをさせていただきます。

3Dコーディネートサービスを活用して理想の椅子を見つける

ご自宅のダイニング寸法が分かる図面やメモ書きなどがあれば、a.flatオリジナルの3Dシミュレーションソフト(マイルーム3D)で簡単にお客様宅のレイアウト作成が可能です。お客様の理想の椅子の寸法やイメージとも差異が少なくご検討頂けます。無料で承っていますので是非お気軽にご相談ください。

テーブルと椅子のサイズ相性を2Dでチェック

a.flatの3Dシュミレーションソフト「マイルーム」を活用すれば、実際のお客様のお部屋にどのサイズのダイニングテーブルや椅子が合うのかチェックが可能です。

ダイニングテーブルや椅子も簡単に他のサイズの商品と取り換えるシュミレーションが出来るので、設置場所の確認と動線も確保も同時にご案内できます。

椅子のある空間を立体的に3Dでチェック

2Dでお部屋と商品のサイズ感を比較した後は、よりリアルな3Dシュミレーションでダイニングセット設置後のイメージを膨らませてみましょう。

3Dは異なる角度からお部屋を俯瞰できます。鳥瞰視点から人間視点にして、気になるスペースや置き方などのチェックにも役立ちます。

椅子の相談・確認ができるa.flatの店舗一覧

a.flat 目黒通り本店
TEL 03-5731-5563
営業時間 11:00~19:00 
定休日 水曜、木曜(祝日を除く)

a.flat 新宿店
TEL 03-5919-1922
営業時間 12:00~20:00 
定休日 火曜、水曜(祝日を除く)

a.flat 大阪梅田店
TEL 06-6292-5733
営業時間 11:00~19:00
定休日 水曜(祝日を除く)

まとめ:椅子のサイズ・寸法にこだわって快適な暮らしに

「たかが椅子、されど椅子」と言えるほど椅子はインテリアの中ではなくてはならないもの。その椅子一つでお部屋の見え方や動線が変化。また椅子やテーブルには人と健康との深いつながりがあり、「自分に合う椅子」の重要性も再認識した機会でした。

a.flatは今後もあらゆる情報を収集・提供し、お客様とともに快適に暮らせる理想の家具作り・インテリアの提案を行ってまいります。


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