自宅を新築する時や賃りる際、条件のひとつとなるのがリビングの広さではないでしょうか。広いリビングというと20畳以上のリビング・LDKを指すことが多く、20畳以上あるリビングでの暮らしは心身共にゆとりのある時間を過ごせるだけでなく、好きな家具を自由にレイアウト出来るという楽しみもあります。
またその反面「リビングに合うソファのサイズや置き方が分からない」「殺風景に見えてしまう」等の悩みが出ることも。今回は、そのようなお悩みを払拭してくれる20畳のリビング・LDKを活かしたインテリアコーディネートのポイントをレイアウト・家具選び・コーディネートの3つに分けてご紹介します。
20畳の広いリビング・LDKでのゆとりある暮らし
広さの感覚は人それぞれですが、一般的に20畳以上あるリビングは家具を置いても空間に余裕があり、心身共にゆとりのある心地良い暮らしが叶います。
また近年では吹き抜け天井などで更に光が溢れる開放的なリビング・LDKも人気があり、自宅の中でもリビングの開放感が重要視されていることが分かります。
LDK・LDの表記の違い
リビングの広さを知る際、間取り図面に記載されている畳数を参考にされる方がほとんどですが、「LDK○畳」と「LD○畳」という2つの表記方法があり、実は同じように見えて広さが異なります。自分が希望している広さを間違えないよう、2つの表記方法の違いを知っておきましょう。
■LDK(リビングダイニングキッチン)
LDKとはリビングダイニングキッチンのことで、キッチンを含める場合の空間を指します。LDK20畳の場合は、キッチンが約3-4畳であることが多い為、実際のリビングダイニングは17-16畳あるということです。
20畳の広いリビング・LDKに住むメリットとデメリット
開放感が溢れる20畳のリビング・LDKでの暮らしにはメリットが沢山ありますが、その反面デメリットもあります。広いリビングに憧れがある方は、メリット・デメリットの両方を予め知っておくことで、住んだ後にギャップが生まれることなく、心から気持ち良く過ごせるリビング・LDKになるはずです。
20畳のリビング・LDKのメリット
20畳のリビング・LDKのデメリット
開放的で心地良い暮らしを叶える 20畳のリビング・LDKのポイント
1.【レイアウトと家具選びのポイント】
20畳というゆとりのある空間だからこそ、自分のライフスタイルにあったレイアウトにすることで暮らしが更に豊かになります。また、広い空間に映えるソファのサイズ感やスタイル選びも重要です。
2.【コーディネートのポイント】
一般的なリビング・LDKより20畳という空間だからこそ、殺風景な印象にならないように、家具だけでなく統一感のあるカラーコーディネートや、広い空間を活かしたインテリア小物使いが重要です。
ここからは、2つのポイントについて詳しくご紹介します。
【20畳の広いリビング・LDKのレイアウトと家具選びのポイント】
「好きな家具を自由にレイアウト出来ること」は広いリビング・LDKに暮らすメリットのひとつでありながら、「バランスの良いレイアウトが難しい」というデメリットも持ち合わせています。20畳という広さを活かして心地良く過ごせる空間づくりを行う為には「ライフスタイルに合うレイアウトを考えること」や「主役となるソファ選び」「メリハリのある空間をつくる間仕切り家具を置くこと」等がポイントになります。
また同時に、そういったポイントを順序立てて進めていくことも大切です。
「STEP-1」ライフスタイルからリビング・LDKのレイアウトの方向性を考える
まずSTEP-1として、実際にレイアウトを行う前にしておくべきなのが「リビング・LDKでどのように過ごしたいか、ライフスタイルを考えること」です。住居人数・リビングでの寛ぎ方・食事の仕方などをしっかりと振り返っておくことで、広い20畳の空間の中に組み込みたいスペースを考えることが出来ます。
「STEP-2」レイアウトの方向性に沿ってリビング・LDKに合う家具・サイズを選ぶ
STEP-1でリビング・LDKでの過ごし方の希望などが決まったら、STEP-2ではリビング・LDKを実際にレイアウトしていきます。広い空間をレイアウトをしていく際は、まず「寛ぐスペース」「食事をするスペース」「子供が遊ぶスペース」等、大枠の位置を決めることでスムーズに進めることが出来ます。
また、20畳のリビング・LDKでも住む人によってレイアウトや家具の選び方は大きく変わります。ライフスタイルによって異なるレイアウト・家具選びを比べて参考にしてみましょう。
■CASE-1
・住居人数 2人
・大画面のテレビを見ながら寛ぎたい
