日々の食事を快適な時間に変えてくれるダイニングテーブルは、使用する方の身長や過ごし方によって「高さ」が重要となります。一般的な高さの「ダイニングテーブル」や開放的に見せる「ローダイニングテーブル」、寛ぎながら食事もできる「ソファダイニングテーブル」など、様々な高さのテーブルから選んでみましょう。
ダイニングテーブルをこれからご検討される際は、床 or チェアから天板までの高さがとても重要になるため事前に把握しておきましょう。ご利用される方の身長やライフスタイルなどに合わせて、適切な高さのダイニングテーブルとチェアを選ぶことが快適なダイニングライフの一歩となります。
1、食事や作業がしやすい
ダイニングテーブルの高さが適切だと日々の食事や作業スペースとしても使いやすくなります。
2、チェアが座りやすい
チェアに座った際は足が丁度床に付いたり、足も組みやすく快適に座ることができます。
3、ライフスタイルに合う
大人の食事空間、お子様と過ごす、ソファと合わせる、など高さが適切であれば過ごし方にマッチします。
適切なダイニングテーブルの高さを選んで快適なダイニング空間を作るために、まずはダイニングテーブルの標準的な高さサイズやバリエーションを見てみましょう。また、希望の高さを選んだあとは、テーブル高さに合う適切なチェアの座面高さも合わせて確認してくみてださい。
ダイニングテーブルの高さ
多くのお客様が気にされるのが一般的なダイニングテーブルの高さです。使用される方の身長にもよりますが、日本人の平均身長 (男性:171cm、女性:158cm) から考えた場合、高さ700~720mm が標準的なダイニングテーブルの高さになります。世の中に販売されているダイニングで最も多いのがこの高さで、大人の方が食事や読書などする時に使いやすいベーシックな高さと言えます。
(大人中心に食事をしやすい)
(読書やパソコン作業がしやすい)
□ 高さ720mmのダイニング実例-1
マンションのLD9畳に高さ720mmの伸長式テーブルを置いた実例です。一人暮らしでダイニングテーブルを食事以外にデスクとしても使うため、高さ720mmタイプのダイニングとチェアを1脚だけ合わせてレイアウトしています。
□ 高さ720mmのダイニング実例-2
戸建てのLD16畳に高さ720mmのテーブルを置いた実例です。大人の方が集まって団欒されることが多いライフスタイルのため、一般的な高さのテーブル+椅子4脚のベーシックな組み合わせでレイアウトされています。
標準的な高さ720mmのダイニングテーブルをご紹介致します。同じ高さでも脚のデザインや色合いによって見え方や、部屋に与える開放感が異なります。また、合わせるダイニングチェアによっても見た目や座り心地が変わるため、お気に入りのテーブルやチェアとのセットを見つけてみましょう。
高さ720mmよりも50mm低い、高さ670mmのローダイニングテーブルも有ります。たった50mmですが、このサイズのメリットとしては高さが低くなることで、部屋を開放的に広く見せやすくなり、小さいお子様が食事しやすくなります。また大人の方でも和食が多い方はお鍋や丼もの等、器の高さが出る食事が食べやすくなるため便利な一面があります。
(小さいお子様と食事・勉強がしやすい)
(和食が食べやすい)
□ 高さ670mmのローダイニング実例-1
高さ670mmのローダイニングテーブルを置くと、部屋の開放感を出しやすく広々感じられます。リビングも統一してローソファと合わせれば、LD全体の高さが抑えられて、よりスッキリとした印象の部屋を作ることも可能です。
□ 高さ670mmのローダイニング実例-2
小さいお子様がいるご家庭でもローダイニングテーブルは重宝します。食卓周りを広く見せながら日々の食事を楽しんだり、昼間には小さいお子様がテーブルでお絵かきをするなど、子供から大人まで幅広く使うことができます。
低めのデザインが特徴となる高さ670mmのローダイニングテーブルをご紹介致します。テーブル自体の低さに加えて、スッキリとした天板や脚の抜け感があるデザインによって部屋に開放感が生まれます。テーブルの色合いやサイズを選びながら、好みのチェアやベンチを合わせて快適な食卓を作ってみましょう。
ソファ前にダイニングテーブルを配置して、居間と食卓を兼用にする「ソファダイニング」を暮らしに取り入れる場合は、高さ630~640mmのソファダイニングテーブルがお薦めです。ソファの座面高さはダイニングチェアよりも40~50mm低く約380mmのタイプが多いため、テーブル高さを630mm程度に抑えた方が使いやすくなります。ソファで寛ぎながら、食事もできるソファダイニングの暮らしを叶えてみましょう。
(ソファと合わせて使いやすい)
(ラウンジチェアと合わせて作業しやすい)
□ 高さ640mmのソファダイニング実例-1
一人暮らしでワンルーム10畳など、少しゆとりのある空間で過ごせる場合はソファダイニングテーブルを配置することも可能です。相性の良い奥行きの浅いソファと合わせて、充実したシングルライフを送ることができます。
□ 高さ640mmのソファダイニング実例-2
ソファをL字に組みたい場合でも、ソファダイニングを取り入れることは可能です。高さ640mmで内脚のソファダイニングテーブルを置くことで、L字ソファにも綺麗に収まって、家族でリラックスして過ごせます。
ソファやラウンジチェア、ダイニングベンチに合わせやすい高さ640mmのソファダイニングテーブルをご紹介します。ソファと合わせても空間がスッキリと見えるように、シャープなデザインを採用しています。抜け感のあるデザインと640mmに抑えた高さが、日々の寛ぎと開放感を生み出してくれます。