・ダイニングテーブルで食事をする
・来客はあまりない
壁掛けの大型テレビで映画やドラマを見ながら寛げるよう、首元までしっかり支えてくれるヘッドレスト付きのソファをセレクト。また、ソファ後ろのにはスピーカーなどの音響システムを置くことも出来ます。
■CASE-2
・住居人数 2人
・ソファに寝転んでゆったりと寛ぎたい
・ストレッチやヨガをするスペースを確保したい
・来客頻度が多く、ホームパーティーが好き
来客時に便利な4名掛けから6名掛けへと伸長出来るダイニングテーブルを、ソファは寝転んで寛げる幅広デザインのカウチをセレクトしています。また、ソファの左側にはストレッチを行えるエリアも作りました。
■CASE-3
・住居人数 3人
・家族で寛げるソファを置きたい
・ダイニングテーブルで食事をする
・小さい子供の遊ぶスペースを確保したい
・収納を増やしたい
どこにいても子供の姿を見守ることが出来るレイアウト。ソファは家族で寛げるコーナースタイルをセレクト。またテレビボードの左側にキャビネット、ソファ横にブックシェルフも配置しました。
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「STEP-3」リビングの主役となるソファ選びが重要
STEP-2で全体的なレイアウトが決まったら、STEP-3ではリビング・LDKの主役ともなる最も重要なソファ選びを行います。もちろん座り心地・デザイン・素材などから自分のお気に入りのソファを選ぶのが一番ですが、広いリビング・LDKの場合は、開放的な空間を活かすソファのデザイン・形も一つのポイントとなります。
■ハイバックスタイルのソファ
一般的なソファよりも背もたれが高いハイバックスタイルのソファ。空間にゆとりのある20畳のリビング・LDKだからこそ、圧迫感を気にせずに置けます。見た目にもラグジュアリーな雰囲気があり、また首や頭まですっぽりと包み込む座り心地は極上のリラックスタイムを演出してくれるはずです。
■ヘッドレスト付きのソファ
頭までしっかりと支えてくれる安定感のある座り心地が魅力のヘッドレスト付きのソファも、ハイバックソファと同様に広いリビング・LDKだからこそ圧迫感を気にすることなく置けるおすすめのソファです。映画やドラマを長時間みても首が疲れにくく、自宅で過ごす時間が更に楽しくなるはずです。
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一般的なリビング・LDKよりも広い空間だからこそ、ゆったりとした寛ぎ感と贅沢な雰囲気を叶えることが出来るソファの形にもこだわりましょう。広いリビング・LDKにおすすめのソファの形は下記の4つとなります。
■コーナーソファ
開放感のあるリビングに映えるコーナーソファ。スケール感がありリビング・LDKにラグジュアリーな雰囲気を与えてくれます。また、対角の向きで座れる為、大勢で座っても顔を見て話し易い点も魅力。もちろん、少人数でも脚を伸ばしてゆったり寛げます。
■ストレートソファ+ストレートソファ
ストレートのソファを対角または対面にレイアウトするスタイル。応接間のようなフォーマルな雰囲気に仕上がります。それぞれで独立したソファになる為、人と人との距離が取り易く、プライベート感のある寛ぎが叶います。また、来客が多い方にもおすすめです。
■カウチソファ
脚を前に伸ばしてのんびりと寛げるカウチソファ。コーナーソファと比較すると背もたれが一方向にしかない為、すっきりとしたフォルムが特徴です。横一列に座る為、人との距離感が近く、アットホームな雰囲気があり家族暮らしの方におすすめです。
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「STEP-4」広いリビング・LDKを間仕切る家具を有効活用する
STEP-1からSTEP-3にかけて20畳という広いリビング・LDKをバランス良くレイアウトしても、空間にゆとりがありすぎて間が抜けた印象に見えてしまい、メリハリがないコーディネートに感じてしまうことも。そのような際はSTEP-4として、大きく空いた空間に間仕切り家具を取り入れることで奥行感を感じられるようになり、メリハリのついたリビング・LDKに仕上がります。
■ユニットキューブ
豊富なパーツを組み合わせてデザイン出来る間仕切り収納。収納・飾り棚を兼ね備えている為、スペースを有効的に活用しながら空間を仕切ることが出来ます。
また、間仕切り家具は立体感を生み出しすだけでなく「寛ぐスペースと書斎スペース」等、広い空間を明確にエリア分けしてくれる効果もあり、個室にはならないとしても独立感のある空間づくりが叶えることが出来ます。
■間仕切り家具の無い20畳のリビング
開放的な雰囲気はありますが、全体的にメリハリの無い印象も受けます。また、デスクを置いた書斎エリアがぽつんと浮いてみえてしまいます。
■間仕切り家具を取り入れた20畳のリビング
テレビボードの横にユニットキューブの間仕切り収納を取り入れたことで、書斎がひとつのエリアとして独立し、また立体感のある空間になりました。
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【20畳の広いリビング・LDKのコーディネートのポイント】
20畳のリビング・LDKをコーディネートする際、先ほどご紹介した【1.レイアウト・家具選び】も大切ですが、それと同じくらい【コーディネート】も重要です。広い空間だからこそ、間が空きすぎて殺風景な印象にならないよう「バランスの良いカラーコーディネート」や、「立体感を生み出す照明使い」「スケール感のある観葉植物」等のインテリア小物の取り入れ方がポイントになります。
ここからは、各ポイントを詳しくご紹介します。
広いリビング・LDKはカラーコーディネートで統一感をつくる
20畳という広い空間の場合、リビングとダイニングに距離があるからと言ってそれぞれ違う色でコーディネートしてしまうと、まとまりのない空間になってしまいます。開放的で広々とした空間だからこそ、空間全体で統一感のあるカラーコーディネートを行うことで落ち着いて過ごせるおしゃれなインテリアコーディネートが叶います。また、リビング・LDKでカラーを取り入れることが出来るアイテムは下記の6アイテムです。
カラーコーディネートを行う際、リビング・LDKのテーマカラーをしっかりと決めることで統一感のあるコーディネートを実現することが出来ます。テーマカラーは「森・海・花」等の自然のイメージや「春夏秋冬」という季節のイメージなどをインテリアに落とし込むことで、美しくまとまりのある空間をつくりやすくなります。
■フォレストグリーンスタイル
雄大な森をイメージしたグリーンのカラーコーディネート。瑞々しくフレッシュなグリーンに囲まれて、心地良い安らぎに包まれた暮らしが叶います。
■シーサイドブルースタイル
ビーチリゾートに広がる海・空の爽快な風景をイメージしたブルーのカラーコーディネート。開放感のある色合いは広いリビング・LDKを際立たせます。
■ウッドブラウンスタイル
大地や木の幹などの自然のベーシックな部分をイメージしたブラウンのカラーコーディネート。穏やかな空気が流れる落ち着いたインテリアに仕上がります。
■サンセットレッドスタイル
琥珀色に輝くサンセットタイムをイメージしたレッド・オレンジのカラーコーディネート。個性がありながらも、優しい温もりも感じられるリビングに。
■フラワーパープルスタイル
妖艶に咲く神秘的な花をイメージしたパープルのカラーコーディネート。気品のある雰囲気で、華やかかつ高級感のあるリビング・LDKにおすすめです。
■クラウドグレースタイル
静かに広がる朝靄をイメージしたグレーのカラーコーディネート。無彩色でまとめた空間には、独特の静けさや凛とした空気感が漂い、深い寛ぎを演出します。
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壁面装飾などでフォーカルポイントをつくる
日本の住宅のほとんどが白い壁であることが多く、空間を広く見せてくれる効果がありますが、広いリビング・LDKになると逆にその白い壁が殺風景に見えてしまうことも。そのような際は、アートやパネルなどの壁面装飾を取り入れましょう。壁面装飾を取り入れることで20畳という広い空間にアクセントをつけることが出来ます。
バランス良く家具をレイアウトしたとしても、家具だけでは空間の中で重心が下方向だけに集まってしまいがちですが、壁面装飾を取り入れることで空間の高い位置に目線を集めるフォーカルポイントをつくり出して、空間を上方向へと伸びやかに演出し、更に開放的な雰囲気を演出することが出来ます。
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高低差や立体感を生む照明をバランスよく配置する
光の演出で、20畳という広いリビング・LDKに立体感やアクセントをつけてくれるのが照明。空間を均一に照らしてくれるシーリングライトは暮らし易さという面では重宝しますが、立体感のある空間づくりには欠けてしまいます。その為、ペンダントライト・フロアランプ・テーブルランプ等の照明をプラスで取り入れることで、広い空間にも陰影を生み出し、おしゃれなインテリアコーディネートを演出することが出来ます。