これまでご紹介してきた高さ720mm、670mm、640mmの日本仕様でデザインされたダイニングテーブル以外で、より高さの有る欧米仕様タイプも存在します。これらは高さ750mm~800mmなどで存在し、海外製の物に多い傾向です。この場合、チェアも座面が高いタイプが必要になり、180cm以上の背の高い方で無ければ合わせにくいサイズのため、ご検討時は注意したいテーブル高さと言えます。
(高さ720mmの高さの場合)
(高さ800mmの高さの場合)
例えば、上記のように高さ800mmのダイニングテーブルで食事をする場合、手の位置がかなり上に来るため食べ難くなる可能性が有ります。大事なのは、自身の身長や使われる方のライフスタイルに合わせたダイニングテーブルの高さ選びが重要になってきます。また、そのテーブルの高さに合うダイニングチェアの座面高さも同時に必要となってくるため検討時は注意しましょう。
ダイニングテーブルの高さについて4つのバリエーションを見てきましたが、快適なダイニングライフを生み出すにはもう1点大事なポイントが有ります。それは、ダイニングテーブルの高さとチェア・ソファの座面高さの適切なサイズバランスを作ることです。もし、ダイニングテーブルの高さにチェアの座面高さが合わない場合、食事や作業がしにくい食卓になってしまいます。
毎日の快適な食卓を作るために、次からはダイニングチェアやベンチの標準的な座面高さや、「差尺」と言われるダイニングテーブルとチェア・ソファとの適切な高さバランスを見てましょう。
チェアの座面高さ420~430mm ソファ・ベンチの座面高さ380mm
ダイニングテーブルの高さと合わせて重要なのがチェアの座面高さです。日本人の平均身長から算出した場合、座面高さ=約420mm前後が標準的なサイズと言われています。自身にあったチェアの座面高さを選ぶことによって、ダイニングテーブルでの暮らしをより充実させることができます。
例えば、チェアの座面が高すぎると「足が床に付かない」「食事がしにくい」などのケースが発生して、逆に低すぎても同様に「座りにくい」「食事がしにくい」ということが起こります。(※もし、家族全員の身長が180㎝以上のケースや、室内でも靴を履いて過ごす場合は座面高さ450mm~のチェアでも良いでしょう)
もし、標準的な座面高さ420mmのチェアを選ぶ場合、ダイニングテーブルの高さはどのぐらいのタイプを選べばよいのでしょうか?それは、テーブルの天板高さとチェアの座面高さの差=「差尺」が250~300mm以内に収まるダイニングテーブル (高さ670~720mm) を選ぶことです。適切な差尺に収めることが、座りやすく食事や作業がしやすい食卓を生み出します。下記の例1~3を参考にしてみましょう。
例1:ダイニングテーブル高さ720mm - チェア座面高さ420mm = 差尺300mm(○)
例2:ローダイニングテーブル高さ670mm - チェア座面高さ420mm = 差尺250mm(○)
例3:ダイニングテーブル高さ800mm - チェア座面高さ420mm = 差尺380mm(×)
標準的な座面高さ420~430mmのダイニングチェアや、ダイニングベンチのシリーズをご紹介致します。これらのチェアと相性の良い高さ・過ごし方に合うダイニングテーブルを選ぶことで、日々過ごしやすいダイニング空間を作りやすくなります。
ダイニングテーブル・チェアの脚をカットして、最適な高さに調整するサービス
ご検討中のダイニングテーブルやチェアの高さがお好みのサイズと合わない場合、a.flatでは最適な高さに調整する脚カットのサービスがございます。椅子との差尺の関係性から最適なダイニングテーブル・チェアの高さにしたい場合はこちらをご参照ください。
もし、リビングとダイニング兼用のソファダイニングテーブルで過ごす場合は、座面高さが380mmのソファがお薦めです。また、少し身長が低い方の場合でも高さ380mmのソファやダイニングベンチを選ぶことで、体格に合った過ごしやすい空間を作ることができます。
ダイニングテーブル高さとチェア座面高さとのバランス同様に、ソファとダイニングテーブルで過ごす「ソファダイニング」の場合も、差尺を250mm前後に収めるのが基本です。ソファダイニングテーブルの高さは630~640mmが多いため、ソファやベンチの座面高さを380mmで選ぶことで上記差尺に収まります。下記の例を参考にソファで寛いだり、食事もできる快適な食卓を実現してみてください。
例1:ダイニングテーブル高さ630mm - ソファ座面高さ380mm = 差尺250mm(○)
例2:ダイニングテーブル高さ640mm - ベンチ座面高さ380mm = 差尺260mm(○)
ソファダイニングテーブルで過ごす際や、高さが低いベンチをご希望の際に活躍してくれる座面高さ380mmのソファ・ベンチシリーズをご紹介致します。ソファダイニングでの暮らしや自身の身長に応じて、下記シリーズから選んでみましょう。
【CHECK】女性の方や身長の低い方でも使いやすいラン・コンパクトソファ
ラン・コンパクトソファは奥行きが750mm、座面高さが380mmとミニマムな設計です。ソファダイニングとして過ごす場合、背クッションの間に一般的な450mm角のクッションを挟むことで、より食事がしやすくなります。ソファサイズでお悩みの時は是非ご検討ください。
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