昼は開放的で明るい印象のリビングも、こうした照明で陰影を付けることで、夜は雰囲気が一変したドラマチックなムードを愉しめます。20畳というスケール感も相まって、まるでホテルのような印象になりますね。
■昼のリビング・LDK
光が溢れる明るいリビング・LDK。窓全面に取り入れたウッドブラインドやヒヤシンス素材のコーナーソファは、まるでリゾートのような雰囲気です。
■夜のリビング・LDK
テレビボード横にフロアランプ、ダイニングにはペンダントライトを取り入れて、空間全体にバランス良く陰影をつけ、心地良く寛げる雰囲気を演出しました。
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シンボルツリーとなる大きな観葉植物を置く
おしゃれなインテリアコーディネートに欠かせない観葉植物ですが、20畳という広さがある空間を活かしてリビング・LDKのシンボル的な存在になってくれる大型の観葉植物を取り入れてみましょう。高さのある観葉植物は広い空間に高低差や立体感を生み出してくれる効果もあり、インテリア全体のバランスを整えてくれます。
例えば、下記の8つは大型のものが見つかり易く、シンボルツリーにおすすめの観葉植物です。また、大型というと高さ160cm以上あるものが広い空間の中で映えるサイズ感です。
大型の観葉植物を20畳のリビング・LDKのどこに置いたら良いか分からないという方は、下記も参考にしましょう。また、シンボルツリーはあまり多いと圧迫感が出る為、LDKに1~2つを目安に置くと良いでしょう。
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20畳のリビング(LD)インテリアコーディネート実例
ここからは、レイアウト・家具選び・コーディネートの3つのポイントを活かした開放的でおしゃれな20畳のリビングのインテリアコーディネート実例をご紹介します。是非、レイアウトも含め参考にされてみて下さい。
※20畳のLDのインテリアコーディネート実例です。LDはこちらをご覧下さい。
[20畳のリビング(LD)実例]オーシャンフロントの開放的なコーディネート
海沿いならではのゆったりとした暮らしが楽しめるオーシャンフロントのリビング(LD)。広々とした20畳のリビングは窓の外に広がる雄大な海の景色と調和し、心地良いリラックスムードが流れます。
カラーコーディネートは海沿いらしくブルー×グレーで統一して爽やかな印象に仕上げました。またシンボルツリーの代わりにサーフボードを置いて、20畳という広い空間にアクセントをつけた点もポイントです。
ゆとりのある空間だからこそ、首元まで包んでくれるハイバックソファをコーナースタイルでレイアウトし、スケール感を演出しました。あえてテレビは置かずに自然と一体になって寛げる空間を目指しました。
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[20畳のリビング(LD)実例]深いグリーンに囲まれた 癒しのコーディネート
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外の景色と調和するグリーンのカラーコーディネート。深みのある色合いのソファカバーは、爽やかながらも軽い印象になりすぎず、穏やかさや落ち着いたリビングに仕上げてくれます。
リビングの中心に配置する為、ローソファをセレクトして20畳という開放的な空間を更に際立てました。また、広さを活かして一般的なカウチの幅よりも広々と寛げるワイドカウチスタイルをセレクトしています。
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壁面のフォーカルポイントは、アート・パネルを飾らずに壁の一面にだけエコカラットを取り入れました。タイルのような模様と柔らかなグレージュの色合いが、リビングの高級感を引き立ててくれます。
20畳とゆとりがある為、ゆったりと脚を伸ばして寛ぐことが出来るカウチスタイルのハイバックソファをセレクト。脚を伸ばしたまま、グラスや読みかけの本を置けるようサイドテーブルも併せて配置しました。
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20畳の広いリビング・LDKのお悩みを解決する 3Dコーディネートサービス
a.flatでは、今回ご紹介した「レイアウト」「家具選び」「コーディネート」のポイントを更に分かり易く検討することが出来る【3Dコーディネートサービス】をご用意しています。3Dコーディネートサービスとは、自宅の図面を基にバーチャルのリビングをお作りし、家具・小物をレイアウトすることで完成後のリビングのイメージを3D画面で確認することが出来る無料のサービスです。
3Dコーディネートサービスを行う際には、部屋の詳細サイズが分かる図面が必要です。原本(コピー)、スキャンデータでお持ち頂くと正しい部屋サイズのシミュレーションを作ることが出来ます。
※賃貸物件などの簡易図面は畳数だけが記載されていて詳細のサイズが分からなかったり、縮尺が違っていたりする為、ご自身で採寸するのが良いでしょう。
■お客様宅のリビングを再現してレイアウトを確認出来る
■リビングに合う形のソファを確認することが出来る
20畳のリビング・LDKで悩みがちなソファのサイズ・形も、3Dコーディネートサービスがあれば簡単にベストなソファを探すことが出来ます。例えばこちらは、3名掛け+1名掛けのスタイルです。
「それぞれで寛げる 3名掛け+1名掛け魅力的だけどコーナーソファにも憧れる」等、少しでも候補があれば気軽に3Dコーディネートサービスで試して、リビングの主役となるソファをじっくり選びましょう。
■統一感のあるカラーコーディネートを確認出来る
20畳のリビング・LDKに欠かせない統一感のあるカラーコーディネートも行えます。ソファカバー・ラグ・クッション・カーテン等のインテリア小物を追加して、バランス良くリビングを彩りましょう。
また広いリビングのフォーカルポイントとなってくれる、壁面装飾・シンボルツリー(観葉植物)も取り入れることが出来ます。広いリビングの中で、しっかりと目線を集めてくれそうな場所を探しましょう。
■その他 3Dコーディネートサービスで出来ること
「自宅の内装を再現することが出来る」
リビングの完成イメージが湧き易いよう、19色の床色・50色の壁・8色の建具など、豊富な選択肢からお選び頂くことが出来ます。既に住んでいる方はもちろんのこと、これから新築・リフォーム等で内装と家具を一緒に検討したいという方にも便利な機能です。
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インテリアコーディネートの無料相談・依頼
インテリアコーディネートの無料相談・依頼のページです。お部屋のインテリアコーディネートを考えるには、部屋全体のイメージから家具の配置、カラーコーディネートなど様々なポイントが有ります。もし、ご希望通りの部屋作りが上手く行かず、お悩みの時はa.flatにインテリアコーディネートの無料相談・依頼をしてみましょう。実際の商品を見ながら相談したい方は、目黒通り本店、新宿店、大阪梅田店(グランフロント北館)に相談下さい。基本的にメールや電話で相談・依頼のやりとりを行いたい方は、ネットショップのスタッフまでお気軽にお問い合わせ下さい。
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【3Dシミュレーション】自分で出来るインテリアコーディネートと家具配置
【3Dシミュレーション】自分で出来るインテリアコーディネートと家具配置のページです。部屋のインテリアコーディネート、家具レイアウトをご自身で検討する場合、まず部屋づくりの知識が必要です。また、理想のイメージが頭の中で描けてきたら、今度はそのイメージを再現して検討したくなります。ここでは、自分でインテリアコーディネート、家具配置するための流れや、ご参考になる様々な部屋作り情報、ご自身の思い描く部屋イメージを再現する3Dシミュレーションソフトについてご紹介させて頂きます。
a.flatの店舗でリビング・LDKのヒントを見つける
- リビングの主役となるソファの座り心地を試す -
a.flatの各店舗ではソファを多数展示しており、自分好みの座り心地のソファをお試し頂きながら探すことが出来ます。また、20畳という広いリビングに合うサイズ感も実際に見ることでイメージが湧くはずです。
店舗には豊富な知識を持った心強いコーディネータースタッフがお客様をお待ちしています。
リビング・LDKのレイアウトや家具選びに悩んだ際はコーディネータースタッフへお気軽にお声がけ下さい。完成イメージが湧き易いよう実例や3Dコーディネートサービスを使いながら、素敵なインテリアコーディネートをご提案させて頂きます。
a.flatの店舗一覧
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